JP2841008B2 - 液体濾過装置 - Google Patents

液体濾過装置

Info

Publication number
JP2841008B2
JP2841008B2 JP5144173A JP14417393A JP2841008B2 JP 2841008 B2 JP2841008 B2 JP 2841008B2 JP 5144173 A JP5144173 A JP 5144173A JP 14417393 A JP14417393 A JP 14417393A JP 2841008 B2 JP2841008 B2 JP 2841008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adsorbent
liquid
impurity particles
filtration layer
cylindrical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5144173A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06319920A (ja
Inventor
公彦 岡上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP5144173A priority Critical patent/JP2841008B2/ja
Publication of JPH06319920A publication Critical patent/JPH06319920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2841008B2 publication Critical patent/JP2841008B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、微粒子、油等の不純
物粒子が混入した、例えば、洗浄液,有機溶剤,切削
液,油,水等の液体を、マグネシュウム、カルシュウ
ム、ホウ酸アルミニュウムの結晶状繊維からなる顆粒状
体もしくは粉末状体からなる特殊な吸着剤の相互間隙中
に通過させ、不純物粒子を吸着剤の繊維にからませ、不
純物粒子相互が凝集する距離まで、不純物粒子の相互間
距離を近づけ、不純物粒子相互を凝集させ、数百個の大
きな塊まりにした後、不純物粒子個々に対して、十分に
目の粗い濾過層で瀘過するようにした液体濾過装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の装置を示す。図におい
て、流入口12から容器11内に流入した液体は、電極
カセット24の第一のメッシュ電極25と容器11間で
電圧が印加され、液体中の不純物粒子は静電凝集して大
きくなり第一のメッシュ電極25の目より大きくなった
ものは、第一のメッシュ電極25で瀘過されて後、電極
カセット24中に収納された活性白土、ゼオライト、活
性炭等の吸着剤7に至る。吸着剤7は、第一,第二のメ
ッシュ電極25,26に囲まれているため、その表面電
位は、第一のメッシュ電極25に印加される電圧まで上
昇し、静電吸着力を飛躍的に高めて液体中の不純物粒子
を静電吸着する。また、吸着剤7を通過して静電凝集し
て大きくなった不純物粒子は、目の粗いフイルタ4の外
周上に滞積してケーク瀘過されて後、流出口13から容
器11外に流出する。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】従来の装置は上記のよ
うに構成され、液体中の不純物粒子を静電凝集させるた
めに液体に電圧を印加しなければならない。液体が油系
の場合、例えば450Vの高電圧を印加できるため、油
分子と油中の不純物粒子とも同電位となり、それぞれの
電位差により、油分子と油中の不純物粒子との境界面に
発生するゼーター電位が打ち消され、図3の特性曲線i
iiに示すように直ぐに静電凝集を発生する。液体が水
系の場合、9mA以上の通電では、酸素ガスが、24m
