JPS61167430A - 低濃度溶剤含有ガスから溶剤を回収する方法 - Google Patents
低濃度溶剤含有ガスから溶剤を回収する方法Info
- Publication number
- JPS61167430A JPS61167430A JP60265587A JP26558785A JPS61167430A JP S61167430 A JPS61167430 A JP S61167430A JP 60265587 A JP60265587 A JP 60265587A JP 26558785 A JP26558785 A JP 26558785A JP S61167430 A JPS61167430 A JP S61167430A
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- JP
- Japan
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- solvent
- gas
- adsorption
- desorption
- activated carbon
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［Ｉ！業上の利用分野］
本発明は比較的低濃度の溶剤を含む排ガス中から溶剤を
効率よく回収する回収方法に関し、特に活性炭素粒等を
吸着剤とする溶剤吸着装置に導入する溶剤含有排ガスと
して、予め一次処理することによって濃縮ガスとしたも
のを導入すると共に、その−次処理を回転型連続吸脱着
装置によって行なうものである。
効率よく回収する回収方法に関し、特に活性炭素粒等を
吸着剤とする溶剤吸着装置に導入する溶剤含有排ガスと
して、予め一次処理することによって濃縮ガスとしたも
のを導入すると共に、その−次処理を回転型連続吸脱着
装置によって行なうものである。
［従来の技術］
一般に溶剤回収装置として活性炭で溶剤を吸着し、水蒸
気等で吸着溶剤を脱着し活性炭を再生するという吸着法
が広く使用されている。しかしながらこのような溶剤回
収装置を用いて比較的低濃度でかつ大風量の排ガスを処
理して溶剤を回収しようとすると、装置内での風速が高
まり多量の吸着剤が必要となるだけでなく、これを充填
する大形の圧力容器が必要になる。また排ガス中の溶剤
が比較的吸着性能の低いものでは更に膨大な吸着剤を必
要とするし、また蒸気圧の高い溶剤の処理ではコンデン
サーおよびデカンタ−から溶剤ガスが未凝縮のまま多量
に排出される。そこでこれらのガスを排ガス中に返還し
ようとすれば吸着剤を更に多量にする必要が生じ大型の
溶剤回収装置とならざるを得なかった。
気等で吸着溶剤を脱着し活性炭を再生するという吸着法
が広く使用されている。しかしながらこのような溶剤回
収装置を用いて比較的低濃度でかつ大風量の排ガスを処
理して溶剤を回収しようとすると、装置内での風速が高
まり多量の吸着剤が必要となるだけでなく、これを充填
する大形の圧力容器が必要になる。また排ガス中の溶剤
が比較的吸着性能の低いものでは更に膨大な吸着剤を必
要とするし、また蒸気圧の高い溶剤の処理ではコンデン
サーおよびデカンタ−から溶剤ガスが未凝縮のまま多量
に排出される。そこでこれらのガスを排ガス中に返還し
ようとすれば吸着剤を更に多量にする必要が生じ大型の
溶剤回収装置とならざるを得なかった。
［発明が解決しようとする問題点コ
そこで該溶剤回収装置に導入される排ガスを予備処理に
よって濃縮してから導入する様にすれば多量の吸着剤な
らびに大型収容容器を使用する必要がなくなり、排ガス
を効率よく処理でき溶剤を経済的に回収することができ
るのではないかとの期待が持たれた。
よって濃縮してから導入する様にすれば多量の吸着剤な
らびに大型収容容器を使用する必要がなくなり、排ガス
を効率よく処理でき溶剤を経済的に回収することができ
