JPS6138648A - 遠心分離機 - Google Patents

遠心分離機

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JPS6138648A
JPS6138648A JP16004184A JP16004184A JPS6138648A JP S6138648 A JPS6138648 A JP S6138648A JP 16004184 A JP16004184 A JP 16004184A JP 16004184 A JP16004184 A JP 16004184A JP S6138648 A JPS6138648 A JP S6138648A
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JP
Japan
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arm
wind
centrifugal separation
boss
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP16004184A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hotta
堀田 賢一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、製糖プラントの分蜜工程において使用される
のに適した吊下式の遠心分離機の改良に関するものであ
る。
[背景技術] 第10図は従来の製糖プラントにおいて広く使用されて
いる吊下式の遠心分離機の構造を示す要部縦断正面図で
ある。同図において、1は略円筒形のケージ、ングであ
り、上部に砂糖結晶と糖蜜との混合物である白下を入れ
るための投入口2を具備し、底部には傾斜した底板3と
糖蜜の取出口4とを有している。ケーシング1の内部に
は遠心分離用のバスケット5が鉛直方向を軸として高速
回転できるように収納されている。バスケット5は、周
面に多数の孔9を有するパンチングメタルよりなる遠心
分離筒体8と、排出ロアを有する底部6とを備えている
。排出ロアの中心部には、回転軸13を取り付けるため
のボス11を設けである。
また排出ロアの周縁部には比較的高さの低い筒状部10
を連接してあり、この筒状部10の内周面と前記ボス1
1の外周面との開には放射状に配設された複数本の連結
用のアーム12が設けられている。第10図の従来例に
あっては、アーム12の縦断面形状は略台形状となって
いる。15は回転軸13の周囲に設けられた筒軸であり
、この筒軸15を上下動せしめることにより、排出ロア
を・蓋体14によって開閉できるようになっている。
遠心分離を行なう際には、筒軸15を下動せしめて排出
ロアが蓋体14によって閉塞された状態でバスケット5
を1200〜1800rp+o程度で高速回転駆動させ
るものであり、これによってバスケット5内の白下から
糖蜜が遠心力により分離され、バスケット5内には砂糖
結晶のみが残るようになる。
遠心分離が完了したときには、遠心分離筒体8の回転速
度を50rpm程度に下げて低速回転状態にすると共に
、筒軸15を上方に上げて蓋体14を第10図の鎖線に
示すように上方に移動させて排出ロアを開き、遠心分離
筒体8の内周面に付着した砂糖結晶を上下動可能なアー
ム19によって掻き落とすものであって、これによって
砂糖結晶は排出ロアからシュート16を介してコンベア
18上・に落ちるものである。なお、遠心分離された糖
蜜は傾斜した底板3の上を流れ落ちて、取出口4から排
出されるものである。製糖プラントにおいては、このよ
うな構造の遠心分離機をコンベア18の搬送方向に沿っ
て複数台配列して使用しているものである。
ところで、コンベア18上に掻き落とされて搬送される
砂糖結晶の粒径は、グラニユー糖の場合で約0.5mm
程度、上白糖の場合では約0.2−0.3+n+。
程度であり、かなり細かいものである。したがって、前
記砂糖結晶が高速回転中の遠心分離機の下方を通過する
際には、アーム12の高速回転によって生じる複雑な空
気流によっ−rbンベア18上の砂糖結晶が吹き飛ばさ
れるという問題があった。
そこで従来、シュート16の下端開口17を細く絞ると
か、またはシュート16の下端開口17に開閉自在のダ
ンパーを設けてコンベア18上の砂糖結晶の飛散を防止
するという対策が提案されているが、シュート16の下
端開口17を絞り過ぎるとシュート16内に負圧を生じ
てコンベア18上の砂糖結晶を吸い込んでしまうような
不都合があり、またダンパーを設けるものにあっては、
ダンパーの自動開閉装置が必要となり、コスト高になる
という問題があった。
また従来、第11図に示すようにアーム12の回転方向
側の面を断面円弧状に形成することにより、シュート1
6内部の空気流を低減せしめることが例えば実公昭57
−48510号公報等において提案されており、同公報
にはその実施例として、アーム12の断面形状を円形ま
たは半円形にしたものが示されているが、かかる従来例
にあっては、アーム12の回転方向側の面を断面円弧状
に形成しであるので、アーム12の回転方向前端部には
必ずアーム12の回転方向に対して垂直な面を含むこと
になり、したがってアーム12の形状自体が周方向の風
を起こし易くなっているという問題があった。また前記
公報に実施例として記載されているものは、アーム12
の断面形状が円形または半円形であって、アーム12の
回転方向前方には必ずアーム12の回転方向に対して4
