JPS613779A - 無カーボン紙複写系 - Google Patents

無カーボン紙複写系

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JPS613779A
JPS613779A JP60106798A JP10679885A JPS613779A JP S613779 A JPS613779 A JP S613779A JP 60106798 A JP60106798 A JP 60106798A JP 10679885 A JP10679885 A JP 10679885A JP S613779 A JPS613779 A JP S613779A
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JP
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color
bisphenol
calcium carbonate
coating
dispersion
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JP60106798A
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English (en)
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ユー・シー・チヤン
リチヤード・エス・ラマー
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BP Corp North America Inc
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BP Corp North America Inc
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Publication date
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
    • B41M5/132Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
    • B41M5/155Colour-developing components, e.g. acidic compounds; Additives or binders therefor; Layers containing such colour-developing components, additives or binders
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は感圧性無カーボン紙記録系において画像を発生
させるのに用いる発色現像剤(colordevelo
per )に関するものである。さらに特定的にいえば
、本発明は炭酸カルシウムとビスフェノールとの混和物
から成る無カーボン紙用発色現像剤シート、並びにこの
ような発色現像剤シートから成る無カーボン紙マ′ニホ
ールド、に関するものである。
発明の背景” 感圧性の無カーボン紙記録系は主としてカーボン紙複写
と比べた便利さのために、きわめて大きい市場へ発展し
た。無カーボン紙業界の状態についての評論はプテイピ
エールの「無カーボン複写紙用の染料と化学品=IM史
、現状、問題点および傾向」、1983年Coatin
g Conference 。
TAPPI ProceedingS s  157 
165頁、であり、文献としてここに組入れられている
。その中で記載されているとおり、無カーボン紙はドネ
ーテイングペーパー(donating paper 
)および受像紙(receiving paper )
とよぶペーパーシートの整合(matched )対か
ら成るマニホールドを含む。筆記をするとき、ドナー紙
は受像紙と接触するよう圧しつけられ、書いたのと実質
上同じの画像がその受像紙上に現われる。
この画像発現はドナー紙上に含まれる無色の染料両部物
質または発色剤と受像紙上に含まれる発色現像剤との接
触によってもたらされる。一般的圧は、溶剤中の発色剤
溶液はマイクロカプセル中にカプセル化されドナー紙の
裏側(CB)上に塗布され、ドナー紙は塗布されていな
い前面すなわち上面をもっている。しばしば「ロイコ染
料」とよばれる色形成剤は例えばトリフェニルメタン(
クリスタルバイオレットラクトンのような)、キサンデ
ン(N−102フロウランのような)、およびチアジン
(ベンゾイルロイコメチレンブルー)である。発色現像
剤は一般には受像紙の前面(CF)上に塗布されている
。CBレシートCFレシート隣接状態で置き筆記道具あ
るいはタイプ    □ライターからのような圧力を適
用するときに、マイクロカプセルが圧潰される。放出さ
れる発色剤溶液は次にCFレシート上吸収され、そこで
それは発色現像剤と接触する。CFレシート上画像は発
色剤が発色現像剤によって着色型へ化学的に変換される
ことKよって現われる。一般的には、この化学的変換は
酸−塩基型の反応を伴ない、その場合、発色剤は無電荷
無色状態から正電荷着色状態へ変る。
あるいはまた、発色剤/マイクロカプセルおよび発色現
像剤は同一の紙シート上へ塗布することができ、あるい
は発色現像剤はCBレシート上そして発色剤/マイクロ
カプセルはCFレシート上塗布することができる。以後
は便宜上、「CBレシートとはマイクロカプセルの発色
剤溶液を塗布した紙シートのことをいい、「CFレシー
トとは発色現像剤で以て塗布した紙シートのことをいう
現在は、二つのタイプの発色現像剤が広く使用されてい
る。フェノール樹脂はホルムアルデヒドとビフェニル化
合物との重合から生ずる一般的には高分子量のポリマー
状長鎖化合物である。それらの使用はしかしいくつかの
欠点をもっている。
例えば、それらは無カーボン紙において使用するのに適
する特定的粒度の樹脂を生成させるのに長時間でかつ複
雑な磨砕工程にかけねばならない。
さらに、これらの樹脂は分解し、毒性のホルムアルデヒ
ドを放出する。次に、これらの樹脂はCFレシート帯黄
色の背景を与え筆記像に対して濃い画像背景を生じ、こ
れは従って低品質のものである。最後に、フェノール樹
脂は発色剤溶液中の溶解度が制約されているので高い画
像濃度を発現せず、これも低品質画像を生ずる。
第二のタイプの発色現像剤は酸処理粘土であり、それは
それ自体の欠点をもっている。第一に、粘土の調製は強
い鉱酸による注意深い処理を必要とするものであり、な
ぜならば、酸性粘土の発色現像活性は粘土表面上に発色
現像部位を形成する粘土への水素イオン交換度に依存す
るからである。
さらに、高度に多孔性である粘土表面が良品質画像を保
証するのに必要であり、これ°は発色剤溶液と粘土表面
上の発色性部位との間の十分な接触を必要とする。発色
剤と酸性粘土との間のこの接触問題は発色剤溶液中のフ
ェノール樹脂の制約され゛た溶解度と類似している。従
って、画像品質は酸性粘土の化学と組織に対してきわめ
て敏感であり、しかも、これらの要因は制御するのがき
わめて困難である。
さらに、CFレシート発色現像剤のスラリーと接着剤を
紙の上へ塗布し、その塗膜を乾燥させることによってつ
くられる。塗布用スラリーは当業においては発色塗料(
コーティングカラー)として知られている。発色現像剤
と接着剤との固体含量を含む、このコーティングカラー
中の高い固体濃度は良好な画像品質にとって望ましいが
、しかし、45−50重量−をこえる濃度はフェノール
樹脂または酸性粘土の場合には、それらを含むコーティ
ングカラーの高粘性によってひきおこされるレオロジー
の悪さのためた、一般的には得ることができない。
ビフェノール性化合物は、これらはフェノール樹脂のよ
うに重合されていないが、米国特許a、z44,5so
rラクトンおよび関連の色原体化合物と反応性フェノー
ル樹脂で以て塗布したマニホールドシート並びにその製
法」(ファーナムら。
1966年4月5日公告)においていくつかのラクトン
型発色剤用の発色現像剤として記載されている。ファー
ナムはまた「中性または不活性」顔料が発色現像剤を含
む塗膜をより白色にかつ不透明にするのに役立つことを
開示している。開示されている顔料は二酸化チタン、酸
化亜鉛、硫化亜鉛あるいは二酸化ジルコニウムであり、
これらはすべて塗料業界において「隠蔽用顔料」として
知られ、2.0から2.7の高屈折率をもっている。フ
ァーナムは約1.5の屈折率をもつ炭酸カルシウムのよ
うな非陰蔽性顔料を開示していない。次に、ファーナム
は乾燥基準で塗膜重量の約福の量の顔料を使用している
。ファーナムは顔料が像の発現に「認め得べき効果」を
及ぼさないことを述べている。ファーナムはまたCF塗
膜中で大量の、少くとも10重量−のビフェノールを使
用し、唯一の操作例において、フェノールの量はコーテ
ィングカラー100部中で35部であり、顔料の量は4
部である。
米国特許3,450,553「感圧性記録材料」(ビレ
ットら。1969年7月17日公告)は無カーボン紙に
おける発色剤としてのリグニン、およびリグニン用発色
現像剤としての二つの特定的フェノール、フロログルシ
ノールおよび3−ヒドロキシフェニルウレアを開示して
いる。
米国特許4.aa9.zxsrフロウラン発色剤を用い
る複写材料」(ガーナ−81982年9月14日公告)
はまたフロウラン用のフェノール性発色剤を開示し一工
おり、例えば、4−t−ブチルフェノール、4−フェニ
ルフェノール、2,2′−ジヒドロキシジフェニル、4
.4’−イソプロピリデンジフェノール(ビスフェノー
ルA)、および、4.4’ −インプロピリデン−ビス
−(2−メチルフェノール)である。ガーナ−は炭酸カ
ルシウムのような顔料と混合したフェノールを開示して
いない。
英国特許Nal、356,402F感圧記録用発色現像
剤シート−1+1974年6月12日公告)は[発色現
像剤として作用し得る一つまたは一つよす多くの粘土」
と少くとも一つのモノマー状フェノール化合物の発色現
像剤を開示している。フェノール化合物の量は粘土10
0部あたり1爺で約1から10部である。列記された粘
土は[アタパルジャイト、酸性粘土、活性粘土、ゼオラ
イトおよびベントナイト」である。これらの粘土は上記
で論じた酸処理粘土であるか、あるいは酸処理なしで活
性発色現像剤として知られるいくつかのスメクタイト粘
土であるかのいずれかである。
米国特許4,046,941の「有機酸物質および有機
高分子量化合物粒状混合物の増感塗膜をもつ担体シート
」(サイト−81977年9月6日公告)は芳香族カル
ボン酸またはその金属塩と有機高分子量化合物との二成
分発色現像剤混合物を開示している。開示されている芳
香族カルボン酸はサリチル酸のようないくつかのヒドロ
キシカルボン酸を含む。有機高分子量化合物はポリブタ
ジェンのような400をこえる分子量をもち、芳香族酸
と相容性、すなわち混浴性でなければならない。
高分子量化合物の量はまた組成物に対して熱、光および
水分に対する所望の抵抗性を与えるのに十分でなければ
ならない。−面においては、混合物は粘土または炭酸カ
ルシウムのような無機質粉末の周りに吸収される。サイ
