JPS6136106Y2 - - Google Patents

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JPS6136106Y2
JPS6136106Y2 JP1982164237U JP16423782U JPS6136106Y2 JP S6136106 Y2 JPS6136106 Y2 JP S6136106Y2 JP 1982164237 U JP1982164237 U JP 1982164237U JP 16423782 U JP16423782 U JP 16423782U JP S6136106 Y2 JPS6136106 Y2 JP S6136106Y2
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JP
Japan
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mounting frame
drain
air conditioner
main body
drain water
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JP1982164237U
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English (en)
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JPS5967729U (ja
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、窓枠に取り付けられた取付枠にエア
コン本体を装着して成る窓用空気調和装置に関
し、特にドレン水の排水路構成に関する。
冷暖房或いは除湿を行う空気調和装置におい
て、従来の窓用空気調和装置は、該装置の斜視図
である第1図及び第1図のA−A断面図である第
2図に示すような構成になつていた。即ち、第1
図及び第2図において、1は窓枠であつて、垂直
方向に立設された複数の突片2,3,4が形成さ
れている。5はエアコン本体6を装着するための
取付枠であつて、該取付枠5は略長方形の枠体状
を成し、上記窓枠1の突片2を該取付枠5の下端
部に形成された溝7に挿入することにより窓枠1
に取付枠5が取着される。
ところで上記空気調和装置において、熱交換を
行うことによりドレン水が生じるが、このドレン
水はエアコン本体6に接続されたドレンホース8
を介して室外或いは室内に排出されていた。つま
り、本体6に内設された熱交換器(図示せず)で
生じたドレン水は滴下して本体6の最下端部に集
められ、例えば室外側に排出する場合には本体6
背面(室外側)下端部の中央に設けられたドレン
ホース接続部9より該接続部9に接続されたドレ
ンホース8から排水されていた。従つて、室外側
にドレン水を排水する場合には、本体6が取付枠
5に装着されているためにドレンホース接続部9
を最も下方に設けても本体6背面下端部にしか設
けることができない、つまり底面側に設けること
ができなかつた。因に、エアコン本体6を取付枠
5の室外側に突出させて装着すればドレンホース
接続部9を本体6の底面側に設けることもできる
が、本体6が取付枠5より室外側に突出すれば該
枠5の外側に位置する窓(図示せず)をエアコン
の非使用時に閉めることができないので、本体6
は取付枠5の外方に突出させることができなかつ
た。従つて、第2図に示すように、ドレン水を排
出する接続部9が本体6背面に形成されるために
ドレン水は完全に排出されず、本体6の底部に一
部残るものであつた。故に、この残留したドレン
水が長期間放置されることにより腐敗して異臭を
放つたり、ヒートポンプ式のエアコンにおいては
冬期に該ドレン水が冷却、氷結して本体底面10
に結露が生じ室内床面を濡らす、というような不
都合があつた。
又、ドレン水を室内側に排水する場合には、本
体6の室内側に室内排水用のドレンホース接続部
(図示せず)が必要となる。従つて、エアコン本
体には室外用、室内用2つのドレンホース接続部
が必要となるので、製作コスト及び部品コストの
上昇を招いていた。
本考案は上記の点に鑑み成されたものであつて
ドレン水の排出に取付枠を利用することによつて
ドレン水の完全排水及び空気調和装置のコストダ
ウンを計ることを目的とする。
以下本考案の実施例を図面に従つて説明する。
尚、従来と同一構成のものについては同符号を付
す。
第3図は本考案実施例の斜視図、第4は第3図
のB−B断面図、第5図は第3図のC−C断面図
である。
第3図乃至第5図において、11は取付枠であ
つて、該取付枠11は略長方形の枠体状を成す。
又、該取付枠11の下端部には、窓枠1の突片2
を挿入するための溝12を有した固定部Aが形成
されており、該溝12に窓枠1の突片2を挿嵌す
ることにより取付枠11が窓枠1に取り付けられ
る。更に該取付枠11の下片13は取付枠11に
対して着脱自在に形成されており、該下片の左右
に設けられたビス14,15を取り外すことによ
り該下片13を取付枠11より取り外すことがで
きる。該取付枠11の下片13には第4図及び第
5図に示すようにエアコン本体6からのドレン水
を室内・外に排出するための排水路16が内設す
る如し形成されている。該排水路16は樹脂等の
一体成型により形成されるものであつて、中央部
を頂点17として左右両方に向って下降する如く
傾斜した通路状を成すものである。この排水路1
6の左右両側つまり下降した最低位の部分にはド
レンホース8を接続するための接続口部18,1
8が左右一対略円筒状に形成されている。19は
該排水路16の下面の全域に亘つて形成された断
熱層であつて、該断熱層19は発泡スチロール等
の断熱材でもつて形成されている。尚該排水路1
6は枠材20によつて囲撓されることによつてこ
の下片13内に固着される。又、該枠体20の上
片21の略中央部つまり排水路16の頂点17に
対応する位置にはドレン流入口22が形成されて
いる。又、一方エアコン本体6において、本体6
底面の室外側、上記取付枠11のドレン流入口2
2に対応する位置にはドレン流出口23が形成さ
れると共に該本体6の底面には発泡スチロール等
より成る断熱層24が形成されており、該断熱層
24は上記ドレン流出口23に向つて傾斜する如
く形成されている。ここで第3図に戻つて、25
は上記接続口部18を封止するための栓体であつ
て、第3図に示すように取付枠11及びエアコン
本体6を窓枠1の右方に設置する場合には、右方
の接続口部18に栓体25を取着し、左方の接続
