JPS6136881B2 - - Google Patents

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JPS6136881B2
JPS6136881B2 JP2282783A JP2282783A JPS6136881B2 JP S6136881 B2 JPS6136881 B2 JP S6136881B2 JP 2282783 A JP2282783 A JP 2282783A JP 2282783 A JP2282783 A JP 2282783A JP S6136881 B2 JPS6136881 B2 JP S6136881B2
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dough
receiving member
confectionery
shaft
top plate
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JP2282783A
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JPS59151829A (ja
Inventor
Sadayoshi Hatakeyama
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HATAKEYAMA SEISAKUSHO JUGEN
IIDA SEISAKUSHO JUGEN
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HATAKEYAMA SEISAKUSHO JUGEN
IIDA SEISAKUSHO JUGEN
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Publication date
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Priority to JP2282783A priority Critical patent/JPS59151829A/ja
Publication of JPS59151829A publication Critical patent/JPS59151829A/ja
Publication of JPS6136881B2 publication Critical patent/JPS6136881B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、製菓材料生地を天板上に所定の形状
に絞り出すためのデポジツタに関するものであ
る。
従来、製菓するに当たり、移送ベルト上に生地
を帯状に送り出し、所定の形状に形成された板型
によつて型打ちを行い該生地を所定の形状に成形
することが行なわれている。
しかしながら、このようにして生地の形を形成
すると、打ち抜いた部分の周囲に抜きかすができ
てしまい、この抜きかすを捨ててしまうことは材
料が無駄になるばかりでなく、コスト高になつて
しまう。そこで該抜きかすを集めて、生地を再生
することが行なわれているが、味覚が変わつた
り、加工手数が多くなる等の欠点があるものであ
つた。
本発明は、このような上記の欠点を解消するた
めに提案されたもので、その目的は、製菓生地材
料を天板上に絞り出す際に所定の形状に形成され
るように構成し、生地材料の無駄を無くし、生地
再生の工程を必要とせず、品質が一定した菓子を
安価に製造できるデポジツタを提供することにあ
る。
本発明は、製菓材料を投入できる一対の絞り出
しロールを正逆回転自在に備えた生地ホツパによ
り製菓材料生地を直下で走行する無端ベルトであ
る受け部材に絞り出し、該受け部材を移送する移
送機構を有するデポジツタにおいて、前記生地ホ
ツパに生地抜型を備え、該抜型と前記受け部材と
の間隙を製菓製品の厚みに設定できるように前記
生地ホツパと受け部材とをそれぞれ昇降機構で接
離自在に配備すると共に、前記抜型より所定厚み
に絞り出された製菓生地を切断するカツタを抜型
に近接して往復動するように設けると共に前記生
地ホツパと受け部材とが、間歇的に接触したのち