ト−はCaC0aと発色現像剤との混和物を開示してい
るけれども、サイト−の発色現像剤はカルボン酸化合物
と高分子化合物との両者を含まねばならない。その上、
その発色現像剤中の高分子化合物はフェノール樹脂と同
じ欠点を提示する。
米国特許4,416,471の[感圧性記録用シートの
だめの発色現像シート](含マド。1983年11月2
2日公告)は有機質発色剤、炭酸カルシウムおよび特定
粘結剤、5−25重量係の量のアクリルアミド変性ポリ
ビニルアルコール、の層をもち発色現像剤と顔料とをシ
ート上に接着させる発色現像用シートを開示している。
この特定的ポリビニルアルコールはヤマトにとって厳密
なものであり、女ぜならば、塗膜中の微細粒径炭酸カル
シウムが粒子間に多数のギャップをつくり出しそれらが
毛細管として作用して発色剤溶液を吸収し、そしてこの
粘結剤がこれらのギャップを隠蔽しないことを彼は開示
しているからである。ヤマトは有機質発色剤がフェノー
ル樹脂あるいはそれらの金属塩あるいは「2.2−ビス
フェノールスルホンの金属塩」のような有機酸性物質で
あることを開示している。ヤマトは彼の発色現像用シー
トは高い固体含量のコーティングカラーを使ってつくる
ことができることを開示していない。
米国特許4.480.260の[感圧記録シート用の発
色現像シート1(ヤマト、1984年10月30日公告
)は炭酸亜鉛、チオウレア、ビスフェノール化合物およ
び酸性粘土から成るCFレシートの発色現像層を開示し
ている。ヤマトFiまた炭酸カルシウムのような無機質
含量をCFレシート添加できることを開示している。ヤ
マトはしかし、そのCFレシート特定的に調合して酸性
粘土による単色の黒色形成用フロウラン発色剤の活性化
を可能にし、従ってビスフェノールは第一次的発色現像
剤ではないことを開示している。ヤマトはまた炭酸カル
シウムとビスフェノールとの特定的組合せを開示してお
らず、またビスフェノール対炭酸カルシウムの重量比も
開示していない。
発色現像剤を指向してはいないけれども、米国特許3,
894,168の1紙塗布用顔料物質」(プロケラト。
1975年7月8日公告)は処理した顔料発色剤倉開示
している。プロケラトは炭酸カルシウムのような顔料の
上にクリスタルバイオレットラクトンのような発色剤を
吸収させて被覆顔料粒子を生成させる6しかし、プロケ
ラトの発色剤は例えば空気、人間の皮膚からの油、ある
いは紙塗膜中のその他の成分によって着色型へ転化され
ることから保護されていない。
必要とされるものは高品質画像を発現し得る低コストの
無カーボン紙マニホールドである。本願発明の一つの目
的は炭酸カルシウムを塗布したCFンートから成るこの
種のマニホールド゛を提供することである。もう一つの
目的は第一次的発色現像剤′がフェノール樹脂あるいは
酸性粘度でなくビスフェノールから成るCFレシート使
用することである。もう一つの目的はビスフェノール発
色現像剤と一緒に使用するのに適する溶剤から成るCB
レシートもつマニホールドを提供することである。
発明の総括 本発明は感圧性記録系において有用であるCFレシート
ら成り、その系において発色機能に対して実質的に原因
となる諸成分が炭酸カルシウムと一般式 をもつモノマー状ビスフェノール発色現像剤との混和物
から成り、この式において、Nは1.2.3.4または
5であり、R1と隅は同種または異種でありかつH,ア
ルキル、置換アルキル、アミン、あるいは置換アミンで
ある。好ましくはビスフェノール対炭酸カルシウムは炭
酸カルシウム100重量部あたり約4から約14部であ
る。このCFレシート酸−塩基型反応によって発色型へ
転化されるすべてのCBレシート色剤に対する有効な発
色現像剤である。本発明はさらにビスフェノールCaC
O3・CFレシート一緒に使用するのに特定的に適する
溶剤を含むCBレシート対になつ7’cCFシートから
成る無カーボン紙マニホールドから成る。
この組成物から成る本発明のマニホールドは良好な画像
濃度をもつ高品質画像を発現する。さらに、発色用混合
物は高固体含量のコーティングカラーとして調合するこ
とができ、これはより迅速な塗布と乾燥をもたらし、そ
れによって紙と品質と生産高を改善する。
本発明は炭酸カルシウムのようなアルカリ土類金属炭酸
基の上へ吸着あるいはそれと混和したモノマー状フェノ
ール発色剤から成る発色現像組成物から成る。モノマー
状フェノールは上に示した一般式をもちここではビスフ
ェノールとよぶ。使用するビスフェノールとCaCO3
の相対的N縫はCaCO3100部あたり約4から約1
4部のビスフェノールである。本発明の組成物はフェノ
ールをCaCO5上へ吸着させるかあるいはフェノール
とCaCO5を混和することによってつくることができ
る。ここで使用するとき、「混和」または「混和物」と
はビスフェノールとCaC0aとの吸着組成物か混合組
成物のいずれかのととをいう。
CFココ−ィングカラーをつくるのに用いる顔料とビス
フェノールの混合物の水性分散液から成る発色現像剤分
散液は本発明の一つの具体化から成る。もう一つの具体
化においては、本発明はフェノール/CaCO3混合物
から成るコーティングカラーから成る。もう一つの具体
化においては、本発明は発色現像用組成物で以て塗布し
たCFレシートら成る。もう一つの具体化はこの組成物
で以て塗布したCFレシート使用する無カーボン紙マニ
ホールド集成体から成る。このようなマニホールドにお
いて使用するCBレシート好ましくは、本発明のビスフ
ェノールが少くとも約1f/CCの溶解度をもつ有機物
質から成る溶剤の中に溶解したロイコ染料発色剤から成
る。その他の具体化は発色現像用組成物をつくる方法か
ら成シ、それらはすべで、コーティングカラー調合前に
モノマー状ビスフェノールと炭酸カルシウムを混和する
別の混和段階を用いる。
実施例において見るとおり、CFレシートおいて使用す
るときの本発明のビスフェノール/炭酸カルシウム混和
物は驚異的にかつ相乗的に、発現画像の品質を改善する
。理論に束縛されることを望むわけではないが、本発明
者らはCaCO3と式■のビスフェノールとの混和物か
らの相乗的増大は、発色剤溶液がCFレシート接触する
ときにCaCO3によってひきおこされるビスフェノー
ルの増大した分極に基づくものであり、それによってビ
スフェノールがより醸性となり従ってCFレシートよね
活性となるものと考えている。
本発明の一つの重要な利点はフェノールと炭酸カルシウ
ムの混和物を良好なレオロジー性質と約50から75重
量%、好ましくは約55から約65重量−の固体含量を
もつCFコーチ1ングカラー中で使用できることである
。この固体含量はフェノール、CaCO5および粘結剤
固体を含む。このような高い固体含量は無カーボン紙コ
ーテイングカラーにおいて使用されたことがなく、紙品
質を改善し、塗布、゛乾燥の速度を上げ、設備利用度の
増加のために低コストで生産を増す。本発明のもう一つ
の利点はフェノールが顔料と均一に混合され、従ってC
F紙の発色現像剤の均一分布が生ずることである。さら
Kもう一つの利点はモノマー状ビスフェノールがビスフ
ェノールAのような低コストフェノールであることがで
きることである。も゛う一つの利点は炭酸カルシウムが
低コストで容易に入手できかつ確立された紙充填剤であ
るということである。CaCO3けまたCFレシート黄
変を防ぐ。もう一つの顕著な利点は発色現像剤組成物を
安定な水性分散液として調合することができ、それは従
って顔料採掘場所から紙工場へ容易に輸送できることで
ある。
本発明において使用する炭酸カルシウムは一般には微細
に磨砕され好ましくは白色または無色で6って受像紙に
発現する画像の濃淡対比を増強する。着色または染色C
aCO3を使用できるが、しかしそれらの使用は着色顔
料背景との対比のために画像の濃淡対比を下けるので、
染色CaCO5と一緒に使用する発色剤は注意して選ば
ねばならない。
沈降性炭酸カルシウムあるいはアラゴナイトのようない
かなる形態の炭酸カルシウムも使用できる。
本発明における炭酸カルシウムの利点は塗布紙を塩基性
とし、それによって紙の保存寿命を長くすることから成
る。さらに、炭酸カルシウムは光輝のある白色をもち、
従って画像濃淡対比を増す。
最後にかつ重要なことは、実施例において見るとk り
 、 CaCO3は上記の式のビスフェノールと一緒に
用いるときに画像濃度に相別的改善を与える。
CaCO5の粒径はいかなる分布のものでもよいが、し
かし、好ましくは紙コーテイングカラー中で慣用的に用
いられる顔料粒径に相当する。CFレシートにはCaC
0aは、CF塗膜が5μmより小さい厚みでおるべきで
あるので、実質上4μmより小さいのが好ましい。最大
寸法がこの4μmであることが好ましく、なぜならば、
より大きい粒径はCFレシート上平らでない塗膜表面を
りくらせ、あるいはCBマイクロカプセルの早期破裂に
よってCBレシート対にしたのちに1−ブルーストリー
ク(blue 5treak )Jをおこさせることが
できるからである。組成物中で用いるCaC0aの量は
組成物製造方法と関連して以下に論する。最後に、Ca
C0Bは例えば原料顔料の粒径低減以外に、気孔率を改
善することのような何らかの特別の予備処理を必要とし
ない。
CaCO3ト混和したモノマー状ビスフェノールはルイ
ス酸であり、発色剤から電子を受容/抽出しそれによっ
て発色剤を高度に着色したイオン型へ化学的に転化する
ことによって機能する。以下に述べるとおシ、CaCO
5と混和した次の式■のビスフェノールは発色剤と良好
な反応性をもち、画像濃度の相乗的改善を示す。
使用するモノマー状ビスフェノールは次の一般式をもつ
式Iはフェノール性OH基がベンゼン環の間の共有炭素
原子(式I中のC)から数えた自由位置、2−6および
2’ −6’のいずれかに位置することができることを
示している。Nは1.2.3.4または5であり、少く
とも1個のOH基が各ベンゼン環上にあることを示して
いる。合計で少くとも2個のOH基を含むビスフェノー
ルが用いられ、なぜならば、単一のOH基を含むフェノ
ールはCFシート中でCaCO3と一緒に使用するとき
に良好な濃度を現わすほど十分に反応性でないからであ
る。特に好ましいのは、共有炭素原子に対して4位およ
び4′位(パラまたはバク)において位置する各ベンゼ
ン環あたりただ1個のOH成分をもつビスフェノールで
あり、このタイプのビスフェノールは高い光学濃度を現
わすからである。式I中のR,とR2は同種または異種
でありかつ水素:アルキル、例えば−CH2−1CHz
CHs、インプロピル、あるいはより長鎖のアルキル基
;置換アルキル;アミノ;あるいは置換アミノであるこ
とができる。水素あるいはCs’/lでのアルキルがコ
ストの点でR1およびR2について好ましい。式Iにお
いて示されていないけれども、芳香族環は置換基、好ま
しくはカルボン酸以外の置換基によって置換することが
でき、例えばアルキル、フェニル、ハロ、ニトロ、アミ
ノ、サルフェート、スルホネート、およびサルファイド
であり、これらはCaCO3と混合するとき、フェノー
ルの発色現像能力を無効としない。この点に関しては、
アルキル基のようなある構成成分あ、るいけOH基のす
ぐ隣りに位置するものはそのOHの酸性を減らすことが
できる。ハロゲン置換ビスフェノールは毒性トコストの
