JPS6137377B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6137377B2 JPS6137377B2 JP58200909A JP20090983A JPS6137377B2 JP S6137377 B2 JPS6137377 B2 JP S6137377B2 JP 58200909 A JP58200909 A JP 58200909A JP 20090983 A JP20090983 A JP 20090983A JP S6137377 B2 JPS6137377 B2 JP S6137377B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- needle
- core
- knitted fabric
- needles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
本発明は、経伸びのある丸編地に関する。更に
詳しくは弾性糸を用いた経方向に伸縮性を付与し
た丸編地に関するものである。 従来、弾性糸を用いた丸編地は、経方向の伸縮
性を有するものはなかつた。この為に、ガード
ル・レオタードあるいは、スポーツ衣料等に従来
の丸編地を使用すると緯方向にのみ伸縮し、経方
向に伸縮しない為、着用時の運動性・体型の補正
機能に大きな問題があつた。 本発明者は、この様な従来の丸編地の欠点を解
消する新規な経方向に伸縮性を付与した丸編地を
目的として鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。 すなわち、本発明の経方向に伸縮性を付与した
丸編地は、相対する針床のロング針によつて相対
する針床間でニツト編とし、次に各々の針床にお
いて独立して全針ニツトするに際しその一方の針
床に弾性糸を含む糸を給糸する。さらに相対する
針床のシヨート針によつて相対する針床間でニツ
ト編とし、次に各々の針床において独立して全針
ニツトするに際し、先に弾性糸を芯にしたカバリ
ング糸又はコアー糸を給糸したと同じ針床に弾性
糸を含む糸を給糸することで経方向に伸縮性を付
与した丸編地を特徴とする。 以下、本発明の丸編地について詳しく説明す
る。 本発明の経方向の伸縮性を付与した丸編地は、
１つの針床で２段以上のカムトラツクを持つ相対
する針床を有する丸編機を用いる。各給糸口で使
用する糸は、第１図、第２図に示す給糸No.1・
４は、各種素材・ポリエステル・ナイロン・アク
リル・レーヨン・キユプラレーヨン・レーヨン・
綿のいずれを使用しても良い。素材の形態は、フ
イラメント・紡績糸・加工糸のいずれを使用して
も良い。また、給糸No.2・５に上記の素材・形
態の糸を使用した場合、給糸No.3・６には、弾
性糸を芯にし、カバリング機械又は空気混繊用ノ
ズルを通過させ他の長繊維素材でカバーしたカバ
リング糸、又は精紡工程で他の短繊維素材でカバ
ーしたコアー糸のいずれかの糸を用いることが必
要条件である。また、逆にNo.2・５に弾性糸を
芯にしたカバリング糸又はコアー糸を使用した場
合、給糸No.3・６には前記各種素材・形態の糸
を使用する。この方法で編立した生機を染色仕上
することにより、優れた経方向の伸縮性を有する
丸縮地が得られる。また、風合良好で、かつ染色
仕上条件を調整することで弾性糸を芯にしたカバ
リング糸又はコアー糸を給糸した裏の表面をパイ
ル状の状態にすることもできる。 本発明で給糸No.3・６あるいは、No.2・５に
弾性糸を含む糸を給糸することにより経方向にお
いて２コース弾性糸を芯にしたカバリング糸又は
コアー糸が交互に連続する効果が得られ、この結
果、経方向に伸縮性が発現する。当然、緯方向に
は、弾性糸を芯にしたカバリング糸又はコアー糸
が連続することにより伸縮性は付与される。第１
表に一定荷重下の伸度について示す。
詳しくは弾性糸を用いた経方向に伸縮性を付与し
た丸編地に関するものである。 従来、弾性糸を用いた丸編地は、経方向の伸縮
性を有するものはなかつた。この為に、ガード
ル・レオタードあるいは、スポーツ衣料等に従来
の丸編地を使用すると緯方向にのみ伸縮し、経方
向に伸縮しない為、着用時の運動性・体型の補正
機能に大きな問題があつた。 本発明者は、この様な従来の丸編地の欠点を解
消する新規な経方向に伸縮性を付与した丸編地を
目的として鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。 すなわち、本発明の経方向に伸縮性を付与した
丸編地は、相対する針床のロング針によつて相対
する針床間でニツト編とし、次に各々の針床にお
いて独立して全針ニツトするに際しその一方の針
床に弾性糸を含む糸を給糸する。さらに相対する
針床のシヨート針によつて相対する針床間でニツ