製菓材料絞り出し時に製品厚みだけ間隙を順次あ
け、カツタによる切断行程までえその間隙を維持
する制御機構を備えたことを特徴とするデポジツ
タである。
本発明を実施例につき図面を用いて説明する。
本発明でのデポジツタは、大きくわけて第1図
に示すように本体1とその上に載置された絞り機
構2とから成り、該絞り機構2は、ホツパ3内に
入れられた生地を下部の複数個の口金4から下方
に絞り出すものであり、本体1は、絞り出された
生地を受ける受け部材と板型である出口板167
との間を接離移動させると共に天板5を矢印6,
7方向に移動させるためのものである。
前記絞り機構2には、第3図、第5図、第8図
に示すように、表面に平行な多数の軸方向の溝を
有する一対のロール8,9が軸18,19に固定
されブラケツト10,11に軸受12により回転
可能に支えられている。このブラケツト11はピ
ン13及びピン14により、本体1に固定された
ブラケツト15に固定されている。またブラケツ
ト10は本体1に固定されているギヤボツクス1
6に、ピン17にて固定されている。ピン13と
ピン17とは同一軸線上にあるので、ピン14を
抜けば、絞り機構2は、ピン13,17を軸にし
て回転せしめることができ、容易に裏面を露程し
て点検或いは、口金4又はその付近の部品やユニ
ツトの交換が容易に確実に行なえる。また、ピン
13,14,17を全部抜くことにより絞り機構
2の全体を取外すことが容易であり、他の形式の
絞り機構との交換が容易であり、一台の本体を備
えるのみで、口金ユニツトや絞り機構を交換する
だけで、種々の生地、種々の絞り方に対して容易
に対応することができる。
軸18,19の端部はジヨークラツチ20,2
1(第9図)を備え、ギヤボツクス16中の駆動
軸22,23(第9図)と噛合している。駆動軸
22,23は滑りキー24,25(第9図)によ
り軸方向に滑動可能であり、滑動せしめてジヨー
クラツチ20,21を外せば、上述のように絞り
機構2のピン13,17のまわりの回転及び取外
しが極めて容易となる。
ロール8,9の下側にはスクレーパ26,27
が備えられ、スクレーパ27に取付けられた台形
面の抑え28と、スクレーパ26により形成され
るあり溝に、抜き差し可能に底板29が設けら
れ、その中央に、複数個のスリーブ30が回転可
能に設けられている。スリーブ30の下端には口
金4が着脱可能に取付けられている。スリーブ3
0の中間には歯車31が取付けられ、ラツク32
をロール8,9の軸方向に往復させることにより
スリーブ30が回転し、口金4が回転するように
なつている。
次に第1〜9図により本体1について説明す
る。
駆動用原動機としてモータ33(第4,7図)
及びモータ34(第2,7図)を備えている。モ
ータ34は、往復ガイド35の復ストローク用
(及び往ストローク早送り用)に用いられ、モー
タ33は他の動作、即ち、往復ガイド35の往ス
トローク(間歇送り)用、天板移動(間歇送り)
天板および/又は受け部材190の昇降用、ロー
ル回転用、口金回転用、製菓生地切断カツタ用、
生地ホツパ昇降用などに用いられる。
モータ33側から説明すれば、第4,7図に示
すように、モータ33には、ダイヤル36にて調
節可能な可変速プーリ37が設けられ、ウオーム
減速機38のプーリ39との間にベルト40が掛
けられている。
先ず、ローラ8,9の駆動系統につき説明する
と第2,7図に示すように、ウオーム減速機38
の一方の軸に設けられたスプロケツト41から、
中間軸に設けられたスプロケツト43にチエーン
44が掛けられている。中間軸42は第2,8,
9図に示すようにギヤ45に接続する。ギヤ45
は、クランク46を枢着するギヤ47と噛合す
る。
第2,7図にて48は調節レバーであり、本体
1に対し回転可能に支えられた軸49に固定さ
れ、かつクランク46を枢着している。調節レバ
ー48にはハンドル50にて回転されるネジ51
が設けられ、ナツト52を移動させるようになつ
ている。
ナツト52はハンドル53にて調節レバー48
に任意の位置に固定されるようになつており、か
つリンク57を枢着している。
一方、軸49の他端には第1,7図に示すよう
に調節レバー54が固定されている。調節レバー
54にはハンドル55にて回転されるネジ56が
設けられナツト60を移動させるようになつてい