問題から好ましくない。特に好ましいビスフェノールは
朗とR2が水素またはアルキルであるアルキリデンジフ
ェニル、例えば4.4′−メチリデンジフェノール、2
.4′−メチリテンジフェノール、4、4’ −5ec
−ブチリデンジフェノール、および4゜4′−インプロ
ピリデンジフエツール(ビスフェノ−7L、A)である
。最も好ましいビスフェノールはビスフェノールA (
R,とR2がメチルであり、式1中のパラ位において単
一のOH基)であり、高品質無カーボン紙画像がビスフ
ェノールAとCaCO5とによってつくられ、入手が容
易で低コストであるからである。ビスフェノールAはま
た2、2−ビス(ρ−ヒドロキシフェニル)フロパンと
しても知られる。
片面に発色現像組成物を塗布したCFレシート本発明の
もう一つの具体化を含み、このCFレシート用いる複写
用マニホールドはもう一つの具体化を構成する。このC
Fレシートさらに詳細に説BAfる前に、マニホールド
の他の成分を論する。
マニホールドは好ましくは前面に塗膜を施こさず裏面に
マイクロカプセル化発色剤を塗布した少くとも一つのC
Bレシート並びに、前面を発色現像組成物で塗布した少
くとも一つのCFレシートから成り、この場合、CFレ
シートよびCBレシート常に隣接関係にある。上記の、
本発明のカプセル化発色剤と発色現像用組成物とのその
他の配列も希望の場合には使用できる。例えば、発色現
像用組成物と発色剤含有マイクロカプセルは各々同一紙
シート上に塗布することができる。特許請求はマニホー
ルドのすべての可能な配列も含めることを考えている。
2枚以上のシートのマニホールドもつくることができる
。本発明のこの具体化においては、発色現像用組成物か
ら成るCFレシートその背面(CB)上に発色剤/マイ
クロカプセルを塗布される。もう一つのCFレシートC
F/CBシートの下に置く。とのマニホールドは従って
望み通シの数のシートを含むようにつくることができる
が、しかしある点においてはこのマニホールドは厚すぎ
て筆記圧を底のシートへ伝達できない。
発色現像用組成物によって活性化される発色剤は一般的
には無カーボン紙マニホールドにおいて使用できるすべ
ての無色の色原体ロイコ染料から成ることができるが、
しかし、金属原子のキレート化によって発色剤として機
能するキレート化剤から成り立っていない。発色剤は無
色型から着色型へ本発明の発色現像剤圧よって変換でき
るものでなければならない。例えば、前記のプティピエ
ールはいくつかの発色剤を列記しており、例えば、米国
特許第2.417.897に記載のクリスタルバイオレ
ットラクトン、および米国特許第3.681゜390に
記載のフロウランN−102である。適当である発色剤
は例えば、7−(1−エチル−2−メチルインドール−
3−イル) −7’ −(4−ジエチルアミノ−2−エ
トキシフェニル)−5,7−シヒドロフロ[3,4−b
]ピリジン−5−オンと5−C1−エチル−2−メチル
インドール−3−イル)−5−(4−ジエチルアミン−
2〜エトキシフエニル)−5,7−シヒドロフロ(3,
5−b、)ピリジン−7−オンとの異性体混合物である
ピリジルブルー;3,7−ビス(ジメチルアミノ) −
10−ベンゾイル−フェノチアジンであるベンゾイルロ
イコメチレンブルー(BLMB);3,3−ビス(4−
ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリ
ドであるクリスタルバイオレットラクトン(CVL);
2’−アニリノ−6′−ジエチルアミノ−3′−メチル
フルオランであるフロウランN−102;3,3−ビス
(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタ
’) F、3.3− ヒス(1−ブチル−2−メチル、
インドール−3−イル)フタリド、スピロ−7−クロロ
−2,6−’)メfルー3−エチルアミツギサンテン−
9,2−(2H)ナフトール[1,8−be)フラン、
7−クロロ−6−メチル−3−ジエチルアミノフルオラ
ン、3−ジメチをアミノ−ベンゾ〔b〕フルオラン、3
−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシ)−3−(2−
メチル−1−エチルインドール−3−(ル)フタリド、
3−(4−ジエチルアミン−2−ブトキシ)−3−(2
−メチル−1−エチルインドール−3−イル)フタリド
、および3,7−ビス(ジエチルアミノ)−10−ベン
ゾイルベンシカジンであるインドリルレッド;から成る
。有用な発色剤のより広範な表示は、有用なものは当業
熟練者によく知られているので、必要とは考えない。
発色剤は出現する像の色を決定する。例えば、クリスタ
ルバイオレットラクトン、ベンゾイルロイコメチレンブ
ルー、およびカルバゾイルブルーは青色像を現わし;ビ
スインドイルフタ2ダイト、モノアミノフロウランおよ
びジアミノ70ウランは赤色像を現わし;70ウーラン
(N−102)は緑−灰色像を現わす。黒色像はフロウ
ラン(N−102)、クリスタルバイオレットラクトン
、ベンゾイルロイコメチレンブルーおよびモノアミノフ
ロウランの混合物から現われ、この混合物は好ましい発
色剤である。
当業において知られているとおり、発色剤は溶剤系中に
溶解される。−、@剤溶液中の発色剤の重量%は特定の
発色剤および溶剤系を仕上げる液体に応じて変動するが
、一般的には約0.5から約lO重tチ、好ましくは約
1チから約5%の範囲内にある。
発色剤用の溶剤系は本発明の重要な因子であり、転写(
transfer )液体および任意成分として溶剤中
の発色剤の溶解度を改善する溶剤および/または染料溶
剤から成る。マイクロカプセル化を可能にするためには
、溶剤系は水理溶性であってカプセル化触媒に対して不
活性であり、そして十分な端の発色剤を溶解せねばなら
ない。溶剤は好ましくは事務所環境中で使用するのに実
質上無臭である。溶剤はまた好ましくは約160℃から
約325℃の範囲の沸点をもち、マイクロカプセル破壊
は迅速な蒸発をもたらし、一方では未破壊カプセルから
の蒸発を減らすものである。
画像形成反応は発色剤と発色現像剤との間の接触を通じ
ておこるので、溶剤はまた本発明のビスフェノールを溶
解せねばならない。このように、溶剤系は式Iのビスフ
ェノールの十分な量を溶解して発色剤と反応させ500
 nmで測定して約0.40以上好ましくは0.50の
画像濃度をもつ画像を生成するいずれかの有機物質から
成る。本発明者らはそれゆえ、溶剤が溶剤10CCあた
り約102より大きいビスフェノールに対する溶解度を
もつことを好む。
米国特許4.275.905は慣用的有機質転写液と使
用できる溶剤を列記している。しかし、本発明者らは本
発明の商業的転写液はビスフェノールCaCO3発色現
像剤と一緒に使用するときに十分な画像濃度を達成する
ものでないと信じている。
ビスフェノールに対する十分な溶解度をもつ2信じられ
る転写液は、少くとも6個の炭素原子をもち、アルキル
−芳香族−および環状−ケトンを含めて、4−メチル−
2−ペンタノン、2.6−ジメテルー4−ヘプタノン、
メチルインアミルケトン、シクロヘキサノン、ジインブ
チルケトン、アセトフェノン、2−オクタノン、インホ
ロン、2−ヘプタノン、3.3−ジメチル−2−ブタノ
ンおよび1,3−ジフェニル−2−プロパノン、のよう
なケトン類;少くとも4個の炭素原子をもち、アルキル
−および芳香族のエーテルを含めて、ベンジルエーテル
、2−エトキシエチルエーテル、フェニルエーテル、i
、z−ジメトキシエタン、2−メトキシエチルエーテル
のような、エーテル類;少くとも7個の炭素原子をもつ
エステル類、例えば、アミルアセテート、ベンジルアセ
テート、ブチルベンジルフタレート、ペンチルアセテー
ト、2−エチルヘキシルアセテート、エチルベンジルア
セテート、オキシノニルアセテート、エチルアセトアセ
テート、プロピレングリコモノメチルエーテルアセテー
ト、ブチルオクチルフタレート、ブチルオレエート、ジ
ブチルフタレート、2−エチルヘキシルアセテート、ブ
チルステアレート、ジインブチルフタレート、ジインデ
シルフタレート、ジブチルマレエート、ジエチルスクシ
ネート、アルキルベンン゛エート例えばメチルベンゾエ
ート、エチルベンゾエート、n−ブチルベンゾエート、
2.2.4−)リメチルペンクンジオール−1,3−モ
ノインブチレートおよび2−エトキシエチルブチレート
、ジエチルアジペート、プロピレンカーボネート;4個
から12個の炭素原子をもつアルコール例えばn−ブタ
ノール、n−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−オ
クタツール、n−デカノール、およびベンジルアルコー
ル;並びにサリチルアルデヒドのようなアルデヒド類;
から成る。
本発明者らは転写液としてエーテルを好む。
これらの溶剤の中で、CBレシート中組込まれCaCO
5/ビスフェノール混合物を含むCFレシート組合わせ
るときに選ばれるものは、最低でも、500 nmで0
.0(白色)から1,0(漆黒)の尺度において測定し
て少くとも約0,40好ましくは0.50の画像濃度を
もつ筆記像の発現を達成するべきである。二つの好まし
い溶剤がこの規準を満たし、n−ブチルベンゾエートお
よび2,2.4−)リメチルペンクンジオール−1,3
−モノインブチレート(モノサントからテキサノールと
して入手できる)である。これらの二つのうち、n−ブ
チルベンゾエートはより迅速な現像速度とより良好゛な
発色剤溶解性のゆえにより好ましい。好ましい溶剤混合
物はこのように無臭鉱精油と混合したぁから75重量−
の〇−ブチルベンゾエートから成る。
しかし、いくつかの転写液がマイクロカプセル調合中で
用いる重合触媒を妨害できることもおこり得る。例えば
、いくつかのアルコールはジインシアネート誘導体触媒
を妨害し得る。従って使用する転写液とマイクロカプセ
ルの種類とは相容性でなければならない。
転写液は単独あるいは各種混合物として、インプロピル
ビフェニル、5ec−フチルビフェニルあるいはインプ
ロピルナフチレンのような高い発色剤溶解性をもつ染料
溶剤物質と混合して、そして/または稀釈剤と混合して
、使用できる。稀釈剤は溶剤系のコストを下けるため罠
用いられる。好ましい稀釈剤は摺出温度が160℃から
260℃である飽和脂肪族炭化水素油の混合物である。
使用できるその他の稀釈剤は、ノ・ロゲン化されていな
いかぎり、使用割合において単−相を与えるよう転写液
と少くとも部分的に混治し得るものであシ、かつ、転写
液、発色剤溶液の他成分、あるいはマイクロカプセル成
分と化学的罠反応性でない。
稀釈剤対転写液の重量比はいかなる値のものであること
もできるが、すべての溶剤系において、転写液体の量は
発色剤使用量をl@解するのに十分なものでなければな
らない。コストを下げるために、転写液は最小化され、
代表的溶剤系は例えば4重量部の稀釈剤と1部の転写液
から成る。溶剤系はまた粘度調節剤、蒸気圧調節剤、氷
点降下剤、消臭剤、酸化防止剤あるいは着色染料のよう
な系の最終性質を変更または調節する添加剤から成るこ
とができる。 ′ 発色剤溶液はマイクロカプセル中に含まれる。
マイクロカプセルは当業において知られるいずれかの方
法、例えば、米国特許第2,800,457および3.
