JPS6138611A - 凝集処理した濾過助剤をプリコートする濾過方法 - Google Patents

凝集処理した濾過助剤をプリコートする濾過方法

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JPS6138611A
JPS6138611A JP59158863A JP15886384A JPS6138611A JP S6138611 A JPS6138611 A JP S6138611A JP 59158863 A JP59158863 A JP 59158863A JP 15886384 A JP15886384 A JP 15886384A JP S6138611 A JPS6138611 A JP S6138611A
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filter
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precoat
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吉野 善弥
Isao Takashima
高島 勲
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Showa Kagaku Kogyo Co Ltd
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、濾過助剤を一旦凝集させてからこれをプリコ
ー) (precoat) した後、原液の濾過工程に
入るプリコート濾過法を提供するものである。
従来のプリコート濾過法は、市販の濾過助剤をそのまま
プリコートして原液の濾過工程に入っていた。その目的
は、濾過助剤によつ゛C形成されるF液流路の改善によ
る「粒子捕捉効果の向上」にあシ、物理的作用による。
従って濾過助剤固有の粒度分布や多孔性等によって1粒
子捕捉効果が左右され、原液の性状1例えばコロイド状
の場合などには高い濾過効率は得られなかった。このよ
うな場合、P液を多く得ようとすれば1粒度分布の粗い
濾過助剤を使用する必要があるが、そうすると満足な清
澄液が得られず、一方細かい濾過助剤を使用すると所望
のF液量が得られないという欠点があった。しかもプリ
コート層が比較的不安定で、プリコート時や濾過工程中
にプリコート層のクラックや崩落を起し易く、そのため
p過不能に陥ったり、P液の清澄性が著しく劣る結果を
生じるなど、安定な濾過操業を続けることは必らずしも
容易でなかった。
本発明は、上記の如き従来のプリコート法の欠陥を取り
除くと共に、(II濾過原液中の微粒子の除去効果の向
上はもとよ41112)従来の濾過助剤に吸着性物質を
添加し、濾過原液中の溶解性物質7例えば燐成分、油、
窒素成分1重金属等の微量成分の除去・回収をも可能と
したものである。
さて1本発明の濾過方法について詳述する。
濾過助剤は多孔質の粉体で、P材に炉布や金網を付けた
真空ドラムフィルターや加圧リーフフィルター等の濾過
面上にプリコート層を形成し、F液流路の改善を立体的
に可能ならしむるもので。
ケイソウ土、パーライト、セルロース、木粉、活性炭、
微粉炭質等がちシ、用途によってはそれらの混合品もあ
る。この濾過助剤を水又はF液等の比較的清澄な液の入
ったプリコートタンクに懸濁させる。その濃度は夕/り
の大きさやフィルターの機種、大きさ等によって0.1
〜30重量−の範囲である。プリコートタンクの撹拌機
で撹拌を行V・4゜ここに凝集剤を添加する。凝集剤は
ポリ塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、鉄塩等の無
機凝集剤又は、ポリアクリルアミド、デンプン誘導体等
の高分子凝集剤等で、その添加濃度は、凝集剤C)種類
、濾過原液中の微粒子群の量、性質によって異なるが、
  o、1−y/l 〜1o1//lの範囲である0撹
拌して凝集剤が均一に混じり合った後(通常数分後)、
プリコートを開始する。真空ドラム型プリコートフィル
ターの場合は、真空ポンプを駆動し、P材に金網や炉布
を巻いたドラムを回転し。
プリコートタンクから濾過助剤懸濁液を濾過槽に入れP
材面上に濾過助剤層を形成させ(プリコートを完成す)
る。プリコート層の厚さは連続運転所望時間により任意
であるが1通常30〜100 ran前後で、一般に厚
く付けた方が連続運転の時間を長く出来有利である。次
に濾過槽に原液を入れ濾過を開始する。プリコート層の
面上に於て原液中の粒子群が捕捉されFさいを形成する
が、これをプリコート層の表面部と共にスクレーパーで
薄く削りとり常に新鮮なプリコート面で濾過を行う。
加圧型のプリコートフィルターでは、液をポンプにて圧
送し濾過を行うもので、r材には同様の炉布や金網を付
けたものや、シート状のもの、セラミックス製、リング
状のもの等色々あり、P材の形状によって、リーフフィ