5′度の傾斜をなす下向きの面を含むことになり、した
がってアーム12の回転方向前方に当たった風が真下方
向に吹き飛ばされ、シュート16下方の砂糖結晶に対し
て直接的に吹き付けられる風を生じやすいという問題が
あり、必ずしも最良の結果を得られるものではなかった
[発明の目的] 本発明は上述のような点に鑑みて為されたものであり、
その目的とするところは、シュート内において生じる周
方向の風量を格段に低減せしめることができ、またアー
ムから真下方向に直接吹き付けられる風を極力低減でき
るようにした遠心分離機を提供するにある。
[発明の開示] 以下、本発明の構成を図示実施例について説明する。本
発明は遠心分離機におけるバスケット5の形状に特徴を
有するεのであり、バスケット5以外の部分の構造につ
いては第10図において示した従来例の場合と同様であ
るのでその詳細は省略する。しかして本発明は、第1図
乃至第3図に示すように、鉛直方向を軸として回転駆動
され、底面に排出ロアを有する円筒状の遠心分離筒体8
を具備し、排出ロアの中心部に遠心分離筒体8の回転中
心となるボス11を有して、このボス11の外周面と前
記排出ロアの内周縁との間に放射状に複数本の連結用ア
ーム12を具備して成る遠心分離槻において、各アーム
12の縦断面形状を、菱形の上下両端をそれぞれ水平に
同形に切除した形状としたものである。したがって本発
明にあっては、アーム1′2の回転方向前方および回転
方向後方は菱形状に尖ったものとなっており、このため
アーム12の回転方向前方においては前記尖った部分に
よって空気をスムーズに分断せしめることができ、且つ
アーム12の回転方向後方においては空気流をスムーズ
に合流させることができるものであり、これによって周
方向の風が格段に生じにくいようになっており、シュー
ト16内における周方向の風の発生を格段に少なくでき
るようになっているものである。また、本発明にあって
は7−ム12の各側片の傾斜角度は一定であるので、従
来の断面円形または断面半円形のアーム12を使用した
場合のように必ず傾斜角45度の下向きの面を含むとい
うようなことをなくすることができるものであり、した
がってたとえシュート16内に下方向に向かう風が生じ
たとしても、そのような風は従来のように直接砂糖の結
晶に当たるというようなことはないようにすることがで
きるものであり、下方向に向かう風を一旦シュート16
の内壁面にぶつからせて緩衝させてから砂糖結晶に当た
るようにすることができるものであって、砂糖結晶の飛
散を少なく抑えることができるようになっている。アー
ム12がら上方に向かって生じる風については、傘状の
蓋体14によって跳ね返った風と互いに打ち消し合うこ
とになるので、シュート16下方の砂糖結晶に対しては
殆ど影響を与えないものである。さらにまた本発明にお
いては、アームの回転方向前方および後方の傾斜を第1
図および第3図に示すように比較釣魚な角度に設定する
ことがで慇るので、バスケット5から砂糖結晶を掻き落
とすときにはアーム12の断面形状が円形のものに比べ
ると、砂糖結晶が落ちやすくなっているものである。
以下、実施例の構成を図面により詳述する。第1図は本
実施例に係る遠心分離槻のバスケット5の縦断正面図で
あり、第2図は前記バスケット5の要部底面図、第3図
は前記バスケット5におけるアーム12を装着した部分
の拡大縦断正面図である。第1図に示すバスケット5は
、多数の小孔を有するパンチングメタルのような薄肉の
金属板20の技手方向両端部を接合して構成された遠心
分離筒体8と、この遠心分離筒体8の外周部を押さえて
薄肉金属板20の遠心力による外周方向への膨張変形を
防止する複数枚のリング21と、前記遠心分離筒体8の
上部に装着されるドーナツ板状のトッププレート22と
、前記遠心分離筒体8の底部に装着されるドーナツ板状
のボトムプレート23と、ボトムプレート23の中心部
に形成された開口部から下方に向かって延出される円筒
状のボトムリング24と、このボトムリング24の中心
部に設けられて遠心分離筒体8の回転中心と゛なる円筒
状のボス11と、ボス11の外周面とボトムリング24
の内周面との間に放射状に複数本配設されたアーム12
とから構成されているものである。
本実施例にあっては、バスケット5は金属材料を熔接に
よって組み合わせることによって形成されているもので
あり、第4図乃至第9図はかかる熔接される各部分の断
面形状を示している。まず、第4図はアーム12の端部
を熔接のために削り取った状態を示す正面図であり、こ
の削り取られた部分12aに溶接補助金属材料30を第
2図および第3図に示すように充填して熔接を行なうも
のである。第5図は遠心分離筒体8を構成する薄肉金属
板20とトッププレート22との接合部分を、第6図は
薄肉金属板20の技手方向両端部の接合部分を、第7図
は遠心分離筒体8を構成する薄肉金属板20とボトムプ
レート23との接合部分を、第8図はボトムプレート2
3とボス11との接合部分を、第9図はボス11を構成
するために、やや厚肉の金属板をその技手方向両端部に
おいて接合した部分の各断面構造を示している。本実施
例にあっては、このように金属材料を熔接によって組み
合わせることによってバスケット5を構成しているので
、アーム12の縦断面形状がやや異形のものであっても
容易かつ正確にバスケット5を構成することができるも
のである。
[発明の効果] 本発明は叙上のように構成されており、鉛直方向を軸と
して回転駆動され、底面に排出口を有する円筒状の遠心
分離筒体を具備し、排出口の中心部に遠心分離筒体の回
転中心となるボスを有して、このボスの外周面と前記排