041.289に開示するとおりのゼラチンから、米国
%「f第3,516,846.4,001,140.4
.087,376、および4,089,802に開示す
るとおりの尿素−ホルムアルデヒド樹脂から、あるいは
米国特許第4,100,1031C開示するとおりの各
種のメラミン−ホルムアルデヒド樹脂から、つくること
ができる。当業において知られるとおり、使用するマイ
クロカプセル調合は発色剤用溶剤に依存し、それはいく
つかの溶剤がいくつかの種珀のマイクロカプセル殻を通
して拡散できるからである。尿素−ホルムアルデヒドポ
リマーは本発明の好ましいトランスファー液から成る溶
剤と一緒に使用するのに・杼ましい。
CBレシート上マイクロカプセル塗膜およびCFレシー
ト上発色現像組成物塗膜のための粘結剤または顔料接着
剤はどれでも使用できる。適当でbる粘結剤は澱粉、カ
ルボキシメチルセルローズ、ポリビニルアルコール、ゼ
ラチン、アラビアゴム、あるいはデキストリンのような
水溶性粘結剤;ポリビニルアセテート、ブタジェン−ス
チレンコポリマー、あるいはポリアクリル、のようなラ
テックス、あるいはそれらの混合物、から成る。
CFレシートための好ましい粘結剤はブタジェン−スチ
レンコポリマーラテックスであり、なぜならば、粘結剤
としてそれを使用するCFレシート他の粘結剤を使用す
るシートよりも高い光学濃度を現わすからである。粘結
剤の量を以下に論する。
無カーボン複写シート製造のための処方と技法はそれ自
身は当業によく知られており、例えば米国特許第3.6
27.581.3.775.424および3.853,
869に開示されているとおシである。
発色現像組成物、その組成物から成るCFココ−ィング
カラー、およびその組成物から成るCFレシート、ここ
でさらに詳細に論する。発色現像組成物が液状スラリー
あるいは懸濁液として調合されることを認めるべきであ
り、それは乾燥して粉末状組成物を生成させることがで
きる。ここでの目的のために、「発色現像剤分散液」と
いう用語は発色現像用組成物の液状スラリーまたは懸濁
液のことをいう。粉末状発色現像用組成物は再分散させ
て発色現像剤分散液を生成させることができる。発色現
像剤分散液はCFココ−ィングカラーをりくるのに使用
され、コーティングカラーは紙の上へ実際に塗布および
乾燥して本発明の発色、現像剤組成物から成るCFレシ
ート生成する。この発色現像剤分散液は、それをCaC
O3採掘場所まだは産出場所において調合し次いで紙工
場へ出荷することができるので、本発明の一つの重要な
側面である。
次に、上記のとおり、発色現像剤組成物はCaCO5上
に吸着されたビスフェノールあるいはビスフェノールと
CaCO3との混和物であることができる。混和物の方
が吸着工程よりも容易な調合物であるので、上記組成物
を混和物として調合することが好ましい。ビスフェノー
ルとCaCO5との混和物を含む発色現像剤分散液をつ
くる方法をそれゆえ第一に論する。
前記のとおり、発色現像剤分散液の製造は、好ましくは
コーティングカラーの調合前に、ビスフェノールとCa
C0aを混合することを含む。コーティングカラーを直
接に製造するのでなく、この分散液をまず調合すること
が好ましく、それは、これがビスフェノールとCaCO
5の均一混合を容易にするからである。
発色現像用組成物をつくる第一の方法は、ビスフェノー
ル、CaCO3、分散剤、および保護コロイドから成る
水性原料スラリーあるいは懸濁液を形成させ、この原料
スラリーを磨砕して発色現像用組成物から成る発色現像
用分散液を生成させることから成る。発色現像剤分散液
をつくる第二のそして好ましい方法は水性のビスフェノ
ールエマルジョンと炭酸カルシウムスラリーとを別々に
調合し、次いでそのエマルジョンと炭酸塩スラリーとを
混合することである。
第一の方法において、原料スラリー中のCaCO3含量
は磨砕コストを節約するようできるだけ高いことが好ま
しい。従って、より少ない責も使用できるが、CaCO
3は好ましくは原料スラリーの重量で約50%から約8
5%の範囲内から成り、なぜならば、量が少ない場合に
は磨砕機上の不適切な磨耗とより多くの量の凝集物の原
因となシ磨砕を妨けるからである。さらに好ましい範囲
は約70から75重量%のCa CO3であり、このよ
うな原料スラリーは微粉砕機を通る一貫流で処理するこ
とができるからである。分散剤は慣用的の固体磨砕用の
分散剤であり、アニオン性アンモニウムポリアクリレー
ト、非イオン性ポリエチレンオキサイド縮合物、あるい
は多カルボン酸塩のようないずれかの適当な種類である
ことができ、CaCO3を分散させる、すなわち凝集を
避けるのに十分な量で添加される。このような量は好ま
しくは顔料1トンあたり約5から約25ポンドから成る
原料スラリー中のビスフェノール量は約0.4以上好ま
しくは約0.50以上の容認できる光学濃度を出現させ
るのに十分ないずれかの肴から成り、一般的にはcac
o3の約2.0から約201J量チである。好ましい範
囲はCaCO5の量の約4.0から約14.0重量%で
あり、それは、この範囲以上では画像光学濃度の最小増
加が増加コストを相殺しないからである。最も好ましい
範囲はCaC0aの約4.0から約8.0重量%であり
、これらの量が高い光学濃度を出現するからである。ビ
スフェノールのこれらの好ましい重量範囲はコスト軽減
の故に本発明の一つの利点である。例えば、前述のファ
ーナムの特許はコーティングカラー中で35重量−のビ
スフェノール化合物を使用することを示している。
保護コロイドを原料供給スラリーヘビスフエノールの凝
集を防ぐ有効量で添加するが、それはCaC0nの約0
.1から約1.0重量%であり、より好ましくIdC&
SOsの約0.2から約0.4重frチである。この保
腰コロイドは例えばポリビニルアルコールまたはカルボ
キシメチルセルローズから成シ、フェノールと顔料の凝
集に基づく劣悪なレオロジーを紡ぎ、生成分散液を安定
化してよシ均質なCFレシートより良好な光学濃度につ
々がる。
このコロイドは発色剤を無カーボン紙系中で着色型へ転
化させることがない。保睦コロイドはまた磨砕後の発色
現像剤分散液へ添加することができるが、しかし、それ
の存在が磨砕速度を増すことができるので磨砕用原料ス
ラリーへ添加するのが好ましい。
ポリビニルアルコールは代表的にはポリビニルアセテー
トの加水分解によってつくられるOポリビニルアルコー
ルポリマーはどれでも使用でき、適当であるポリビニル
アルコールポリマーは約85から約91−の程度へ加水
分解され、水中のポリビニルアルコールの4チ固体溶液
が25℃において約4から約25センチボイズの粘度を
もつような分子量をもつ。適切なポリビニルアルコール
はピノール■の商標名でエア・プロダクト・アンドeケ
ミカルズ社から入手でき、これらはヤマトの特許にある
とおりにアクリルアミド変性されていない0ポリビニル
アルコールは塗料粘結剤としてしばしば用いられるがし
かしそれ上シずっと多量で用いられることを認めるべき
である。
フェノール、CaCO5、分散剤および保腹コロイドか
ら成る水性の原料スラリーは希望する場合には短時間混
合することによって予備分散させることができ、室温に
おいてネッチュのような適当な任意の磨砕用微粉砕機あ
るいはメディアミル(media m1ll )あるい
はその他の適当な粒子微粉砕装置を通過させる。磨砕用
微粉砕機において、発色現像剤化合物をCa COxと
混和し、全固体を上限寸法が4μmである好ましい粒径
へその粒径を小さくする。磨砕中に一般的には約85℃
以下へいくらかの発熱がおこり、この発熱は固体フェノ
ールの一部をCaCO3上へ吸着させることができる。
磨砕時間は微粉砕装置とともに変るが、しかし一般的に
は4μの上限粒度に達する十分な時間である。微粉砕枦
、使用するc a c Osと固体ビスフェノールの初
期粒度に応じて多数回の通過が必要であり伯る。磨砕速
度を助けるために、ビスフェノールを原料スラリーへの
添加前に微粉砕することができる。得られる発色現像剤
分散液は発色現像剤組成物から成り、CFココ−ィング
カラーをつくるのに用意される。
発色現像剤分散液をつくる第二の方法は、ビスフェノー
ルとCaCO3の適切粒径がより容易に達成されるので
好ましい。この方法においては、ビスフェノールエマル
ジョンヲCaCO3スラ!J−ト混合して分散液をつく
る0ビスフエノールエマルジヨン幻ビスフエノール、分
散剤および保護コロイドの水性スラリーなビスフェノー
ルの適切粒径に達するまで磨砕することによってつくら
れる0分散剤必些量の増加をさけるためには、高純度ビ
スフェノール出発物質を使用することが好ましい0適当
な分散剤と保護コロイドはいずれも使用できる。分散剤
としてのタモ−ルア31°と保護コロイドとしてのカル
ボキシメチルセルローズおよびカルボキシエチルセルロ
ーズの混合物を使用することが好ましい。ビスフェノー
ル量は、CaCO3と混合するときにCaCO5100
部あたり4から12部のビスフェノールの好ましい比か
ら成る量である。一般的には、これはビスフェノールが
ビスフェノールエマルジョンの約35−45n、8%で
あることを意味する。好ましいビスフェノールエマルジ
ョン処方td 6,856 yのビスフェノールA、2
869fの4チナトロゾルLR■、28692の4%C
MC7L■(カルボキシメチルセルローズ〕、802の
タモ−ルア31■、および4.145rの水である。
ビスフェノールエマルジョンを次に、前記原料スラリー
についてと同じ岬1囲に一般的にある適切な量のCaC
O5をもつ炭酸カルシウムスラリーとブレンドすること
によって混合して、発色現像剤分散液を生成させる。a
ましいCa COsスラリーけ70−75重重量のCI
LCOsでありCaCO5/トンあたり5から25ポン
ドのコロイド230を含む。このようなスラリーはトン
プソン゛−ワインマン・コンパニーからウルトラマイト
として商業的に入手できる。例えば、74重量%CaC
O3ウルトラマイトスラリーの5ofと上記の好ましい
ビスフェノールAエマルジョンの7.7’4 t (D