るのではないかとの期待が持たれた。
これらから前記溶剤回収装置を予備処理の為の吸着濃縮
器として利用量ることが考えられるが、これらの回収装
置は脱着溶剤を一定濃度で排出することが困難であり、
また取り扱いおよび操作面でも不満足な点があった。即
ち前記したような通常の溶剤回収装置においては、二つ
の固定式吸脱着装置を設けて構成され、いずれか一方の
装置を吸着用、他方を脱着用に利用し、且つそれを交互
に切替えるものであり、しかもその吸着作用と脱着作用
とは特定時間単位で切替えるような装置であった。従っ
てここから排出されて溶剤回収装置に導入される脱着排
ガスは一応濃縮されてはいるが、脱着初期の溶剤濃度と
時間経過後の溶剤濃度との差が大きく均一溶剤濃度の濃
縮ガスは得られなかった。即ち脱着初期は高濃度の溶剤
が排出され時間の経過に従って濃度が低下し、均一な濃
度の濃縮ガスが得られなかったのである。
器として利用量ることが考えられるが、これらの回収装
置は脱着溶剤を一定濃度で排出することが困難であり、
また取り扱いおよび操作面でも不満足な点があった。即
ち前記したような通常の溶剤回収装置においては、二つ
の固定式吸脱着装置を設けて構成され、いずれか一方の
装置を吸着用、他方を脱着用に利用し、且つそれを交互
に切替えるものであり、しかもその吸着作用と脱着作用
とは特定時間単位で切替えるような装置であった。従っ
てここから排出されて溶剤回収装置に導入される脱着排
ガスは一応濃縮されてはいるが、脱着初期の溶剤濃度と
時間経過後の溶剤濃度との差が大きく均一溶剤濃度の濃
縮ガスは得られなかった。即ち脱着初期は高濃度の溶剤
が排出され時間の経過に従って濃度が低下し、均一な濃
度の濃縮ガスが得られなかったのである。
本発明はこれらに着目してなされたもので前記溶剤回収
装置に導入する濃縮ガスを、回転型の吸着および脱着を
連続的に行なえる排気処理装置によっ・て均一濃縮ガス
として供給し、比較的低濃度ｍ剤含有ガスからでも効率
良く溶剤を回収することができる様な方法の提供を目的
とするものである。
装置に導入する濃縮ガスを、回転型の吸着および脱着を
連続的に行なえる排気処理装置によっ・て均一濃縮ガス
として供給し、比較的低濃度ｍ剤含有ガスからでも効率
良く溶剤を回収することができる様な方法の提供を目的
とするものである。
［問題点を解決する為の手段］
本発明によって提供される溶剤の回収方法とは、有機溶
剤を含んだガスを、吸着および脱着を連続して行ない得
る回転型排気処理装置に導入して脱着濃縮ガスとして取
り出すに当たり、該回転型排気処理装置は、連続的に回
転する円筒体内部に、シート状吸着部材を波形に折り曲
げて形成される夫々独立した多数の通気孔が前記円筒体
の回 ′転軸と平行な方向となる様に配置して構成し、
これらの開口両面側に夫々独立した吸着用ガス導入口お
よび排出口並びに脱着用ガス導入口およびその取り出し
口を、直接若しくは有孔円筒部材を介して夫々対向させ
て構成すると共に、脱着用ガスは濃縮ガスとして取り出
し、該脱着濃縮ガスを再び他の吸着装置に導入して有機
溶剤を吸着させ、該吸着物を脱着して回収する様にした
点に要旨が存在するものである。
剤を含んだガスを、吸着および脱着を連続して行ない得
る回転型排気処理装置に導入して脱着濃縮ガスとして取
り出すに当たり、該回転型排気処理装置は、連続的に回
転する円筒体内部に、シート状吸着部材を波形に折り曲
げて形成される夫々独立した多数の通気孔が前記円筒体
の回 ′転軸と平行な方向となる様に配置して構成し、
これらの開口両面側に夫々独立した吸着用ガス導入口お
よび排出口並びに脱着用ガス導入口およびその取り出し
口を、直接若しくは有孔円筒部材を介して夫々対向させ
て構成すると共に、脱着用ガスは濃縮ガスとして取り出
し、該脱着濃縮ガスを再び他の吸着装置に導入して有機
溶剤を吸着させ、該吸着物を脱着して回収する様にした
点に要旨が存在するものである。
