JPS6137583Y2 - - Google Patents

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JPS6137583Y2
JPS6137583Y2 JP16325181U JP16325181U JPS6137583Y2 JP S6137583 Y2 JPS6137583 Y2 JP S6137583Y2 JP 16325181 U JP16325181 U JP 16325181U JP 16325181 U JP16325181 U JP 16325181U JP S6137583 Y2 JPS6137583 Y2 JP S6137583Y2
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JP
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cab
switch
circuit
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stop switch
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JP16325181U
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JPS5868378U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のキヤブテイルト制御装置に
関するものである。
近年のキヤブオーバ型トラツク等では、キヤブ
をテイルトさせることでエンジンの点検、整備性
を向上させている。又、自動車が大型化すると、
これにともなつてキヤブの重量が大きくなつて大
きなテイルト操作力が必要となる。このために近
年では、フレームとキヤブとをテイルトシリンダ
で結合し、このシリンダに圧油を供給するポンプ
を電動又は空圧のテイルトモータで駆動させるよ
うにすることにより、ポンプとテイルトシリンダ
との間に介装した切換バルブと、テイルトモータ
の運転・停止を制御するコントロールスイツチと
の操作でキヤブをテイルトアツプさせ、あるいは
テイルトダウンできるようにしたものが実用化さ
れている。
このようなキヤブテイルト制御装置を構成する
に際しては、切換バルブ及びコントロールスイツ
チの操作ミスによるテイルトモータ及びテイルト
シリンダの過負荷を防止するために、キヤブが上
限位置及び下限位置に達した時にテイルトモータ
を強制的に停止させる上限停止スイツチ及び下限
停止スイツチを設けると共に、キヤブを常態位置
に係合するキヤブロツク機構の作動時にテイルト
モータを運転不能に保持するキヤブロツクスイツ
チを設けることが望まれる。従つて、従来では例
えば第1図に示すように、上限停止スイツチ1と
キヤブロツクスイツチ2と下限停止スイツチ3と
コントロールスイツチ4とを直列に接続したうえ
で、上限停止スイツチ1を手動で復帰させる解除
レバー等の解除手段5と、下限停止スイツチ3を
手動で解除する押ボタン式の解除スイツチ6等を
設けて制御装置を構成していた。尚、第1図中、
7はテイルトモータ、8は該モータ7に設けたサ
ーモスイツチ、9はモータリレー、10はバツテ
リ、11はポンプ、12はオイルタンク、13は
テイルトシリンダ、14は切換バルブ、15はキ
ヤブロツクピンである。
ところが、上記のように解除レバー5及び解除
スイツチ6を設けた場合は、例えば常態位置にあ
るキヤブをテイルトアツプさせようとする時は、
キヤブロツクピン15を取り外してキヤブロツク
スイツチ2をオンさせた後に切換バルブ14を上
げ位置に操作し、かつ、解除スイツチ6とコント
ロールスイツチ4とをともにオンさせる必要があ
る。又、上限位置にあるキヤブをテイルトダウン
させる時は切換バルブ14を下げ位置に操作しつ
つ、解除レバー5を操作して上限停止スイツチ1
をオン状態に保持させ、そのうえでコントロール
スイツチ4をオンさせる必要があるというよう
に、テイルトアツプ及びテイルトダウンの開始時
には切換バルブ及びコントロールスイツチの他
に、解除レバー又は解除スイツチをも操作する必
要があり、これら解除手段の操作忘れによつて制
御装置が故障したものと誤認するおそれがあつ
た。
本考案は上記に鑑みてなされたものであつて、
2回路6接点3位置自動復帰型のコントロールス
イツチを設けることにより、このコントロールス
イツチに解除スイツチとしての機能をも保持させ
てテイルト操作を単純化し、以つて、誤操作によ
るトラブルを解消することを目的とする。
以下に本考案を第2図に示された一実施例とと
もに詳述する。
図示しないフレームとキヤブとを結合するテイ
ルトシリンダ20とテイルトモータ21で駆動さ
れるポンプ22とを切換バルブ23を介して接続
していること、従来と同様である。24はタンク