ト編とし、次に各々の針床において独立して全針
ニツトするに際し、先に弾性糸を芯にしたカバリ
ング糸又はコアー糸を給糸したと同じ針床に弾性
糸を含む糸を給糸することで経方向に伸縮性を付
与した丸編地を特徴とする。 以下、本発明の丸編地について詳しく説明す
る。 本発明の経方向の伸縮性を付与した丸編地は、
１つの針床で２段以上のカムトラツクを持つ相対
する針床を有する丸編機を用いる。各給糸口で使
用する糸は、第１図、第２図に示す給糸No.1・
４は、各種素材・ポリエステル・ナイロン・アク
リル・レーヨン・キユプラレーヨン・レーヨン・
綿のいずれを使用しても良い。素材の形態は、フ
イラメント・紡績糸・加工糸のいずれを使用して
も良い。また、給糸No.2・５に上記の素材・形
態の糸を使用した場合、給糸No.3・６には、弾
性糸を芯にし、カバリング機械又は空気混繊用ノ
ズルを通過させ他の長繊維素材でカバーしたカバ
リング糸、又は精紡工程で他の短繊維素材でカバ
ーしたコアー糸のいずれかの糸を用いることが必
要条件である。また、逆にNo.2・５に弾性糸を
芯にしたカバリング糸又はコアー糸を使用した場
合、給糸No.3・６には前記各種素材・形態の糸
を使用する。この方法で編立した生機を染色仕上
することにより、優れた経方向の伸縮性を有する
丸縮地が得られる。また、風合良好で、かつ染色
仕上条件を調整することで弾性糸を芯にしたカバ
リング糸又はコアー糸を給糸した裏の表面をパイ
ル状の状態にすることもできる。 本発明で給糸No.3・６あるいは、No.2・５に
弾性糸を含む糸を給糸することにより経方向にお
いて２コース弾性糸を芯にしたカバリング糸又は
コアー糸が交互に連続する効果が得られ、この結
果、経方向に伸縮性が発現する。当然、緯方向に
は、弾性糸を芯にしたカバリング糸又はコアー糸
が連続することにより伸縮性は付与される。第１
表に一定荷重下の伸度について示す。
【表】
上記のように、本発明技術によれば、従来技術
に比べ経方向の伸度が非常に大きい。この為にガ
ードル・レオタード・スポーツ衣料等に本技術で
得られた編地を使用することにより、着用時の運
動性・体型の補正機能が付与でき、従来技術の経
方向の伸縮性のない丸編地の着用時の運動性・体
型の補正機能の問題を解決できた。 以下、実施例を示す。 実施例 １ 22GGダブルジヤージイ機を両面出合の針配列
にして第１・第４給糸口にナイロン30d／10f仮撚
加工糸を用い、各々のロング針、シヨート針でシ
リンダー及びダイアルの何れの針床でもニツト編
とし、第２・５給糸口では綿コーマ糸60′sを第
３・６給糸口ではスパンデツクス70dとナイロン
70d／24f加工糸のカバーリング糸を用いて、各々
のダイアル針・シリンダ針において独立して全針
ニツトし、これを完全組織とする編成方法で経方
向に伸縮性のある編地を作成した。この編地を従
来の方法で染色仕上を行なつた結果、2.25Kg／５
cmの荷重時の伸長率は経方向240％、緯方向は230
％であり高弾性の機能を持つ経伸び丸編地が得ら
れ、ガードル等の商品とした場合、従来にない着
用時の運動性・体型の補正機能のあるニユーイン
ナーに最適な商品となつた。 実施例 ２ 26GGダブルジヤージイ機をゴム出合の針配列
にして第１・第４給糸口にポリエステル30d／13f
を用いて、各々のロング針・シヨート針でシリン
ダー及びダイアルの何れの針床でもニツト編し、
第２・第５給糸口では、綿80′sコーマ糸を用い、
第３・第６給糸口では、スパンデツクス40dとエ
ステル50d／24fのカバリング糸を用いて、各各の
ダイアル針、シリンダ針において独立して全針ニ
ツトし、これを完全組織とする編成方法で経方向
に伸縮性のある編地を作成した。この編地を従来
の方法で染色仕上を行なつた結果、2.25Kg／５cm
の荷重時の伸長率は経方向170％、緯方向は160％
であり高弾性の機能を持つ経方向に伸縮性のある
丸編地が得られ、ガードル等の商品とした場合、
従来にない着用時の運動性・体型の補正機能のあ
るニユーインナーに最適な商品となつた。
に比べ経方向の伸度が非常に大きい。この為にガ
ードル・レオタード・スポーツ衣料等に本技術で
得られた編地を使用することにより、着用時の運
動性・体型の補正機能が付与でき、従来技術の経
方向の伸縮性のない丸編地の着用時の運動性・体
型の補正機能の問題を解決できた。 以下、実施例を示す。 実施例 １ 22GGダブルジヤージイ機を両面出合の針配列
にして第１・第４給糸口にナイロン30d／10f仮撚
加工糸を用い、各々のロング針、シヨート針でシ
リンダー及びダイアルの何れの針床でもニツト編
とし、第２・５給糸口では綿コーマ糸60′sを第
３・６給糸口ではスパンデツクス70dとナイロン
70d／24f加工糸のカバーリング糸を用いて、各々
のダイアル針・シリンダ針において独立して全針
ニツトし、これを完全組織とする編成方法で経方
