JPS6137153B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6137153B2 JPS6137153B2 JP57012444A JP1244482A JPS6137153B2 JP S6137153 B2 JPS6137153 B2 JP S6137153B2 JP 57012444 A JP57012444 A JP 57012444A JP 1244482 A JP1244482 A JP 1244482A JP S6137153 B2 JPS6137153 B2 JP S6137153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cab
- hydraulic cylinder
- piston rod
- tilted
- engaging portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 8
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 8
- 101100494448 Caenorhabditis elegans cab-1 gene Proteins 0.000 description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 8
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D33/00—Superstructures for load-carrying vehicles
- B62D33/06—Drivers' cabs
- B62D33/063—Drivers' cabs movable from one position into at least one other position, e.g. tiltable, pivotable about a vertical axis, displaceable from one side of the vehicle to the other
- B62D33/067—Drivers' cabs movable from one position into at least one other position, e.g. tiltable, pivotable about a vertical axis, displaceable from one side of the vehicle to the other tiltable
- B62D33/07—Drivers' cabs movable from one position into at least one other position, e.g. tiltable, pivotable about a vertical axis, displaceable from one side of the vehicle to the other tiltable characterised by the device for locking the cab in the tilted or in the driving position
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、キヤブオーバエンジン型車輛におけ
るキヤブのチルト装置に係り、特にサスペンシヨ
ンにより支持されたキヤブの乗心地がキヤブチル
ト用油圧シリンダによつて損なわれることがない
ようにしたキヤブのチルト装置に関する。
るキヤブのチルト装置に係り、特にサスペンシヨ
ンにより支持されたキヤブの乗心地がキヤブチル
ト用油圧シリンダによつて損なわれることがない
ようにしたキヤブのチルト装置に関する。
従来、キヤブがサスペンシヨンにより支持さ
れ、キヤブにおける乗心地を向上させるようにし
た車輛が実用に供されているが、このようにサス
ペンシヨンで支持されたキヤブを油圧シリンダで
チルトするようにしたものにおいては、キヤブが
非チルト状態での通常走行の際、シヤシ側に対し
て自由に上下振動できるようにされていなければ
ならないが、一般に油圧シリンダはオイルの流れ
が止つた場合にはピストンがオイルロツクされて
しまうので、これを防止するためには、キヤブの
非チルト状態におけるピストンロツドを自由状態
とするいわゆるロストモーシヨン機構が必要とさ
れた。
れ、キヤブにおける乗心地を向上させるようにし
た車輛が実用に供されているが、このようにサス