 8合はCILCOs  100部あた98部のBPA
をもつ発色現像剤分散液を生成した。
コーティングカラーは発色現像剤分散液へ接着性粘結剤
、および、必要ならば、追加の分散剤、抗菌剤、消泡剤
および酸化防止剤を添加してビスフェノールを保護する
ことによってつくられる。
乾燥固体基準の接着性粘結剤の添加量はCaC0*とビ
スフェノールとの固体の100部あたり約5から約30
部であることが好ましく、なぜならば、5部以下では粘
結剤はCaCO5とフェノールとを紹へ貼りつけるのに
不十分であり、30部以上でFi伶の発現を妨害する。
好ましくは、粘結剤の量は固体100あたり約5から約
15部であり、これは有利力低粘結剤顔料比である。脂
肪酸エステルあるいは石油蒸溜物のような慣用的消泡剤
はビスフェノール100重量部あたり約0.1−0.5
部の量で添加されるが、それはより多くの量では凝集を
おこさせ得るからである。分散剤は被傍粘土のような増
量剤顔料を添加する場合に必要に応じて添加する。コー
ティングカラーは均一に力るまで混合して本発明の発色
現像剤組成物から成るコーティングカラーを・生成させ
る。
本発明によるC a C03と固体ビスフェノールから
成るコーチインクカラーは、より少ない量も使用できる
けれども、カラーの約50から約75重  ゛量チの合
計固体含量(CaCO5、ビスフェノール、および粘結
剤のような他の固体)をもち、よシ好ましくはカラーの
約55から約65重量%である。
どれらの好ましい範囲はコーティング男う−用の所登レ
オロジーに基づく。塗膜レオロジーについての臨界的な
特長はカラーが高剪断速度において塗布するのに十分な
流動性でなければなら々い。
紙塗装剤は約50.000秒−1の剪断速度において稼
動するので、10,000秒−1のカラー粘度が測定さ
れる。固体合計が50−75%の範囲内の本発明のコー
ティングカラーは約1.5ポイズよシかなシ低いすぐれ
た高剪断粘度を示した。実施例はテストデーターのいく
つかを列記している。
55から65重量%の最も好ましい範囲が選ばれたが、
それは、この範囲以下ではカラーは適切な塗布には高剪
断速度において稀薄すぎ、従って粘度構成剤の添加を必
要とするからであり、そしてこの範囲以上では、カラー
は低剪断速度において濃厚すぎるかペースト状でおり過
ぎ、従って混合とポンプ輸送の問題に通ずる。本発明者
らは、ビスフェノールが顕著々程度にはレオロジーに影
響を及ぼさないと思われるので、ビスフェノールとca
co3との混和物を含む高固体カラーをきわめて意義の
あるものと考えている0この高固体カラーはまた、それ
らが塗膜乾燥時間を短縮してエネルギーを節約し塗装材
生産高を増すので好ましい。
コーティングカラー中の炭酸カルシウムの重量%は乾燥
固体基準で好ましくは約30重量%以上であシ、よシ好
ましくは約50%以上であって良好なビスフェノールの
分極を保証し、従って良好な画像濃度を保証する。一般
的には、ビスフェノールの大量使用はCa COsのい
くらかの減少を可能にする。50重量%以上の炭酸カル
シウムがよシ好ましく、それは、5%のビスフェノール
Aで以て高い画像濃度を生ずるからである。
補充用の充填剤および増量剤をコーティングカラーへ添
加してCFレシートよる発色剤の吸収を改善することが
できる。これらの充填剤はCa COsの約50重量%
までの量までの量で使用できる。
有用な充填剤はコーター(coater )  カオリ
ン、タルク、シリカ、などを含む。
CFレシートつくるためには、コーティングカラーをプ
ラスチックシートまたは紙シートのような支持体上へ塗
布して乾燥させる。使用する紙は希望する紙製品のどれ
で、もよい。紙の上へスラリーを塗布する技法はどれで
も使用でき、そのような技法は紙業界において既知であ
る。例えば、ロール塗布、エアドクター塗布、ナイフ塗
布、流延塗布はすべて使用できる。ナイフ塗布機は高固
体含量塗布用スラリーにとって特に好ましく、従って本
発明の塗布用スラリーの場合に特に望ましい用途を見出
す。紙を乾燥して塗膜から液を蒸発させて適切な塗膜密
度を生じさせ、そわは好ましくは約4から約10、さら
に好ましくは約6から8f/rr?の範囲内から成る。
少くとも49/rr?の塗膜重量が8重tチ以上のビス
フェノールの場合に好ましく、そして、少くとも6f/
rr?が8重°量チ以下のビスフェノール・カラーの場
合に好ましい。
生成されるCFレシート上述のとおシのマイクロカプセ
ル化発色剤を含むCBシートと組合わされる。発色現像
用組成物をもつCFレシートら成る本発明の無カーボン
紙マニホールドはそこですぐ使える状態になる。
好ましさが劣るもう一つの製造方法においては、発色現
像用組成物はビスフェノールを水理溶性のe1着用溶剤
の中に溶解して発色現像剤溶液をつくシ、これをCaC
O3と例えばスプレー塗布によって混合する。この方法
は溶剤の追加コストのためにあまシ好ましくないっ 有用な吸着用溶剤は水および、アルコール、アセテート
、およびケトンのような炭素数が5個まfttriそれ
より少ない低分子量有機溶剤を含む。ビスフェノールの
吸着用溶剤として水を使うことも可能であるけれども、
いくつかのフェノール類は水の中で適切な程度まで可溶
でなく、それゆえ、吸着がおこる有機溶剤を必要として
いる。このように、ビスフェノールの溶解に有機溶剤を
使うことが好ましく、イソプロピルアルコールは適当な
溶剤である。
吸着用溶剤の使用量は一般にはフェノール所望量を溶解
する十分な量であシ、それは磨砕方法において使用する
のと同じである。溶剤の正確な量はまた粉状化組成物を
つくるべきかどうかに依存する。粉末を望む場合には、
ビスフェノールを溶解するのに十分なだけの量を添加す
る。コーティングカシ−をその吸着後に発色現像剤分散
液から直接につくるべきである場合には、溶剤量はコー
ティングカラー中の所望の固体重量%によって決めもれ
る。ここでは、溶剤使用量は塗布用スラリーの重量で約
5から約25%の間口、さらに好ましくは約10%であ
ることが好墳しい。例えば、顔料14f上にe着された
12のフェノール、72の粘結剤および28−の水から
成る。コーティングカラーにおいては、28meのイソ
プロピ、ルアルコールが用いられ、こねハコ−ティング
カラーの約251#景チである。
発色現像剤溶液は顔料と一緒に、CaCO5上へのビス
フェノールの吸着がおこる十分な時nJIの…1混合す
る。吸着は迅速であると考えられ、例えば発色現像剤溶
液とCaCO3とのスラIJ−U約1分をこえる時間の
間、好ましくけ約去時間の間混合する。
水を次に添加して発色現像剤分散液を形成させ乏。水の
添加量は分散液がコーティングカラーをつくるのに直接
に用いられるかどうかに依存する。
コーティングカラーが直接につくられる場合には、コー
ディングカラー中の所望の固体重量含量、を生成する十
分力水を添加する。例えば、37dのIPA中の0.7
fのビスフェノールAを142の炭敢カルシウムへ添加
し、529の水を次に添加して分散液を生成させ、重量
で50−の固体である7、6tの接着側ラテックス粘結
剤を次に添加して20重量%固体の塗布用スラリーを生
成させる。
分散液をそうでなくて乾燥させて粉末の発色現像剤組成
物を生成させる場合には、十分力水をスラリーと分散さ
せるのに添加する。この量は代表的には発色現像剤化合
物を溶解するのに使用する溶剤量と等量である。
この粉末の製造は分散液中に含まれる有機溶剤および/
または水の蒸発を含む。この乾燥は任意の所望方式で実
施できる。例えば、水、イソプロピルアルコールおよび
吸着された発色現像剤組成物の分散液をスプレードライ
ヤー中に通し、次いで87℃において約10時間乾燥す
る。
乾燥粉末から発色現像剤分散液を生成させるには、上述
のとおシ、コーティングカラー中に所望重量%の固体を
生成させる十分な水、分散剤および好ましくは保護コロ
イドを添加する。吸着用溶剤はまた乾燥粉末の分散液の
中の水と一緒に添加できるが、しかしこれはコストのた
めに好ましくないっ添加する場合には、アルコール量は
コーティングカラーの約5から約25重量%であるり以
下の実施例は本発明を例証するために提示されている。
実施例 1−4 実施例1から4は顔料、Ca COs、 タルク、モノ
タナクロライト、およびアイケン、S、カルホルニアか
らのカオリナイト粘土の背景の発色現像特性を測定した
。各実施例において、約30重量%の顔料と十分な粘結
剤から成るコーティングカラーを紙の上へ塗布し乾燥し
てCFシートを生成古せた。各CFシートは次にアップ
ルトン(A、青色像〕、ナツシュアブラック(NB、黒
色像〕、およびボイズカスケード(BC,青色像)から
の商業的に入手できるCBシートと組合せてマニホール
ドを形成させた。直線インチあたり60ポンドの圧力を
、マニホールドをローラー中に通すことによって適用し
、そのCFシート上の得られる画像濃度を500 nm
において濃度計によって測定した。表1は顔料と光学濃
度を列記している0顔料の表面積と平均粒径はCaCO
5−7m’ / t、0.65μ渭;クロライド−11
//f、1.7μm;粘土−15d/f、0.4μm;
およびタルク−15ttt’/f、2μmであった。
表1 1  CaCO5O,110,140,102クロライ
ド  0.24   0.23   0.133   
粘   土  0.24   0,25   0.18
4 タルク 0.23 0,24 0.20見られると
おシ、顔料はいずれも0.25以上の光学濃度を生成せ
ず、CaCO5の場合の実施例1は三つのCBシートす
べてと比較して最低の光学濃度を生成した0これらの顔
料はすべて従って通常は発色現像剤として使用できない
特記しないかぎシ、実施例5−27についての実験手続
は次の通シであった: フェノールをイソプロピルアルコール(15mg)の中
に溶解し、実施例1−4の無機質顔料(14,Of)と
約委時間混合した。実施例5において1i顔料を添加し
なかった。水(21m)を次に添加して発色現像剤分散
液を形成させた。この分散液へダウ670スチレンブタ
ジエンラテツクス粘結剤(顔料14.Ofあたり7.’
