JPS6136348A - ハロゲン含有樹脂組成物 - Google Patents
ハロゲン含有樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6136348A JPS6136348A JP15668484A JP15668484A JPS6136348A JP S6136348 A JPS6136348 A JP S6136348A JP 15668484 A JP15668484 A JP 15668484A JP 15668484 A JP15668484 A JP 15668484A JP S6136348 A JPS6136348 A JP S6136348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- halogen
- lecithin
- containing resin
- formulation
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/49—Phosphorus-containing compounds
- C08K5/51—Phosphorus bound to oxygen
- C08K5/52—Phosphorus bound to oxygen only
- C08K5/521—Esters of phosphoric acids, e.g. of H3PO4
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
産業上の利用分野
本発明はハロゲン含有樹脂組成物に関し、更に詳しくは
ブリードある(・はプレートアウトを改善するに優れる
ハロゲン含有樹脂組成物に関する。
ブリードある(・はプレートアウトを改善するに優れる
ハロゲン含有樹脂組成物に関する。
従来の技術
ハロゲン含有樹脂、例えば塩化ビニル樹脂はその物性お
よび価格の面から大量に使用されている樹脂のひとつで
あるが、加工時あるいは経時的な熱または光での分解を
防止するため、安定剤を単独または更に安定化助剤と併
用で必ず添加されている。また更に目的により可法剤、
難燃剤、着色剤、無機充填剤、その他の添加剤が配合さ
れているが、これら一連の添加剤は必ずしも樹脂と相溶
性がよくなく、また加工時の熱劣化により、ブリードあ
るいはプレートアウトなどの現象をしばしば引き起こし
、製品表面の汚れ、肌あれ、シャープさの無くなった丸
みをおびた凸凹のエンボス模様なと規格外の製品の生産
あるいは成形加工機への汚染といった実用上で大きな問
題点がある。
よび価格の面から大量に使用されている樹脂のひとつで
あるが、加工時あるいは経時的な熱または光での分解を
防止するため、安定剤を単独または更に安定化助剤と併
用で必ず添加されている。また更に目的により可法剤、
難燃剤、着色剤、無機充填剤、その他の添加剤が配合さ
れているが、これら一連の添加剤は必ずしも樹脂と相溶
性がよくなく、また加工時の熱劣化により、ブリードあ
るいはプレートアウトなどの現象をしばしば引き起こし
、製品表面の汚れ、肌あれ、シャープさの無くなった丸
みをおびた凸凹のエンボス模様なと規格外の製品の生産
あるいは成形加工機への汚染といった実用上で大きな問
題点がある。
発明が解決しようとする問題点
本発明は、ハロゲン含有樹脂組成物にりん脂質を配合す
ることにより、該ハロゲン含有樹脂組成物のブリードあ
るいはプレートアウトなどを改善すること。
ることにより、該ハロゲン含有樹脂組成物のブリードあ
るいはプレートアウトなどを改善すること。
[発明の構成]
問題点を解決するための手段
本発明者はかかる実情に鑑み、上記問題点を解決すべく
鋭意研究した結果、ハロゲン含有樹脂組成物にりん脂質
を配合することにより、ブリードあるいはプレートアウ
トといったやっかいな問題点を解決することを見いだし
、本発明を完成するに至った。即ち、本発明はハロゲン
含有樹脂組成物にりん脂質を配合したことを特徴とする
ブリードあるいはプレートアウト性のないハロゲン含有
樹脂組成物に関するものである。
鋭意研究した結果、ハロゲン含有樹脂組成物にりん脂質
を配合することにより、ブリードあるいはプレートアウ
トといったやっかいな問題点を解決することを見いだし
、本発明を完成するに至った。即ち、本発明はハロゲン
含有樹脂組成物にりん脂質を配合したことを特徴とする
ブリードあるいはプレートアウト性のないハロゲン含有
樹脂組成物に関するものである。
本発明において使用されるハロゲン含有樹脂としては、
例えばハロゲン化ビニル、ハロゲン化ビニリデン等の重
合により得られた単独および共重合体並びにこれらの共
重合可能な化合物との共重合体等、更にポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィンをハロゲン化して得
られた樹脂、例えば塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプ
ロピレンや微量のハロゲン系触媒を不純物として含有す