A以上の通電では、水素ガスが発生するため、2V程度
の低電圧しか印加できず、図3の特性曲線iiに示すよ
うに静電凝集は発生しない課題があった。また、電極カ
セット24は、ステンレス製の第一,第二のメッシュ電
極25,26からなっているため、高価であり、電極カ
セット24を廃棄できず、吸着剤7を交換する汚いメン
テナンスを必要とする課題があった。さらに、吸着剤7
として、活性白土、ゼオライト、活性炭が用いられてい
る。これらは、その表面に多数の穴を有しており、この
穴に不純物粒子が強く接触した場合のみ、不純物粒子を
その穴に取り込み、吸着除去する。このため、液体の流
速によって、殆どの不純物粒子は吸着剤7の表面に強く
接触せず、そのまま素通りして吸着除去されない課題が
あった。さらにまた、素通りした不純物粒子は、それぞ
れ個々にばらばらの状態であり、これらの不純物粒子を
凝集させ、大きな塊にする能力がない課題があった。さ
らにまた、これら従来の吸着剤7を用いて凝集能力を持
たせようとすると、吸着剤7自体を、例えば、0.1μ
以下の極微粒子とし、この極微粒子の相互間隙に液体を
流し、液体中の不純物粒子の相互間距離を極めて狭くし
て、不純物粒子を凝集させる以外に方法がない。しかし
ながら、吸着剤7自体を極微粒子とすると、この極微粒
子の相互間隙が極めて狭くなり、吸着剤7自体が直ぐに
目詰まりを起こし、到底使用し得ない課題があった。さ
らにまた、活性白土等を用いたプリコートフイルタが市
販されているが、浄化しょうとする液体中には、微粒子
と共に油が混入しているのが一般的である。活性白土等
自体、油を吸収するため、ベタベタした状態になり、液
体中に均一に分散せず、プリコートが良好に行われず、
また、ベタベタした活性白土等がフイルタの目内に入り
込み、フイルタの目詰まりを起こし、使用し得ない。即
ち、液体中の微粒子と油との両方を、同時に浄化できな
い課題があった。
【0004】この発明は上記のような従来のものの課題
を解消するためになされたもので、吸着剤として、マグ
ネシュウム,カルシュウム,ホウ酸アルミニュウムの、
それぞれの結晶状繊維からなる顆粒状体もしくは粉末状
体の少なくとも何れか一を主成分として構成し、液体を
この吸着剤中の相互間隙中に通過させ、液体中の微粒
子、油等の不純物粒子を、吸着剤の繊維にからませるこ
とにより、それぞれの不純物粒子が相互に凝集する距離
まで、不純物粒子の相互間距離を近づけ、電圧の印加な
しで不純物相互を凝集させ、数百個の大きな塊まりにす
る。不純物粒子が微粒子の場合、大きな塊となった不純
物粒子は、不純物粒子個々に対して十分目の粗い濾過層
で瀘過する。一方、不純物粒子が油の場合、油は大きな
塊となっても、ポンプに押されて細長く変形し、目の粗
い濾過層を通過するため、この通過後、大きな塊の油を
比重差で浮上させ回収する。さらに、吸着剤並びに目の
粗い濾過層をカセット化して、吸着剤の交換を容易にし
た液体濾過装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、多数の貫通
孔を有し、この貫通孔を覆うように目の粗い第一の瀘過
層が取付けられ、樹脂から構成された筒状体と、前記筒
状体の中心軸に設置された筒状の目の細かい第二の瀘過
層と、前記筒状体の下端開口部を覆う様に取付けられ、
前記第二の瀘過層を前記筒状体内の中心軸に固定する下
端蓋と、前記筒状体と前記第二の瀘過層と前記下端蓋と
からなる容器内に収納され、マグネシュウム,カルシュ
ウム,ホウ酸アルミニュウムの、それぞれの結晶状繊維
からなる顆粒状体もしくは粉末状体の少なくとも何れか
一を主成分とする吸着剤と、前記筒状体の上端部開口部
を覆う様に取付けられ、前記吸着剤を密封し、かつ、前
記第二の瀘過層を前記筒状体に固定する上端蓋とを備
え、液体を、前記第一の濾過層を介して前記吸着剤の相
互間隙中に通過させ、液体中の不純物粒子を、前記吸着
剤の繊維にからませることにより、不純物粒子の相互間
距離を近づけて、不純物相互を凝集させ、数百個の大き
な塊まりにした後、不純物が微粒子の場合、不純物粒子
