JPS6136030A - 自動車用シ−ト - Google Patents
自動車用シ−トInfo
- Publication number
- JPS6136030A JPS6136030A JP15687784A JP15687784A JPS6136030A JP S6136030 A JPS6136030 A JP S6136030A JP 15687784 A JP15687784 A JP 15687784A JP 15687784 A JP15687784 A JP 15687784A JP S6136030 A JPS6136030 A JP S6136030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- seat back
- driver
- pansenja
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/68—Seat frames
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、自動車の左右並列に設けられた一対のリクラ
イニング機構付きフロントシートに関し、詳しくは、ド
ライバシートのシートバックによりパンセンジャシート
のシートバックの傾斜角度を規制するようにした自動車
用シートに関する。
イニング機構付きフロントシートに関し、詳しくは、ド
ライバシートのシートバックによりパンセンジャシート
のシートバックの傾斜角度を規制するようにした自動車
用シートに関する。
ドライバシートとパンセンジャシートが独立して左右並
列に設けられた自動車のフロントシートにおいては、通
常、実開昭５７−２０４９４３号公報に示されているよ
うに、リクライニング機構が設けられ、それぞれのシー
トのシートバックを所望の角度に傾斜させることができ
る。このようなリクライニング機構付きのシートは、次
のように利用することができる。すなわち、運転者は、
シートバックの傾斜角度を調整することにより最適の運
転姿勢を取ることができる。また、運転者は、自動車を
停止させてシートバンクを倒し、体を横にして休憩を取
ることができる。さらに、二人の運転者で長距離走行を
行うようなとき、運転操作を交互に行い一人の運転者は
パンセンジャシートでシートバックを倒して休むことが
できる。 加えて、自動車を停止させて、ドライバシートおよびパ
ンセンジャシートの両方のシートバックを倒してフロン
トシートからりャシートにつながるフラ、ソト面を形成
し、このフラット面をベッドとして利用しあるいはこの
フラット面で遊戯を楽しむごとができる。 しかし、シートバックを倒せることは上述のような利点
もあるが、パフセンジャシートのシートバックを走行中
および停車中のいずれであっても自由に倒すことができ
ることから以下のような問題が生じる。 その第一は、自動車のシートに着座する運転者および乗
員の安全性を確保するため、シートベルトを装備するこ
とが義務づけられているが、シートバックを倒した状態
ではシートベルトが有効に機能しないということである
。このシートベルトで現在量も実用性および安全性の高
いことから多用されているものがいわゆる３点式シート
ベルトで、これは、腰部を拘束する腰ベルト部と上胴部
を拘束する斜め式ベルト部とを有している。 今、パンセンジャシートに着座する乗員が、シートバッ
クを倒し体を横にしながらシートベルトを使用している
とすると、腰ベルト部は腰部の周囲に掛かっているが、
斜め式ベルト部は、一端をセンターピラー上部に他端を
フロアパネル中央部のインナベルトに連結固定されてい
るものであるため、空間をかけ渡されるだけで乗員の上
体を全く拘束しない状態となっている。したがって、こ
の状態では非常時にパフセンジャシート上の乗員の上体
の車体ないしシートに対する前後動を規制することがで
きないのである。 第二に、シートバックを立てておくと、このシートバン
ク自体が加減速時または非常時における乗員の動きを規
制して、ある程度の安全を保持する役割をするが、シー
トバックを倒した状態ではその役割を果たせなくなると
いうことである。たとえば、シートバックを倒した状態
のパフセンジャシート上で幼児を遊ばせながら走行する
といったことがよくあるが、このような場合、走行中の
加速度の影響によって幼児の体が室内後方に移動すると
いったことが起こりうる。 このように、リクライニング機構付きのフロントシート
とくにパフセンジャシートにあっては、安全上の観点か
ら走行中にむやみにシートバンクを後方に倒すべきでは
ない。
列に設けられた自動車のフロントシートにおいては、通
常、実開昭５７−２０４９４３号公報に示されているよ
うに、リクライニング機構が設けられ、それぞれのシー
トのシートバックを所望の角度に傾斜させることができ
る。このようなリクライニング機構付きのシートは、次
のように利用することができる。すなわち、運転者は、
シートバックの傾斜角度を調整することにより最適の運
転姿勢を取ることができる。また、運転者は、自動車を
停止させてシートバンクを倒し、体を横にして休憩を取
ることができる。さらに、二人の運転者で長距離走行を