ペンシヨンで支持されたキヤブを油圧シリンダで
チルトするようにしたものにおいては、キヤブが
非チルト状態での通常走行の際、シヤシ側に対し
て自由に上下振動できるようにされていなければ
ならないが、一般に油圧シリンダはオイルの流れ
が止つた場合にはピストンがオイルロツクされて
しまうので、これを防止するためには、キヤブの
非チルト状態におけるピストンロツドを自由状態
とするいわゆるロストモーシヨン機構が必要とさ
れた。
しかし従来提案されているロストモーシヨン機
構においては、ピストンとシリンダ間の摺動抵抗
及びピストンロツドとシリンダ間のシール部材等
による摺動抵抗が0とはならず、キヤブのサスペ
ンシヨン用ばねのばね定数が相当小さいため、こ
れらの摺動抵抗によつてキヤブの乗心地が悪化す
るという欠点があつた。またロストモーシヨン機
構を備えることになると、油圧シリンダは汎用の
ものでは使用できず、構造が複雑となり、組立て
及び保守も比較的面倒となるばかりでなく、重量
も増大し、コストも高くつくという欠点があつ
た。
構においては、ピストンとシリンダ間の摺動抵抗
及びピストンロツドとシリンダ間のシール部材等
による摺動抵抗が0とはならず、キヤブのサスペ
ンシヨン用ばねのばね定数が相当小さいため、こ
れらの摺動抵抗によつてキヤブの乗心地が悪化す
るという欠点があつた。またロストモーシヨン機
構を備えることになると、油圧シリンダは汎用の
ものでは使用できず、構造が複雑となり、組立て
及び保守も比較的面倒となるばかりでなく、重量
も増大し、コストも高くつくという欠点があつ
た。
本発明は、上記した従来技術の欠点を除くため
になされたものであつて、その目的とするところ
は、キヤブを油圧シリンダを用いてチルトするよ
うにしたものにおいて、油圧シリンダを構造の簡
易な弾性部材で支持することによつて、油圧シリ
ンダの支持構造の簡易化、機能の向上及びコスト
の低減化を図ることである。また他の目的は、キ
ヤブの非チルト状態での車輛の走行中は、油圧シ
リンダのピストンロツドがキヤブ側から完全に離
脱するようにしてキヤブのサスペンシヨン用のば
ねのクツシヨン効果を油圧シリンダが全く損なわ
ないようにすることであり、またこれによつてキ
ヤブの乗心地を向上させることである。また他の
目的は、ピストンロツドのロストモーシヨンを不
要とすることで、汎用の油圧シリンダの使用を可
能として構造の簡易化、重量の軽減化、組立て保
守の容易化及びコストの低減化を図ると共に車輛
の走行中におけるピストン及びピストンロツドの
無駄な摺動運動を不要とし、ピストンのシール部
材やピストンロツド用のオイルシール部材及びダ
ストシール部材の摩耗を減少させることである。
また他の目的は、ピストンロツド用のダストシー
ルに十分な緊迫力を与えることを可能とし、防塵
効果を向上させることである。
になされたものであつて、その目的とするところ
は、キヤブを油圧シリンダを用いてチルトするよ
うにしたものにおいて、油圧シリンダを構造の簡
易な弾性部材で支持することによつて、油圧シリ
ンダの支持構造の簡易化、機能の向上及びコスト
の低減化を図ることである。また他の目的は、キ
ヤブの非チルト状態での車輛の走行中は、油圧シ
リンダのピストンロツドがキヤブ側から完全に離
脱するようにしてキヤブのサスペンシヨン用のば
ねのクツシヨン効果を油圧シリンダが全く損なわ
ないようにすることであり、またこれによつてキ
ヤブの乗心地を向上させることである。また他の
目的は、ピストンロツドのロストモーシヨンを不
要とすることで、汎用の油圧シリンダの使用を可
能として構造の簡易化、重量の軽減化、組立て保
守の容易化及びコストの低減化を図ると共に車輛
の走行中におけるピストン及びピストンロツドの
無駄な摺動運動を不要とし、ピストンのシール部
材やピストンロツド用のオイルシール部材及びダ
ストシール部材の摩耗を減少させることである。
また他の目的は、ピストンロツド用のダストシー
ルに十分な緊迫力を与えることを可能とし、防塵
効果を向上させることである。
要するに本発明は、キヤブを油圧シリンダを用
いてチルトするようにしたものにおいて、前記油
圧シリンダの基端部をシヤシフレームに枢着し、
キヤブ側の部材に前記油圧シリンダのピストンロ
ツドの先端に形成された係合部が係合又は完全に
離脱し得る連結機構を設け、かつ前記シヤシフレ
ームに取り付けられ前記油圧シリンダを嵌挿した
弾性部材を収容した支持部材を設け、キヤブのチ
ルト時には前記ピストンロツドの係合部が前記連
結機構に係合してキヤブ側と連結され、前記支持
部材が前記油圧シリンダの揺動を許容しかつ規制
して前記ピストンロツドの係合部を前記キヤブ側