である。又、前記テイルトモータ21とバツテリ
25との間に介装したモータリレー26を制御す
る制御回路は、キヤブが所定角度までテイルトア
ツプされている時にのみ開成する上限停止スイツ
チ27と、キヤブが常態位置までテイルトダウン
されている時にのみ開成する下限停止スイツチ2
8と、キヤブロツクピン29でキヤブが常態位置
に係合保持されている時にのみ開成するキヤブロ
ツクスイツチ30と、2回路6接点3位置自動復
帰型のコントロールスイツチ31とで構成されて
いる。
ここに、前記上限停止スイツチ27の第1端子
27aをバツテリ25の正極に接続し、このスイ
ツチ27の第2端子27bと下限停止スイツチ2
8の第1端子28aとをキヤブロツクスイツチ3
0を介して接続している。そして、下限停止スイ
ツチ28の第1端子28aをコントロールスイツ
チ31の第1回路の可動接点31aに接続すると
共に、下限停止スイツチ28の第2端子28bを
コントロールスイツチ31の第1回路の第1固定
接点31b及び第2回路の可動接点31a′に接続
している。又、上限停止スイツチ27の第1接点
27aをコントロールスイツチ31の第1回路の
第2固定接点31cに接続したうえで、第2回路
の第1、第2固定接点31b′,31c′をテイルト
モータ21に設けたサーモスイツチ32及びモー
タリレー26の信号コイルを介して接地させてバ
ツテリ25の負極に接続している。尚、コントロ
ールスイツチ31の操作部は、例えばシーソー状
に形成されており、該操作部を上昇側に操作する
と各回路の可動接点31a,31a′がそれぞれ第
1接点31b,31b′に接続され、逆に下降側に
操作すると各可動接点31a,31a′が第2接点
31c,31cに接続され、かつ、操作部を解放
すると可動接点31a,31a′がいずれの固定接
点31b,31b′,31c,31c′からも切り離
されるようになつている。
上記の構成において、通常はキヤブがキヤブロ
ツクピン29で常態位置に固定されているので、
下限停止スイツチ28及びキヤブロツクスイツチ
30がともにオフしている。従つて、コントロー
ルスイツチ31を上昇側に操作して第1回路の可
動接点31aと第1固定接点31bとを接続して
下限停止スイツチ28の両端間を導通させようと
も、キヤブロツクスイツチ30がオフしているの
でモータリレー26はオンしない。又、操作部を
下降側に操作した時には、第1回路の第2固定接
点31cから可動接点31aを介して下限停止ス
イツチ28の第1端子28aにバツテリ電圧が印
加されるが、このスイツチ28がオフしているの
でモータリレー26はオンしない。
キヤブロツクピン29の抜き取りにともなつて
キヤブの係合が解除されると、キヤブロツクスイ
ツチ30がオンし、上限停止スイツチ27及びキ
ヤブロツクスイツチ30を介してコントロールス
イツチ31の可動接点31aにバツテリ電圧が印
加される。従つて、この状態でコントロールスイ
ツチ31の操作部を上昇位置に操作して可動接点
31aを第1固定接点31bに接続すると、この
接点31bから第2回路の可動接点31a′及び第
1固定接点31b′を介してモータリレー26の信
号コイルにバツテリ電圧が印加されるので、該リ
レー26がオンし、テイルトモータ21が運転さ
れる。そして、キヤブが所定の角度までテイルト
アツプされると、上限停止スイツチ27がオフし
て第1回路の可動接点31aとバツテリ25との
間を遮断するのでリレー26がオフしてテイルト
モータ21が停止する。尚キヤブが常態位置にあ
る時にコントロールスイツチ31の操作部を下降
側に操作した時は、該スイツチ31の第1回路側
と第2回路側との間に介装した下限停止スイツチ
28がオフしているのでリレー26はオンしな
い。又、所定角度に達するまでのテイルト位置で
は、上限停止スイツチ27、下限停止スイツチ2
8及び、キヤブロツクスイツチ30のいずれもが
オンして第2回路の可動接点31a′にバツテリ電
圧を印加しているので、操作部をいずれの位置に
操作してもテイルトモータ31が運転される。
一方、上記のようにして所定角度までテイルト
アツプされているキヤブをテイルトダウンさせる
時は、コントロールスイツチ31の操作部を下降
側に操作する。すると、上限停止スイツチ27が
オフしているにも拘らず、第1回路の第2固定接
点31c、可動接点31a及び下限停止スイツチ
28を介して第2回路の可動接点31a′にバツテ
リ電圧が印加されるので、該接点31a′に接続さ
れている第2固定接点31c′からの出力でモータ
リレー26がオンしてテイルトモータ31が運転
される。そして、キヤブが常態位置までテイルト
ダウンされると下限停止スイツチ28がオフする
ので、第2回路側がオフされ、モータリレー26
がオフされる。尚、所定角度からのテイルトダウ
ン時にコントロールスイツチ31の操作部を上昇
側に操作しようとも、第2回路側にはバツテリ電
圧が印加されないのでテイルトモータ21は運転
されない。
