JPS6137319Y2 - - Google Patents

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JPS6137319Y2
JPS6137319Y2 JP414181U JP414181U JPS6137319Y2 JP S6137319 Y2 JPS6137319 Y2 JP S6137319Y2 JP 414181 U JP414181 U JP 414181U JP 414181 U JP414181 U JP 414181U JP S6137319 Y2 JPS6137319 Y2 JP S6137319Y2
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JP
Japan
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unit
wall
arm piece
wall surface
hanging
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JP414181U
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JPS57118758U (ja
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  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はシステム家具やシステムキツチン等の
ような壁面に複数個並設されるユニツト例えば吊
戸棚の取付構造に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の吊戸棚等ユニツトの壁取付構造
として、例えば実開昭51−7560号に開示されるよ
うなユニツト内に取付けた吊具の腕片を、前後調
整ネジと上下調整ネジで前後、上下方向へ移動調
整可能に設け、該腕片を壁面に固定した受具に掛
止した状態で、上記両調整ネジを回転することに
よりユニツトの取付け位置を前後及び上下方向へ
移動調整できるようにしたものがある。
しかし、このものは腕片が側面L字型に形成し
た受具に上方より垂直方向に掛止させただけのも
のであるから、特に上記前後調整ネジによる緊張
が僅かでも緩んだりすると、地震発生時の振動に
よつて外れ易く危険であつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案が解決しようとする問題点は、腕片と受
具をそれらの厚さ方向に圧接掛止して緩みを生じ
たり、振動等によつて外れることのないようにす
ることである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決するために本考案が講ずる技
術的手段はユニツト内上部に取付けた吊具に、壁
面に固定した受具に掛止する腕片を前後調整ネジ
及び上下調整ネジにより前後、上下の二軸方向へ
移動調整自在になるように設けた吊戸棚等ユニツ
トの壁取付構造において、上記受具は側面くの字
形成しその下部を壁面に固定して上部と壁面との
間に楔形の空間部を形成すると共に、上端に該空
間部へ突出する抜け止め部を設け、前記腕片の先
端には上記受具の上部に沿つて傾斜し抜け止め部
に当接する係合部を設け、前記吊具には耐震用止
めネジを、上記受具を壁面方向へ押圧自在に螺合
して取付けたことを特徴とするものである。
〈作 用〉 本考案は前後調整ネジを回転して腕片を反壁面
方向へ移動させることにより係合部を受具上端の
抜け止め部に当接させ、更に耐震用止めネジの先
端で受具を壁面方向へ押圧することにより吊具を
反壁面方向へ押圧して上記係合部と抜け止め部の
当接をより強力に圧着させるものである。
〈実施例〉 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
図中、Aは吊戸棚等のユニツトであり、aはそ
の内上部の左右両端に一対設けた吊具本体、bは
壁面BのユニツトAが取付けられる位置にビス1
により固定された受具である。
吊具本体aは矩形状に形成され、その隣り合う
2面がユニツトAの側板2と背板3に開穿した開
口部4に対応するように固定されると共にその内
部には上記受具bに掛止される腕片5を有してい
る。
受具bは側面形状くの字形に形成され、その下
部が壁面Bに当接してビス1により固定される固
定部6を形成すると共に上部が壁面Bとの間に楔
形の空間部7を形成して上記腕片5が掛止される
係止部8を形成し、更に該係止部8の上端に直角
状に屈曲した抜け止め部9が形成されている。
腕片5は平板を平面略長方形に屈曲形成し、そ
の後端面即ち上記係止部8と係合する面にいて下
端より内方に突出する係合部10が屈曲形成され
ており、上記楔形の空間部7に係合するようにな
つていると共にその後端部は平面形状でその基部
11の幅より幅広に形成されており、上記受具b
の係止部8に係止した状態で左右に摺動できるよ
うになつている。
また腕片5の基部11は側面形状コの字形に成
形した支持部材12に摺動自在に挾持されると共
に該支持部材12の前端面より基部11の前端面
に渉つて前後調整ネジ13が設けられている。
その前後調整ネジ13はその頭部が支持部材1
2前端面を挾んで前方に突出してドライバー等の
工具係合用溝14を形成し、後方にリング15を
設けて回転するが前後方向に移動しないようにな
つていると共に中間部を腕片5前端面に螺着させ
る。従つて該前後調整ネジ13をドライバー等の
工具で回転することにより、腕片5が前後方向に
摺動するようになつている。
また16は吊具本体aの前面に上記前後調整ネ
ジ13に対応して開設した案内孔であり、該前後
調整ネジ13を外方から回転操作できるようにし
てある。
17は吊具本体aの底面から支持部材12後部
を介して上面に貫通する上下調整ネジで、該上下
調整ネジ17はその頭部が吊具本体aは底面より
下方に回転自在に貫通突出してドライバー等の工
具係合用溝18を形成し、中間部が支持部材12
の上下面に螺着していると共に上記前後調整ネジ
13と同様に先端が吊具本体a上面に回転自在か
つ移動不能に固定されている。従つてドライバー
等の工具で上下調整ネジ17を回転操作すること
により、支持部材12及び腕片5が上下方向に移
動するようになつている。
また、吊具本体aの下部には上記受具bの固定
部6に渉つて腕片5と平行に耐震用止めネジ25
が螺着され、該耐震用止めネジ25の前端部、即
ちユニツトA側にドライバー等の工具係合用溝2