の部材の連結機構に係合させるように構成し、キ
ヤブの非チルト時には前記ピストンロツドの係合
部が前記連結機構から離脱しキヤブから完全に離
脱し、前記支持部材が前記油圧シリンダを弾性的
に支持するように構成したことを特徴とするもの
である。
いてチルトするようにしたものにおいて、前記油
圧シリンダの基端部をシヤシフレームに枢着し、
キヤブ側の部材に前記油圧シリンダのピストンロ
ツドの先端に形成された係合部が係合又は完全に
離脱し得る連結機構を設け、かつ前記シヤシフレ
ームに取り付けられ前記油圧シリンダを嵌挿した
弾性部材を収容した支持部材を設け、キヤブのチ
ルト時には前記ピストンロツドの係合部が前記連
結機構に係合してキヤブ側と連結され、前記支持
部材が前記油圧シリンダの揺動を許容しかつ規制
して前記ピストンロツドの係合部を前記キヤブ側
の部材の連結機構に係合させるように構成し、キ
ヤブの非チルト時には前記ピストンロツドの係合
部が前記連結機構から離脱しキヤブから完全に離
脱し、前記支持部材が前記油圧シリンダを弾性的
に支持するように構成したことを特徴とするもの
である。
以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明す
る。第1図及び第2図において、キヤブ1はシヤ
シフレーム2に固着されたキヤブマウントブラケ
ツト3に枢着されたリンクレバー4に載置された
コイルばね5により支持されており、リンクレバ
ー4はキヤブ1に固着された該キヤブ側の部材の
一例たるブラケツト6に連結されている。またブ
ラケツト6とリンクレバー4の枢着部たるチルト
センタ7との間には、シヨツクアブソーバ8が取
り付けられている。コイルばね5のばね受座9に
は、ゴムプツシユ10が配設されている。
る。第1図及び第2図において、キヤブ1はシヤ
シフレーム2に固着されたキヤブマウントブラケ
ツト3に枢着されたリンクレバー4に載置された
コイルばね5により支持されており、リンクレバ
ー4はキヤブ1に固着された該キヤブ側の部材の
一例たるブラケツト6に連結されている。またブ
ラケツト6とリンクレバー4の枢着部たるチルト
センタ7との間には、シヨツクアブソーバ8が取
り付けられている。コイルばね5のばね受座9に
は、ゴムプツシユ10が配設されている。
キヤブのチルト装置11は、油圧シリンダ12
と、ピストンロツド13と、連結機構14と、支
持部材15とを主要部としている。油圧シリンダ
12は、その基端部12aがシヤシフレーム2に
枢軸16によつて枢着されており、ピストンロツ
ド13は、その先端に角柱状の膨出部18が形成
されている。該膨出部には円弧状の凹部19aと
ピン部材19bとからなる係合部19が設けられ
ており、凹部19aは膨出部18の上面に1組の
対向する側面に対して直交して形成されており、
ピン部材19bは凹部19aと同じ方向に1組の
対向する側面に突出して植設されている。連結機
構14は、ブラケツト6の端面に形成された二又
部6aに植設された連結ピン21と、該連結ピン
に隣接して図中下方に形成された円弧状の凹部6
bとからなつており、連結ピン21及び凹部6b
には、夫々係合部19の凹部19a及びピン部材
19bが係合し得るようになつている。
と、ピストンロツド13と、連結機構14と、支
持部材15とを主要部としている。油圧シリンダ
12は、その基端部12aがシヤシフレーム2に
枢軸16によつて枢着されており、ピストンロツ
ド13は、その先端に角柱状の膨出部18が形成
されている。該膨出部には円弧状の凹部19aと
ピン部材19bとからなる係合部19が設けられ
ており、凹部19aは膨出部18の上面に1組の
対向する側面に対して直交して形成されており、
ピン部材19bは凹部19aと同じ方向に1組の
対向する側面に突出して植設されている。連結機
構14は、ブラケツト6の端面に形成された二又
部6aに植設された連結ピン21と、該連結ピン
に隣接して図中下方に形成された円弧状の凹部6
bとからなつており、連結ピン21及び凹部6b
には、夫々係合部19の凹部19a及びピン部材
19bが係合し得るようになつている。
支持部材15はU字形に形成されており、一端
がシヤシフレーム2にピン22によつて取り付け
られている。そして該支持部材には油圧シリンダ
12が嵌挿された弾性部材の一例たるラバー23
が収容されている。
がシヤシフレーム2にピン22によつて取り付け
られている。そして該支持部材には油圧シリンダ
12が嵌挿された弾性部材の一例たるラバー23
が収容されている。
そしてキヤブ1のチルト時には、ピストンロツ
ド13の係合部19たる凹部19a及びピン部材