るポリオレフィン等があげられる。又、本発明において
使用されるりん脂質としては例えば大豆レシチン、菜種
レシチン、卵黄レシチン等が挙げられる。更にレシチン
誘導体としては、アセチル化レシチン、水素添加レシチ
ン、過酸化水素処理レシチン(ヒドロキシル化レシチン
)、部分加水分解レシチン等が使用できる。これらりん
脂質は単独で又は併用して使用されるが、その添加量に
ついては樹脂100重量部当たり0.1〜5重量部程度
が良好である。
例えばハロゲン化ビニル、ハロゲン化ビニリデン等の重
合により得られた単独および共重合体並びにこれらの共
重合可能な化合物との共重合体等、更にポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィンをハロゲン化して得
られた樹脂、例えば塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプ
ロピレンや微量のハロゲン系触媒を不純物として含有す
るポリオレフィン等があげられる。又、本発明において
使用されるりん脂質としては例えば大豆レシチン、菜種
レシチン、卵黄レシチン等が挙げられる。更にレシチン
誘導体としては、アセチル化レシチン、水素添加レシチ
ン、過酸化水素処理レシチン(ヒドロキシル化レシチン
)、部分加水分解レシチン等が使用できる。これらりん
脂質は単独で又は併用して使用されるが、その添加量に
ついては樹脂100重量部当たり0.1〜5重量部程度
が良好である。
以下、実施例により具体的に説明するが、本発明はこれ
ら実施例に限定されるものではない。
ら実施例に限定されるものではない。
実施例1
配合A(試験配合)
PVC(?’=1050) 100重量部DOP
25 ttCa−ステアレート
0.7〃 Zn−・ステアレート 0.3〃 ウツチングレツド 1.0〃 大豆レシチン 1.0〃 配合B(クリーニング配合) pvc(p=toso)100重量部 DOP 20 ttジブチル錫
スステアレート2 〃 Ti% 2 tt大豆レシチン
を含む配合Aを160℃、5分間、6インチロールにて
混練し、シートを切りはなしたのち、続いて配合Bを同
条件にて混練し、ロール上に残った顔料等(プレートア
ウトしたもの)をすべてクリーニングしたシートを得た
。このシートの着色度合いを肉眼観察し、プレートアウ
ト防止効果を評価した結果を表1に示した。
25 ttCa−ステアレート
0.7〃 Zn−・ステアレート 0.3〃 ウツチングレツド 1.0〃 大豆レシチン 1.0〃 配合B(クリーニング配合) pvc(p=toso)100重量部 DOP 20 ttジブチル錫
スステアレート2 〃 Ti% 2 tt大豆レシチン
を含む配合Aを160℃、5分間、6インチロールにて
混練し、シートを切りはなしたのち、続いて配合Bを同
条件にて混練し、ロール上に残った顔料等(プレートア
ウトしたもの)をすべてクリーニングしたシートを得た
。このシートの着色度合いを肉眼観察し、プレートアウ
ト防止効果を評価した結果を表1に示した。
実施例2
大豆レシチンを過酸化水素処理大豆レシチンに置き換え
て実施例1と同様に配合A、続いて配合Bを混練し、配
合Bの混練て得られたシートの着色度合いを肉眼観察し
、評価した結果を表1に示した。
て実施例1と同様に配合A、続いて配合Bを混練し、配
合Bの混練て得られたシートの着色度合いを肉眼観察し
、評価した結果を表1に示した。
実施例3
大豆レシチンをアセトン処理大豆レシチン(ツルーレシ
チン)に置き換えて実施例1と同様に配合A、続いて配
合Bを混練し、配合Bの混練で得られたシートの着色度
合いを肉眼観察し、評価した結果を表1に示した。
チン)に置き換えて実施例1と同様に配合A、続いて配
合Bを混練し、配合Bの混練で得られたシートの着色度
合いを肉眼観察し、評価した結果を表1に示した。
実施例4
配合C(試験配合)
PVC(′P=lO50)100重量部DOP
5Q ttCa−ステアレート
1 〃 Zn−ステアレート 1 〃 エポキシ化大豆油 2 〃 ラッチングレッド l 〃 大豆レシチン 0.5〃 大豆レシチンを含む配合Cを実施例1と同様に混練し、
シートを切りはなしたのち、続いて配合Bを同様に混練
し、ロール上に残った顔料等(プレートアウトしたもの
)をすべてクリーニングしたシートを得た。このシート
の着色度合いを肉眼観察し、プレートアウト防止効果を
評価した結果を表1に示した。
5Q ttCa−ステアレート
1 〃 Zn−ステアレート 1 〃 エポキシ化大豆油 2 〃 ラッチングレッド l 〃 大豆レシチン 0.5〃 大豆レシチンを含む配合Cを実施例1と同様に混練し、
シートを切りはなしたのち、続いて配合Bを同様に混練
し、ロール上に残った顔料等(プレートアウトしたもの
)をすべてクリーニングしたシートを得た。このシート
の着色度合いを肉眼観察し、プレートアウト防止効果を
評価した結果を表1に示した。
実施例5
大豆レシチンを菜種レシチンに置き換えて実施例4と同
様に配合C1統いて配合Bを混線し、配合Bの混線で得
られたシートの着色度合いを肉眼観察し、評価した結果
を表1に示した。
