JPS6138799Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6138799Y2 JPS6138799Y2 JP4563581U JP4563581U JPS6138799Y2 JP S6138799 Y2 JPS6138799 Y2 JP S6138799Y2 JP 4563581 U JP4563581 U JP 4563581U JP 4563581 U JP4563581 U JP 4563581U JP S6138799 Y2 JPS6138799 Y2 JP S6138799Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- push pin
- push
- detector
- pilot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Presses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプレスのパイロツトピンに関するもの
である。
である。
プレス加工において材料を段階的に加工する場
合、材料が次工程位置に供給されたときに正しい
位置に供給されないと、正しい連続加工が出来な
い。このため材料に予じめパイロツト孔を穿けて
おき、上型よりも突出させた状態でパイロツトピ
ンを設け、前記パイロツトピンをパイロツト孔に
接触させて正しい位置決めをしている。一般にパ
イロツトピンは先端が丸味をもつており、パイロ
ツトピンが下降するときは材料は自由状態にして
あつて、若干の位置修正はパイロツトピンの下降
時に行う。
合、材料が次工程位置に供給されたときに正しい
位置に供給されないと、正しい連続加工が出来な
い。このため材料に予じめパイロツト孔を穿けて
おき、上型よりも突出させた状態でパイロツトピ
ンを設け、前記パイロツトピンをパイロツト孔に
接触させて正しい位置決めをしている。一般にパ
イロツトピンは先端が丸味をもつており、パイロ
ツトピンが下降するときは材料は自由状態にして
あつて、若干の位置修正はパイロツトピンの下降
時に行う。
従来のパイロツトピンはピンの取付部にスプリ
ングを装着してピンそのものを摺動自在とし、ピ
ンがパイロツト孔に接合しないときは、これを検
出してプレスを停止させるものであるが、前記ス
プリングを強くすると材料を損傷する原因とな
り、逆にスプリングを弱くすると材料の位置修正
をする前にミスフイードの検出がされ、加工する
材料によつてスプリングを調整する手数を要して
いた。
ングを装着してピンそのものを摺動自在とし、ピ
ンがパイロツト孔に接合しないときは、これを検
出してプレスを停止させるものであるが、前記ス
プリングを強くすると材料を損傷する原因とな
り、逆にスプリングを弱くすると材料の位置修正
をする前にミスフイードの検出がされ、加工する
材料によつてスプリングを調整する手数を要して
いた。
本考案は鉛板のように軟質でしかも比重の高い
材料を損傷することなく高精度に加工できるパイ
ロツトピンを提供しようとするのである。
材料を損傷することなく高精度に加工できるパイ
ロツトピンを提供しようとするのである。
次に本考案の詳細を図示した実施例によつて説
明する。１はプレス金型の上型で、上型１から下
面に向つて筒状のガイドピン２を固設してあり、
ガイドピン２の先端は丸味をもたせるなど挿入し
やすい形状となつている。３は前記ガイドピン２
内に摺動自在に挿通したプツシユピンで、先端は
ガイドピン２から突出させ、取付端部にスプリン
グ４を装着して常時ガイドピン２から突出するよ
う付勢させている。
明する。１はプレス金型の上型で、上型１から下
面に向つて筒状のガイドピン２を固設してあり、
ガイドピン２の先端は丸味をもたせるなど挿入し
やすい形状となつている。３は前記ガイドピン２
内に摺動自在に挿通したプツシユピンで、先端は
ガイドピン２から突出させ、取付端部にスプリン
グ４を装着して常時ガイドピン２から突出するよ
う付勢させている。
５は前記プツシユピン３の移動を検出してプレ
ス非常停止装置と接続した検出器で、リミツトス
イツチで構成され、プツシユピンの軸に対して直
交させて設けた検出杆７を一端はガイドピン内を
摺動するプツシユピンに形成した凹部６に、他端
は前記検出器５と結合してあり、プツシユピン３
が押されて上昇したときに検出杆７が凹部６から
脱出して検出器５を作動するようになつている。
８は板材でパイロツト孔９が穿設されている。
ス非常停止装置と接続した検出器で、リミツトス
イツチで構成され、プツシユピンの軸に対して直
交させて設けた検出杆７を一端はガイドピン内を
摺動するプツシユピンに形成した凹部６に、他端
は前記検出器５と結合してあり、プツシユピン３
が押されて上昇したときに検出杆７が凹部６から
脱出して検出器５を作動するようになつている。
８は板材でパイロツト孔９が穿設されている。
本考案はこのように構成されていて、板材８が
所定の位置に供給されるとスライドと共に上型１
が下降し、プツシユピン３がパイロツト孔９に入
り、次いでガイドピン２が入つてガイドピン２が
パイロツト孔９に全部接触したときに板材８の正
しい位置決めが行われる。但し、板材８が正しく
供給されなかつたときは、ガイドピン２が板材に
当接する前にプツシユピン３が板材によつて押戻
され、従つて検出杆７がリミツトスイツチである
検出器５を作動してプレスを非常停止させる。
所定の位置に供給されるとスライドと共に上型１