19bが、連結機構14たる連結ピン21及び凹
部6bに夫々係合してキヤブ側と連結され、かつ
支持部材15が油圧シリンダ12の揺動を規制し
かつ許容してピストンロツド13の凹部19a及
びピン部材19bをキヤブ側の連結ピン21及び
凹部6bに夫々係合させるように構成されてお
り、またキヤブ1の非チルト時には、ピストンロ
ツド13の凹部19a及びピン部材19bがキヤ
ブ側を連結ピン21及び凹部6bから完全に離脱
し、かつ支持部材15のラバー23によつて油圧
シリンダ12を弾性的に支持するように構成され
ている。
ド13の係合部19たる凹部19a及びピン部材
19bが、連結機構14たる連結ピン21及び凹
部6bに夫々係合してキヤブ側と連結され、かつ
支持部材15が油圧シリンダ12の揺動を規制し
かつ許容してピストンロツド13の凹部19a及
びピン部材19bをキヤブ側の連結ピン21及び
凹部6bに夫々係合させるように構成されてお
り、またキヤブ1の非チルト時には、ピストンロ
ツド13の凹部19a及びピン部材19bがキヤ
ブ側を連結ピン21及び凹部6bから完全に離脱
し、かつ支持部材15のラバー23によつて油圧
シリンダ12を弾性的に支持するように構成され
ている。
なおピストンロツド13のピン部材19bは、
円形状等のつば部材としてもよい。
円形状等のつば部材としてもよい。
本発明は、上記のように構成されており、以下
その作用について説明する。第1図において、キ
ヤブ1は非チルト状態にあり、油圧シリンダ12
のピストンロツド13は最低位置に引き込まれて
おり、該ピストンロツドの凹部19a及びピン部
材19bはキヤブ1側の連結ピン21及び凹部6
bから完全に離脱している。このためキヤブ1側
と油圧シリンダ12とは完全に分離している。
その作用について説明する。第1図において、キ
ヤブ1は非チルト状態にあり、油圧シリンダ12
のピストンロツド13は最低位置に引き込まれて
おり、該ピストンロツドの凹部19a及びピン部
材19bはキヤブ1側の連結ピン21及び凹部6
bから完全に離脱している。このためキヤブ1側
と油圧シリンダ12とは完全に分離している。
この状態で車輛が走行した場合には、キヤブ1
がコイルばね5等のサスペンシヨンの作用でシヤ
シフレーム2に対して上下に振動しても、ピスト
ンロツド13には全く関係なく、逆に油圧シリン
ダ12からキヤブ1への反力も作用せず、ピスト
ンロツド13は静止したままであるから、摺動抵
抗そのものが生せず、キヤブ1のコイルばね5等
のクツシヨン効果が損なわれず、キヤブ1の良好
な乗心地が油圧シリンダ12により悪化するとい
うことはなくなる。
がコイルばね5等のサスペンシヨンの作用でシヤ
シフレーム2に対して上下に振動しても、ピスト
ンロツド13には全く関係なく、逆に油圧シリン
ダ12からキヤブ1への反力も作用せず、ピスト
ンロツド13は静止したままであるから、摺動抵
抗そのものが生せず、キヤブ1のコイルばね5等
のクツシヨン効果が損なわれず、キヤブ1の良好
な乗心地が油圧シリンダ12により悪化するとい
うことはなくなる。
またこの場合油圧シリンダ12は、支持部材1
5によつてラバー23を介して弾性的に支持され
ているので倒れることはない。
5によつてラバー23を介して弾性的に支持され
ているので倒れることはない。
次にキヤブ1をチルトする場合には、油圧ポン
プ(図示せず)を作動させると、ピストンロツド
13が油圧シリンダ12から突出して上昇し、そ
の係合部19の凹部19aがリンク部材15に案
内されてキヤブ1側の連結ピン21に係合する。
この状態でピストンロツド13が更に上昇するこ
とによりキヤブ1が押し上げられて次第にチルト
角が大きくなると共に、ピン部材19bがキヤブ
1の凹部6bに嵌入し、その後はチルト動作中こ
の状態に維持される。そして油圧シリンダ12に
よりピストンロツド13は更に上昇し、第2図に
示すようにキヤブ1をチルトさせ、フルチルト状
態においてメカニカルスイツチ(図示せず)の作
用で油圧シリンダ12の作動が停止する。
プ(図示せず)を作動させると、ピストンロツド
13が油圧シリンダ12から突出して上昇し、そ
の係合部19の凹部19aがリンク部材15に案
内されてキヤブ1側の連結ピン21に係合する。
この状態でピストンロツド13が更に上昇するこ
とによりキヤブ1が押し上げられて次第にチルト
角が大きくなると共に、ピン部材19bがキヤブ
1の凹部6bに嵌入し、その後はチルト動作中こ
の状態に維持される。そして油圧シリンダ12に
よりピストンロツド13は更に上昇し、第2図に
示すようにキヤブ1をチルトさせ、フルチルト状
態においてメカニカルスイツチ(図示せず)の作
