JPS6135850A - 一酸化炭素吸着剤 - Google Patents

一酸化炭素吸着剤

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JPS6135850A
JPS6135850A JP59157670A JP15767084A JPS6135850A JP S6135850 A JPS6135850 A JP S6135850A JP 59157670 A JP59157670 A JP 59157670A JP 15767084 A JP15767084 A JP 15767084A JP S6135850 A JPS6135850 A JP S6135850A
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JP
Japan
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mordenite
lithium
adsorbent
ion exchange
carbon monoxide
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JP59157670A
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Kiyoharu Hashiba
羽柴 清晴
Tadao Takebayashi
竹林 忠夫
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Tosoh Corp
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Toyo Soda Manufacturing Co Ltd
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一酸化炭素吸着容量の高い新規な吸着剤に関す
る。−酸化炭素(00) は合成化学原料として近時特
に注目されている。
OOを含む混合ガスからOOの分離回収法として、従来
からの深冷分離法、#I液液洗浄法加え、aosoRn
法、金属カルボニル精製分離法などが提案されている。
現在、優れた分離方法と言われているものに、ゼオライ
トによる吸着分離法がある。例えば、水蒸気改質ガスや
エチレンプラント脱メタンガス等のオフガスから水素を
回収する場合に応用されている。
この方法は、ゼオライトの他に活性炭、活性アルミナを
積層状に充てんした吸着塔でPBA方式%式% oo、 、 ooを吸着除去するもので、主としてゼオ
ライトがaOを捕捉している。
00捕捉に適したゼオライトにはshMある゛いはX型
をOaイオン交換した。所謂5A、10Xと称されるも
のがある。例えば、SA型ゼオライトのQO吸着容量は
50℃、760mHgにて242 Woo/ 9である
。本発明の目的は、これら5A型、10x型を凌ぐ、よ
り高い吸着容量をもつ吸着剤を提供することにある。
ゼオライトは沸石水を含む結晶性アルミノケイ醗塩であ
り、天然に産するものと合成されるものがある。組成は
次の酸化物モル組成で表わされる。
Mg2,0sA−0,*zBt偽・1%0(ここでkは
価数nの陽イオン、霧は2以上の数。
νは0以上の数) ゼオライトはメタン型の5iQB四面体を基本構造とし
、この5iql四面体の頂点の酸素原子は互いに共有し
ている。又、一部の81は、 Al と置換し、そのA
IQ、四面体の負電荷は、アルカリ金属またはアルカリ
土類金属などの陽イオンと結合することにより電気的に
中和されている。
ゼオライトは81Q、四面体あるいはAIQ、四面体の
三次元的な結合のしかたによって、2〜10数オングス
トロームのいずれかの均一な細孔を形成している。
ゼオライトはこの細孔を利用して気体、液体の脱水剤と
して、あるいは特定の分子のみを吸着分離する分子節と
して工業的に応く用いられている。
本発明に係るモルデナイトはゼオライトの一種で、天然
品と合成品とがあり、X線回折により他のゼオライトと
容易に区別することができる。合成モルデナイトは格子
定数m=1 &I A、’b=2α5A、a=7.5に
の斜方晶系に属し、その細孔は12員醗素環から成る細
孔径& 7 X 7. d Aのチャンネルと8員酸素
環から成る細孔径2.9X5.7Aのヂャンネルを有し
ている。
モルデナイトの化学式は一般にH〜0−AI、Q、・(
1ト30) +9101・yxo で表わされる。即ち
、 Siキヘ〜ヘモル比が10〜30と他のゼオライト
に比ベシリカ此の高いことが特徴てあり、耐熱性、附議
性に優れ吸着剤、触媒として工業的に広く使用されてい
る。
00に対する選択性の高い吸着剤として米国特許4、0
19.879”号に於イテ、slo、/Azo、 % 
#比が20〜200ZSM−5型のゼオライトに、Ou
”イオンを用いてイオン交換し、水蒸気を含む300℃
の00気流中で6時間加熱することにより得た′Ou+
型ゼオライトが開示されている。
本発明者らは、これら吸着剤よりも優れた吸着剤の開発
に鋭意取り組み、還元等の処理が何ら必要ない新規なC
O吸着剤を見い出した。即ち、カチオンの10〜100
%がリチウムイオンで交換されたモルデナイトはaOW
k着量が高く、oo吸着剤として極めて優れていること
である。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明の新規な吸着剤を製造する為の出発物質としての
モルデナイトは、天然産でもよいが、合成モルデナイト
が望ましく、特にシリカ比1・0〜15のモルデナイト
が望ましい。合成モルデナイトはシリカ源、アルミナ源
及びアルカリ源から成る反応混合物を水熱合成すること
によって製造することができる。リチウム交換は、塩化
リチウム。
炭酸リチ咬ム、硝酸リチウムなどのリチウム塩水溶液で
行うことができる。モルデナイトの粉又は成形体をリチ
ウム塩水溶液と接触させることによって、容易にイオン
交換できる。その処理温度は特に限定されないが高い交
換率を得る為に40〜100℃が望ましい。接触後、固
液分離、洗浄。
乾燥する。
リチウムイオン交換率は、 と定義し、10〜100%である必要があり、望ましく
は50〜100%である。高い交換率を得る為に、イオ
ン交換を繰り返し行うことが望ましい。成形体をイオン
交換した場合は、乾燥後、焼成し大部分の水分を除去す
れば本発明の新規吸着剤が得られる。−力、モルデナイ
ト粉をイオン交換した場合は、洗浄後あるいは乾燥後に
シリカゾル、アルミナゾル、粘土等のバインダー及び有
機物等の成形助剤を用いて成形し、成形後焼成する事に
より新規吸着剤が得られる。なお、リチウムイオン交換
したモルデナイト粉そのものも本発明による新規吸着剤
であることはいうまてもない。