口部18にはドレンホース8を接続する。これ
は、エアコンの非使用時においてエアコンの外側
に位置する窓(図示せず)を閉める必要がある
が、この窓を閉める場合にはドレンホースを抜き
とる必要があり、ドレンホース8の着脱が容易な
ように手のとどきやすい範囲にドレンホース8を
配設するためである。エアコン本体6及び取付枠
11を窓枠1の左方に配設する場合は当該実施例
の逆となり、右側の接続口部18にドレンホース
8を接続し、左側の接続口部18には栓体25を
取着する。
次に本考案実施例の作用について説明する。エ
アコン本体6を運転することによつて熱交換器
(図示せず)でドレン水が生じ、該ドレン水は滴
下して本体6底面に集められる。この底面に集め
られたドレン水は、ドレン流出口23に向つて傾
斜して形成された断熱層24に沿つてドレン流出
口23に集められ、該流出口23より取付枠11
のドレン流入口22を介し排水路16に滴下す
る。排水路16に滴下したドレン水は左右いずれ
かの接続口部18に向つて流下し、ドレンホース
8が接続された側においてはドレンホース8を介
して室外に排出される。又、一方栓体25が取着
された接続口部18側の排水路18においてはド
レン水が若干滞留するが適宜栓体25を取り外す
ことによつて完全に室外へ排出させることができ
る。
以上上記実施例をドレン水を室外側に排水する
場合について説明したが、室内側にドレン水を排
出する場合は第3図のC−C断面図である第6図
に示すように、取付枠11の下片13を取り外す
と共に排水路16も取り外し、ドレンホース8を
接続する接続口部18が室内側に向くように排水
路16を反転して取付枠11の下片13に取着
し、該下片13を取付枠11に装着して該取付枠
11にエアコン本体6を装着する。そうすること
により、エアコン本体6で生じたドレン水は、本
体6より取付枠11の排水路16に流出し、該排
水路16から接続口部18を介して室内側に排出
される。
以上本考案の実施例によれば、本体6で生じる
ドレン水を排出させるための排水路16がエアコ
ン本体を装着する取付枠11に内設され、該本体
6を排水路16とが連通されているので、本体6
を取付枠11の外方に突出さすることなくドレン
水を本体6の底面側より排出することができ、残
水することなく全てのドレン水を本体6より排出
することができる。又排水路16を内設した取付
枠11の下片13は着脱自在に形成されているの
でこの取付枠11の下片13を、ドレンホース8
を接続する接続口部18が室外側或いは室内側に
向くように排水路16を反転して取付枠11に装
着するだけで、室内側或いは室外側に任意にドレ
ン水を排出することができる。又、本体6の底面
及び取付枠11下片13の排水路16の下面には
断熱層19,24が夫々形成されているので室内
の暖房時において、ドレン水と室内空気との温度
差に基く本体6底面或いは取付枠11の下片13
に生じる結露水の発生を防止することができ、該
結露水によつて室内床面が濡れるという従来の欠
点を解消できる。しかも上記本体6底面に形成さ
れた断熱層24はドレン流出口23に向つて傾斜
する如く形成されているので、該断熱層24は通
水路の役目を兼ねて、残水することなくドレン水
を全て排水することができる。
以上本考案によれば、取付枠の下片を着脱自在
に形成すると共に該下片にエアコン本体で生じた
ドレン水を屋内・外に排出する排水路を内設し、
該本体と排水路とを連通したので、エアコン本体
を取付枠の外方に突出させることなくドレン水を
本体の底面側より排出させることができ、従つて
従来のように本体内にドレン水が残水するとはな
い。しかも、排水路を内設した下片が着脱自在に
形成されているので、該下方を反転して取付枠に
装着することによりドレン水を室外・内の任意の
方に排水することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の窓用空気調和装置の斜視図、第
2図は第1図のA−A断面図、第3図は本考案実
施例の斜視図、第4図は第3図のB−B断面図、
第5図及び第6図は第3図のC−C断面図。 1:窓枠、6:エアコン本体、11:取付枠、
13:下片、16:排水路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 窓枠に取り付けられた取付枠にエアコン本体を
    装着して成る窓用空気調和装置において、 上記取付枠の下片を着脱自在に形成すると共に
    該下片にエアコン本体で生じたドレン水を屋内・
    外に排出する排水路を内設し、該本体と排水路と
    を連通したことを特徴とする窓用空気調和装置。
JP1982164237U 1982-10-28 1982-10-28 窓用空気調和装置 Granted JPS5967729U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982164237U JPS5967729U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 窓用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982164237U JPS5967729U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 窓用空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5967729U JPS5967729U (ja) 1984-05-08
JPS6136106Y2 true JPS6136106Y2 (ja) 1986-10-20

Family

ID=30360125

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982164237U Granted JPS5967729U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 窓用空気調和装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6385180B2 (ja) * 2014-07-23 2018-09-05 三菱電機株式会社 熱交換換気装置

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JPS5967729U (ja) 1984-05-08

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