［作用及び実施例］
以下本発明を図面に基づいて説明するが図は具体的な回
収方法の一例を示し、またその装置も具体的な一例を示
すもので、本発明は図示した構成に限定されず、前記若
しくは後述する記載の趣旨に徴して設計変更を加えたり
、或は他の装置を併用しても実施することができる。ま
たその装置も要部構成を逸脱しない限り設計若しくは部
品を変更しても同様に実施できるものである。
収方法の一例を示し、またその装置も具体的な一例を示
すもので、本発明は図示した構成に限定されず、前記若
しくは後述する記載の趣旨に徴して設計変更を加えたり
、或は他の装置を併用しても実施することができる。ま
たその装置も要部構成を逸脱しない限り設計若しくは部
品を変更しても同様に実施できるものである。
第１図は本発明に示すフローシートで１は前記回転型排
気処理装置（以下単に濃縮装置という）を示し、２は吸
着型溶剤回収装置（以下単に回収装置という）を示す。
気処理装置（以下単に濃縮装置という）を示し、２は吸
着型溶剤回収装置（以下単に回収装置という）を示す。
そして該濃縮装置１は、大風量の排ガス処理に適するよ
うに処理風速（空塔風速）を従来の粒状活性炭のものに
比べて大幅に向上させたものとする。そのため該濃縮装
置！の吸着部を構成している吸着部材は、シート状物で
しかも気体流通を十分に許す多数の通気路を形成するよ
うに構成される。そしてこれらには区割された吸着用気
体通路および脱着用気体通路が形成され、またこれらの
気体通路は吸着部材によって蜂の巣のように形成した筒
体で形成し、該筒体を回転することによって吸着および
脱着を順次且つ連続して行なうことができるように構成
される。
うに処理風速（空塔風速）を従来の粒状活性炭のものに
比べて大幅に向上させたものとする。そのため該濃縮装
置！の吸着部を構成している吸着部材は、シート状物で
しかも気体流通を十分に許す多数の通気路を形成するよ
うに構成される。そしてこれらには区割された吸着用気
体通路および脱着用気体通路が形成され、またこれらの
気体通路は吸着部材によって蜂の巣のように形成した筒
体で形成し、該筒体を回転することによって吸着および
脱着を順次且つ連続して行なうことができるように構成
される。
従って従来の活性炭の吸着と異なり、吸着部材に沿うよ
うに排ガスを流通させ、これによって排気ガス中の溶剤
を吸着させるものである。この様な構成を採用すること
としたので、吸着部材での通気圧力損失は非常に低くな
り処理風速を高めると共に大風量の排ガスを処理するこ
とができる。またこのような装置は小型化できて非常に
経済的である。
うに排ガスを流通させ、これによって排気ガス中の溶剤
を吸着させるものである。この様な構成を採用すること
としたので、吸着部材での通気圧力損失は非常に低くな
り処理風速を高めると共に大風量の排ガスを処理するこ
とができる。またこのような装置は小型化できて非常に
経済的である。
このような濃縮装置としては例えば第２図に略示するよ
うな装置が極めて好適である。即ち第２図は前記吸着部
材をシート状のものとし、該シート状吸着部材２２を波
形に形成して多数の通気孔を形成した筒体１１を矢印り
のように回転させ、該筒体１１の開口側を気密的に保持
し排気ガスＡの取入口１２および取出口１３をそれぞれ
対向的に開口して設ける。一方脱着用気流Ｃ″はその導
入口１４および導出口１５が前記筒体１１を挟むように
対向して設け、これらの取出口１２．１３および導入出
口１４．１５はそれぞれ区割されて構成され、排気ガス
Ａの吸着用ガス流および脱着用気流Ｃ″はそれぞれ筒体
１１の回転軸方向に流れながら吸着および脱着が行なわ
れるものである。なお前記シート状吸着部材としては、
シート状のものであれば何れのものでも使用できるが、
シート状物の表面に活性炭を付着させたものや、活性炭
を内部に含有させたシート、紙等を用いることができる