る。ナツト60はハンドル58により調節レバー
54に任意の位置に固定されるようになつてお
り、かつリンク59を枢着している。
軸61は、本体1に対して回転可能に支えら
れ、デイスク62,63を回転可能に支え、ラチ
エツトホイル64,65及びスプロケツト66を
固定している。リンク57及び59は、それぞれ
デイスク62及び63に枢着している。67はデ
イスク62に取り付けられた電磁ラチエツトであ
り、励磁によりラチエツトを引き込み、デイスク
62に対しラチエツトホイル64を無拘束とな
し、非励磁にするとバネの力でラチエツトを突き
出し、矢印68の方向の回転に対してのみラチエ
ツトホイル64を駆動し、軸61を介してスプロ
ケツト66を矢印68の方向に回転する。69は
デイスク63に取り付けられた電磁ラチエツトで
あり、励磁によりラチエツトを引き込み、デイス
ク63に対してラチエツトホイル65を無拘束と
なし、非励磁にするとバネの力でラチエツトを突
き出し、矢印70の方向の回転に対してのみラチ
エツトホイル65を駆動し、軸61を介してスプ
ロケツト66を矢印70の方向に回転する。
ハンドル50,55の操作によりナツト52,
60の位置を調節すれば、軸49と軸61の回転
角の比を変えることができる。
スプロケツト66は、チエーン71を介してス
プロケツト72を駆動するようになつている(第
2図)。73,74はたるみ取り用のスプロケツ
トである。
スプロケツト72は第10図に示すように軸7
5に固定されている。軸75は本体1に固定され
たギヤボツクス76に回転可能に支えられ、スプ
ロケツト77を回転可能に支えている。78は滑
りキー79により軸方に滑動可能なギヤであり、
滑動により、ギヤ80と噛み合つたり、ジヨーク
ラツチ81,82によりスプロケツト77と噛み
合うようになつている。83は固定軸であり、ギ
ヤ80、スプロケツト84,85を回動可能に支
えている。スプロケツト77,85の間にはチエ
ーン86が掛けられている。
ギヤ78を滑動せしめることにより、スプロケ
ツト72の回転に対して、スプロケツト84の回
転を同一方向(ジヨークラツチ81,82を噛み
合わせ)又は逆方向(ギヤ78,80を噛み合わ
せ)に回転せしめることができる。
スプロケツト84はチエーン87を介して第9
図の如くスプロケツト88を駆動する。スプロケ
ツト88は駆動軸23、ジヨークラツチ21を介
してロール9を回転せしめ、同時にギヤ89を介
してこれと噛み合うギヤ90を駆動し、ジヨーク
ラツチ20を介して(第8図)ロール8を、ロー
ル9と逆向きに回転せしめる。
第4,7図において、ウオーム減速機38の他
の軸にはベベルギヤ91が設けられ、ベベルギヤ
92と噛み合つている。ベベルギヤ92には、軸
93が滑りキー94を介して挿入されている。
95は昇降フレームであり、ガイドレール96
に沿つて、ハンドル97より、ベベルギヤ98,
99を介して回転されるネジ軸100によつて昇
降せしめられるようになつている。
昇降フレーム95の軸受101により軸93が
支えられ、その先端にベベルギヤ102が設けら
れている。昇降フレーム95には、軸103が、
軸受104により回転可能に支えられている。軸
103にはカム105,106、ベベルギヤ10
7,108が固定されている。ベベルギヤ107
はベベルギヤ102と噛み合つている。
往復ガイド35の往復動作系統について説明す
れば、第4,8,9図において、ベベルギヤ10
8に噛み合うベベルギヤ109は、昇降フレーム
95に回転可能に支えられる軸110の一端に取
り付けられている。軸110の他端に固定された
カム111は、第5,9図に示すように、レバー
112を、カムローラ113を介して揺動せしめ
る。レバー112及びレバー115(第3,8,
9図)は昇降フレーム95に回転可能に支えられ
た軸114に固定されているので、レバー112
の揺動によりレバー115が揺動し、リンク11
6、ピン117を介して駆動ブロツク118を往
復せしめる。
駆動ブロツク118にはガイドロツド119が
貫通しており、駆動ブロツク118の直線往復運
動をガイドする。駆動ブロツク118にはラチエ
ツト120が設けられ、バネ121で突出する力
を与えられているが、電磁石122を励磁すると
ラチエツト120を引き込めるようになつてい