従つて、キヤブをテイルト操作する時は、コン
トロールスイツチ31の操作部を上昇位置又は下
降位置にそれぞれ切換作業したうえで切換バルブ
23を操作部と同一側に切換操作すれば良いが、
前記操作部と切換バルブとを連動させれば、スイ
ツチ又はレバーによるワンタツチ操作でキヤブを
テイルト操作することができるので都合が良い。
尚、テイルト操作時の安全性を向上させるに
は、コントロールスイツチの操作時、つまり、テ
イルトモータの運転時に作動する警報具を設けて
キヤブのテイルト操作中であることを周囲に報知
するようにすれば良い。又、テイルトダウン後の
キヤブロツク忘れを防止するには、キヤブロツク
スイツチがオンしている時に作動するランプ等を
自動車のメータパネル部に装着すれば、キヤブロ
ツク忘れのままで自動車を走行に供してしまうお
それがなくなる。
以上説明したように本考案によれば、従来では
独立して設けられていた解除スイツチ等をコント
ロールスイツチに組み込んだものであるから、キ
ヤブのテイルト操作時のスイツチ操作が単純化さ
れる。このために、誤操作によるトラブルを解消
できる。又、キヤブが上限位置又は下限位置に達
した時はテイルトモータが自動的に停止すると共
に、逆方向へのスイツチ操作及びキヤブロツク機
構が作動している時のスイツチ操作に対してはテ
イルトモータが運転不能になるので、スイツチの
誤操作等にともなうテイルトモータ及びテイルト
シリンダの過負荷をも予防できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図は本考案の一
実施例の回路図である。 20……テイルトシリンダ、21……テイルト
モータ、22……ポンプ、23……切換バルブ、
24……タンク、25……バツテリ、26……モ
ータリレー、27……上限停止スイツチ、27a
……第1端子、27b……第2端子、28……下
限停止スイツチ、28a……第1端子、28b…
…第2端子、29……キヤブロツクピン、30…
…キヤブロツクスイツチ、31……コントロール
スイツチ、31a……第1回路の可動接点、31
a′……第2回路の可動接点、31b……第1回路
の第1固定接点、31b′……第2回路の第1固定
接点、31c……第1回路の第2固定接点、31
c′……第2回路の第2固定接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームに搭載したキヤブをテイルト作動させ
    るテイルトシリンダと、該シリンダに圧油を供給
    するポンプを駆動するテイルトモータと、前記シ
    リンダとポンプとの間に介装した切換バルブとを
    設けたテイルトキヤブ自動車において、キヤブが
    所定角度までテイルトアツプされている時にのみ
    開成する上限停止スイツチと、キヤブが常態位置
    までテイルトダウンされている時にのみ開成する
    下限停止スイツチと、キヤブが常態位置に係合保
    持されている時にのみ開成するキヤブロツクスイ
    ツチと、2回路6接点3位置自動復帰型のコント
    ロールスイツチとを備え、前記キヤブロツクスイ
    ツチを介して上限停止スイツチの第2端子と下限
    停止スイツチの第1端子とを接続し、コントロー
    ルスイツチの第1回路の可動接点を下限停止スイ
    ツチの第1端子に接続し、第1回路の第1固定接
    点及び第2回路の可動接点をそれぞれ下限停止ス
    イツチの第2端子に接続すると共に、第1回路の
    第2固定接点を上限停止スイツチの第1端子に接
    続し、第2回路の第1、第2固定接点を接続して
    構成した制御回路を介してテイルトモータをバツ
    テリに接続したことを特徴とする自動車のキヤブ
    テイルト制御装置。
JP16325181U 1981-10-30 1981-10-30 自動車のキヤブテイルト制御装置 Granted JPS5868378U (ja)

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JP16325181U JPS5868378U (ja) 1981-10-30 1981-10-30 自動車のキヤブテイルト制御装置

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JP16325181U JPS5868378U (ja) 1981-10-30 1981-10-30 自動車のキヤブテイルト制御装置

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JPS5868378U JPS5868378U (ja) 1983-05-10
JPS6137583Y2 true JPS6137583Y2 (ja) 1986-10-30

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