行うようなとき、運転操作を交互に行い一人の運転者は
パンセンジャシートでシートバックを倒して休むことが
できる。 加えて、自動車を停止させて、ドライバシートおよびパ
ンセンジャシートの両方のシートバックを倒してフロン
トシートからりャシートにつながるフラ、ソト面を形成
し、このフラット面をベッドとして利用しあるいはこの
フラット面で遊戯を楽しむごとができる。 しかし、シートバックを倒せることは上述のような利点
もあるが、パフセンジャシートのシートバックを走行中
および停車中のいずれであっても自由に倒すことができ
ることから以下のような問題が生じる。 その第一は、自動車のシートに着座する運転者および乗
員の安全性を確保するため、シートベルトを装備するこ
とが義務づけられているが、シートバックを倒した状態
ではシートベルトが有効に機能しないということである
。このシートベルトで現在量も実用性および安全性の高
いことから多用されているものがいわゆる３点式シート
ベルトで、これは、腰部を拘束する腰ベルト部と上胴部
を拘束する斜め式ベルト部とを有している。 今、パンセンジャシートに着座する乗員が、シートバッ
クを倒し体を横にしながらシートベルトを使用している
とすると、腰ベルト部は腰部の周囲に掛かっているが、
斜め式ベルト部は、一端をセンターピラー上部に他端を
フロアパネル中央部のインナベルトに連結固定されてい
るものであるため、空間をかけ渡されるだけで乗員の上
体を全く拘束しない状態となっている。したがって、こ
の状態では非常時にパフセンジャシート上の乗員の上体
の車体ないしシートに対する前後動を規制することがで
きないのである。 第二に、シートバックを立てておくと、このシートバン
ク自体が加減速時または非常時における乗員の動きを規
制して、ある程度の安全を保持する役割をするが、シー
トバックを倒した状態ではその役割を果たせなくなると
いうことである。たとえば、シートバックを倒した状態
のパフセンジャシート上で幼児を遊ばせながら走行する
といったことがよくあるが、このような場合、走行中の
加速度の影響によって幼児の体が室内後方に移動すると
いったことが起こりうる。 このように、リクライニング機構付きのフロントシート
とくにパフセンジャシートにあっては、安全上の観点か
ら走行中にむやみにシートバンクを後方に倒すべきでは
ない。
本発明は、上述のような知見のもとで考えだされたもの
で、その目的は、シートがリクライニング機構を有して
いる場合であっても、走行中、ドライバシートのシート
バックが起立しているかぎリパッセンジャシートのシー
トバックを後方に倒せないようにし、走行中におけるパ
フセンジャシート上の乗員の安全性を向上しうる自動車
用シートをコスト安く提供することである。
で、その目的は、シートがリクライニング機構を有して
いる場合であっても、走行中、ドライバシートのシート
バックが起立しているかぎリパッセンジャシートのシー
トバックを後方に倒せないようにし、走行中におけるパ
フセンジャシート上の乗員の安全性を向上しうる自動車
用シートをコスト安く提供することである。
本発明では、上記の目的を達成するため、左右並列に設
けられた一対のリクライニング機構付きフロントシート
において、パ、ラセンジャシートのシートバックまたは
これと一体的な部材が、ドライバシートのシードバック
またはこれと一体的な部材に対し、前方にオーバラップ
するようにしたシートバンクの角度規制手段を設けてい
る。
けられた一対のリクライニング機構付きフロントシート
において、パ、ラセンジャシートのシートバックまたは
これと一体的な部材が、ドライバシートのシードバック
またはこれと一体的な部材に対し、前方にオーバラップ
するようにしたシートバンクの角度規制手段を設けてい
る。
本発明では、パフセンジャシートのシートバックまたは
これと一体的な部材が、ドライバシートのシートバンク
またはこれと一体的な部材に対し、前方にオーバラップ
するようにしたシートバンクの角度規制手段を設けてい
る。したがって、ドライバシートのシートバラ゛りが起
立しているかぎり、パンセンジャシートのシー上バツク
を後方に倒そうとしても、パフセンジャシートのシート
バンクまたはこれと一体的な部材がドライバシートのシ
ートバックまたはこれと一体的な部材にぶつかって、そ
れ以上倒すことができない。 通常、自動車を走行させる時には、ドライバシートの運
転者は、シートバックを立てた状態にしておくから、パ
フセンジャシートの乗員は、本発明のシートバンクの角
度規制手段によって自由にシートバックを後方に倒すこ
とができない。したがって、従来のように走行中シート
バックを後方に倒すといったことはなくなり、パンセン
ジャシートの乗員は、自動車の走行中には必ずシートバ
ックを立てていることになるから、シートベルトを有効
に機能しうる状態で確実に装着することができる。また
、シートバック自体が走行中常に乗員の動きを規制する
役割を果たし、幼児が加速度の影響によって後方に移動
するといったこともなくなる。
これと一体的な部材が、ドライバシートのシートバンク
またはこれと一体的な部材に対し、前方にオーバラップ
するようにしたシートバンクの角度規制手段を設けてい
る。したがって、ドライバシートのシートバラ゛りが起
