JPH0133237Y2 - - Google Patents

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JPH0133237Y2
JPH0133237Y2 JP440184U JP440184U JPH0133237Y2 JP H0133237 Y2 JPH0133237 Y2 JP H0133237Y2 JP 440184 U JP440184 U JP 440184U JP 440184 U JP440184 U JP 440184U JP H0133237 Y2 JPH0133237 Y2 JP H0133237Y2
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JP
Japan
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pilot pin
product
mold
pin
upper mold
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JP440184U
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JPS60115632U (ja
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 この考案は、プレス加工において、加工前の被
加工平板を高い精度で位置決めする装置に関す
る。
〔従来技術〕
従来技術を第1図及び第2図について説明す
る。従来、プレス加工の際に、パイロツトピンを
型に突設することにより、加工前の平板及び成形
品の位置決めを行つていた。第1図、第2図にお
いて、7は製品取出装置、8は下型、9はクツシ
ヨンリング、10は上型、11は加工前の平板、
11Aは製品、Pはパイロツトピンであり、第1
図に示すように、パイロツトピンPを上型に突設
すると、上型10の下降途中から孔12にパイロ
ツトピンPが貫挿して案内するため、セツトミス
によるズレ押し、あるいは穴12の変形を生じた
り、位置決めし難い等の問題があつた。
又、第2図に示すように、下型8にパイロツト
ピンPを突設すると、位置決めは容易且つ精度を
高く行うことができるが、プレス加工後の製品取
出時にパイロツトピンPが邪魔になり、製品取出
作業が困難となる問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案は、前記従来技術の問題を解決し、位
置決めの精度を高くし、且つ製品の取出しを容易
にするプレス加工装置を提供することを目的とす
る。
〔考案の概要〕
この考案は、昇降動する上型と、上型の下降時
に上型との間で被加工物をプレス加工する下型
と、下型に昇降動可能に設けられるとともに上昇
方向に付勢され、上型の下降時に該上型に押下げ
られて下降位置をとるパイロツトピンと、上型の
昇降動に同期し、上型の上昇にともなつて前進し
て加工後の製品を取出す製品取出装置と、下降位
置にあるパイロツトピンをロツクし、製品取出装
置の後退動に同期して該ロツクを解除するロツク
装置と、を備えたプレス加工装置であつて、加工
前にパイロツトピンは下型から突出して被加工物
の位置決めをなし、加工後にパイロツトピンは下
型内に下降して製品の取出しを容易にする。
〔実施例〕
この考案の実施例を第3図及び第4図に基づい
て説明する。平板を加工するプレスの型におい
て、下型8にパイロツト穴28を穿設してパイロ
ツトピン1を昇降自在に挿入し、パイロツトピン
1の下部にばね2を設けてパイロツトピン1を上
方に付勢する。パイロツトピン1の途中に、ロツ
クピン3が係合する溝21を設け、パイロツトピ
ン1の降下時に、ロツクピン3の先端23が溝2
1に係合するようにロツクピン3を挿入する孔3
8を前記パイロツト穴28に直交するように穿設
する。ロツクピン3は、軸33の回りに揺動する
揺動レバー13の一端に連結され、該レバー13
の他端は伝動レバー14を介してロツク解除レバ
ー5に連結されている。ロツク解除レバー5はフ
レーム15に軸25の回りに揺動可能に設けられ
ている。また、フレーム15と伝動レバー14と
の間にばね4が介装され、よつてロツクピン3を
パイロツトピン1の溝21方向に付勢している。
製品の取出装置7にラツチ爪6を設け、ラツチ爪
6は軸16の周りに回動可能とし、当接部17に
より第4図の位置からの反時計方向の回動を阻止
される。
上型10が下降して平板11を製品11Aに成
形する際に、パイロツトピン1を押圧下降させ、
ロツクピン3の先端を溝21に係合させて第3図
に示すように、パイロツトピン1を下降位置にロ
ツクする。なお、ばね4はロツクピン3をこのロ
ツク位置に押圧する。成形加工後に、製品取出装
置7が矢印F方向に前進し製品11Aを取出す際
には、ラツチ爪6がロツク解除レバー5の先端に
当接しても矢印Mの方向に回動し、ロツク解除レ
バー5に力を加えずに6Aの位置に移動する。製
品11Aの取出後に取出装置7が矢印R方向に後
退する際は、ラツチ爪6がロツク解除レバー5の
先端に係合し、当接部17により回動せず、従つ
てロツク解除レバー5をフレーム15に固定した
軸25の回りにX−X軸からX′−X′軸方向に回
動させ、伝動レバー14を介して揺動レバー13
を軸33回りにY−Y軸からY′−Y′軸方向に揺
動させ、ロツクピン3を後退させてパイロツトピ
ン1の溝21との係合をはずす。これにより、ば
ね2の力でパイロツトピン1は二点鎖線で示する
位置に上昇され、つぎに加工する平板11をセツ
トする際の位置決めを確実にする。なお、ロツク
及び解除機構は前記の構成に限るものではない。
又、図示しなかつたが、コイル材から順次供給
されて成形する装置に本考案の可動式パイロツト
ピンを用いると、コイル送り装置と連動させるこ
とにより、コイル送りストツパピンとすることも
できるものである。
〔考案の効果〕
この考案は、前記のように構成したから、位置
決め精度の高い下型パイロツトピン構造の利点
と、製品の取出が極めて容易な上型パイロツトピ
ン構造の利点とを活かし、位置決め精度が高く且
つ製品の取出が極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例を示し、第3図はこ
の考案の実施例を示し、第4図はその要部拡大図
である。 1……パイロツトピン、2,4……ばね、3…
…ロツクピン、5……ロツク解除レバー、6……
ラツチ爪、7……製品取出装置、8……下型、9
……クツシヨンリング、10……上型、11……
平板、13……揺動レバー、14……伝動レバ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降動する上型と、上型の下降時に上型との間
    で被加工物をプレス加工する下型と、下型に昇降
    動可能に設けられるとともに上昇方向に付勢さ
    れ、上型の下降時に該上型に押下げられて下降位
    置をとるパイロツトピンと、上型の昇降動に同期
    し、上型の上昇にともなつて前進して加工後の製
    品を取出す製品取出装置と、下降位置にあるパイ
    ロツトピンをロツクし、製品取出装置の後退動に
    同期して該ロツクを解除するロツク装置と、を備
    えたプレス加工装置。
JP440184U 1984-01-17 1984-01-17 プレス加工装置 Granted JPS60115632U (ja)

Priority Applications (1)

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JP440184U JPS60115632U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 プレス加工装置

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JP440184U JPS60115632U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 プレス加工装置

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Publication Number Publication Date
JPS60115632U JPS60115632U (ja) 1985-08-05
JPH0133237Y2 true JPH0133237Y2 (ja) 1989-10-09

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ID=30479934

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JP440184U Granted JPS60115632U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 プレス加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731859Y2 (ja) * 1989-11-09 1995-07-26 シチズン時計株式会社 順送り金型の位置決め装置

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Publication number Publication date
JPS60115632U (ja) 1985-08-05

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