る。ラチエツト120は、駆動ブロツク118が
往方向6の方向に動くときのみ往復ガイド35を
駆動するようになつている。
往復ガイド35は、下面にラチエツトが加工し
てあるラチエツトバー123と、下面に歯型が加
工してあるラツク124、及び、その両脇に設け
られたガイドレール125より成る(第9図)。
さらにその両端には、天板5の位置決め具126
が設けられている。位置決め具126はボルトな
どで位置の調節を行なうことができる。ネジなど
を用いて位置調整を行なうようにしてもよい。ま
た、クランプを付属せしめて天板5を確実に保持
するようにしてもよい。
往復ガイド35のガイドレール125は、台板
127とバー128に挾まれて滑動してガイドさ
れ、直線運動をする。台板127の上にプレート
129が取り付けられている。
駆動ブロツク118が往復運動すると、往方向
6の動きのときのみ往復ガイド35を駆動して、
所定のストロークピツチで往復ガイド35を間歇
的に往方向6に進めるようになつている。
第2,8図に示すように、別のモータ34はギ
ヤ130,131、ベベルギヤ132,133を
経てピニオン134を駆動するようになつてい
る。このモータ34により往復ガイドの連続駆動
を行ない、復方向の早送り又は必要に応じて往方
向の早送り、又は低速連続送り(長い絞り出しを
行なうときなど)の場合に用いる。この時電磁石
122を励磁してラチエツト120は引き込ませ
る。
第3図にて135は、往復ガイド35の間歇ス
トロークの調節用のダイヤルであり、これを回す
ことにより、ギヤ136,137を介してネジ軸
138を回転せしめてネジスリーブ139を往復
動せしめる。
ネジスリーブ139の右端は駆動ブロツク11
8のストツパの役目をなし、往復ガイド35の間
歇ストロークを所定の範囲に制限することができ
る。
次に受け部材190の昇降系統につき説明す
る。第7,9図に示すように、カム105,10
6により、カムローラ141、リンク142,1
43を介してサポート144は垂直のまま昇降動
作を行なう。サポート144は受け部材190の
枠部材198を支えているので、受け部材190
が昇降し、口金4との間隔を変化せしめる。
次に口金4の回転系統につき説明する。
第1,8,9図において中間軸42に溝カム1
45が取り付けられている。溝カム145の溝1
46によりカムローラ147がガイドされる。カ
ムローラ147は調節レバー148に設けられて
いる。
第1,8,9,11,12,13図に示すよう
に、調節レバー148は、本体1に固定された軸
149の軸端にボス150にて回転可能に支えら
れている。151はネジ軸であり、ベベルギヤ1
52,153、スプロケツト154,155、チ
エーン156を介してハンドル157にて回転せ
しめられるようになつており、ナツト158を上
下することができる。ナツト158にはピン15
9が設けられ、コマ160が回転可能に設けられ
ている。コマ160は長方形で、レバー161の
長穴162の中を滑動するようになつている。ハ
ンドル163はナツト158を調節レバー148
に固定するためのものである。
レバー161はピン164のまわりに揺動する
ように支えられ、その先端にはリンク165が枢
着され、さらにラツク32に接続し、溝カム14
5の往復回転によりラツク32が往復して口金4
を回転せしめるようになつている。口金4が偏心
して設けられていると、種々の形状の絞り出しが
行なえる。
次にワイヤカツト系統につき説明する。
第14図に示すように、第3図の場合に対して
底板166を交換し、生地抜型である出口板16
7を設ける。出口板167より押し出される生地
を、ワイヤにより切断するもので、第15図に示
すように、くし状のサポート168に張つたワイ
ヤ169を軌跡170の如く動かすためのもので
ある。
第8,9図において、中間軸42に対してジヨ
ークラツチ171により駆動力が伝えられる中間
軸172の軸端に、第5図に示すようにカム17
3及びスプロケツト174が取り付けられてい
る。
スプロケツト174はチエーン175、スプロ
ケツト176を介してレバー178を揺動せしめ
る。レバー178の先端には、ガイドローラ17
9を有するロツド180が枢着され、ガイドロー
ラ179はガイド181の溝182にガイドされ
