JPS6137182Y2 - - Google Patents

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JPS6137182Y2
JPS6137182Y2 JP14463481U JP14463481U JPS6137182Y2 JP S6137182 Y2 JPS6137182 Y2 JP S6137182Y2 JP 14463481 U JP14463481 U JP 14463481U JP 14463481 U JP14463481 U JP 14463481U JP S6137182 Y2 JPS6137182 Y2 JP S6137182Y2
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terminal
piece
continuous
pedestal
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JP14463481U
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JPS5853372U (ja
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
本考案は端子と導電性部材との接合構造に関
し、例えば自動車のリヤウインドガラスに焼付け
たブスバーと端子との接合構造に関する。 一般に自動車のリヤウインドガラスにはAgペ
ーストを所定パターンにプリントし、焼付けるこ
とで雲り止め用の熱線とこの熱線の両端を接続す
るブスバーとを形成し、このブスバーに給電用の
端子を接合するようにしている。 斯る端子の構造として種々のものが提供されて
いるが、第6図に示す如く一枚の金属板素材を所
定形状に打抜き、これを折曲せしめることで接続
片100、本体101及び左右の台座部102,
103となすようにしている。そしてこのように
することで製作の容易性と材料の有効利用が図れ
る。 しかしながらブスバー等の導電性部材に端子を
接合する場合には、接合後における応力の緩和を
図るべく、本体101を左右の台座部102,1
03よりも立ち上げる必要がある。したがつて従
来の端子にあつては、一方の台座部102を折曲
して本体101に接するようにした場合、上記台
座部102の下面と、この台座部102が接する
本体部分104の下面とが面一とならない。 このためブスバーなどの導電性部材と台座10
2,103との間にに半田を流し込んで端子を接
合した場合に、端子に引張り力が作用すると、台
座102と本体101との折返し部105に応力
が集中し、端子が外れてしまう。また半田を台座
部102が接する本体の部分104の下面まで流
し込むことによりある程度端子の接着強度を向上
せしめることができるが、該部分104まで半田
を流し込むことが困難で且つたとえ十分に流し込
めたとしても、期待し得る程の接着強度は得られ
ない。 本考案者は上述の如き従来の問題点に鑑み、こ
れを有効に解決すべく本考案を成したものであ
り、その目的とする処は、大きな引つ張り力に対
し充分に耐え得る接着強度に優れた端子の接合構
造を提供するにある。 斯る目的を達成すべく本考案は、一枚の板状素
材を打抜き、これを折曲して本体、接続片及び右
右の台座部を形成するとともに一方の台座部を本
体に接するように折返した端子の、上記一方の台
座部下面とこれが接する本体部分の下面とを面一
とし、且つ上記本体部分の下面まで半田を流し込
むことで端子と導電性部材とを接合するようにし
たことを要旨としている。 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従つ
て詳述する。 第1図は本考案に係る接合構造によつて自動車
のリヤウインドガラスに端子を取付けた状態を示
すものである。 図中1はリヤウインドガラスであり、このリヤ
ウインドガラス1の裏面には幅方向に等間隔で幅
1mm以下の熱線2…を、またこれら熱線2…の両
端を接続する幅10mm程度の帯状ブスバー3,3を
夫々形成している。これら熱線2…及びブスバー
3を形成するには、微細なAg粒子と低触点ガラ
ス粉末とを溶媒によつてペースト状とし、この
Agペーストを所定のパターンを有するスクリー
ン版を用いてガラス1の裏面にプリントし、この
プリントされたAgペーストを乾燥せしめた後、
約700℃に加熱して焼付けるようにする。 また、上間ブスバー3,3の中央部には給電用
の端子4,4を接合し、これら端子4,4によつ
てブスバー3,3に給電し、熱線2…にジユール
熱を発生せしめることで、ガラス1表面の曇りを
消去するようにしている。この端子は第2図に示
す如く、一枚の金属板を所定形状に打抜き、これ
を折曲することで端子の形状を形作するようにし
ている。 即ち、打抜いた素材5はリード線等を接続した
図示しないメス型端子に嵌合するオス型接続片6
と、この接続片6に連続する本体7と、この本体
7に連続する台座8,9とからなり、上記本体7
は起立片7a及び左右の足部7b,7cとを備
え、上記起立片7aの一側端部に折返し片10が
連続し、この折返し片10に上記台座8が連続し
ている。そして他方の足部7cに台座9が連続
し、夫夫の台座8,9には接合力を強化するため
の突起11…を設けている。そして打抜いた素材
5の接続片6を折曲部12を中心として第2図の
紙面の裏側に向つて丸味をもたせて約75゜折り曲
げ、起立片7aと足部7bとの境界の折曲部13
を中心として紙面の裏側に向つて丸味をもたせて
約20゜折り曲げ、また折曲部14,15を夫々紙
面の表側に向つて約20°折り曲げ、足部7cと台
座9との境界の折曲部16を紙面の裏側に向つて