が下降し、プツシユピン３がパイロツト孔９に入
り、次いでガイドピン２が入つてガイドピン２が
パイロツト孔９に全部接触したときに板材８の正
しい位置決めが行われる。但し、板材８が正しく
供給されなかつたときは、ガイドピン２が板材に
当接する前にプツシユピン３が板材によつて押戻
され、従つて検出杆７がリミツトスイツチである
検出器５を作動してプレスを非常停止させる。
前述の作用の中で、材料が僅かに正確さを欠い
た場合で、パイロツトピンの中心とパイロツト孔
との中心が一致しないときも、パイロツト孔９内
にプツシユピン３が抵抗なく進入すれば、続いて
下降してくるガイドピン２によつて正しい位置に
修正することが可能となる。即ち、従来品のよう
にパイロツトピン自体にスプリングを装着したも
のでは、材料が軟質材の場合でスプリングを弱く
しておくと、位置修正時に非常停止装置を作動さ
せることもあるが、本考案ではガイドピンが板材
の正しい位置決め用に、プツシユピンが板材のミ
スフイードの検出用にとそれぞれの役目を分担さ
せているから、プツシユピン３を付勢するスプリ
ング４を極く弱いものでよく、ミスフイードであ
つてプツシユピン３を押戻したときも材料を損傷
することがなく、プツシユピン３がパイロツト孔
９に進入すればガイドピン２で正しい位置決めが
出来る効果があり、従つて鉛板等の軟質材料の場
合でも加工精度を向上させ得るものである。
た場合で、パイロツトピンの中心とパイロツト孔
との中心が一致しないときも、パイロツト孔９内
にプツシユピン３が抵抗なく進入すれば、続いて
下降してくるガイドピン２によつて正しい位置に
修正することが可能となる。即ち、従来品のよう
にパイロツトピン自体にスプリングを装着したも
のでは、材料が軟質材の場合でスプリングを弱く
しておくと、位置修正時に非常停止装置を作動さ
せることもあるが、本考案ではガイドピンが板材
の正しい位置決め用に、プツシユピンが板材のミ
スフイードの検出用にとそれぞれの役目を分担さ
せているから、プツシユピン３を付勢するスプリ
ング４を極く弱いものでよく、ミスフイードであ
つてプツシユピン３を押戻したときも材料を損傷
することがなく、プツシユピン３がパイロツト孔
９に進入すればガイドピン２で正しい位置決めが
出来る効果があり、従つて鉛板等の軟質材料の場
合でも加工精度を向上させ得るものである。
図面は本考案のパイロツトピンを組立てた全体
の断面図である。 １……上型、２……ガイドピン、３…プツシユ
ピン、４…スプリング、５……検出器、７……検
出杆。
の断面図である。 １……上型、２……ガイドピン、３…プツシユ
ピン、４…スプリング、５……検出器、７……検
出杆。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プレス金型に固設した筒状のガイドピンと前
記ガイドピン内にプツシユピンを摺動自在に収
容し、プツシユピンはガイドピンから突出する
ように付勢させると共に、前記金型にプツシユ
ピンの進退を検出してプレス非常停止装置と接
続した検出器を設けたことを特徴とするプレス
のパイロツトピン。 (2) 前記検出器はリミツトスイツチで構成され前
記プツシユピンの軸に対して直交して設けた検
出杆を一端はガイドピン内を摺動するプツシユ
ピンの凹部に、他端は検出器と結合し、ガイド
ピンが板材に当接する前にプツシユピンが検出
器を作動できる構造としたことを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第１項記載のプレスのパ
イロツトピン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4563581U JPS6138799Y2 (ja) | 1981-03-30 | 1981-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4563581U JPS6138799Y2 (ja) | 1981-03-30 | 1981-03-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57156295U JPS57156295U (ja) | 1982-10-01 |
| JPS6138799Y2 true JPS6138799Y2 (ja) | 1986-11-07 |
Family
ID=29842515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4563581U Expired JPS6138799Y2 (ja) | 1981-03-30 | 1981-03-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6138799Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0767578B2 (ja) * | 1987-09-28 | 1995-07-26 | 松下電子工業株式会社 | 部品搬送装置 |
-
1981
- 1981-03-30 JP JP4563581U patent/JPS6138799Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57156295U (ja) | 1982-10-01 |
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