出口の内周縁との間に放射状に複数本の連結用アームを
具備して成る遠心分離機において、各アームの縦断面形
状は菱形の上下両端をそれぞれ水平に同形に切除した形
状としたものであるから、アームの回転方向前方および
回転方向後方は菱形状に尖ったものとなっており、この
ため7−ムの回転方向前方においては前記尖った部分に
よって空気をスムーズに分断することができ、且つアー
ムの回転方向後方におい。
ては空気流をスムーズに合流させることができるもので
あり、これによって周方向の風が格段に生じにくいよう
になっており、遠心分#機の下方をコンベア等にて搬送
される砂糖結晶の飛散を少なくすることができるという
利点がある。また、本発明にあってはアームの回転方向
前方及び後方における各傾斜角度は一定であるので、従
来の断面円形または断面半円形のアームを使用した場合
のようにアームの回転方向前方に必ず傾斜角45度の下
向きの面を含むというようなことをな(することができ
るものであり、したがってたとえシュート内に下方向に
向かう風が生じたとしても、そのような風は従来のよう
に真下方向に向かって砂糖結晶に直接吹き付けられると
いうようなことはなく、下方向に向かう風を一旦シュー
トの内壁面にぶつからせで緩衝させてから砂糖結晶に当
たるようにすることができるものであって、砂糖結晶の
飛散をより一層少なく抑えることができるようになって
いるものである。さらにまた本発明にあっては、アーム
の回転方向前方および後方の傾斜を比較釣魚な角度に設
定することが可能であるので、バスケットから砂糖結晶
を掻き落とす際にアームの断面形状が円形のものに比べ
ると、砂糖結晶をアームの急な傾斜面に沿ってすべり落
ちるようにすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る遠心分離機におけるバ
スケットの縦断正面図、第2図は前記バスケットの要部
底面図、第3図は第1図の要部を拡大せる縦断正面図、
第4図は同上のバスケットにおいて用いるアームのwh
部形状を示す正面図、第5図乃至第9図は同上のバスケ
ットのそれぞれ異なる溶接部分を示す断面図、第10図
は従来の遠心分離機の要部縦断正面図、第11図は他の
従来例におけるバスケ・7ト底部の断面構造を示す縦断
正面図である。 7は排出口、8は遠心分離筒体、11はボス、12はア
ームである。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 第2図 w13図 第4図 第5v!J 第6図 第7g! 第8゛図 鋲9図 第10図 第11図 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 遠心分離機 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、代理人 郵便番号  530

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉛直方向を軸として回転駆動され、底面に排出口
    を有する円筒状の遠心分離筒体を具備し、排出口の中心
    部に遠心分離筒体の回転中心となるボスを有して、この
    ボスの外周面と前記排出口の内周縁との間に放射状に複
    数本の連結用アームを具備して成る遠心分離機において
    、各アームの縦断面形状は菱形の上下両端をそれぞれ水
    平に同形に切除した形状として成ることを特徴とする遠
    心分離機。
JP16004184A 1984-07-30 1984-07-30 遠心分離機 Pending JPS6138648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16004184A JPS6138648A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 遠心分離機

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JP16004184A JPS6138648A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 遠心分離機

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Publication Number Publication Date
JPS6138648A true JPS6138648A (ja) 1986-02-24

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ID=15706649

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JP16004184A Pending JPS6138648A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 遠心分離機

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5665616U (ja) * 1979-10-24 1981-06-01
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JPS5748510U (ja) * 1980-09-02 1982-03-18

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