JPS6136773A - 現像装置の改良 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明け、雷、子写真法における現像装置の改良に関す
る本ので、より詳細にけ穂切部或いは現像域からのトナ
ー飛散を防止Ｉ−且つ画質の良好なトナー像を形成させ
るための二成分系磁性現像剤用の現像装置に関する。

従来の技術及び発明の技術的課題 二成分系磁性現像剤を用いる電子写真法においては、顕
電性トナーと磁性キャリヤとを混合し、この二成分系組
成物を、内部に磁石を備えた現像スリーブ上に供給して
、この組成物から成る磁気ブラシを形成させ、静電潜像
を有する電子写真感光板にこの磁気ブラシを摺擦せしめ
ることにより、顕電性トナー偉を感光板上に形成させる
。顕電性トナーは磁性キャリヤとの摩擦により、感光板
上の静電潜像の電荷とは逆極性の電荷に帯電され、磁気
ブラシ上の顕電性トナー粒子がクーロン力により靜電潜
偉上に付着して、静電潜像の現像が行われる。一方舟性
キャリャはスリーブ内の磁石により吸引されており、し
、かもその帯電電荷が静電潜像の電荷と同極性であり、
そのため、磁性キャリヤはスリーブ上にそのまま残るこ
とになる。

実際の二成分系現像剤の磁気ブラシ現像にあっては、磁
気ブラシの穂を一定の長さにする穂切部或いは磁気ブラ
シと感光層との摺擦が行われる現像域において、トナー
が飛散して感光層の非画偉域の汚れを生じたり、或いは
複写機内をトナーで汚染する傾向があゆ、また磁性キャ
リヤがトナーと共和感光層に付着して、画質を乱したり
或いは感光周表面を傷つける傾向がある。このような傾
向は、現像剤磁気ブラシの密度が比較的高くなるような
現像条件下で特に顕著である。

メ明の目的 従って、本発明の目的は、上述した欠点が有効に解消さ
れた、二成分系現像剤の磁気ブラシを用いる現像装置を
提供するにある。

本発明の他の目的は、穂切部或いは現像域からのトナー
飛散が効果的に防止され、画質の良好なトナー像を形成
し得る現像装置を提供するにある。

本発明の更に他の目的は、スリーブ上の磁気ブラシの密
度が比較的高い場合にも、前述した欠点が有効に防止さ
れる現像装置を提供するにある。

発明の構成′ 本発明によれば、非磁性材料から成る現像用スリーブ、
該スリーブ内に固定された複数個の磁極を備えた磁石、
該スリーブを回転駆動するための機構、磁性キャリヤと
顕電性トナーとから成る現像剤を攪拌してスリーブに供
給する機構、スリーブ上に形成される磁気ブラシを所定
の穂長に穂切して感光層の現像域に供給する機構、現像
域を通過１−た磁気ブラシをスリーブから掻落す機構か
ら成り、現像域における感光層の移動方向を下向き１つ
スリーブの移動方向を上向きとすると共Ｋ。

現像域下方に穂切機構を配置し、穂切機構に対して感光
層送出側にキャリヤ除去用の磁石部材を設け、且つ磁石
部材の感光層導入側磁極を、スリーブ内磁極の内穂切機
構に近接する磁極と同極性、且つ現像域に対応する現像
主極と異極性とするととを特徴とする現像装置が提供さ
ｈ、る。

発明の好適ｔａ１１ 本発明を、添付図面を参照しつつ以下に詳１ａＫ説明す
る。

本発明の現像装置の全体の配置を、感光層と共に示す第
１図において、例えば矢印Ａ方向に駆動されるドラム１
の表面には、セレン系光導電体層のような電子写真感光
層２が設叶られており、その表面には、図示していない
が、一様帯電及び画ｇ１露光のような手段で静電潜像が
形成される。