6f”、重量で50チ固形分)、分散剤(0,059)
、抗菌剤(0,05f)および消泡剤(0,0!M)を
添加し、得られるコーティングカラーを均質になるまで
攪拌した。このコーティングカラーをA5または扁6@
巻き棒を使って紙基体上へ塗布し、この塗布紙を空気乾
燥させた。生成したCFレシート商業的に入手できるC
Bシート例えば、ナラシュア(黒色像形成剤)あるいは
アップルトン(青色像形成剤)と接触させて置く。生成
したマニホールドへそれらを直線インチあたり60ポン
ドの圧力に設定した一対のロールの中に通すことによっ
て圧力を適用した。cFレシート上発現した画像濃度を
500 nmにおいて濃度計で以て測定した。画像濃度
の測定誤差は±0.05であると考えられる。
表■は実施例5−27の詳細を列挙しており、発色現像
剤化合物、顔料、および発色剤、発色剤と顔料の重量チ
、および得られる画像濃度を含んでいる。
表1 5    ビスフェノールA5 6                  、  CaC
Ox      107              
      粘  土     488       
  N               クロライド  
     489           タルク、48
10            CaCO54,811粘
  土     48 12                       
クロライド      4813          
  タルク   4814            C
aCOx    4.815   4−フェニルフェノ
ール    粘  土     516    4−ペ
ンチルフェノール    粘  土     5NB 
         −−0,2ONB        
 30,7       20.0     0.7O
NB         26,0       32.
6      0.47NB         26.
0       32.0      0.57NB 
        26,0       32.0  
   0.5ONB         26.0   
    32.0      0.58A      
    25.0       33.0     0
.39A          25.0       
33.OQ、45A          25.0  
     33.Oo45A           2
5.0       33.0      0.5OA
           30.8       41.
7      0.3OA          31.
0       41.7      0.30表 ■
 (つづき) 17    ピロガロール        粘  土 
    518   ノニルフェノール       
タ ルク     519    ドデシルフェノール
      タ ルク     520   0−クロ
ロフェノール     タ ルク     521  
   4−n−ブチルフェノール      タ ル 
り      522   オクチルフェノール   
   粘  土     523     4−n−ド
デシルレゾルシノープレ     クロライド    
   524   フェノール      タルク  
 525   レゾルシノール      caco、
     526    4−t−ブチルカテコール 
    タ ル り      527    フロロ
グルシノール      タ ル り     5A 
        31・0       41.7  
  0.30BC3]、0       4]、7  
、、  0.30BC31041,7(130 BC31041,70,30 BC、31,041,70,3O A         308       42.0 
   0.3OA          31,2   
     41.0     040BC31,041
,00,30 p、          262        32
.0     0.4OA          31.
0     ’     32.0     0.40
BC31,032,00,40 実施例5−14は最も好ましいビスフェノール、すなわ
ちビスフェノールAから成る発色現像組成物の使用を例
証している。実施例1と5はCaCO5またはビスフェ
ノールA単iではCFシート中で発色現像剤として有効
で彦いが、しかしビスフェノールAとCaC0aとの混
和物は発色現像能力において驚異的で相乗的な増加を示
すことを表わしている。(:aCOs  と式Iのビス
フェノールとを混和することの相乗的改善が見られ、な
ぜならば、ナツシュアブラックおよびアップルトンのC
Bシートの場合にフェノールとCaCO3とを別々に付
加的に添加する基準において発現する光学濃度はそれぞ
れ034と0.31に等しいがしかし混和物によって実
際に発現する光学濃度はそれぞれ0.58と0.51で
あるからである。ビスフェノールAとCaCO3との付
加的添加時の光学濃度のこの相乗的増加、024と0.
19は、その他の顔料もいくらかの相乗的増加を示すけ
れども、その他の顔料と混和したフェノールから見られ
る増加のどれよシも大きい。しかし、粘土とA紙および
NB紙の両者との場合、およびクロライドとA紙との場
合、の相乗的増加は測定誤差内にあることができ、一方
、CaCO3の場合の増加は明らかに測定誤差外である
。実施例10と14は特に、ともにCaC0゜との混和
物であるが、商業的に入手できるCFレシートりも良好
な光学濃度を発生したことを注目されたい。さらに、(
:aCOs はビスフェノールとの場合にクロライドお
よびメルクよシも好ましく、CaCO3は高固体含量の
水性スラリー中で分散できるがそれらはできないからで
ある。
実施例6と10は、もう一つの実施例6’(14重量%
のビスフェノールを使用した以外は、実施例6の繰返し
〕と−緒にして、使用ビスフェノールの好ましい重量%
範囲を示す。BPAが14%である実施例6′は070
の画像濃度の実施例6と比べて0.74の画像濃度を視
わした。このように、10%をこえるビスフェノールの
増加は最小限度の効果を示した。BPA4.8%、光学
濃度0.5B。
の実施例10と光学濃度0.70の実施例6類の比較は
フェノール量の倍増は画像濃度を実際に改善するが実施
例10I−tよシ低いコストで商業的に受は入れ得る濃
度を表わすことを示した。
実施例15−27は顔料と混和した他のモノマー状ポリ
フェノールはCFレシートおいて式Iのビスフェノール
はと有効でないことを例証している0実施例17.23
.25.26および27は好マしいビスフェノール構造
と異なるビスフェノールを使用しており、かついずれも
0.40より高い光学濃度をもたないことを注目された
いりレゾルシノール(2個のOH基)とCaCO5との
実施例25は低濃度しか現われないので意味がある。
実施例25はCaCO3と一緒の式■のビスフェノール
の優秀性を示している。1価フェノールはさらに貧弱な
像の発現を示した。
実施例5−27は商業的CBレシート使用しこれらはフ
ェノールとCaCO5との吸着混和物と一緒に使用した
。データーは商業的画像濃度が発現したことを示す。し
かし、出願人らによる最近の情死では、現在の商業的C
B溶剤に関してはじめは活性であるが、フェノール/C
aCO3の吸着混和物は時間とともに発色現像能を失な
いより低い画像濃度をもたらすことが示されている。こ
のように、吸着および混和の両ビスフェノール/ Ca
 COs組成物はともに商業的画像濃度のための適当な
溶剤を必要とし、各々、そめような適当溶剤中に溶けた
発色剤と同じように反応すると信じられる。
実施例28−3.0はCa Co3(A 28 ) 、
ビスフェノールA、(BPA)(A29)およびCaC
O5と混和したCaCO5重量の8チのBPAかも成る
発色現像組成物(A30)、のKBrペレットで実施し
た赤外(IR)スペクトル分析であった。BPA処理C
aCO3はイソプロピルアルコール中の8チのスラリー
とCaCO3をスプレーコーティングすることによって
つくられたoIRスペクトルの分析は、A28において
は1000−1800cm−”  にわたる広い吸収と
CaCO5にについての2500−’  におけるCa
CO5ピークのみを示し、A29においてはBPAにつ