個々に対して、十分に目の粗い前記第二濾過層で濾過
し、不純物粒子が油の場合、目の粗いフイルタの通過
後、浮上回収するようにしたものである。
【0006】
【実施例】以下この発明の一実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例を示す側断面図、図2は
図1の主要部の拡大図である。図において、筒状体1
は、例えばポリプロピレン等の樹脂から構成され、多数
の貫通孔2を有し、この貫通孔2を覆うように、例えば
目の粗いポリプロピレン等からなる第一の瀘過層3が取
付けられている。第二の瀘過層4は、筒状体1の中心軸
に設置され、例えば目の細かいポリプロピレンの糸巻フ
イルタ等からなっている。下端蓋5は、筒状体1の下端
開口部を覆う様に、筒状体1に螺合して取付けられ、第
二の瀘過層4を筒状体1内の中心軸に固定するもので、
第二の瀘過層4を支持する支持部6を備えている。吸着
剤7は、筒状体1と第二の瀘過層4と下端蓋5とからな
る容器内に収納され、マグネシュウム,カルシュウム,
ホウ酸アルミニュウムの、それぞれの結晶状繊維からな
る顆粒状体もしくは粉末状態の少なくとも何れか一を主
成分とする。上端蓋8は、筒状体1の上端開口部を覆う
様に、筒状体1に螺合して取付けられ、吸着剤7を密封
し、かつ、第二の瀘過層4を筒状体1内の中心軸に固定
するもので、第二の瀘過層4の中心中空部に挿入される
位置決め部9と、バネ受け10を備えている。容器11
は、筒状体1,第二の濾過層4を収納するもので、液体
が容器11内に流入する流入口12と、液体が容器11
外に流出する流出口13と、エァー抜き口14と、ドレ
ン口15とを備えている。パイプ16は、その外部端は
流出口13に接続され、その内部端は水平に設置された
支持板17に貫通挿入して取付けられ、第二の瀘過層4
の中空部に連通している。絶縁板18は、例えばポリプ
ロピレンからなり、多数の貫通孔を有する円筒状体もし
くは網目状の円筒状体からなるの電極19を支持し、支
持板17に取付けられている。バネ20は、バネ受け1
0内に挿入され、容器11の蓋21の取付けにより、第
二の瀘過層4の中空部とパイプ16とを押圧密封接続し
ている。盲膜22は、第二の瀘過層4の上端部に、例え
ばポリプロピレン等のテープを、例えば3cm〜5cm
の長さで巻付け、吸着剤7の目減りにより、液体が吸着
剤7を通過しなくなるのを防止する。盲板23は、例え
ばステンレンの薄板を電極19の外周に設け、流入口1
2からの液体の流速により、吸着剤7が吹飛ばされ、第
二の濾過層4が露出するのを防止するものである。
【0007】次にこの動作を図3を用いて説明する。図
3はポテンシャル特性曲線を示し、縦軸に反発力P
引力Pを、横軸に不純物粒子A,Bの粒子間距離Lを
取っている。液体中に不純物粒子A,Bが混入すると、
不純物粒子A,Bの周囲の液体分子自体が持つ電位と、
不純物粒子A,B自体が持つ電位との電位差により、不
純物粒子A,Bの周囲にゼーター電位が発生する。金属
以外の不純物粒子は−電位を持ち、−電位同志のゼータ
ー電位により反発し、距離Lにおいて反発力Pが0
となり、安定している。この状態において、何等かの力
が加わり、不純物粒子A,B間の距離を近づけると、図
2の特性曲線iの如く反発力Pが増大するが、距離L
以下に近づくと、引力Pが働いて凝集を起す。液体
が油の場合には、高電圧DC450Vを印加するため、
油分子も不純物粒子A,BもDC450Vとなり、ゼー
ター電位は打ち消されて、図2の特性曲線iiiの如く
直ぐに凝集を起す。液体が水系の場合、通電電流値が1
0mAを越すと酸素ガスが、通電電流値が24mAを超
すと水素ガスが発生するため、例えば、低電圧DC2V
しか印加できない。DC2Vでは、アース電位と大差が
ないため、図2の特性曲線iiの如く凝集は発生しな
い。何の様な条件下においても凝集を発生させるために
は、不純物粒子A,B間の距離Lを、吸着剤7の作用に
より、距離L以下にすれば、電圧の印加なくして凝集
を起させることができる。
【0008】図1の実施例の吸着剤7は、この条件を満
