JPS6135822A - 吸着装置の運転方法 - Google Patents

吸着装置の運転方法

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JPS6135822A
JPS6135822A JP15676884A JP15676884A JPS6135822A JP S6135822 A JPS6135822 A JP S6135822A JP 15676884 A JP15676884 A JP 15676884A JP 15676884 A JP15676884 A JP 15676884A JP S6135822 A JPS6135822 A JP S6135822A
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JP
Japan
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adsorption
adsorbing
gas
adsorbent
drying
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Application number
JP15676884A
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English (en)
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JPH0417688B2 (ja
Inventor
Teruo Kobata
木幡 輝雄
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は吸着と脱着とを交互に切替えて空気中の有害物
質の除去あるいは有価物の回収を行なう吸着装置の運転
方法に関するものである。
(従来の技術) 従来より、吸着剤を用いた有害物の吸着除去あるいは有
価物の吸着回収は古くから行なわれており、そのための
装置も数多く提案されている。そさせて吸着を行ない、
吸着剤が飽和に達する前に脱着工程に切替え、水蒸気に
よって熱を加えて吸着物を吸着剤から追い出す機構を有
している。吸着剤として粒状活性炭を用いる場合には脱
着工程から吸着工程へ移行する前に乾燥工程や冷却工程
を設けることも多い@この様な装置においてはそれぞれ
の工程の数や工程に要する時間に応じて吸着層の数を増
やす必要があり、吸着層の数が増えれば吸着ガスや乾燥
、冷却用気流の切替えのためのパルプも必要になり、装
置は過大、かつ複雑にならざるを得ない。
ところで近年活性炭素繊維を用いた吸着装置が提案され
使用されている・この装置は吸着剤が細い繊維で構成さ
れているため吸着剤の乾燥及び冷却がきわめて早く行な
われ、従って特別に乾燥工程や冷却工程とを設けなくて
も吸着工程中に乾燥、冷却が同時に行なわれるという特
徴が存する。しかしながら1かかる活性炭素繊維を用い
る吸着装置においても実用上の1188点が全くないわ
けではない。例えば高濃度のガスを処理する場合には処
理風量当りの吸着剤の量は多くせざるをえず1いかに吸
着剤の構成が細い繊維であっても乾燥や冷却が不十分な
うちに吸着が盛んに行なわれる部分、即ち吸着帯は進行
する事態に至る。この様な場合には前述の様に乾燥工程
や冷却工程を別に設けることによってこの事態を回避す
ることが可能であるが、前記した様に装置の過大化、複
雑化に結びつき有利ではなかった〇 (発明が解決しようとする問題点) 而して本発明者はかかる在来技術に付随する問題点を解
決すべく鋭意検討した結果、乾燥工程や冷却工程を特別
に設けることなく簡易に乾燥、冷却を行ない得る吸着装
置の運転方法を見い出し本発明に到達した。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本発明は吸着と脱着とを交互に切替えて空気中の
有害物質の除去あるいは有価物の回収を行なう吸着装置
を運転する方法において、吸着工程の初期に吸着ガスを
外気によって希釈して風量を増、加せしめ、これによっ
て吸着剤を乾燥、冷却するものである。
一般に吸着剤層に例えば有機溶剤成分を含んだ空気を通
すと該吸着剤層に有機溶剤成分が吸着する。吸着が飽和
状態に達した部分が次第に入口側から出口側に移動しつ
いには吸着し切れなくなった溶剤成分が出口側にもれ始
める0流し始めの時からもれ始めまでの時間を破過時間
と呼び吸着装置設計の上で重要な因子であるOむろん吸
着飽和に達した状態の吸着剤は何らかの方法で脱着再生
しなければならない。これには通常水蒸気を吸着ガスの
流れと逆に流す方法が採用される。この様にして再生し
た場合再生後の吸着剤の状態は温度が高く、シかも湿っ
ている。この様な高温度と湿度は吸着に対して悪い影響
を与えるため乾燥と冷却工程が必要となる。例えば乾燥
用の空気を脱着後の吸着剤に流すと乾燥された部分があ
たかも吸着時に吸着ゾーンが進んだと同じ様に入口側か
ら出口側に向かって進む。乾燥しきる時間を乾燥時間と
呼ぶことにすると1例えば吸着、脱着、乾燥の3工程を
