JPH0347192Y2 - - Google Patents

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JPH0347192Y2
JPH0347192Y2 JP7556186U JP7556186U JPH0347192Y2 JP H0347192 Y2 JPH0347192 Y2 JP H0347192Y2 JP 7556186 U JP7556186 U JP 7556186U JP 7556186 U JP7556186 U JP 7556186U JP H0347192 Y2 JPH0347192 Y2 JP H0347192Y2
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JP
Japan
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wall
groove
outer peripheral
peripheral wall
flange
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JP7556186U
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JPS6314984U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は上面に開口を有し下部の一側部に機械
室を有した箱体において、塗装鋼板を用いた外箱
に関し、前記箱体として庫内を氷点よりも若干高
い温度に冷却する冷蔵庫や庫内を氷点以下に冷却
する冷凍庫がある。
(ロ) 従来の技術 上面に開口を有し下部の一側部に機械室を有し
た箱体において、予め塗装した鋼板を用いて外箱
を構成する従来の技術としては、実開昭59−
34286号公報に開示されている。この技術は、前
後左右の各壁とこれら各壁の下端に下向きの溝と
下フランジを帯状塗装鋼板の折曲にて形成した外
周壁体と、機械室の上壁を形成する上辺と下辺と
これらを連結する立上げ辺を有し下辺の端部には
前記溝に挿入した上向きフランジを形成した鋼板
の底板と、前記立上げ辺に対向して外周壁体の前
記溝に挿入される横辺とこの横辺の両端から立上
る縦辺とを有し縦辺には底板の端部を螺子止めす
る固定部を設けた補強材を備え、前記外周壁体と
前記底板及び補強材とを前記フランジ部にて螺子
止めし、また前記固定部にて前記底板を螺子止め
した外箱構成である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記従来の技術においては、底板27は補強材
29の固定部30と外周壁体20の下部フランジ
26に螺子止めにて固定するものであるために作
業性が悪く、特に固定部30への螺子止めは外周
壁体20のコーナー部であるためにかなり面倒で
ある。
そこで本考案は、底板の取りつけを簡単にする
ことを目的とし面倒な螺子固定を省く構成を提供
するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点に鑑みた外箱構造であつ
て、以下実施例に基づきその内容を説明する。
前後左右の各壁とこれら各壁の下端の折曲にて
下向き溝25及びこの溝25の内方壁からのびた
下フランジ26を形成した外周壁体20と、下辺
27Bとこの下辺の一端から立上る立上辺27C
で連結されて機械室34の上壁を形成する上辺2
7Aとを有し下辺27Bの端部に溝25に挿入し
た上向きフランジ28を有した鋼板の底板27
と、立上辺27Cと対抗する外周壁体20の一つ
の壁21の溝25に挿入されるフランジ29Cを
有して下フランジ26下面に固定した横辺29A
と横辺29Aの両端から外周壁体20の縦方向の
コーナー部17,17に接して立上る縦辺29B
とからなる補強材29とを有しており、縦辺29
Bには上辺27Aの両端部を載置支持する支持部
30を設け、溝25には下辺の上向きフランジ2
8に形成した爪19が係止する孔18を設けた構
成である。
(ホ) 作用 構成された外周壁体20に対して底板27は支
持部30にて上辺27Aを支持すると共に下辺2
7Bはフランジ28を溝25に挿入することによ
つて、爪19が孔18に弾力性にて挿入されて係
止されて外箱が完成する。
(ヘ) 実施例 20は塗装済みの帯状鋼板を折曲して左右側壁
21,22及び前後壁23,24とこれら各壁下
端に形成した下向きの溝25及びこの溝の内方壁
から水平方向に延びた下フランジ26とを折曲に
て形成した外周壁体である。溝25の折曲形成に
おいては塗装膜が剥れないように各壁21,2
2,23,24の下端部と溝25の壁とは若干離
間した状態にて折曲半径を若干大きくとるように
している。27は底板で後述の機械室34の上壁
を形成する上辺27Aと下辺27Bとこれら両辺
を連結する立上げ辺27Cを中間部に形成し下辺
27Bの端部には溝25に挿入される上向きフラ
ンジ28をメッキ済みの鋼板を折曲形成してい
る。なお上辺27A及び立上げ辺27Cの端部に
も補強のために上向きフランジを形成している。
29はL型アングルの補強材で立上げ辺27Cに
対向する外周壁体20の一つの壁21の下端の溝
25に挿入されるフランジ29Cを有し下フラン
ジ26の下面に配設した横辺29Aとこの横辺の
両端から立上る縦辺29Bとから成り、縦辺29
Bには底板27の上辺27Aのコーナ部を支持す
る支持部30を夫々形成している。31は底板2
7の下辺27Bの右端のフランジ28に添つて下
辺27Bにスポツト溶接した補強材である。32
は底板27の下辺27Bと立上げ辺27Cとのコ
ーナ部にスポツト溶接された補強材、33は機械
室34に面して前壁23下端の溝25に立上り辺
を挿入した補強材で一端をフランジ26に螺子止
めし他端を補強材29に螺子止めしている。補強
材29の固定を確実にするよう縦辺29Bは折曲
21Aにリベツト又は螺子にて固定される。前述
の支持部30は縦辺29Bの一部を切起しにて形