向に伸縮性のある編地を作成した。この編地を従
来の方法で染色仕上を行なつた結果、2.25Kg／５
cmの荷重時の伸長率は経方向240％、緯方向は230
％であり高弾性の機能を持つ経伸び丸編地が得ら
れ、ガードル等の商品とした場合、従来にない着
用時の運動性・体型の補正機能のあるニユーイン
ナーに最適な商品となつた。 実施例 ２ 26GGダブルジヤージイ機をゴム出合の針配列
にして第１・第４給糸口にポリエステル30d／13f
を用いて、各々のロング針・シヨート針でシリン
ダー及びダイアルの何れの針床でもニツト編し、
第２・第５給糸口では、綿80′sコーマ糸を用い、
第３・第６給糸口では、スパンデツクス40dとエ
ステル50d／24fのカバリング糸を用いて、各各の
ダイアル針、シリンダ針において独立して全針ニ
ツトし、これを完全組織とする編成方法で経方向
に伸縮性のある編地を作成した。この編地を従来
の方法で染色仕上を行なつた結果、2.25Kg／５cm
の荷重時の伸長率は経方向170％、緯方向は160％
であり高弾性の機能を持つ経方向に伸縮性のある
丸編地が得られ、ガードル等の商品とした場合、
従来にない着用時の運動性・体型の補正機能のあ
るニユーインナーに最適な商品となつた。
第１図は本発明の丸編地両面出合の組織図、第
２図は本発明の丸編地ゴム出合の組織図。 ａ，ｂ……普通糸、ｃ……弾性糸を芯にしたカ
バリング糸又はコアー糸。
２図は本発明の丸編地ゴム出合の組織図。 ａ，ｂ……普通糸、ｃ……弾性糸を芯にしたカ
バリング糸又はコアー糸。
Claims (1)
- １ 二列針床を有する丸編機において、まず、相
対する針床のロング針によつて相対する針床間で
ニツト編とし、次いで各々の針床において独立し
て全針ニツトするに際しその一方の針床に弾性糸
を芯にしたカバリング糸又はコアー糸を給糸した
のち、さらに相対する針床のシヨート針によつて
相対する針床間でニツト編とし、次いで各々の針
床において独立して全針ニツトするに際し、先に
弾性糸を含む糸を給糸したのと同じ針床に弾性糸
を含む糸を給糸することを特徴とする経方向に伸
縮性を有する丸編地。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20090983A JPS6094654A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 経伸びのある丸編地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20090983A JPS6094654A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 経伸びのある丸編地 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6094654A JPS6094654A (ja) | 1985-05-27 |
| JPS6137377B2 true JPS6137377B2 (ja) | 1986-08-23 |
Family
ID=16432280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20090983A Granted JPS6094654A (ja) | 1983-10-28 | 1983-10-28 | 経伸びのある丸編地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6094654A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6063569B2 (ja) | 2013-07-12 | 2017-01-18 | 旭化成株式会社 | 弾性丸編地 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5117373A (ja) * | 1974-08-01 | 1976-02-12 | Asahi Chemical Ind | Nijuamiji |
-
1983
- 1983-10-28 JP JP20090983A patent/JPS6094654A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5117373A (ja) * | 1974-08-01 | 1976-02-12 | Asahi Chemical Ind | Nijuamiji |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6094654A (ja) | 1985-05-27 |
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