用で油圧シリンダ12の作動が停止する。
この場合油圧シリンダ12は、枢軸16を中心
として僅か揺動するが、該油圧シリンダの揺動は
ラバー23によつて吸収許容されるので、ピスト
ンロツド13の係合部19とキヤブ1側の連結機
構14との連結にはなんら支障がない。
として僅か揺動するが、該油圧シリンダの揺動は
ラバー23によつて吸収許容されるので、ピスト
ンロツド13の係合部19とキヤブ1側の連結機
構14との連結にはなんら支障がない。
本発明は、上記のように構成され、作用するも
のであるから、キヤブを油圧シリンダを用いてチ
ルトするようにしたものにおいて、油圧シリンダ
が支持部材の弾性部材で支持されているので、油
圧シリンダの揺動が許容されかつ規制され、キヤ
ブのチルト時にピストンロツドの係合部がキヤブ
側の部材の連結機構に円滑に係合し、キヤブの非
チルト時に油圧シリンダの倒れを防止することが
でき、これによつて製造が簡単で機能が優れかつ
安価なキヤブのチルト装置を得ることができる。
またキヤブの非チルト状態での車輛の走行中は、
油圧シリンダのピストンロツドがキヤブ側から完
全に離脱するようにできるので、キヤブのサスペ
ンシヨン用ばねのクツシヨン効果を油圧シリンダ
が全く損なわないという極めて優れた効果が得ら
れる。またこの結果、サスペンシヨン方式のキヤ
ブの乗心地を大幅に向上させることができる。更
には、ピストンロツドのロストモーシヨンが全く
不要となるので、汎用の油圧シリンダの使用も可
能となり、キヤブのチルト装置のコストも低減で
き、かつ油圧シリンダの構造も簡易となるので、
耐久性も向上する。更にまた車輛の走行中におい
ては、油圧シリンダのピストン及びピストンロツ
ドは無駄な摺動運動をしないので、ピストンのシ
ール部材やピストンロツド用のオイルシール部材
及びダストシール部材の摩耗を減少させることが
できる効果が得られる。またタストシールの緊迫
力を十分に大きくしてもよいから、防塵効果を向
上させることができる。またキヤブの非チルト状
態における油圧シリンダを弾性部材で支持するよ
うにしたので、該油圧シリンダの倒れを簡易な構
成で防止することができる等、その効果の極めて
大きい発明である。
のであるから、キヤブを油圧シリンダを用いてチ
ルトするようにしたものにおいて、油圧シリンダ
が支持部材の弾性部材で支持されているので、油
圧シリンダの揺動が許容されかつ規制され、キヤ
ブのチルト時にピストンロツドの係合部がキヤブ
側の部材の連結機構に円滑に係合し、キヤブの非
チルト時に油圧シリンダの倒れを防止することが
でき、これによつて製造が簡単で機能が優れかつ
安価なキヤブのチルト装置を得ることができる。
またキヤブの非チルト状態での車輛の走行中は、
油圧シリンダのピストンロツドがキヤブ側から完
全に離脱するようにできるので、キヤブのサスペ
ンシヨン用ばねのクツシヨン効果を油圧シリンダ
が全く損なわないという極めて優れた効果が得ら
れる。またこの結果、サスペンシヨン方式のキヤ
ブの乗心地を大幅に向上させることができる。更
には、ピストンロツドのロストモーシヨンが全く
不要となるので、汎用の油圧シリンダの使用も可
能となり、キヤブのチルト装置のコストも低減で
き、かつ油圧シリンダの構造も簡易となるので、
耐久性も向上する。更にまた車輛の走行中におい
ては、油圧シリンダのピストン及びピストンロツ
ドは無駄な摺動運動をしないので、ピストンのシ
ール部材やピストンロツド用のオイルシール部材
及びダストシール部材の摩耗を減少させることが
できる効果が得られる。またタストシールの緊迫
力を十分に大きくしてもよいから、防塵効果を向
上させることができる。またキヤブの非チルト状
態における油圧シリンダを弾性部材で支持するよ
うにしたので、該油圧シリンダの倒れを簡易な構
成で防止することができる等、その効果の極めて
大きい発明である。
図面は、本発明の実施例に係り、第1図はキヤ
ブの非チルト状態におけるキヤブのチルト装置の
正面図、第2図は第1図の矢視側面図、第3図
は第1図の−矢視横断面図、第4図はキヤブ
のフルチルト状態におけるキヤブのチルト装置の
正面図である。 1はキヤブ、6はキヤブ側の部材の一例たるブ
ラケツト、12は油圧シリンダ、12aは該押圧
シリンダの基端部、13はピストンロツド、14
は連結機構、15は支持部材、19は係合部、2
3は弾性部材の一例たるラバーである。
ブの非チルト状態におけるキヤブのチルト装置の
正面図、第2図は第1図の矢視側面図、第3図
は第1図の−矢視横断面図、第4図はキヤブ
のフルチルト状態におけるキヤブのチルト装置の
正面図である。 1はキヤブ、6はキヤブ側の部材の一例たるブ