る。ロツド180には第14,15図に示すよう
にサポート168が設けられている。
カム173により、カムローラ183、レバー
184、リンク185、ロツド186を介してガ
イド181を昇降せしめる。
レバー178の揺動と、ガイド181の昇降と
を適宜組み合わせることにより所定の軌跡170
を得る。187は調節用のターンバクルである。
スプロケツト176又はレバー178に、リンク
177の取り付け穴を複数個設けて、適宜選択し
て調節することができる。
受け部材190は、第16図に示すように駆動
ロール191、ロール192,193、支持ロー
ル194,195に掛け回わされ走行可能になつ
ているエンドレス状の整形ベルト196から成つ
ている。駆動ロール191の一端には整形ベルト
196を間歇的に移動せしめるためのモータ19
7が設けられている(第17図)。この整形ベル
ト196の間歇移動は天板5が載せられる往復ガ
イド35と同期し、かつ移動速度、距離を同じく
する。この受け部材190は、抜型である出口板
167と生地の厚み分の間隙を形成するように前
記のように昇降自在に構成されている。
また、受け部材190の昇降移動をさせないで
固定維持し絞り機構2の昇降移動をするように構
成しても同様な作用が行なえ必要に応じて両者の
相対運動で菓子生地の厚み分の間隙をつくるよう
に移動させることもできる。
なお絞り機構2を移動させる場合には、第18
図に示すようにスプロケツト84,88間にリン
ク部材206,207を介して、移動用スプロケ
ツト208を設け、チエーン209,210をそ
れぞれ掛け回す。一方、本体1にはホツパ3の両
側にガイド部材を設け、このガイド部材に案内さ
れて昇降自在に構成する。この昇降移動用駆動装
置としては、単独にモータ等を設けるか又はモー
タ33の駆動力を利用するものとする。
モータ33の駆動を利用して受け部材190又
はホツパ3を昇降させるには、前記第7,9図に
おけるサポート144の昇降動作を利用すること
が好ましい。この場合の昇降移動距離の調整とし
てはカム105を変えたり、サポート144の両
側においてホツパ3又は枠部材198に連結する
支持部材211にネジを形成し、該支持部材21
1をサポート144に螺入せしめて調節するよう
にする。
受け部材190の一端は天板5内に臨ましめら
れており、適宜上下動するようになつている。こ
れは受け部材190から天板5に生地を移すため
の段差を少なくし、天板5へ移される時に生地が
変形するのを防止するためである。また、このよ
うに構成すると天板5の周縁に立ち上がりリブが
形成されている場合には、受け部材190の一端
が衝突してしまい天板5上に生地を載置できなく
なつてしまうため、その部分が上下動可能に構成
している。
上記の例は、受け部材190として整形ベルト
を採用したものであるが、この受け部材190と
して天板5を採用し、口金4から直接天板5に生
地を載せるように構成したものは本発明に含まれ
る。
操作に当たつては、各部の調節部を予め調節し
ておき、天板5をセツトして起動せしめれば、受
け部材190は間歇的に前進しながら所定の絞り
出し生地を受ける。
この動作を説明すると、第16図a〜cに示す
ように受け部材190が上昇して口金4に接する
とロール8,9が回転して生地を下方へ送り出
す。このとき受け部材190は製菓生地を所定の
厚み分だけ下降して一旦停止する。このときロー
ル8,9の回転も停止する。次いでカツタが作動
して該生地を切断する。そして、受け部材190
がさらに下降して次の生地を載置するために一定
ピツチだけ移動し、カツタが元の位置に戻る。
また、生地ホツパ3が昇降する場合にはホツパ
3が下降し、口金4を受け部材190に当接せし
める。このときロール8,9が回転して生地を下
方へ送り出すと共に受け部材190が製品の厚み
分だけ上昇し一旦停止する。このときロール8,
9の回転も止まる。
次いで、カツタにより生地を切断せしめ、ホツ
パ3を更に上昇せしめる。この上昇が終るとカツ
タが元の位置に戻り、受け部材190が一定のピ
ツチだけ移動する。このようにして、天板5に製
品生地を順次載置していくことになる。
モータ34,197の操作、電磁ラチエツト6
7,69、電磁石122の操作はリミツトスイツ
チ、タイマーなどを用いて適宜行なう。絞り出し