本発明で得られる新規吸着剤は、00を含有する混合気
体から00を分離する優れた性能を発揮する。特に水素
を主成分とする混合ガスからPS’A法によって00を
分離するのに適している。
次に実施例で本発明を更に詳述する。
実施例1 slo、/A1*Omモル比10のNa−モルデナイト
を、塩化リチウム水溶液を交換液として100℃で2時
間攪拌処理してイオン交換を行った。処理後、戸別し、
温水で充分洗浄し、100℃で乾燥した。
得られたゼオライFの一1イオン交換率は39%であっ
た。このリチウム交換モルデナイトを350℃で2時間
真空脱気した後30℃に保持し、00平衡吸着容量を測
定した結果、aO分圧7601Hgの条件下で314 
Hoe/ gと高い値を示した。
実施例2 実施例1で処理して得られた乾燥粉を、同様の操作を繰
り返しイオン交換を行った。得られたゼオライトのI1
1イオン交換率は56%である。得たリチウム交換モル
デナイトを実施例1と同一条件下でaO吸着容量を測定
した。740 mHgにてs&2xoo/9の00吸着
容量を示した。
実施例3 実施例2で処理して得られた乾燥粉を同様の操作で繰り
返しイオン交換を行った。得られたゼオライトのDiイ
オン交換率は80%である。
実施例1と同一条件下で00吸着容量を測定した。
760saugにて41.7 Neo/9という高い0
0吸着容量であった。
比較例 実施例で用いた未処理のHa−1−ルデナイトを実施例
1と同一条件で00吸着容量を測定した。
760鴎Hgにて2 q、 2 xaa/9の00吸着
容量にすぎなかった。
実施例4 実施例3で調製したリチウム交換モルデナイト粉末を、
結合剤を用いて1.5ms径の円柱状に成形した。これ
を空気中で500℃で加熱焼成した。
その後550℃で2時間真空脱気した。
このようにして得た吸着剤を内径80ay+、高さ1−
20c1nの円筒吸着塔2基に充填し表−1に示す条件
で1.5マ01%のcoを含有する為ガスのPIIIA
法による連続精製を行った。
運転開始後2時間目に定常に到達した。回収率。
製品量、精製度などの結果は表−2に示した。
PSA法プロセスは、3塔以上の多塔システムにするこ
とにより、精製度および回収率の向上をもたらすことが
できる。又、本発明の実施例で明らかなように00吸着
容量の高い新規な吸着剤により吸着塔規模と吸着剤充填
量を大幅に削減することができる。
表−1 表−2
【図面の簡単な説明】
図−1実施例3で得られたリチウム交換モルデナイトの
粉末X線回折図。(Ou−にα)特許出願人 東洋曹達
工業株式会社 手続補正繕− 昭和59年9月19日 特許庁長官  志 賀   学  殿 1事件の表示 昭和59年特許願第157670  号2発明の名称 一酸化炭素吸着剤 6補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 〒746 山ロ県新南陽市大字富田4560番地
名称      (330)  東洋曹達工業株式会社
代表者  山  口  敏  明 5補正の対象 明細書 6補正の内容 別紙のとおり 手続補正書 昭和60年2月21日 特許庁長官 志 賀   学 殿 1事件の表示 昭和59年特許願第157670@ 2発明の名称 一酸化炭素吸着剤 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 (連絡先)〒107 東京都港区赤坂1丁目7番7号(
東金ビル)東洋曹達工業株式会社 特許情報部 電話番号(585)3311 4補正命令の日付 自発 5補正の対象 (1)  昭和59年9月19日付手続補正書の補正の
内容の欄 (2)昭和59年9月19日付手続補正書に添付した明
細書の発明の詳細な説明の欄 6補正の内容 (1)  昭和59年9月19日付手続補正書第2頁最
下行の「別紙のとおり」を「願書に最初に添付した明細
書の浄書・別紙のとおり(内容に変更なし)」と訂正す
る。 (2)  昭和59年9月19日付手続補正書に添付し
た明細書第2頁第6行の[PressurJを「Pre
ssure Jと訂正する。 (3)  同第3頁第14行の「分子節」を「分子篩」
と訂正する。 (4)  同第5頁第17〜18行の 「交換率(%) 」 と訂正する。 (5)  同第8頁第15行の「tsvotチ」を「1
5vOtq&」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カチオンの10%〜100%が、リチウムイオンで交換
    されたモルデナイト型ゼオライトからなる一酸化炭素吸
    着剤。
JP59157670A 1984-07-30 1984-07-30 一酸化炭素吸着剤 Granted JPS6135850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59157670A JPS6135850A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 一酸化炭素吸着剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP59157670A JPS6135850A (ja) 1984-07-30 1984-07-30 一酸化炭素吸着剤

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JPS6135850A true JPS6135850A (ja) 1986-02-20
JPH0421540B2 JPH0421540B2 (ja) 1992-04-10

Family

ID=15654811

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020051049A (ko) * 2000-12-22 2002-06-28 신현준 일산화탄소 가스의 제거용 흡착제 및 제거방법
JP2013170102A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Sumitomo Seika Chem Co Ltd 一酸化炭素の分離回収方法および分離回収装置

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KR20020051049A (ko) * 2000-12-22 2002-06-28 신현준 일산화탄소 가스의 제거용 흡착제 및 제거방법
JP2013170102A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Sumitomo Seika Chem Co Ltd 一酸化炭素の分離回収方法および分離回収装置

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