立しているかぎり、パンセンジャシートのシー上バツク
を後方に倒そうとしても、パフセンジャシートのシート
バンクまたはこれと一体的な部材がドライバシートのシ
ートバックまたはこれと一体的な部材にぶつかって、そ
れ以上倒すことができない。 通常、自動車を走行させる時には、ドライバシートの運
転者は、シートバックを立てた状態にしておくから、パ
フセンジャシートの乗員は、本発明のシートバンクの角
度規制手段によって自由にシートバックを後方に倒すこ
とができない。したがって、従来のように走行中シート
バックを後方に倒すといったことはなくなり、パンセン
ジャシートの乗員は、自動車の走行中には必ずシートバ
ックを立てていることになるから、シートベルトを有効
に機能しうる状態で確実に装着することができる。また
、シートバック自体が走行中常に乗員の動きを規制する
役割を果たし、幼児が加速度の影響によって後方に移動
するといったこともなくなる。
【実施例の説明】−
以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照しつつ具体
的に説明する。 第１図に示すように、自動車のフロントシートとして、
右側のドライバシート１と左側のパンセンジャシート５
とが左右一対並列に設けられている。ドライバシート１
は、運転者が着座するシートクッション２と運転者の背
もたれであるシートバック３とを有しており、リクライ
ニング機構が設けられていることからシートクッション
２に対してシートバック３が後方回動可能となっている
。 パンセンジャシート５も同様にシートクッション６とシ
ートバック７とを有しており、リクライニング機構が設
けられている。シートの内部構造は、公知の技術として
種々あるが、本実施例では、パイプフレームをもった構
造となっており、第１図においては、シートカバーの一
部を切り欠いてドライバシート１のシートバック３のパ
イプフレーム４を図示している。本発明では、このよう
なリクライニング機構付きフロントシートにパンセンジ
ャシート５のシートバック７の傾斜を規制する角度規制
手段Ａを設けるのであるが本例ではこれを次のように具
体化している。すなわち、パンセンジャシート５のシー
トバック７の後方にオーバラップするように延びるパイ
プ成形した規制片８を上記パイプフレーム４に固着して
いる。このように、ドライバシート１のシートバック３
と一体的な規制片８の先端が、パンセンジャシート５の
シートバック７の後方にオーバラップしているから、パ
ンセンジャシート５のシートバック７を後方に倒そうと
した時、この規制片３の先端にシート心り７が当接して
倒すことが卆きない。第４図によ（表れているように、
この規制片８の形状は、ドライバシート１を最も前方に
スライドさせたとき、そして、パンセンジャシート５を
最も後方にスライドさせたときを基準として、規制片８
、の先端にシートバック７が当接するようにしてお（と
、ドライバシート１とパンセンジャシート５の双方のス
ライド機構が有効に機能する。 本例における角度規制手段Ａは、自動車の衝突時におい
て、以下のように機能する。すなわち、通常、ドライバ
シート１の運転者は、シートバック３を立てた状態で運
転走行する。そうすると、本発明では、パンセンジャシ
ート５側のシートバック７を後方に倒そうとしても角度
規制手段Ａとしての規制片８にシートバック７が当接す
るため、シートバック７は後方にわずかしか倒すことが
できず、シートバック７の傾斜角度は規制される。 その結果、走行中においては、パンセンジャシート５の
乗員は、パンセンジャシート５のシートバック７を立て
た状態で着座しなければならない。 そのため、たとえ衝突等の非常事態が発生しても、シー
トベルト装置が有効に働き、乗員の安全が確保される。 また、幼児などを乗車させる場合、パンセンジャシート
５のシートバック７が必ず立った状態であるため、走行
の加速度による影響によって後方に移動するといったこ
ともなくなり、幼児などをも安心して自動車に乗車させ
ることができる。 第２図は、上記角度規制手段Ａの別の実施例を示す。本
例では、角度規制手段Ａとして、平板状の規制片９をド
ライバシート１のジードパ・７り３のパイプ４に設け、
かつこの規制片９の先端をパンセンジャシート５のシー
トバック７の後方にオーバラップさせて構成している。 このような場合も、上記の実施例と同様の作用効果を発
揮する。 第３図は、さらに、上記角度規制手段Ａの別の実施例を
示す。本例では、ドライバシート１例のシートバック３
とパンセンジャシート５側のシートバック７の双方にそ
れらと一体的な部材を設け、これらを前後方向にオーバ
ラップさせることにより上記角度規制手段Ａを構成して
いる。すなわち、ドライバシート１側のシートバック３
に平板状の第一規制片１１を設ける一方、パンセンジャ
シート５のシートバック７に第二規制片１２を設け、第
二規制片１２の先端を上記第一規制片１１の前 ・方
にオーバラップさせている。これらの規制片１１．１２
はそれぞれシートバック３．７のパイプフレーム４，１
０に固着すればよい。第５図によべ表れているように、
これらの規制片１１．１２の形状は、ドライバシート１
を最も前方にスライドさせたとき、そして、パンセンジ