様に配合C1統いて配合Bを混線し、配合Bの混線で得
られたシートの着色度合いを肉眼観察し、評価した結果
を表1に示した。
比較例1
配合Aにおいて大豆レシチンを用いない場合の配合、続
いて配合Bを実施例1と同様に混練し、配合Bの混練で
得られたシートの着色度合いを肉眼観察し、評価した結
果を表1に示した。
いて配合Bを実施例1と同様に混練し、配合Bの混練で
得られたシートの着色度合いを肉眼観察し、評価した結
果を表1に示した。
比較例2
配合Cにおいて大豆レシチンを用いない場合の配合、続
いて配合Bを実施例1と同様に混練し、配合Bの混練で
得られたシートの着色度合いを肉眼観察し、評価した結
果を表1に示した。
いて配合Bを実施例1と同様に混練し、配合Bの混練で
得られたシートの着色度合いを肉眼観察し、評価した結
果を表1に示した。
表1から明らかなようにりん脂質を用いたものの効果は
著しく優れている。
著しく優れている。
Claims (1)
- ハロゲン含有樹脂組成物にりん脂質を配合したことを特
徴とするハロゲン含有樹脂組成物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15668484A JPS6136348A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | ハロゲン含有樹脂組成物 |
DE19853526833 DE3526833A1 (de) | 1984-07-27 | 1985-07-26 | Halogenhaltige harzmasse |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15668484A JPS6136348A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | ハロゲン含有樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6136348A true JPS6136348A (ja) | 1986-02-21 |
Family
ID=15633064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15668484A Pending JPS6136348A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | ハロゲン含有樹脂組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6136348A (ja) |
DE (1) | DE3526833A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5412020A (en) * | 1993-07-28 | 1995-05-02 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Propylene polymer compositions |
US5591795A (en) * | 1993-06-30 | 1997-01-07 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Polypropylene composition |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8527071D0 (en) * | 1985-11-04 | 1985-12-11 | Biocompatibles Ltd | Plastics |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP15668484A patent/JPS6136348A/ja active Pending
-
1985
- 1985-07-26 DE DE19853526833 patent/DE3526833A1/de not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5591795A (en) * | 1993-06-30 | 1997-01-07 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Polypropylene composition |
US5412020A (en) * | 1993-07-28 | 1995-05-02 | Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. | Propylene polymer compositions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3526833A1 (de) | 1986-02-06 |
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