JPS6136658Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136658Y2 JPS6136658Y2 JP3814280U JP3814280U JPS6136658Y2 JP S6136658 Y2 JPS6136658 Y2 JP S6136658Y2 JP 3814280 U JP3814280 U JP 3814280U JP 3814280 U JP3814280 U JP 3814280U JP S6136658 Y2 JPS6136658 Y2 JP S6136658Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- wall panel
- support
- vertical
- vertical piece
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、大型のプレハブ式冷蔵庫などにおいて壁
パネルfは、第1図に示すように、水平片aと垂
直片bでほぼ逆L字状に構成した支持部材cの水
平片aをアンカーボルトdを介して外周に形成し
た布基礎eの上面に固定し、一方の垂直片bを壁
パネルfにリベツトgで止め、この壁パネルfの
下面は現場発泡の支承層hを介して積層の断熱層
i上に載せ、壁パネルfの上部は、パネルを貫通
する断熱ボルト(図示せず)をブラケツト及び胴
縁を介して、躯体の柱nに固定していたため、壁
パネルfが長期使用により沈降し、そのため建屋
自体が歪んで気密性、断熱性に支障をきたしやす
かつた。また施工時壁パネルfの正較な位置出し
すなわち垂直度の設定が困難であつたほか、建屋
の内外方向への変形(プレハブ式冷蔵庫における
冷却及びデフロスト時)に対応できず、パネルに
余分な応力発生や変形を生じていた。なお、図中
jは断熱層iを包囲する防湿層、kは断熱層iを
支えるブロツク、またlは支持部材c上を覆うひ
さし状の水切り材、mはそれを壁パネルfに止着
させるリベツトを示す。
パネルfは、第1図に示すように、水平片aと垂
直片bでほぼ逆L字状に構成した支持部材cの水
平片aをアンカーボルトdを介して外周に形成し
た布基礎eの上面に固定し、一方の垂直片bを壁
パネルfにリベツトgで止め、この壁パネルfの
下面は現場発泡の支承層hを介して積層の断熱層
i上に載せ、壁パネルfの上部は、パネルを貫通
する断熱ボルト(図示せず)をブラケツト及び胴
縁を介して、躯体の柱nに固定していたため、壁
パネルfが長期使用により沈降し、そのため建屋
自体が歪んで気密性、断熱性に支障をきたしやす
かつた。また施工時壁パネルfの正較な位置出し
すなわち垂直度の設定が困難であつたほか、建屋
の内外方向への変形(プレハブ式冷蔵庫における
冷却及びデフロスト時)に対応できず、パネルに
余分な応力発生や変形を生じていた。なお、図中
jは断熱層iを包囲する防湿層、kは断熱層iを
支えるブロツク、またlは支持部材c上を覆うひ
さし状の水切り材、mはそれを壁パネルfに止着
させるリベツトを示す。
ここにおいてこの考案は、長期間にわたり壁パ
ネルが沈降せず、建屋が歪まず、また壁パネルの
正確な位置出しができ、施工が容易となり、しか
も建屋の内外方向への変形にも対応でき、外気温
と温度差が大きいプレハブ式冷蔵庫にも利用でき
るような壁パネルの支持構造を提案するものであ
つて、その詳細を以下に第2図及び第3図に示す
実施例について説明する。
ネルが沈降せず、建屋が歪まず、また壁パネルの
正確な位置出しができ、施工が容易となり、しか
も建屋の内外方向への変形にも対応でき、外気温
と温度差が大きいプレハブ式冷蔵庫にも利用でき
るような壁パネルの支持構造を提案するものであ
つて、その詳細を以下に第2図及び第3図に示す
実施例について説明する。
すなわち第2図に示すように、ほぼ逆L字状の
断面を有する比較的小さい形材1とこれより大型
でほぼL字状の断面を有する形材2とを溶接等に
より一体化して、水平片3とたて片3′とからな
る前記形材1のたて片3′に当接し、比較的長く
して弾性変形可能とする垂直片4と、この垂直片
4の下端から前記水平片3と反対の方向へ延出す
る支持片5と、この支持片5に形成される立上り
片6とから成る支持部材7を構成し、この支持部
材7を第3図に示すようにして壁パネル8の支持
に使用するのである。すなわち先ず支持部材7の
水平片3を布基礎9の上面10にアンカーボルト
11で固定し、この際、垂直片4を布基礎9の内
面12に沿わせるようにし、次いで前記壁パネル
8の下端面に形成した溝13に前記立上り片6が
緩く嵌入するように壁パネル8を導く。したがつ
て、壁パネル8の溝13より外寄りの下端面と外
側面とは、支持部材7の支持片5と垂直片4とに
よつて面支持されるので、正確な位置出しが容易
にできるとともに、壁パネル8が沈降するような
ことがなく、また垂直片4が比較的長いので庫内
の冷却による壁パネル8の内方への移動及びデフ
ロスト時の戻りにも、その弾性変形で吸収できる
ので外気温との温度差が大きいプレハブ冷蔵庫等
にも利用できるのである。なお、第3図において
14は支承層、15は断熱層、16は防湿層、1
7は水切り材であつて、これらは前記第1図に示
す支承層h、断熱層i、防湿層j、水切り材lに
それぞれ対応する部分である。なお18は水切り
材17の外方へ屈曲した上端部17′と壁パネル
8外面との間に充填したコーキング材であつて、
これらの間隙からの水分の侵入を阻止する機能を
有する。
断面を有する比較的小さい形材1とこれより大型
でほぼL字状の断面を有する形材2とを溶接等に
より一体化して、水平片3とたて片3′とからな
る前記形材1のたて片3′に当接し、比較的長く
して弾性変形可能とする垂直片4と、この垂直片
4の下端から前記水平片3と反対の方向へ延出す