ャシート５を最も後方にスライドさせたときを基準とし
て、第二規制片１２の先端が第一規制片１１の前面に当
接するように決められている。本例の場合も上述の実施
例と同様の作用効果を発揮するものである。 なお、本発明の範囲は上述の実施例に限定されないこと
はもちろんであり、角度規制手段を構成する各規制片の
形状、材料、取付は位置は具体的に問うものではなく、
要は、パンセンジャシートのシートバックまたはこれと
一体的な部材（規制片）が、ドライバシートのシートバ
ックまたはこれと一体的な部材（規制片）に対し、前方
にオーバラップするようになっておればよい。また、実
施例においては、右ハンドルの自動車について本発明を
適用したが、左ハンドルの自動車に本発明を適用できる
ことは言うまでもない。
的に説明する。 第１図に示すように、自動車のフロントシートとして、
右側のドライバシート１と左側のパンセンジャシート５
とが左右一対並列に設けられている。ドライバシート１
は、運転者が着座するシートクッション２と運転者の背
もたれであるシートバック３とを有しており、リクライ
ニング機構が設けられていることからシートクッション
２に対してシートバック３が後方回動可能となっている
。 パンセンジャシート５も同様にシートクッション６とシ
ートバック７とを有しており、リクライニング機構が設
けられている。シートの内部構造は、公知の技術として
種々あるが、本実施例では、パイプフレームをもった構
造となっており、第１図においては、シートカバーの一
部を切り欠いてドライバシート１のシートバック３のパ
イプフレーム４を図示している。本発明では、このよう
なリクライニング機構付きフロントシートにパンセンジ
ャシート５のシートバック７の傾斜を規制する角度規制
手段Ａを設けるのであるが本例ではこれを次のように具
体化している。すなわち、パンセンジャシート５のシー
トバック７の後方にオーバラップするように延びるパイ
プ成形した規制片８を上記パイプフレーム４に固着して
いる。このように、ドライバシート１のシートバック３
と一体的な規制片８の先端が、パンセンジャシート５の
シートバック７の後方にオーバラップしているから、パ
ンセンジャシート５のシートバック７を後方に倒そうと
した時、この規制片３の先端にシート心り７が当接して
倒すことが卆きない。第４図によ（表れているように、
この規制片８の形状は、ドライバシート１を最も前方に
スライドさせたとき、そして、パンセンジャシート５を
最も後方にスライドさせたときを基準として、規制片８
、の先端にシートバック７が当接するようにしてお（と
、ドライバシート１とパンセンジャシート５の双方のス
ライド機構が有効に機能する。 本例における角度規制手段Ａは、自動車の衝突時におい
て、以下のように機能する。すなわち、通常、ドライバ
シート１の運転者は、シートバック３を立てた状態で運
転走行する。そうすると、本発明では、パンセンジャシ
ート５側のシートバック７を後方に倒そうとしても角度
規制手段Ａとしての規制片８にシートバック７が当接す
るため、シートバック７は後方にわずかしか倒すことが
できず、シートバック７の傾斜角度は規制される。 その結果、走行中においては、パンセンジャシート５の
乗員は、パンセンジャシート５のシートバック７を立て
た状態で着座しなければならない。 そのため、たとえ衝突等の非常事態が発生しても、シー
トベルト装置が有効に働き、乗員の安全が確保される。 また、幼児などを乗車させる場合、パンセンジャシート
５のシートバック７が必ず立った状態であるため、走行
の加速度による影響によって後方に移動するといったこ
ともなくなり、幼児などをも安心して自動車に乗車させ
ることができる。 第２図は、上記角度規制手段Ａの別の実施例を示す。本
例では、角度規制手段Ａとして、平板状の規制片９をド
ライバシート１のジードパ・７り３のパイプ４に設け、
かつこの規制片９の先端をパンセンジャシート５のシー
トバック７の後方にオーバラップさせて構成している。 このような場合も、上記の実施例と同様の作用効果を発
揮する。 第３図は、さらに、上記角度規制手段Ａの別の実施例を
示す。本例では、ドライバシート１例のシートバック３
とパンセンジャシート５側のシートバック７の双方にそ
れらと一体的な部材を設け、これらを前後方向にオーバ
ラップさせることにより上記角度規制手段Ａを構成して
いる。すなわち、ドライバシート１側のシートバック３
に平板状の第一規制片１１を設ける一方、パンセンジャ
シート５のシートバック７に第二規制片１２を設け、第
二規制片１２の先端を上記第一規制片１１の前 ・方
にオーバラップさせている。これらの規制片１１．１２
はそれぞれシートバック３．７のパイプフレーム４，１
０に固着すればよい。第５図によべ表れているように、
これらの規制片１１．１２の形状は、ドライバシート１
を最も前方にスライドさせたとき、そして、パンセンジ
ャシート５を最も後方にスライドさせたときを基準とし
て、第二規制片１２の先端が第一規制片１１の前面に当
接するように決められている。本例の場合も上述の実施
例と同様の作用効果を発揮するものである。 なお、本発明の範囲は上述の実施例に限定されないこと