たす特殊な吸着剤で、マグネシュウム,カルシュウム,
ホウ酸アルミニュウムの、それぞれの結晶状繊維からな
る顆粒状体もしくは粉末状体の少なくとも何れか一を主
成分とするもので、液体を、吸着剤7の相互間隙中に通
過させ、不純物粒子A,B相互が凝集する距離まで不純
物粒子A,Bの相互間距離を近づける。即ち、液体を、
吸着剤7の相互間隙間に流すと、液体中の不純物粒子
A,Bは吸着剤7の繊維にからまり、不純物粒子A,B
間の距離を、図3に示す距離L以下に近づく。これに
より、不純物粒子相互を凝集させ、数百個の大きな塊ま
りにした後、不純物粒子個々に対して十分に目の粗い第
二の瀘過層4で瀘過する。従って、吸着剤7は一般に知
られている活性白土、ゼオライト、活性炭等とは全く異
なった現象を起こす特殊なものである。即ち、従来の吸
着剤7は、その表面に多数の穴を有しており、この穴に
不純物粒子が強く接触した場合のみ、不純物粒子をその
穴に取り込み、吸着除去しょうとするものである。この
ため、液体の流速によって、殆どの不純物粒子は吸着剤
の表面に強く接触せず、そのまま素通りして吸着除去さ
れない。また、素通りした不純物粒子は、個々にばらば
らの状態であり、凝集作用は全く起こさない。一方、本
願の吸着剤7であるマグネシュウム、カルシュウム、ホ
ウ酸アルミニュウム自体は、液体中に混入した油を取り
込み吸収する性質を有している。例えば、マグネシュウ
ムは、自重の1/2の油を吸収し除去した後、上記不純
物粒子A,Bと同様に、油を凝集して押し出す特性を有
している。マグネシュウムを主成分とする吸着剤7の製
法の一例は、硫酸マグネシュウム水溶液に、水酸化マグ
ネシュウムまたは酸化マグネシュウムを、その濃度が
0.1〜20重量%程度になるように分散させた後、1
00〜300℃の温度で撹拌しながら水熱反応させて、
マグネシュウムの繊維状結晶を得る。その生成反応は次
ぎのように考えられる。 5Mg(OH)+MgSO+Aq →MgSO・5Mg(OH)・3HO+Aq この様にして構成された吸着剤7は、30μ程度の繊維
が絡み合って250μ程度の塊となり、その表面は、1
0μ〜15μの繊維が無数に突出した状態となる。従っ
て、筒状体1と第二の瀘過層4と下端蓋5とからなる容
器内に収納された吸着剤7は、50μ程度の無数の相互
間隙を構成し、この相互間隙に10μ〜15μの繊維が
無数に突出した状態となっている。また、吸着剤7の成
分は、例えば、塩基性硫酸マグネシュウム:80〜10
0%、水酸化マグネシュウム:0〜20%、硫酸マグネ
シュウム:0%〜5%である。また、カルシュウムを主
成分とする吸着剤7は、消石灰と珪石とを水熱反応によ
って繊維状結晶を生成するもので、その成分は、例え
ば、珪石:20%〜80%、酸化カルシュウム:20%
〜80%である。さらに、ホウ酸アルミニュウムを主成
分とする吸着剤7は、外部フラックス法と称され、10
00℃以上でAl及びBを発生する原料
に、アルカリ金属の塩化物、硫酸塩または炭酸塩をフラ
ックスとして加え、1000〜2000℃に加熱して、
9Al・2Bウイスカーを成長させる。こ
の時、加熱温度を800〜1000℃にすると、2Al
・Bウイスカーが得られる。
【0009】図1,図2の実施例において、流入口12
から容器11内に流入した液体は、電極19、第一の瀘
過層3を通過して吸着剤7に至る。液体が吸着剤7を通
過する際、液体中の不純物粒子は、特殊な吸着剤7の作
用により、その相互間距離が図3に示す距離L以下に
近づき凝集し、数百個の大きな塊になる。この大きな塊
まりになった不純物は、不純物粒子個々に対しては十分
に目の粗い第二の瀘過層4の外周に滞積してケーク濾過
される。第二の瀘過層4で濾過された液体は、パイプ1
6を介して流出口13から容器11外に流出する。
【0010】なお、図1,図2の実施例において、電極
19に電圧を印加して、吸着剤7の凝集作用を助けても
よい。例えば、洗浄液:ネオス製デタージェント170
0の、5%希釈液に、マシン油3%(30,000pp
m)を混入し、吸着剤としてマグネシュウムを主成分と