この感光層２の移動路に沿って全体としてろで示す現像
装置が設はられる。この装置内には、複数の磁極を備え
たマグネット４があり、このマグネット４の周囲には、
アルミの如き非磁性材料から成るスリーブ５が設けられ
ている。このスリーブ５は、矢印Ｂ方向に回転可能に設
けられており、このスリーブ５内にマグネット４は固定
されて設けられている。二成分系現像剤６を攪拌するた
めに、攪拌機構７が設けられており、この攪拌機構７に
より、キャリヤと顕電性トナー粒子とけ混合されて、相
互に摩擦帯電して、相互に静電的に結合した混合物が形
成され、スリーブ５上に供給される。

二成分系現像剤は、スリーブ５上で磁気ブラシ８を形成
し、この磁気ブラシは穂切機構９により適当な穂長に切
揃えられて、現像域１０に供給される。現像域１０にお
いて、感光層２とスリーブ５とは互いに逆方向に移動し
、磁気ブラシ８と感光７Ｆｉ２との摺擦が行われる。摺
擦により、キャリヤ上の帯電トナー粒子は感光層２の靜
電潜＊に吸引され、静電潜像の現像が行われる。現像後
の磁気ブラシは、掻落し板１１によりスリーブ５から剥
離され、剥離された二成分系現像剤は、攪拌機構７によ
り攪拌された後、再びスリーブ５上に供給される。現像
で消費されるトナー１２を供給するために、トナー収容
部１６とトナー補給ローラ１４とが設けられ、現像機構
６内にトナー１２を連続的或いは間欠的に供給する。

尚、スリーブ５の一端部には、図示していないがスプロ
ケットの如き駆動機構が設けられており、［４モータ及
びチェーン（共に図示せず〕により矢印Ｂ方向に駆動さ
れるようになっている。

現像スリーブ５の内部には、複数の磁極を備えた磁石４
が設けらｈているが、この磁極は、現像域１０に対応し
て、感光Ｎ４２とｆｌぼ対向する位置関係で設けらノま
た現像用主極１５と、現像剤の供給位ｆ！’ｉ１６から
穂切機構９に至る搬送域に対応する搬送用磁極１７．１
８とから成っている。第１図に示す具体例において、磁
極１７け現像剤のスリーブ５への汲上げ用の機能をも備
えており、一方舟極１８は、穂切時に磁気ブラシの穂を
立てる作用をも有している。

現像域１０において、感光層２の移動方向は下向き（矢
印Ａ）、スリーブ５の移動方向は上向き（矢印Ｂ）と互
いに逆向きになっており、感光層２と磁気ブラシとの摺
擦が密に行われるようになっている。現像域１０の下方
に穂切機構９が位置している。

図面に示す具体例では、穂切機構９は非磁性材料から形
成された断面がＬ字又はコの字形の部材から成っており
、スリーブ５との間隔が次第に狭（なＺ）ようなガイド
部１９、穂切用先端２０、これに続く現像剤脱落防止用
延長部２１及び現像装置への取付部２２から成っている
。

本発明においては、この穂切機構９に対ｉ〜て、感光層
送出仙にキャリヤ除去用の磁石部材２６を配置干るが、
この際磁石部材２ろの感光層導入側磁極２４を、スリー
ブ内磁極の内穂切機構に近接−する磁極１８と同極性、
且つ現像用主極１５と異極性七々るように設ける。第１
図に示す具体例では、現像用主極１５ＶｉＮ極及び穂切
部磁極１８はＳ極であり、これに対応して磁石部材２６
の感光層導入側磁極２４をＳ極とする。捷た、磁石部材
２６け、対となる磁極が感光層に沿って位置するように
設けるのがよく、磁石部材２６の感光層送出側磁極２５
はＮ極となっている。

本発明によねば、感光層上のキャリヤ除去用のゴム磁石
２６を、スリーブ内磁極に対して、上述した関係となる
ように設けることにより、穂切部或いは現像域からのト
ナー飛散を顕著に防止１−得ると共に、形成される画像
の画質をも顕著に向上させることが可能となる。