。また活性炭としては、粉末状、繊維状のものが利用で
き、なかでも繊維状活性炭は、紙状のシート物として成
形することが容易であると共に吸脱着速度が極めて大き
いから、本発明に利用するに好適である。
うな装置が極めて好適である。即ち第２図は前記吸着部
材をシート状のものとし、該シート状吸着部材２２を波
形に形成して多数の通気孔を形成した筒体１１を矢印り
のように回転させ、該筒体１１の開口側を気密的に保持
し排気ガスＡの取入口１２および取出口１３をそれぞれ
対向的に開口して設ける。一方脱着用気流Ｃ″はその導
入口１４および導出口１５が前記筒体１１を挟むように
対向して設け、これらの取出口１２．１３および導入出
口１４．１５はそれぞれ区割されて構成され、排気ガス
Ａの吸着用ガス流および脱着用気流Ｃ″はそれぞれ筒体
１１の回転軸方向に流れながら吸着および脱着が行なわ
れるものである。なお前記シート状吸着部材としては、
シート状のものであれば何れのものでも使用できるが、
シート状物の表面に活性炭を付着させたものや、活性炭
を内部に含有させたシート、紙等を用いることができる
。また活性炭としては、粉末状、繊維状のものが利用で
き、なかでも繊維状活性炭は、紙状のシート物として成
形することが容易であると共に吸脱着速度が極めて大き
いから、本発明に利用するに好適である。
一方第１図に示す回収装置２は従来から使用されている
活性炭利用型の溶剤回収装置が使用される。該回収装置
２には濃縮された溶剤含有ガスが吸着され、加熱ガスあ
るいは水蒸気によって脱着され゛た後、凝縮液化して回
収される。この回収装置２の大きさは濃縮装置１の濃縮
倍率に影響されるが、１段濃縮でも元の排ガスに比べて
処理風量は約１７１ Ｏ〜１７３０程度まで少なくなる
。
活性炭利用型の溶剤回収装置が使用される。該回収装置
２には濃縮された溶剤含有ガスが吸着され、加熱ガスあ
るいは水蒸気によって脱着され゛た後、凝縮液化して回
収される。この回収装置２の大きさは濃縮装置１の濃縮
倍率に影響されるが、１段濃縮でも元の排ガスに比べて
処理風量は約１７１ Ｏ〜１７３０程度まで少なくなる
。
以下第１図のフローシートならびに第３図に示した回収
装置２のフローシートに基づいて本発明の詳細な説明す
る。処理される溶剤含有ガスＡはファン９を通じて、濃
縮装置１へ取り入れられ、溶剤が吸着除去された後清浄
空気Ｂとして放出される。一方脱着用の空気はフィルタ
ー３を通り、４で示す熱交換器で加熱され、ファン５に
よって熱風発生機６に供給され、ここでさらに加熱され
た状態Ｃ″として濃縮装置１に導入され、脱着用のパー
ジガスとして用いられる。そして濃縮装置１から導出さ
れた高濃度溶剤含有ガスＤは熱交換器４で冷却され、さ
らに７で示すクーラーで冷却され、ファン８により活性
炭の収容された回収装置２へ供給される。そしてファン
８により供給された濃縮ガスＤ″は回収装置２に充填さ
れている活性炭に接触して溶剤のみが吸着され、清浄空
気Ｈとして排出される。また活性炭の再生は水蒸気Ｇを
パージすることによりおこなわれ、脱着された溶剤ガス
及び水蒸気Ｅは１０’のコンデンサーで凝縮液化Ｆされ
１６で示すデカンタ−で分離される。そして水より比重
の軽い溶剤の場合にはＪとして排出回収され、他方は分
離水にとなって排出される。
装置２のフローシートに基づいて本発明の詳細な説明す
る。処理される溶剤含有ガスＡはファン９を通じて、濃
縮装置１へ取り入れられ、溶剤が吸着除去された後清浄
空気Ｂとして放出される。一方脱着用の空気はフィルタ
ー３を通り、４で示す熱交換器で加熱され、ファン５に
よって熱風発生機６に供給され、ここでさらに加熱され
た状態Ｃ″として濃縮装置１に導入され、脱着用のパー
ジガスとして用いられる。そして濃縮装置１から導出さ
れた高濃度溶剤含有ガスＤは熱交換器４で冷却され、さ
らに７で示すクーラーで冷却され、ファン８により活性
炭の収容された回収装置２へ供給される。そしてファン