いての多重の特徴的ピークを約560.840.118
0.1240.1510.1600および2990cm
−”において示した。扁30けまた560.840およ
び2990 cm−”  におけるBPAに帰せられる
明瞭なピークをもっていた。これらの例は発色現像用化
合物BPAがCa COsと混和されていることを示す
実施例31はスプレーコーティングによる乾燥粉末の製
造を例証している。ビスフェノールA、8832を38
40 meのIPA中に溶かし15920tのCaCO
3上へスプレーコーティングした。得られる溶剤で湿っ
た粉末を87℃r(おいて乾燥し白色の綿毛状の粉末を
生成させた。この粉末はCaCO5上に5重量%のビス
フェノールが負荷されている。
大施例32と33はCa C03上の4.8%のBPA
で以て被aL*cFシート、A32、およびCaCCh
上の10%のBPAで以て被覆したCFレシートA33
の、倍率1000倍における走査電子顕微鏡分析であっ
た。これらのCFレシート実施例5−27についての手
順に従ってつくった。10%のBPAをもつ実施例33
Fi実施例32と同様の良好な混和物を示さなかった。
それは、BPAO伊別結品別結晶ことができ、一方、実
施例32においては個別のBPAは見ることができ々か
ったからである。フェノール樹脂の市販のボイズカスケ
ードCFシートと比較すると、王者すべてにおけるCF
塗膜は気孔性が少ないように見えた0実施例34.35
および36は発色現像用組成物をつくる第一の方法を説
明するものである099%が12μmよシ小さい粒径分
布をもつCILCOs、ビスフェノールA、およびCa
CO3上 )ン あたり20ポンドの水準の分散剤水準
で塾るのに十分カコロイド社から入手できるコロイド−
230、から成る水性原料スラリーを室温で出発して、
セラミック媒体をもつ4tネツチユ・ミル中で2回通過
させて湿式微粉砕した。&IIIはCaCO5とビスフ
ェノールAとから威名発色剤分散液をつくるのに用いる
原料スラリーの詳細を示している。BPAO量はCaC
O5のチである。各分散液の約3ガロンを製造した。
表m 実施例36からの発色現像剤分散液を120下における
スラリー安定性と熟成について横割し+。
表■は安定性検討の結果を示す。
表■ 0    265セzHAズ 9.76    700
1 2B7  9.30 622 2 314  9.48 690 5 38B   9.69 770 9 357  9.26 780 見られるとおυ、pH1粘度、および電導度は熟成によ
って変化しないり粘度の僅かの増加が普通であk) 、
 CaCO5スラリーについて予期される。
それゆえ、分散液は安定である。これは本発明の一つの
利点である。なぜならば、顔料微粉砕現場において分散
剤を製造し、次いでその分散剤をCFシート製造の遠隔
紙工場へ出荷することが望めるからである。
コーティングカラーとCFシートを次に実施例34の発
色現像剤分散液からつくって光学濃度の発現と塗布均質
性を横割した。この発色現像剤分散液へ粘結剤としてダ
ウ670ラテツクスと渡分、タモール■−850分散液
、および各種固体チの塗布用スラリーをつくる十分々水
を添加し/co任意的には、重量でCaCO5100部
あた925部の量の充填剤としてエンゲルハルト・ミネ
ラルズからのA2コーティング粘土あるいは無定形シリ
カ(キャボシルEH−5)を添加した。
例えば、40チ固体のコーティングカラーを、5To 
BPA、CaCO5および20ポンド/トン−Ca C
Os  の70.4%固体分散液の29.4f;17.
92のHsO; 3. OfのキャボシルあるいはA2
粘土;2.5tのダウ670う、テックス(50チ固形
〕;および6.25Fの澱粉(20チ固形〕;を均質に
なるまで混合することによって調合した。コーティング
カラー固体重量と得られる塗膜重量は、30%固体とs
t/rl;40%と1097m’;50%と13.5f
/ln’;および58%と8t/−であった。これらの
塗膜重量のいくつかが上記の好ましい4−1097−の
塗膜重量範囲の外にある理由は、実験室的塗布設備がこ
れらの高固体含量カラーを効果的に塗布し得なかったか
らである。
慣用的塗布設備にはこの問題はない。
つくったCFシートを次に、1,9fのCVL。
1.9fのBLMB、および0.3Fのパーガスクリプ
トレッド@(テバガイギーから入手)の色形成剤混合物
の、メチルイソブチルカルビノール(3−ジメチル−2
−ブタノール〕およびスールゾl。
ジブチルビフェニル(コツホ・リファイニング社から入
手)、および稀釈剤ケロシンの転写液から成る溶剤系の
中の溶液の21i1チ゛溶液と接触させて置いた。表■
は詳細と発現した画像濃度を示している。
表■ 37  粘土 50 25 25  40 0.453
8  粘土 50 30 20  40 0.3539
  シリカ  50  30  20   40  0
.4840  tt  502525 40’0.48
41  #  502030 400.4842  #
  501040 400.48見られるとおシ、添加
した顔料充填剤は光学濃度を著しく減らさない。出動人
らは、実施例40の減少はビスフェノールA溶解用のア
ルコールの減少に基づくと考えている。予期されるとお
シ、シリカはそれがいくらかの発色現像能力をもつので
溶剤の変化効果を相殺すると思われた。実施例39は本
発明の発色現像用組成物とCFシートからの良好な光学
濃度と低コストのアルコール溶剤  系の故にきわめて
意義があると考えられる。
添加顔料なしのCFシートをまたつくったCBレシート
以て発色させた。クリスタルバイオレツトラフトン(C
VL:1.9f)、ベンゾイルロイコメチレンブルー(
BLMB : 1.9 t )およびパーガスクリプト
レッドl−6B(0,3r)(チバガイギーから〕のロ
イコ染料混合物をペンチルアセテ−)(190・CC)
中に溶解しj(。室温において触W(デスモノデュN−
100,7,5fおよびモノテユールMR8,6,Of
 (モーベイケミカル社芽、V)〕を上記溶カfへ添加
して可溶化さぞた。この混合物は油相を栴成する。水性
相はllfのグルーセル−しくパーキュリーズ製のヒド
ロキシプロピルセルローズ〕を400CHの水の中にと
かすことによってつくった。触媒、シアナミドからのサ
イメル301(1,Of)と界面活性剤、kc酸酸化ヒ
マ抽油をこの水性混合物へ添加した。水性相を16%の
酢酸溶液で以てpH4へ調節したのち油相を添加した。
混合物をウオーリング・ブレンダで以て1−3分間混合
し、反応器へ移し、50−55℃で16時間ゆるやかに
攪拌した。
形成されたマイクロカプセルは直径Fi6−10ミクロ
ンであった。マイクロカプセル混合物を1−NaOH溶
液で以てpH=7へ調節した。次にそれをベースの原料
紙上へ塗布し実施例34のCFレシート40チ固形〕で
以て像をつくった。
0.45の画像強度が得られた。商業的に用いられる3
%の染料濃度に関してけより高い画像強度が期待される
。比較のために、CBレシートアップルトン、ミード、
ボイズカスケード(すべてフェノール樹脂系)およびケ
ーラー(醒処理粘土)のCFレシート以て画像化し、0
.45−0.55の光学濃度が得られた。
第二のCBレシート、190CCのペンチルアセテート
を使う代りに以下の溶剤混合物すなわち570Hのペン
チルアセテートとユッホ・リファイニンク社の製造する
133CHのスールゾルー290(インブチルピフェニ
ル)を使用した以外にけ上述のとおシにつくった。第三
のCBレシート、5701、の4−メチル−2−ペンタ
ノールと133儂のスールゾル290を発色剤溶剤とし
て使用する以外は、上述のとおシつくった。画像強度は
ま7’cO,40であった。実施例34と36のCFレ
シート″!lfCジメチルナフタレン中に溶解した上記
2チ染料混合物で以て溶液現像した0画像強度は一例3
4(5チBPA)に関して0,45であり実施例36(
8%BPA)に関して0.55である。
実施例 43−47 5チBPA/C,aCOs発色現像剤分散液の水による
稀釈はビスフェノールの凝集に関する問題をひきおこし
得る。実施例43−47は各種水準の保護コロイドを含
む稀釈分散液の安定度試験である012/1m以下が9
9.8%の粒径分布をもつCaCO5と20ポンド/ト
ン・CaCO5の水準のコロイド230とを含む73.