を終了して最終点に達した天板5は、モータ34
による早送りの復動作で迅速に作業者の手もとに
もどり一人で容易に移し変えができる。
なお、受け部材190である無端の整形ベルト
196が天板5を兼ねる材質によつて形成されて
いる場合には、上記の移し変え、天板5のセツテ
イングの作業が省略でき、また、往復ガイド35
並びにこれを往復移動用の機構は全く不要とな
り、本体1の構造をきわめて簡素化できる。
水分の多い水だねの場合には、一対のギヤ状の
ロールをギヤポンプのように噛合配備し、ロール
の外側をケーシングにて密閉し、ギヤポンプのよ
うにロールとケーシングとの間にて水だねを送る
ようにした絞り機構を予め用意しておき、これと
交換すればよい。ロールの回転は前記の場合と逆
なので、ギヤ78(第10図)を操作して逆転せ
しめればよい。この逆回転を行なわしめるには、
ギヤ78をスプロケツト77とジヨークラツチ8
1,82で噛合せしめていたのを該ギヤ78をギ
ヤ80に噛み合わせる。
絞り機構2をピン13,14,17で簡単に着
脱できるようにしたこと、ジヨークラツチ20,
21を有し、スライドする駆動軸22,23を用
いたこと、逆転機構を入れたことなどにより、ク
ツキー生地、水だね等種々の生地でも同じ本体1
を用い容易に作業ができる。
本発明は、生地ホツパと受け部材とが、間歇的
に接触したのち製菓材料絞り出し時に製品厚みだ
け間隙を順次あけ、カツタによる切断行程までそ
の間隙を維持する制御機構を備えたことと、生地
ホツパに生地抜型を装着して該抜型と受け部材と
の間を接離自在に配備し、製品の厚みに間隙が達
したときにカツタにより切断するように構成した
ので、製品が型崩れなく受け部材に載置されるこ
とになる。したがつて従来のように板型によつて
型打ちを行う必要がなく、したがつて従来抜きか
すができていた欠点を解決できる。
しかも、生地ホツパと受け部材とが間歇的に接
触した後、製菓材料絞り出し時に製品厚みだけ間
隙を順次あけ、少なくとも、カツタの切断工程前
までその間隙を維持するように構成することによ
り、製品の型を崩すことなく、保形が十分行なえ
る。
また、往復ガイド35に天板5を載置して該天
板5を往復動せしめることにより、一人の作業員
で天板5の挿入及び取り出しが行なえ、そして、
受け部材である整形ベルトを天板とした場合には
上記のように天板5の着脱作業は全く不要となる
等の効果を有し、実用性が大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に関するもので、第1図
は第7図における矢視側面図、第2図、第3図
及び第4図は、第7図のそれぞれ−線、−
線及び−線断面側面図、第5図は第7図の
矢視側面図、第6図は第1図の矢視正面図、
第7図、第8図及び第9図は第1図のそれぞれ
−線、−線及び−線断面正面図、第1
0図は第9図の−線断面平面図、第11図は
口金回転用のレバーの第8図とは異なる時点にお
ける状態の部分正面図で、第13図のXI−XI線断
面正面図、第12図は第13図のXII−XII線断面正
面図、第13図は第12図の矢視側面図、第
14図は別の実施例の部分断面平面図、第15図
はその失視平面図、第16図a〜cは絞り機
構の動作を示す絞り機構部分の拡大図、第17図
は受け部材の縦断面図、第18図は他の実施例に
おけるロール駆動用動力伝達機構の概略図であ
る。 1……本体、2……絞り機構、3……ホツパ、
4……口金、5……天板、6……往方向、7……
復方向、8,9……ロール、10,11……ブラ
ケツト、12……軸受、13,14……ピン、1
5……ブラケツト、16……ギヤボツクス、17
……ピン、18,19……軸、20,21……ジ
ヨークラツチ、22,23……駆動軸、24,2
5……滑りキー、26,27……スクレーパ、2
8……抑え、29……底板、30……スリーブ、
31……歯車、32……ラツク、33,34……
モータ、35……往復ガイド、36……ダイヤ
ル、37……可変速プーリ、38……ウオーム減
速機、39……プーリ、40……ベルト、41…
…スプロケツト、42……中間軸、43……スプ
ロケツト、44……チエーン、45……ギヤ、4
6……クランク、47……ギヤ、48……調節レ
バー、49……軸、50……ハンドル、51……