成した上支持片30Aと下支持片30Bとから成
り、両支持辺30A,30B間に上辺27Aの両
端部27Dが挿入されて支持される。底板27の
下辺27Bの周端部の上向きフランジ28には複
数個所に切起しにて形成した下向きの係止爪19
が設けられており、一方この係止爪19に対応し
て溝25の内方壁には係止孔18が形成されてい
る。補強材29は縦辺29Bが外周壁体20のコ
ーナ部17,17において外周壁体20の内面に
接するように横辺29Aのフランジ29Cよりも
外方に位置した辺29Dを有しており、これによ
つて外周壁体20の壁21のコーナ部17,17
の補強を十分にすることができる。前述の上支持
辺30Aは上辺27の上方への移動を阻止し下支
持辺30Bは上辺27を載置するのに役立つ。な
お支持部30はこのような構造に限定されるもの
ではない。
外箱35の組立てにおいて、外周壁体20は後
壁24と左側壁21の後端折曲部21Aとの先端
が互いに平行して前方へ折曲しておりこの部分を
リベツトにて固定して外周壁体20は四角状の枠
体を構成する。この外周壁体20に対して補強材
29は横辺29Aを左側壁21の下フランジ26
に螺子止めし、また後の縦辺29Bを左側壁21
の後端折曲部21Aに螺子止めする。一方底板2
7には補強材31及び32が予めスポツト溶接さ
れ底板27を外周壁体20の下方から組合わせ上
辺27Aの両端部27D,27Dを上支持片30
Aと下支持辺30Bの間に挿入すると共に下辺2
7Bの上向きフランジ28を溝25内へ挿入す
る。フランジ28を溝25内へ強く挿入すること
によつて係止爪19がその弾力性によつて係止孔
18へ侵入してフランジ28を溝25内へ保持
し、底板27が外周壁体20に保持される。39
は補強材29,31に螺合せしめた脚材ある。こ
のような構成にて上面開口の外箱が完成し、上辺
27Aと下辺27B及び立上げ辺27Cの周囲と
外周壁体20の隙間はホツトメルト等のシール材
でシールされ、外周壁体20と底板27にて機械
室34が形成され機械室34は後壁24に切欠3
6を設けて修理や機械室34への所要機械の挿
入・引出しを行うようにしている。外箱35は上
面開口の内箱(図示せず)と組合わせて内箱と外
箱35の上端開口端を連結する枠板40を設け、
内箱と外箱35との間に断熱材を充填して断熱箱
体37を構成し、この箱体の上面開口には蓋38
を設け、冷凍装置を組合わせれば冷蔵庫や冷凍庫
になる。
(ト) 考案の効果 本考案では外箱を前後及び左右壁を折曲にて形
成した外周壁体とこれに組合わされる底板との二
部分から構成し、これらは外周壁体下端の下向き
溝に底板下辺の上向きフランジが挿入されると共
に底板上辺は補強材にて支持した構成であり、底
板の下辺は上向きフランジの係止爪と前記溝の係
止孔との係合にて結合し、底板の上辺は外周壁体
の内側に取りつけた補強材の支持部にて載置され
る構成であるため、底板と外周壁体との組合せ作
業が簡単になると共に、底板と外周壁体の結合部
分が外面に現われないので外観的にも優れてい
る。更に外周壁体の下端は溝の形成による折曲に
よつて補強され、補強材と共に外箱として丈夫な
構造となる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示し、第1図は第5図
のA−A断面拡大図、第2図は補強材と底板との
分解斜視図、第3図は外箱の分解斜視図、第4図
は第1図のB−B断面図、第5図は外箱の斜視
図、第6図は冷凍庫の正面斜視図である。 17……外周壁体のコーナ部、18……係止
孔、19……係止爪、20……外周壁体、21…
…外周壁体の一つの壁、25……溝、26……下
フランジ、27……底板、28……上向きフラン
ジ、29……補強材、30……支持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に開口し下部の一側部に機械室を有した箱
    体において、塗装済み鋼板の折曲にて前後左右の
    各壁とこれら各壁の下端の折曲にて下向き溝を形
    成した外周壁体と、下辺と該下辺の一端から立上
    る立上辺で連結されて前記機械室の上壁を形成す
    る上辺とを有し前記下辺の端部に前記溝に挿入し
    た上向きフランジを設けてなる鋼板の底板と、前
    記立上辺と対向する前記外周壁体の一つの壁の前
    記溝に挿入されるフランジを有して前記溝の内方
    壁から水平方向へ延びた下フランジの下面に固定
    した横辺と該横辺の両端から前記外周壁体の縦方
    向のコーナ部に接して立上る縦辺とから成る補強
    材とを有し、前記縦辺には前記上辺の両端部を載
    置する支持部を設け、前記溝には前記下辺の上向
    きフランジに形成した係止爪が係合する係止孔を
    設けたことを特徴とする箱体の外箱。
JP7556186U 1986-05-20 1986-05-20 Expired JPH0347192Y2 (ja)

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JP7556186U JPH0347192Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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JP7556186U JPH0347192Y2 (ja) 1986-05-20 1986-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS6314984U JPS6314984U (ja) 1988-01-30
JPH0347192Y2 true JPH0347192Y2 (ja) 1991-10-07

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ID=30921817

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