5を有する頭部が形成されている。
従つて、この耐震用止めネジ25をユニツトA
側よりドライバー等の工具で回転操作することに
より進退させて、後端を固定部6に当接し、更
に、前後調整ネジ13を回転操作することにより
腕片5の係合部10が受具bの抜け止め部9に当
接してユニツトAと壁面Bとの間に所定寸法を設
けた場合においてもユニツトAを受具bにより確
実に固定できる。
尚、受具bは耐震用止めネジ25が当接し易い
ように固定部6を大きく形成した逆T字形に構成
することも任意である。
一方、ユニツトAの下部左右両端にはL型に形
成した支持板19を介してアジヤスターボルト2
0が一対設けられている。
アジヤスターボルト20はその前部、即ちユニ
ツトA側をユニツトAの底板21に固定した支持
板19に螺着し、ユニツトAの背板3に開穿した
孔22を貫通してドライバー等の工具係合用溝2
3を形成すると共に後端、即ち壁面B側の先端に
押圧部24が設けられている。従つてアジヤスタ
ーボルト20をユニツトA側よりドライバー等の
工具で回転操作することにより進退してユニツト
A下部と壁面Bの間に所要の隙間を保つようにな
つている。
また図示せぬがユニツトAは前後調整ネジ1
3、アジヤスターボルト20を回転操作すること
によつて壁面Bと隙間なく取付けることもでき
る。
而して斯るユニツトAは壁面Bに受具bを固定
した後、その係止部8に腕片5の係合部10を掛
止して該係止部10が上記係止部8と壁面との間
にした楔形の空間部7に係合させる。そして垂
直、水平レベル及び隣に取付けるユニツトA′を
基準として、ユニツトAの上部においては受具b
の係止部8と腕片5により左右方向に、前後調整
ネジ13を回転操作することにより前後方向に、
上下調整ネジ17を回転操作することにより上下
方向に夫々取付位置を調整し、その後耐震用止め
ネジ25を受具bの固定部6に当接するまで螺込
んで受具bを壁面B方向に押圧し、更に前後調整
ネジ13を回転操作して腕片5の係合部10を受
具bの抜け止め部9に当接圧着させることによ
り、ユニツトAを受具bにより確実に固定すると
共に、下部においてはアジヤスターボルト20を
回転操作することにより垂直、水平基準に倣つて
所定位置に固定する。
尚、ユニツトAは取付けに際して取付位置を調
整するたびに受具b、bから取外す必要がないよ
うに、上記前後調整ネジ13、上下調整ネジ1
7、耐震用止めネジ25及びアジヤスターボルト
20の全てがユニツトA内で操作できるようにな
つている。
〈考案の効果〉 本考案は上記の構成であるから、以下の利点を
有する。
前後調整ネジを回転して腕片を反壁面方向へ移
動させることにより係合部を受具上端の抜け止め
部に当接させ、更に耐震用止めネジの先端で受具
を壁面方向へ押圧することにより吊具を反壁面方
向へ押圧して上記係合部と抜け止め部の当接をよ
り強力に圧着させるので、腕片と受具との掛止を
堅固とすることができ、振動によつても外れ難く
優れた耐震性を有する効果がある。
又、ユニツトの吊持は壁面にユニツトの背面を
突き合わせて行う場合と、壁面とユニツトとの間
に隙間を介して行なう場合があつて前者の場合に
はユニツトと壁面との突き合わせ面と、受具によ
り吊持力を負担し、一方後者の場合は受具のみで
吊持力を負担するから、特にかかる場合に、受具
は耐震用止めネジにより補強されて充分な吊持力
を発揮し得ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す吊戸棚等ユ
ニツトの壁取付構造の縦断側面図で一部切欠して
示し、第2図は同平面図で一部切欠して示すもの
である。 A……ユニツト、B……壁面、a……吊具、b
……受具、5……腕片、7……空間部、9……抜
け止め部、10……係合部、25……耐震用止め
ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ユニツト内上部に取付けた吊具に、壁面に固定
    した受具に掛止する腕片を前後調整ネジ及び上下
    調整ネジにより前後、上下の二軸方向へ移動調整
    自在になるように設けた吊戸棚等ユニツトの壁取
    付構造において、上記受具は側面くの字形成しそ
    の下部を壁面に固定して上部と壁面との間に楔形
    の空間部を形成すると共に、上端に該空間部側へ
    突出する抜け止め部を設け、前記腕片の先端には
    上記受具の上部に沿つて傾斜し抜け止め部に当接
    する係合部を設け、前記吊具には耐震用止めネジ
    を、上記受具を壁面方向へ押圧自在に螺合して取
    付けたことを特徴とする吊戸棚等ユニツトの壁取
    付構造。
JP414181U 1981-01-14 1981-01-14 Expired JPS6137319Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP414181U JPS6137319Y2 (ja) 1981-01-14 1981-01-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP414181U JPS6137319Y2 (ja) 1981-01-14 1981-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57118758U JPS57118758U (ja) 1982-07-23
JPS6137319Y2 true JPS6137319Y2 (ja) 1986-10-29

Family

ID=29802575

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP414181U Expired JPS6137319Y2 (ja) 1981-01-14 1981-01-14

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JP (1) JPS6137319Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012073022A (ja) * 2011-12-06 2012-04-12 Fuji Industrial Co Ltd レンジフード

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JPS57118758U (ja) 1982-07-23

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