したものを用い、フイルタとして10μを用いた場合、
電極19に直流電圧、+2Vを印加した場合と、直流電
圧を印加しない場合とでは、洗浄液中の油分の除去効果
は、洗浄液を第1図の装置に20回循環した場合におい
て、電圧を印加した場合には、30,000ppmから
810ppmに減少し、電圧を印加しない場合には、3
0,000ppmから1,400ppmに減少する。こ
のため、例え2Vであっても、電圧の印加がある方が効
果が得られる。
【0011】さらに、吸着剤7は、30μ程度の結晶状
繊維が絡み合って250μ程度となり、その表面は、1
0μ〜15μの繊維が無数に突出した状態となってい
る。このため、吸着剤が液体により濡れ、かつ、圧力が
加わると、吸着剤7相互間に形成された50μ程度の間
隙に、無数に突出した10μ〜15μの繊維は押し潰さ
れ、吸着剤7の相互間隙が狭くなり、吸着剤7全体とし
ての体積が減少し、目減りする。この体積の目減りによ
って、吸着剤7の上部に空洞ができ、液体が吸着剤7を
通過しない場合が発生する。このため、盲膜22を設
け、例え吸着剤7が目減りしても、盲膜22で、吸着剤
7の空洞部を液体が流れて、液体が吸着剤7を素通りす
るのを防止している。さらにまた、吸着剤7の目減り対
策として、例えばコルク,ポリプロピレン等の顆粒状態
もしくは粉末状態を混入すれば、目減りは改善される。
この混入体積比率は、吸着剤:混入物=0.5〜5:1
が望ましい。さらにまた、流入口12からの液体の流速
によって、吸着剤7が吹飛ばされ、目の粗い第二の濾過
層4が露出するのを防止するため、盲板23を設けて防
止する。なお、この盲板23は、電極19に設けられた
が、電極19自体の流入口12に対向する部分を盲状に
構成してもよく、また、筒状体1の流入口12に対向す
る部分に、盲板23を設けても良く、さらに、筒状体1
自体の流入口12に対向する部分を盲状にしてもよい。
【0012】図4は、この発明の他の実施例を示す。即
ち、図1,図2の実施例は、第二の濾過層4を1本使用
した場合を示したが、図4の実施例は、第二の濾過層4
を、2本、縦接続して使用した場合を示す。
【0013】図5は、この発明の他の実施例を示す。即
ち、図1,図2の実施例は、下端蓋5と上端蓋8とを、
螺合して筒状体1に取付けた場合を示したが、図5の実
施例は、下端蓋5と上端蓋8とを、ボルト24にて筒状
体1に取付けた場合を示す。
【0014】図6は、この発明の他の実施例を示す。即
ち、図5の実施例は、第二の濾過層4を1本使用した場
合を示したが、図6の実施例は、第二の濾過層4を、2
本、縦接続して使用した場合を示す。
【0015】図7は、この発明の他の実施例を示す。即
ち、図1,図2の実施例は、下端蓋5と上端蓋8とを、
螺合して筒状体1に取付けた場合を示したが、図7の実
施例は、第二の濾過層4の軸心4aに、ネジ4b,4
c,4dを設け、ネジ4bによって、第二の濾過層4と
パイプ16とを螺合接続して、バネ20を不要とし、ネ
ジ4cによって、第二の濾過層4と下端蓋5とを螺合接
続し、ネジ4dによって、第二の濾過層4と上端蓋8と
を螺合接続させた場合を示す。なお、この場合、筒状体
1は下,上端蓋5,8によって挾まれて固定される。ま
た、この場合においても、第二の濾過層4を、縦接続し
て2本にすることは容易に行うことができる。
【0016】なお、上記各実施例において、電極19を
なくし、吸着剤7の作用だけで、不純物粒子を凝集させ
てもよいことは勿論である。また、吸着剤7としては、
何の様な製法であっても、結晶状繊維の塊であり、表面
に無数の毛が突出しておれば、液体中の不純物粒子をか
らめ、凝集作用を起こすことができる。
【発明の効果】以上のように、
【請求項1】の発明によれば、吸着剤として、マグネシ
ュウム,カルシュウム,ホウ酸アルミニュウムの、それ
ぞれの結晶状繊維からなる顆粒状体もしくは粉末状体の
少なくとも何れか一を主成分として構成し、液体をこの
吸着剤の相互間隙中に通過させ、液体の不純物粒子を、
吸着剤の繊維にからませることにより、不純物粒子が相
互に凝集する距離まで、不純物粒子の相互間距離を近づ