ネジ、52……ナツト、53……ハンドル、54
……調節レバー、55……ハンドル、56……ネ
ジ、57……リンク、58……ハンドル、59…
…リンク、60……ナツト、61……軸、62,
63……デイスク、64,65……ラチエツトホ
イル、66……スプロケツト、67……電磁ラチ
エツト、68……矢印、69……電磁ラチエツ
ト、70……矢印、71……チエーン、72,7
3,74……スプロケツト、75……軸、76…
…ギヤボツクス、77……スプロケツト、78…
…ギヤ、79……滑りキー、80……ギヤ、8
1,82……ジヨークラツチ、83……固定軸、
84,85……スプロケツト、86,87……チ
エーン、88……スプロケツト、89,90……
ギヤ、91,92……ベベルギヤ、93……軸、
94……滑りキー、95……昇降フレーム、96
……ガイドレール、97……ハンドル、98,9
9……ベベルギヤ、100……ネジ軸、101…
…軸受、102……ベベルギヤ、103……軸、
104……軸受、105,106……カム、10
7,108,109……ベベルギヤ、110……
軸、111……カム、112……レバー、113
……カムローラ、114……軸、115……レバ
ー、116……リンク、117……ピン、118
……駆動ブロツク、119……ガイドロツド、1
20……ラチエツト、121……バネ、122…
…電磁石、123……ラチエツトバー、124…
…ラツク、125……ガイドレール、126……
位置決め具、127……台板、128……バー、
129……プレート、130,131……ギヤ、
132,133……ベベルギヤ、134……ピニ
オン、135……ダイヤル、136,137……
ギヤ、138……ネジ軸、139……ネジスリー
ブ、141……カムローラ、142,143……
リンク、144……サポート、145……溝カ
ム、146……溝、147……カムローラ、14
8……調節レバー、149……軸、150……ボ
ス、151……ネジ軸、152,153……ベベ
ルギヤ、154,155……スプロケツト、15
6……チエーン、157……ハンドル、158…
…ナツト、159……ピン、160……コマ、1
61……レバー、162……長穴、163……ハ
ンドル、164……ピン、165……リンク、1
66……底板、167……出口板、168……サ
ポート、169……ワイヤ、170……軌跡、1
71……ジヨークラツチ、172……中間軸、1
73……カム、174……スプロケツト、175
……チエーン、176……スプロケツト、177
……リンク、178……レバー、179……ガイ
ドローラ、180……ロツド、181……ガイ
ド、182……溝、183……カムローラ、18
4……レバー、185……リンク、186……ロ
ツド、187……ターンバクル、190……受け
部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 製菓材料を投入できる一対の絞り出しロール
    を正逆回転自在に備えた生地ホツパにより製菓材
    料生地を直下で走行する無端ベルトである受け部
    材に絞り出し、該受け部材を移送する移送機構を
    有するデポジツタにおいて、前記生地ホツパに生
    地抜型を備え、該抜型と前記受け部材との間隙を
    製菓製品の厚みに設定できるように前記生地ホツ
    パと受け部材とをそれぞれ昇降機構で接離自在に
    配備すると共に、前記抜型より所定厚みに絞り出
    された製菓生地を切断するカツタを抜型に近接し
    て往復動するように設けると共に前記生地ホツパ
    と受け部材とが、間歇的に接触したのち製菓材料
    絞り出し時に製品厚みだけ間隙を順次あけ、カツ
    タによる切断行程までえその間隙を維持する制御
    機構を備えたことを特徴とするデポジツタ。 2 前記受け部材が、製品天板に臨ましめられた
    ものであつて移送される受け部材上の整形生地を
    製品天板に配列するものである特許請求の範囲第
    1項記載のデポジツタ。
JP2282783A 1983-02-16 1983-02-16 デポジツタ Granted JPS59151829A (ja)

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