る支持片5と、この支持片5に形成される立上り
片6とから成る支持部材7を構成し、この支持部
材7を第3図に示すようにして壁パネル8の支持
に使用するのである。すなわち先ず支持部材7の
水平片3を布基礎9の上面10にアンカーボルト
11で固定し、この際、垂直片4を布基礎9の内
面12に沿わせるようにし、次いで前記壁パネル
8の下端面に形成した溝13に前記立上り片6が
緩く嵌入するように壁パネル8を導く。したがつ
て、壁パネル8の溝13より外寄りの下端面と外
側面とは、支持部材7の支持片5と垂直片4とに
よつて面支持されるので、正確な位置出しが容易
にできるとともに、壁パネル8が沈降するような
ことがなく、また垂直片4が比較的長いので庫内
の冷却による壁パネル8の内方への移動及びデフ
ロスト時の戻りにも、その弾性変形で吸収できる
ので外気温との温度差が大きいプレハブ冷蔵庫等
にも利用できるのである。なお、第3図において
14は支承層、15は断熱層、16は防湿層、1
7は水切り材であつて、これらは前記第1図に示
す支承層h、断熱層i、防湿層j、水切り材lに
それぞれ対応する部分である。なお18は水切り
材17の外方へ屈曲した上端部17′と壁パネル
8外面との間に充填したコーキング材であつて、
これらの間隙からの水分の侵入を阻止する機能を
有する。
第4図は支持部材7の変型を示し、この場合は
前記実施例において支持片5の自由端に立上り片
6を屈曲形成したのに対して、支持片5の自由端
の適所にほゞL字形の部材18をスポツト溶接等
により結合して前記立上り片6を構成して、壁パ
ネル8の溝13の位置変動に対応できるようにし
たものである。
前記実施例において支持片5の自由端に立上り片
6を屈曲形成したのに対して、支持片5の自由端
の適所にほゞL字形の部材18をスポツト溶接等
により結合して前記立上り片6を構成して、壁パ
ネル8の溝13の位置変動に対応できるようにし
たものである。
上述のような構成からなるこの考案の支持構造
によれば次のような効果がえられる。すなわち、 1 支持部材7の支持片5が壁パネル8の下端を
支えているので、壁パネル8は沈降することが
なく、したがつて建屋が歪まない。
によれば次のような効果がえられる。すなわち、 1 支持部材7の支持片5が壁パネル8の下端を
支えているので、壁パネル8は沈降することが
なく、したがつて建屋が歪まない。
2 支持部材7の垂直片4及び支持片5及び立上
り片6と壁パネル8下端面の溝13によつて壁
パネル8の正確な位置出しができるので、施工
が容易になる。
り片6と壁パネル8下端面の溝13によつて壁
パネル8の正確な位置出しができるので、施工
が容易になる。
3 支持部材7の垂直片4が比較的長く、その弾
性変形が行なわれることにより建屋の内外方向
への変形に対応でき、プレハブ冷蔵庫のように
外気温と温度差が大きい用途にも利用できる。
性変形が行なわれることにより建屋の内外方向
への変形に対応でき、プレハブ冷蔵庫のように
外気温と温度差が大きい用途にも利用できる。
第1図は従来の構造の一例を示す竪断面図、第
2図はこの考案において採用された支持部材の斜
視図、第3図はこの考案の一実施例の竪断面図
で、第4図は支持部材の変型を示す斜視図であ
る。 なお図において、3……水平片、3′……たて
片、4……垂直片、5……支持片、6……立上り
片、7……支持部材、8……壁パネル、9……布
基礎、である。
2図はこの考案において採用された支持部材の斜
視図、第3図はこの考案の一実施例の竪断面図
で、第4図は支持部材の変型を示す斜視図であ
る。 なお図において、3……水平片、3′……たて
片、4……垂直片、5……支持片、6……立上り
片、7……支持部材、8……壁パネル、9……布
基礎、である。
Claims (1)
- 水平片とたて片とでほぼ逆L字状に形成される
形材の前記たて片に当接し比較的長く、弾性変形
可能な垂直片と、この垂直片の下端から前記水平
片と反対の方向へ延出する支持片と、この支持片
に形成される立上り片とから成る支持部材の、前
記水平片を布基礎上面に固定し、前記垂直片を布
基礎内面に沿わせるととも、前記支持片によつて
支えられる壁パネルの下端面に形成した溝に前記
立上り片を嵌入させるようにした壁パネルの支持
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3814280U JPS6136658Y2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3814280U JPS6136658Y2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56140617U JPS56140617U (ja) | 1981-10-23 |
JPS6136658Y2 true JPS6136658Y2 (ja) | 1986-10-24 |
Family
ID=29633669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3814280U Expired JPS6136658Y2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6136658Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-25 JP JP3814280U patent/JPS6136658Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56140617U (ja) | 1981-10-23 |
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