磁気ブラシの穂切部及び現像域においてトナー飛散が生
じる理由は、次のようなものと考えらｈる。即ち、現イ
今剤の磁気ブラシにおいては、磁性キャリヤ粒子の表面
にトナー粒子の大部分が静電的に付着した状態で存在す
るが、一部のトナー粒子は磁性キャリヤには付着しない
か、或いは付着していても極（弱く付着した状態で存在
している。

このような遊離のトナーは、磁気ブラシの状態が変化し
、或いは磁性キャリヤの突然の移動等を生じると、磁気
ブラシの外方へ飛出して、トナー飛散を生じるものと思
われる。特に、磁気ブラシが穂切された直後では磁気ブ
ラシが圧縮された状態となっており、この磁気ブラシの
膨張が生じることも、トナー飛散の原因と考えられる。

更に、磁性キャリヤの一部が感光層側へ移行し、この磁
性キャリヤが感光層上で不安定な動きをすると、これも
トナー飛散、トナー像の乱れの原因となる。

本発明において、トナー飛散が有効に防止されるのは、
第２図に説明する原理てよるものと思われる。即ち、第
２図に示す通り、磁石部材２乙の感光層導入側磁極２４
と穂切部磁ｗ１１８とが同極性の場合には、穂切部及び
その近傍に反撥磁界が形成される。この反撥磁界と、穂
切部磁極１８及び現像用主極１５間の磁力線との影響に
より、穂切部れた磁気ブラシは、急激な膨張や立上りが
抑制さり４、トナー飛散が防止される。また、キャリヤ
除去用磁石部材２６の磁極２４と現像用主極１５とが異
極性であり、両者の間に感光層２に沿った層状の磁界が
形成されるため、感光層伸に移行したキャリヤ粒子の動
きが抑制され、これによりやはりトナー飛散が防止され
ると共に、トナー画像の乱れも抑制されるものと思われ
る。

こねに対して、第６図の原理図に示す通り、キャリヤ除
去用磁石部材２６の磁極２４と穂切部磁ｗｔ１８とが異
極性であり、且つ現像用主極１５と同極性である場合に
け、磁極２４と穂切部磁極１８との間に誘引磁界が形成
されるため、穂切後の磁気ブラシの膨張乃至は立上りを
生じてトナー飛散を生じ、また磁極２４と現像用主極１
５との間に反撥磁界が形成されて、感光層移行キャリヤ
のＦｔｈキを生じて、トナー飛散や画像の乱れを生じる
ことになる。。

以ヒ説明した本発明の装置によれば、トナー飛散Ｋｌｉ
止及び画質の向上の点で顕著な利点が達成されるもので
ある。

尚、本発明において使用する磁石部材２３としては、通
常使用きれるプラスチック磁石、ゴム磁石等各種のもの
を使用し得るが、特にゴム磁石が好適に使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の現像装置の全体の配置を示す図であ
ね、 第２図および第３図は、本発明の原理を示す図である。 図中、６は現像装置、４け磁石、５け現像用スリーブ、
６け現像剤、７け攪拌機構、８は磁気ブラシ、９け穂切
機構、１０け現像域、１１は掻き落（７板、２６は磁石
部材をそれぞれ示す。 ＷＪ　１　図 ユ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）非磁性材料から成る現像用スリーブ、該スリーブ
   内に固定された複数個の磁極を備えた磁石、該スリーブ
   を回転駆動するための機構、磁性キャリヤと顕電性トナ
   ーとから成る現像剤を攪拌してスリーブに供給する機構
   、スリーブ上に形成される磁気ブラシを所定の穂長に穂
   切して感光層の現像域に供給する機構、現像域を通過し
   た磁気ブラシをスリーブから掻落す機構から成り、現像
   域における感光層の移動方向を下向き且つスリーブの移
   動方向を上向きとすると共に、現像域下方に穂切機構を
   配置し、穂切機構に対して感光層送出側にキャリヤ除去
   用の磁石部材を設け、且つ磁石部材の感光層導入側磁極
   を、スリーブ内磁極の内穂切機構に近接する磁極と同極
   性、且つ現像域に対応する現像主極と異極性とすること
   を特徴とする現像装置。