持つ装置においては破過時間〉乾燥時間となるように乾
燥風量等を設計しなければならない。ところで乾燥は特
別に乾燥工程を設けなくても吸着と同時にも行なわれる
。この場合には吸着剤層中を吸着ゾーンと乾燥ゾーンと
が並列して進行することになる0この時乾燥速度(つま
り吸着剤層厚み÷乾燥時間)が吸着帯速度(つまり吸着
剤厚み十破過時間)より速ければ吸着に悪影響は現われ
ない。しかし風量が十分大きくない場合には乾燥速度の
方が吸着速度より小さくなり吸着に悪影響を及ぼすこと
になる。
第1図及び第2図は乾燥速度及び吸着帯速度の関係を示
す。縦軸は吸着剤厚み(t)、横軸は時間(1)である
。第1図及び第2図において実線が吸着ゾーンの進む速
度を示し、又破線が乾燥ゾーンの進む速度を示している
。第1図の様に乾燥速度が吸着帯速度より大きい場合は
前記した様に吸着に悪影響を及ぼさない。一方、第2図
の様にその関係が逆になると吸着に悪影響を及ぼすこと
になり、この場合特別に乾燥操作が必要となってくる〇
本発明に係る運転方法はこの様な場合に適、用されるも
のである。即ち、本発明は吸着の初期において吸着ガス
を外気によって希釈して風量を増加せしめ、これで以て
乾燥、冷却を行なわしめる運転方法である。第3図は本
発明方法を示すもので、時間(1)の絆過に伴ない導入
風量(p)を段階的に変化させる。時間(tl)迄が吸
着の初期段階であり、時間t、からt2が外気導入をや
めた後もと−の吸着ガス風量にもどした状態である0第
3図の様な運転方法を採用すれば乾燥速度及び吸着帯速
度との関係は第4図の様になる。つまり破過がおこる前
に乾燥が終了し、吸着に対する悪影響を回避することが
できる。
第5図は本発明の運転方法を具体的に示すフローシニト
である。1はバルブ、2はダンパー、3はファン、4は
吸着槽S5は吸着ガス、6は外気を示す。吸着初期にお
いてはバルブ1を開き同時にダンパー2を大きく開口さ
せ吸着ガス5と外気6をファン3を通して吸着槽4に導
入し、吸着槽中の吸着剤を乾燥、冷却する。この時の吸
着ガスと外気との混合割合は吸着剤の量、ガスの種類、
原ガス処理量、原ガス温湿度、外気温湿度等によって適
宜決定される。第3図での時間(t、)になった時点で
バルブ1を閉じ原ガス吸引量をダンパー2でコントロー
ルして吸着槽4に吸着ガスを導入する。必要に応じて外
気取入口にヒーター及び/又はクーラーを取付けてもよ
い。
(発明の効果) 以上の様に本発明によれば特別に吸着槽を付設して乾燥
工程を設けなくても吸着剤を乾燥して吸着への悪影響を
回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図並びに第4図は吸着剤層中における乾
燥速度及び吸着帯速度の関係を示す状態図であり、第3
図は吸着操作の経時的変化による風量変化を示す状態図
、第5図は本発明の運転方法を具体的に示すフローシー
トである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吸着と脱着とを交互に切替えて空気中の有害物質の除去
    あるいは有価物の回収を行なう吸着装置を運転する方法
    において、吸着工程の初期に吸着ガスを外気によつて希
    釈して風量を増加せしめ、これによつて吸着剤を乾燥、
    冷却することを特徴とする吸着装置の運転方法。
JP15676884A 1984-07-26 1984-07-26 吸着装置の運転方法 Granted JPS6135822A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15676884A JPS6135822A (ja) 1984-07-26 1984-07-26 吸着装置の運転方法

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JP15676884A JPS6135822A (ja) 1984-07-26 1984-07-26 吸着装置の運転方法

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JPS6135822A true JPS6135822A (ja) 1986-02-20
JPH0417688B2 JPH0417688B2 (ja) 1992-03-26

Family

ID=15634885

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140009270A (ko) 2011-03-04 2014-01-22 토호 케미컬 엔지니어링 앤드 컨스트럭션 가부시키가이샤 유기 용매의 제거 방법 및 제거 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140009270A (ko) 2011-03-04 2014-01-22 토호 케미컬 엔지니어링 앤드 컨스트럭션 가부시키가이샤 유기 용매의 제거 방법 및 제거 장치

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