約20゜折り曲げ、更に上記起立片7aと折返し片
10との境界の折返し部17を中心として折返し
片10を紙面の表側に向つて180゜折返し、折返
した状態から折曲部18を中心として台座8を紙
面の表側に向つて90゜折り曲げる。このように折
り曲げることによつて第3図及び第4図に示す如
き形状の端子4が得られる。 即ち、端子4は第3図及び第4図に示す如く、
本体7の両側から斜め方向に向つて足部7b,7
cが形成され、足部7cには台座9が水平に連続
し、また足部7bの下端から上方に向つて起立片
7aが連続し、更にこの起立片7aの上端から接
続片6が斜め上方に向つて延設されている。そし
て上記起立片7aの一端側の折返し部17から折
返し片10は180゜折返されその裏面が起立片7
aの表面と接している。またこの折返し片10と
連続する台座8の下面と本体7の一部である折曲
部13の下面とは面一となつている。 そしてウインドガラス1の裏面に焼付け形成さ
れたブスバー3の表面と台座8,9の下面との間
に半田層19,20を介設することで、端子4を
導電性部材であるブスバー3に接合している。こ
の場合、特に台座8を接合する半田層19は台座
8の下面と面一となつている本体7の一部である
折曲部13の下面まで回り込むようにしている。 次に本考案の接合構造による接着強度と本考案
による場合の接着強度とを下記の表1及び表2に
示す。
【表】
【表】
【表】
【表】 表1は従来の端子、即ち台座の下面とこの台座
が接する本体部分の下面とが面一でない端子を用
いて、引張力テストを行なつた結果をまとめたも
のであり、表中Aは第5図Aに示す如く折返し部
の下面まで半田がまわつていないもの(接着全面
積61.5mm2)、表中Bは第5図Bに示す如く、折返
し部の下面まで半田はまわつているがその量が少
ないもの(接着全面積65.0mm2)、また表中Cは第
5図Cに示す如く、折返り部の下面まで十分に半
田がまわつているもの(接着全面積82.5mm2)を示
し、表1からも明らから如く、折返し部下面まで
半田がまわつていない接合構造では、殆んどの端
子が25Kg以下の引張力で剥れてしまい、またB及
びCについても45Kg以上の引張力に耐えることが
できず、いずれもその接着強度が弱い。 これに対し、表2に示す本考案に係る接合構造
による場合は、約75Kg程度の引張力に耐え、しか
もこの場合であつても台座部が導電性部材から剥
れるのではなく、接続片に形成した孔が切れるの
である。よつて端子の強度よりも接着強度の方が
大きいこととなる。 以上の説明で明らかな如く、本考案によれば一
枚の板状素材から本体、接続片及び台座部を一体
的に打抜き、所定箇所を折曲するとともに台座部
を本体側に折返して接するようにし、且つ該台座
部下面と台座部が接する本体部分の下面とを面一
とするようにした端子を、ブスバーの如き導電性
部材に接合する際に、半田層が上記本体部分の下
面までまわるような接合構造としたので、実験結
果からも分かるように飛躍的にその接着強度が向
上し、且つ台座部とこれに接する本体部分の下面
とを面一としたので上記の如き効果を得るための
半田付作業も半田が本体部分下面に流れ込み易い
ので容易に行なうことができる等多大の利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の好適一実施例及び従来例を示す
ものであり、第1図は本考案に係る接合構造によ
つて端子を取り付けた自動車のリヤウインドガラ
スの正面図、第2図は本考案に係る端子の展開
図、第3図は同端子の側面図、第4図は同端子の
平面図、第5図A,B,Cは夫々従来の端子の接
合構造を、半田のまわり具合を異ならせて示した
側面図、第6図は従来の端子の斜視図である。 尚、図面中3は導電性部材、4は端子、6は接
続片、7は端子本体、8,9は台座、19,20
は半田層である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の台座部の下面を半田層を介して導電性部
    材に接合してなる端子の接合構造において、前記
    端子は一枚の板状素材を打抜きこれを折曲げて形
    成され、その打抜き形状は端子本体の左右の一方
    に起立片が連続し、端子本体の左右の他方に前記
    一対の台座の一方が連続し、また前記起立片の一
    側には接続片が連続し、起立片の他側には折返し
    片が連続し、この折返し片の前記一方の台座側に
    は前記一対の台座の他方が連続し、これら端子本
    体、起立片、接続片、折返し片及び台座の各部分
    の境界を折曲げ線とし、更に折曲げ形成された端
    子の形状は前記他方の台座下面と端子本体及び起
    立片の境界部下面とが面一とされ、この面一とさ
    れた部分まで前記半田層がかかつていることを特
    徴とする端子の接合構造。
JP14463481U 1981-09-29 1981-09-29 端子の接合構造 Granted JPS5853372U (ja)

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JP14463481U JPS5853372U (ja) 1981-09-29 1981-09-29 端子の接合構造

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Publication Number Publication Date
JPS5853372U JPS5853372U (ja) 1983-04-11
JPS6137182Y2 true JPS6137182Y2 (ja) 1986-10-28

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