けて、不純物粒子の相互を凝集させ大きな塊とする。不
純物が微粒子の場合、大きな塊となった不純物粒子は、
不純物粒子個々に対して十分目の粗い濾過層で濾過す
る。一方、不純物粒子が油の場合、油は大きな塊となっ
ても、細長く変形し、目の粗い濾過層を通過するため、
この通過後、比重差で大きな塊の油を浮上させ回収す
る。また、吸着剤と第二の濾過層とを樹脂の容器内に収
納してカセット化しているため、簡単な装置で確実に凝
集を起させることができ、メンテナンスを容易にするこ
とができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る液体濾過装置の一実施例を示す
側面断面図である。
【図2】図1の主要部の拡大側断面図である。
【図3】図1,図2の動作説明図であるポテンシャルエ
ネルギー特性図である。
【図4】この発明に係る液体濾過装置の他の実施例を示
す側面断面図である。
【図5】この発明に係る液体濾過装置の更に他の実施例
を示す側面断面図である。
【図6】この発明に係る液体濾過装置の更に他の実施例
を示す側面断面図である。
【図7】この発明に係る液体濾過装置の更に他の実施例
を示す側面断面図である。
【図8】従来の液体濾過装置を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1:筒状体 2:貫通孔 3:第一の瀘過層 4:第二の瀘過層 5:下端蓋 6:支持部 7:吸着剤 8:上端蓋 9:位置決め部 10:バネ受け 11:容器 12:流入口 13:流出口 22:盲膜 23:盲板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の貫通孔を有し、この貫通孔を覆うよ
    うに目の粗い第一の瀘過層が取付けられ、樹脂から構成
    された筒状体と、 前記筒状体の中心軸に設置された筒状の目の細かい第二
    の瀘過層と、 前記筒状体の下端開口部を覆う様に取付けられ、前記第
    二の瀘過層を前記筒状体内の中心軸に固定する下端蓋
    と、 前記筒状体と前記第二の瀘過層と前記下端蓋とからなる
    容器内に収納され、マグネシュウム,カルシュウム,ホ
    ウ酸アルミニュウムの、それぞれの結晶状繊維からなる
    顆粒状体もしくは粉末状体の少なくとも何れか一を主成
    分とする吸着剤と、 前記筒状体の上端部開口部を覆う様に取付けられ、前記
    吸着剤を密封し、かつ、前記第二の瀘過層を前記筒状体
    に固定する上端蓋とを備え、液体を、前記第一の濾過層を介して前記吸着剤の相互間
    隙中に通過させ、液体中の不純物粒子を、前記吸着剤の
    繊維にからませて、前記不純物粒子が相互に凝集する距
    離まで、前記不純物粒子の相互間距離を近づけ、前記不
    純物粒子相互を凝集させ、大きな塊とした後、前記不純
    物粒子個々に対して十分目の粗い前記第二の濾過層で濾
    過する ようにしたことを特徴とする液体濾過装置。
JP5144173A 1993-05-10 1993-05-10 液体濾過装置 Expired - Lifetime JP2841008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5144173A JP2841008B2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 液体濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5144173A JP2841008B2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 液体濾過装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06319920A JPH06319920A (ja) 1994-11-22
JP2841008B2 true JP2841008B2 (ja) 1998-12-24