ラケツト、12は油圧シリンダ、12aは該押圧
シリンダの基端部、13はピストンロツド、14
は連結機構、15は支持部材、19は係合部、2
3は弾性部材の一例たるラバーである。
Claims (1)
- 1 キヤブを油圧シリンダを用いてチルトするよ
うにしたものにおいて、前記油圧シリンダの基端
部をシヤシフレームに枢着し、キヤブ側の部材に
前記油圧シリンダのピストンロツドの先端に形成
された係合部が係合又は完全に離脱し得る連結機
構を設け、かつ前記シヤシフレームに取り付けら
れ前記油圧シリンダを嵌挿した弾性部材を収容し
た支持部材を設け、キヤブのチルト時には前記ピ
ストンロツドの係合部が前記連結機構に係合して
キヤブ側と連結され、前記支持部材が前記油圧シ
リンダの揺動を許容しかつ規制して前記ピストン
ロツドの係合部を前記キヤブ側の部材の連結機構
に係合させるように構成し、キヤブの非チルト時
には前記ピストンロツドの係合部が前記連結機構
から離脱しキヤプから完全に離脱し、前記支持部
材が前記油圧シリンダを弾性的に支持するように
構成したことを特徴とするキヤブのチルト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57012444A JPS58128974A (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | キヤブのチルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57012444A JPS58128974A (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | キヤブのチルト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58128974A JPS58128974A (ja) | 1983-08-01 |
JPS6137153B2 true JPS6137153B2 (ja) | 1986-08-22 |
Family
ID=11805482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57012444A Granted JPS58128974A (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | キヤブのチルト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58128974A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0516095B2 (ja) * | 1986-11-29 | 1993-03-03 | Sharp Kk |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1013228C2 (nl) * | 1999-10-06 | 2001-04-09 | Applied Power Inc | Kantelmechanisme voor het kantelen van een voertuigcabine. |
DE102004015351A1 (de) | 2004-03-30 | 2005-10-20 | Man Nutzfahrzeuge Ag | Vorrichtung zum Kippen eines am Fahrzeugrahmen eines Nutzfahrzeugs abgefederten Fahrerhauses |
DE102004030704A1 (de) * | 2004-06-25 | 2006-01-19 | Daimlerchrysler Ag | Kippeinrichtung eines Fahrerhauses eines Lastkraftwagens |
-
1982
- 1982-01-27 JP JP57012444A patent/JPS58128974A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0516095B2 (ja) * | 1986-11-29 | 1993-03-03 | Sharp Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58128974A (ja) | 1983-08-01 |
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