77%固形分のスラリーをCaC0,の5重量%である
十分なビスフェノールAと30分間混合した。この原料
スラリーを次に3回貫流で、1,500−gooorp
mにおいて六インチのセラミック媒体で以て85チ容積
において稼動する4tネツチユ・ミル中で微粉砕した。
最高温度け46℃であった。得られる発色現像剤分散液
(実施例43)は4μm以下が99.8−0粒径なもち
、次に保護コロイドと混合し、水で以て1/1の重量比
で稀釈した。表■け添加コロイド量、稀釈前の計算固体
チ、シクソトロープ指数、測定粘度、および凝集程度を
示しているりポリビニルアルコール(PVOH)はピノ
ール[F]205の20チ溶液で、!、カルボキシメチ
ルセフt、o−ズ(CMC)aバー*ユ!j−ズCMC
7LTの5チ溶液であった。
表■ 43    72.5 3,800 850 4.47
−44(,2%CMC)    69,8  20.4
80  3,605   5.6145(,2%PVO
)i)   72.tl   16.000  3,2
00   5.046(,1* PVOH)   ?2
.3   9,360  2,350   3.98−
PVO)iおよびCMCの閂は合計炭酸カルシウム1飯
の活性成分べ一、551      ひどい     
ひどい、667         な  し     
  中程度、725         な  し   
    微 少、667     きわめて微少   
中程度スである。
結果は、発色現像剤分散液は長時間にわたって保霞コロ
イドによって安定化させることができることを示した。
凝集結果に見られるとおり、0.2i、i*のポリビニ
ルアルコールは0.2重量%の力 、ルボキシメチルセ
ルローズより有効であり、ただしともに適切でFiある
。CMCけ0.1重量%pvonよシ稍有効である。シ
クソトロープ指数はブルックフィールド2.5rpm粘
度対20 rpm粘度の比であり、4個の分散液はすべ
て良好なシクソトロープ羊動を示し、すなわち、高剪断
においてよシ薄くなった。フエランテイーシャーリー高
剪断速度粘度もまた良好である。
実施例 47−49 実施例47.48および49はそれぞれ実施例43.4
4および45の分散液からつくったコーティングカラー
である。これらのカラーは乾燥固体基準で未稀釈分散液
100部を5部の澱粉および10部のダウ620スチレ
ン・ブタジェンラテックスと混合する仁とによって、分
散液として同日につくった。三つのカラーすべての物理
的データは次のとおりであった□顔料容積含有量、74
チ;顔料/粘結剤重量比、6.7/1;粘結剤/顔料重
量比、15/100;および、合計固体、60重量%。
カラーのレオロジーと安定度を次に、25℃における粘
度を測定しそれらのカラーを等重量の水で稀釈すること
によって検査した。表■はその詳細を示す。
表■ 実施例 47    2.225    0.28   ひどい
 ひどい48    4.170   0.4    
なし 微少49    180   0.29   な
し 微少結果はすべての三つのカラーにおいてすぐれた
レオロジー性質を示している。臨界的高剪断粘度は円錐
・平板測定器上で測定したが、約1+ポイズ以下の高剪
断速度(io、ooo秒−1)粘度が塗布を可能にする
のに達成されねばならないので理想的である。高剪断粘
度はまたバーキュリーズ粘度のレオグラムプロットによ
って検査したが、これもまた理想に近い挙動を示した。
低剪断速度ブルックフィールド粘度は受は入れることが
できるが、低剪断速度における約2000ボイズ以下が
より望ましい。総括して、これらの60重量%固体のコ
ーティングカラーは理想に近い塗布用レオロジーを示す
稀釈テストはCMCとPVOHの両者がともにカラーの
顕著な劣化を妨げる有効な保護コロイドであることを示
した。低剪断速度において特に、低粘度のゆえにPVO
)lをもつカラーが好ましい。
粘結剤としてダウラテックスのみを用いるその他のコー
ティングカラーHsと9.5のpHにおいて、59.6
6.68および71の固体チ、および7/1と24/1
の顔料/粘結剤比で以て調合した。高剪断速度における
これらの塗膜のレオロジーもまたすぐれたものであった
実施例 50 実施例50は発色現像剤分散液をつくる第二のかつ好ま
しい方法とコーティングカラーおよびそれからつくるC
Fシートの製造を解説している。
ビスフェノールAエマルジョンは、好ましい方法の論議
において上記し六量のビスフェノールA。
カルボキシメチルセルローズおよびカルボキシエチルセ
ルローズ並びにタモール分散剤の水性スラリーをBPA
粒径が4μ以下が1ooチとなるまでネツチュ・ミル磨
砕によって調製した、とのBPAエマルジョン7、74
 Fを次に74重量−〇aCO3のウルトラマイト・ス
ラリーの5Ofと一緒に攪拌することによって混合した
。この得られる発色現像剤分散液へ9.85fのエチレ
ックス −3030澱粉、3.94f17)ダウ62o
Aスチレン・ブタジェンラテックス、および2.159
の市0を添加し、このカラーを均質になるまで混合した
このカラーは60重量−の固体含量、10/100の粘
結剤/顔料比および8部/100部のBPA/CaCO
3比をもっていた。
このコーティングカラーを紙シート上へナイフ塗布し、
乾燥させてCFシートを生成させ友。塗布型−iけ5−
61/lriであった。
実施例 5l−57 CBシートを次のとおりにつくった:25fの無水エチ
ルマレイン酸を66fのH2O,5fの尿素、および0
.52のレゾルシンと混合シ、pHを20%NaOHで
以て3.5へ調節した。各々302の、名神の発色剤溶
液を次に深加し、高剪断においてブレングー中で1分間
混合した。1002のH2Oを深加し、ビーカーを25
℃において2時間保った。各々の実施例における得られ
たマイクロカプセルを濾過し5−10μの粒度であるこ
とがわかった。これらのマイクロカプセルを次に紙シー
ト上へ塗布してCBシートを生成させた。
これらのCBシートを実施例50のCF’シートと組合
わせて画像をつくらせた。表■は発色剤とそれらの1量
チ、溶剤混合物、および発現画像濃度を示している。濃
度1f−0,0(黒〕から100−0(白)の尺助で反
射を測定するハンター・ラボ計画機でとった像の反射測
定から計算した。反射値は既知の汲換表を使って画像濃
度へ変換される。
表■ 表■において見るとおシ、テキサノール溶剤系に関する
画像出現は発色剤使用量の低いことを考えて受は入れ可
能であった。
実施例 58 実施例58Fi好ましいCB溶剤、n−ブチルベンゾエ
ートを例証するものである。実施例51−57のマイク
ロカプセル化技法を使って75重量%のn−ブチルベン
ゾエートと25重を−の無臭鉱精油の中に溶卵;した5
重tfDのBASF−684染料(宵色形成怜フロウラ
ン〕をカプセル(lた。
CBレシート次につくシ実施例50のCFレシート組合
わせた。このマニホールドを画像化したが、表■けハン
ター・ラボ反射率によって時間的に測定したときの画像
の出現を示している。この紙は91.64の背景反射を
示し、人間の眼はハンター尺度で3.0単位の差を区別
できる。
表 ■ 時 間       反射率 0         91.64 3分a      79.12 45分      49.85 4時間        41.54 32日        47.34 a:はじめの測定はできるたけ早く行なった。
比較のために、市販の無カーボン紙マニホールドを画像
化しその出現と衰退を時間とともに追跡L7’c。市販
マニホールドは7時間徒において51.32のそれの最
も濃い像をもち、これU32日後に5:L20へ衰退し
た。
このように、実施例58Fi識別できる画像を直ちに発
現し市販試料よりも黒い像を現わし六〇さらに、その画
像の衰退は市販品が僅かにはとんと2単位であるのに比
べて#1とんど6単位であったとはいえ、実施例58の
画像は32日後においてもまだ識別できるはとに濃かっ
た。
諸実施例において見られるとおり、本発明のビスフェノ
ール/ Ca COs混和物はコーティングカラー中で
調合し、CF担担持シートへ塗布し、ロイコ染料CBシ
ートと組合せるときに、0.50をこえる画像濃度を発
現するのに有用である。さらに、その混和物から成るコ
ーティングカラーは無カーボン紙コーテイングカラーに
おいて従来されてい力かった50重量−をこえる高固体
含量においてさえ約1.5より低いすぐれた高剪断速度
粘度をもっているり しかし、上記の論述は単に例証的のものであることを考
えており、制約として考えるべきものではないc本発明
の領域は特許請求の範囲によって与えられる。
(外5名)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感圧記録系用の発色現像用CFシートであつて、
    発色機能について実質的に原因となりかつ炭酸カルシウ
    ムと一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ をもつモノマー状ビスフェノールとから成る混和物から
    成り、この式においてNは1、2、3、4または5であ
    り、R_1とR_2は同種あるいは異種でありかつ水素
    、アルキル、置換アルキル、アミノまたは置換アミノで
    あり、ビスフェノール対炭酸カルシウムの重量比が炭酸
    カルシウム100部あたり約4から約14部である、 発色性CFシート。
  2. (2)R_1とR_2が水素または炭素原子数が3個ま
    での置換アルキルであり、Nが1であり、OH基が共有
    炭素原子に関して4位と4′位に位置する、特許請求の
    範囲第1項に記載のCFシート。
  3. (3)ビスフェノールが4,4′−イソプロピリデンジ
    フェノールから成る、特許請求の範囲第1項に記載のC
    Fシート。
  4. (4)炭酸カルシウム、分散剤、および一般式▲数式、
    化学式、表等があります▼ をもつモノマー状ビスフェノールから成る水性の発色剤
    分散液であつて、式中、Nは1、2、3、4または5で
    あり、R_1とR_2は同種または異種であつてかつ水
    素、アルキル、あるいは置換アルキルであり、ビスフェ
    ノール対炭酸カルシウムの重量比が炭酸カルシウム10
    0部あたり約4から約14部であり、分散液中の炭酸カ
    ルシウムの重量%が約50から約85%である、水性発
    色現像剤分散液。
  5. (5)分散剤が炭酸カルシウム1トンあたり約5から約
    25ポンド(約2.27から約11.35Kg)の量か
    ら成る、特許請求の範囲第4項に記載の分散液。
  6. (6)ビスフェノールが4,4′−イソプロピリデンジ
    フェノールから成る、特許請求の範囲第4項に記載の分
    散液。
  7. (7)(a)炭酸カルシウムと一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Nは1、2、3、4または5であり、R_1と
    R_2は同種または異種でありかつ水素、アルキル、置
    換アルキル、アミノあるいは置換アミノである)をもつ
    モノマー状ビスフェノールとの混和物で以て被覆され、
    ビスフェノール対炭酸カルシウムの重量比が炭酸カルシ
    ウム100部あたり約4から約14部である支持体から
    成る、少くとも一つのCFシート;および、 (b)十分なビスフェノールが発色剤と反応して500
    nmにおいて測定した画像密度が約0.40より大きい
    画像を形成する溶剤の中の発色剤カプセル化溶液で以て
    被覆された支持体から成る少くとも一つのCBシート;
    から成る感圧記録用のマニホールド。
  8. (8)ビスフェノールが4,4′−イソプロピリデンジ
    フェノールである、特許請求の範囲第7項に記載のマニ
    ホールド。
  9. (9)マイクロカプセル化溶剤が少くとも7個の炭素原
    子をもつエステルから成る、特許請求の範囲第7項に記
    載のマニホールド。
  10. (10)エステルがアルキルベンゾエートである、特許
    請求の範囲第9項に記載のマニホールド。
  11. (11)溶剤がn−ブチルベンゾエートから成る、特許
    請求の範囲第7項に記載のマニホールド。
  12. (12)溶剤が無臭の鉱精油をも含む、特許請求の範囲
    第11項に記載のマニホールド。
  13. (13)溶剤が2,2,4−トリメチル−1,3−ペン
    タンジオールモノイソブチレートから成る、特許請求の
    範囲第7項に記載のマニホールド。
JP60106798A 1984-05-18 1985-05-18 無カーボン紙複写系 Pending JPS613779A (ja)

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US728181 1985-04-29
US612044 1990-11-13

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