ルター、フィルタープレス、キャンドルフィルター等が
ある。プリコートの方法は、プリコートタンクとP液を
閉回路とし、濾過助剤懸濁液をポンプにて圧送して循環
濾過を行う。プリコートの厚さは1〜30m+程度であ
る。次に原液の濾過にコックを切替え濾過を開始する。
先記濾過助剤用粉粒体に吸着性物質を添加したものを複
合品と呼称し、以下複合濾過助剤と略称する。この吸着
性物質は、濾過原液中の微量溶解性物質1例えば燐、油
、窒素1重金属類等を吸着できるもので、活性炭、ゼオ
ライト、カルシウム塩、ホワイトカーボン等があり1通
常01〜10重量係の範囲で使用する0 次いで実施例にて具体的に説明する。
実施例 濾過原液として霞ケ浦の浚渫した底質汚泥を用
いて、濾過面積280コの真空ドラム型プリコートフィ
ルターで、従来のプリコート法と本発明のプリコート法
を比較実験した。その結果は次表の如くなった。表中で
実験屋1,3は本発明2.4は従来のプリコート法によ
る結果である。
表真空ドラム型プリコートフィルターによる霞ケ浦底質
汚泥の濾過実験結果 備考)実験方法:ケイン□つ土濾過助剤6okyを40
0 z 9プリコートタンクに香れて撹拌し、実験A1
.3ではポリ塩化アルミニウム(PAC)を400.9
 (濃度L000〜/lり添加撹拌し、5分後にプリコ
ートを開始し、60fiのプリコート層を形成した後濃
度1009/lの底泥の脱水濾過に移行した。    
  −7′、−スクレーパーの切削進行速度は0.05
m+/分でドラム回転数はl r、p、mの条件で濾過
を行いプリコート層が10m5+になった時点で濾過を
終了し、プリコート層の内部に汚泥粒子がどの位貫入し
ているかを観察した。F材にはテ布を使用したがその汚
れ具合は実験扁1.3ではきれいだったが2.4では汚
れており、汚泥による目詰りが認められた。
本発明の効果は、実施例に一部記載の如くであるがこれ
をまとめると次のようになる。
(1)従来法に比ベプリコートが安定し、真空ドラム型
プリコートフィルターの場合は、崩落の−Cr配がなく
、中断することなく安心して濾過操業が維持できる。
(2)本発明の方法によれば、真空ドラム型プリコート
フィルターのプリコートは、実施例の如く。
原液中の微粒子群を界面で捕捉する効果が強く。
従来のプリコートのように微粒子群の貫入がないため、
清澄な液が得られると同時に、F材面での目詰りがなく
r過速度が速い。F材の洗浄も大巾に減らすことが出来
る。
(3)従来の原液に凝集剤を添加し、凝集処理する場合
と比べると本発明の方法の凝集処理液は再利用できるの
で凝集剤の量が少なくて済む0(4)本発明の複合濾過
助剤のプリコート濾過法によって微量溶解性物質の除去
・回収を容易に行い得る。吸着性物質の活性炭は油分や
重金属の除去に、ゼオライトは窒素成分に、炭酸カルシ
ウムは燐成分に特に効果を発揮し、ホワイトカーボンは
、もっと溶解性物質濃度の薄いものに汎用的に使用でき
る。周知の如く「水環境の富栄養化対策」の重要性は近
年増すばかシで、生活排水の浄化や畜産深床の処理、処
分や湖沼、内湾の富栄養化防止の対策の一つとして、窒
素・燐の除去に寄与できる。又重金属の除去・回収は、
金属メッキ排水の処理や水中の微量金属の回収9例えば
水銀やカドミウムの除去・回収、あるいは浚渫汚泥中の
重金属成分の除去などにも寄与し得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 濾過助剤として使用される粉粒体の単品又は複合品
    を、水又は濾液に添加、次いで撹拌混合して懸濁させ、
    これに所要の濃度になるように凝集剤を添加し、撹拌し
    た後、プリコートフィルターにて所定の厚さまでプリコ
    ートし、次いでコックを切替え、原液濾過を行うことか
    らなる濾過方法。 2 本法に用いる濾過助剤用粉粒体は、ケイソウ土、パ
    ーライト、セルロース、カーボン質等単一又はその混合
    物からなり、それぞれの濾過助剤の平均粒子径が3〜1
    50μよりなる特許請求の範囲第1項記載の濾過方法。 3 本法に用いる濾過助剤用粉粒体の複合品が、活性炭
    、ゼオライト、カルシウム塩、ホワイトカーボン等の吸
    着性物質の0.1〜10重量%を前項濾過助剤に添加し
    てなる特許請求の範囲第1項記載の濾過方法。 4 本法の濾過助剤用粉粒体を懸濁させるに於て、その
    懸濁濃度が0.1〜30重量%の範囲からなる特許請求
    の範囲第1項記載の濾過方法。 5 凝集剤がポリ塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム
    、鉄塩等の無機凝集剤又は、ポリアクリルアミド、デン
    プン誘導体等の高分子凝集剤で、その濃度が0.1mg
    /l〜10g/lの範囲である特許請求の範囲第1項記
    載の濾過方法。
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