はもちろんであり、角度規制手段を構成する各規制片の
形状、材料、取付は位置は具体的に問うものではなく、
要は、パンセンジャシートのシートバックまたはこれと
一体的な部材（規制片）が、ドライバシートのシートバ
ックまたはこれと一体的な部材（規制片）に対し、前方
にオーバラップするようになっておればよい。また、実
施例においては、右ハンドルの自動車について本発明を
適用したが、左ハンドルの自動車に本発明を適用できる
ことは言うまでもない。
第１図は本発明に係る実施例を示す全体斜視図、第２図
および第３図は本発明に係る他の実施例を示す全体斜視
図、第４図は本発明に係る実施例の要部平面図、第５図
は本発明に係る他の実施例の要部平面図である。 １・・・ドライバシート、３・・・シートバンク、５・
・・パンセンジャシート、７・・・シートバック、Ａ・
・・角度規制手段
および第３図は本発明に係る他の実施例を示す全体斜視
図、第４図は本発明に係る実施例の要部平面図、第５図
は本発明に係る他の実施例の要部平面図である。 １・・・ドライバシート、３・・・シートバンク、５・
・・パンセンジャシート、７・・・シートバック、Ａ・
・・角度規制手段
Claims (1)
- （１）左右並列に設けられた一対のリクライニング機構
付きフロントシートにおいて、パッセンジャシートのシ
ートバックまたはこれと一体的な部材が、ドライバシー
トのシートバックまたはこれと一体的な部材に対し、前
方にオーバラップするようにしたシートバックの角度規
制手段を設けたことを特徴とする自動車用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15687784A JPS6136030A (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 自動車用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15687784A JPS6136030A (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 自動車用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6136030A true JPS6136030A (ja) | 1986-02-20 |
| JPH0224692B2 JPH0224692B2 (ja) | 1990-05-30 |
Family
ID=15637339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15687784A Granted JPS6136030A (ja) | 1984-07-26 | 1984-07-26 | 自動車用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6136030A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04318375A (ja) * | 1991-04-18 | 1992-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録再生方法及び記録再生装置及び記録方法及び記録装置 |
| US5553813A (en) * | 1993-11-06 | 1996-09-10 | Keiper Recaro Gmbh & Co. | Airplane passenger seat row |
| US8215695B2 (en) * | 2009-11-09 | 2012-07-10 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Removable vehicle seat |
-
1984
- 1984-07-26 JP JP15687784A patent/JPS6136030A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04318375A (ja) * | 1991-04-18 | 1992-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録再生方法及び記録再生装置及び記録方法及び記録装置 |
| US5553813A (en) * | 1993-11-06 | 1996-09-10 | Keiper Recaro Gmbh & Co. | Airplane passenger seat row |
| US8215695B2 (en) * | 2009-11-09 | 2012-07-10 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Removable vehicle seat |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0224692B2 (ja) | 1990-05-30 |
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