Family

ID=15355909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5144173A Expired - Lifetime JP2841008B2 (ja) 1993-05-10 1993-05-10 液体濾過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2841008B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6712977B1 (en) 1999-12-03 2004-03-30 Kimihiko Okaue Liquid clarification method and apparatus

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011052757A1 (ja) 2009-10-29 2011-05-05 日本ポリプロ株式会社 プロピレン系重合体の製造方法
KR100996472B1 (ko) * 2010-04-16 2010-11-25 주식회사 해마루에너지 고순도 수산화알루미늄 제조방법
JP2012087005A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Asahi Kagaku Kogyo Co Ltd 高純度アルミン酸ナトリウムの製造方法および高純度アルミン酸ナトリウム
JP6273526B1 (ja) * 2017-01-04 2018-02-07 岡上 公彦 液体浄化装置
KR102051735B1 (ko) * 2018-02-19 2019-12-04 (주)넥썸 칠러용 냉각유체의 수분 제거 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6138611A (ja) * 1984-07-31 1986-02-24 Showa Kagaku Kogyo Kk 凝集処理した濾過助剤をプリコートする濾過方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63176512U (ja) * 1987-05-07 1988-11-16
JPS645617U (ja) * 1987-06-29 1989-01-12
JPH0714479B2 (ja) * 1987-09-22 1995-02-22 ダイセル化学工業株式会社 ▲ろ▼過助剤およびその製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6138611A (ja) * 1984-07-31 1986-02-24 Showa Kagaku Kogyo Kk 凝集処理した濾過助剤をプリコートする濾過方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6712977B1 (en) 1999-12-03 2004-03-30 Kimihiko Okaue Liquid clarification method and apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06319920A (ja) 1994-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5904854A (en) Method for purifying water
CA1165698A (en) Method of removing fine suspended solids from effluent stream
JP2841008B2 (ja) 液体濾過装置
WO2004039494A1 (ja) 複合吸着材とその製造方法、並びに浄水材及び浄水器
KR890005261B1 (ko) 액체여과장치
Sluys et al. Water treatment in a membrane-assisted crystallizer (MAC)
JP4114091B2 (ja) 液体浄化装置
JP2640901B2 (ja) 液体濾過装置
JP4519878B2 (ja) ろ過装置
JP2000015009A (ja) 濾過装置及びその方法
WO2004063097A1 (ja) 浄水処理における活性炭の添加方法及び浄水処理方法
US3710944A (en) Device for liberating water of mechanical and chemical impurities contained therein
JPH0475043B2 (ja)
CN206014535U (zh) 污水处理设备
JPS58112015A (ja) フイルタのプリコ−ト装置
CN214260994U (zh) 一种全自动多介质中高速过滤器用滤料捕捉器
JPH04114722A (ja) 有機物を含む液の濾過方法
CN214319631U (zh) 一种分离过滤装置
JP2007117978A (ja) 凝集濾過装置
JP3359448B2 (ja) 油水分離装置
CN214654017U (zh) 一种氧化锆生产废水过滤装置
CN103889542B (zh) 用于在增泽过滤器的过滤介质的表面上制备预涂层的方法,增泽过滤器和增泽过滤器的用途
JPS62216616A (ja) 液体濾過装置
JP4001490B2 (ja) ろ過装置、それを用いた海水処理方法および凝集剤の再生方法
JPH11333446A (ja) 浄水器

Legal Events

Date Code Title Description
S201 Request for registration of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314201

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

Year of fee payment: 10

S211 Written request for registration of transfer of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314213

S212 Written request for registration of transfer of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315213

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

S212 Written request for registration of transfer of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315213

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

S211 Written request for registration of transfer of exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314213

S212 Written request for registration of transfer of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315213

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101023

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101023

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111023

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111023

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term