８により供給された濃縮ガスＤ″は回収装置２に充填さ
れている活性炭に接触して溶剤のみが吸着され、清浄空
気Ｈとして排出される。また活性炭の再生は水蒸気Ｇを
パージすることによりおこなわれ、脱着された溶剤ガス
及び水蒸気Ｅは１０’のコンデンサーで凝縮液化Ｆされ
１６で示すデカンタ−で分離される。そして水より比重
の軽い溶剤の場合にはＪとして排出回収され、他方は分
離水にとなって排出される。
次に本発明を用いた具体的な実施例（第１図フローシー
トに基づきかつ第２図に示した装置を利用して実際の排
ガスを処理した場合の例）を示す、トルエン・ガス１０
０ ｐｐｍを含有する排ガス２００ Ｎ ａ＋’／ｓｉ
ｎを濃縮装置１に導入することによりて、トルエン・ガ
スが約９６％吸着除去され、４ｐｐｍの清浄ガスＢとし
て放出された。この時の脱着用加熱空気Ｃ″は温度約１
２０℃、風量的１０ Ｎｍ３／ｓｉｎで脱着可能となり
、脱着された濃縮空気りのトルエン・ガス濃度は約２０
００ｐｐｍを示し、いわゆる濃縮倍率は２０倍となった
。 ？！！！縮ガスＤを処理すべき活性炭吸着による回
収装置２は、活性炭充填量約１００ｋｇ／楢の吸着槽２
基を互いに連続切換運転することとし、トルエン溶剤的
４．６ｋｇ／ｈｒが回収された。
トに基づきかつ第２図に示した装置を利用して実際の排
ガスを処理した場合の例）を示す、トルエン・ガス１０
０ ｐｐｍを含有する排ガス２００ Ｎ ａ＋’／ｓｉ
ｎを濃縮装置１に導入することによりて、トルエン・ガ
スが約９６％吸着除去され、４ｐｐｍの清浄ガスＢとし
て放出された。この時の脱着用加熱空気Ｃ″は温度約１
２０℃、風量的１０ Ｎｍ３／ｓｉｎで脱着可能となり
、脱着された濃縮空気りのトルエン・ガス濃度は約２０
００ｐｐｍを示し、いわゆる濃縮倍率は２０倍となった
。 ？！！！縮ガスＤを処理すべき活性炭吸着による回
収装置２は、活性炭充填量約１００ｋｇ／楢の吸着槽２
基を互いに連続切換運転することとし、トルエン溶剤的
４．６ｋｇ／ｈｒが回収された。
一方２００８ ｍ’／ｍｉｎの排ガスを回収装置２のみ
で吸着、回収しようとする場合には、活性炭充填量が約
２ ｔｏｎ／檜の吸着槽２基を設けなければならず、本
発明における濃縮装置１の吸着部材を構成する活性炭量
及び回収装置２に充填される活性炭量を加えたものと比
較しても約１５倍近くの活性炭量を必要とす、ることに
なる。従って本発明を用いた二次型排ガス回収装置と、
排ガスを直接活性炭に吸着させる回収装置とを比較した
場合、装置の設置スペースにおいて約１７３〜ｌ／４、
装置価格において約１／２〜１／３となる。また装置を
運転するに必要な運転費も約１／１０近く軽減される。
で吸着、回収しようとする場合には、活性炭充填量が約
２ ｔｏｎ／檜の吸着槽２基を設けなければならず、本
発明における濃縮装置１の吸着部材を構成する活性炭量
及び回収装置２に充填される活性炭量を加えたものと比
較しても約１５倍近くの活性炭量を必要とす、ることに
なる。従って本発明を用いた二次型排ガス回収装置と、
排ガスを直接活性炭に吸着させる回収装置とを比較した
場合、装置の設置スペースにおいて約１７３〜ｌ／４、
装置価格において約１／２〜１／３となる。また装置を
運転するに必要な運転費も約１／１０近く軽減される。
［発明の効果］
以上説明した様に、従来低濃度、大風量の排ガスを経済
的に処理することは困難であるとされていたが、本発明
により極めて経済的に処理可能となった。
的に処理することは困難であるとされていたが、本発明
により極めて経済的に処理可能となった。
第１図は本発明のフローシート、３４２図は回転型吸着
濃縮装置を示す略示図、第３図は第１図の一部を詳細に
示した吸着回収装置のフローシートである。
濃縮装置を示す略示図、第３図は第１図の一部を詳細に
示した吸着回収装置のフローシートである。
Claims (1)
- 有機溶剤を含む排気中から該有機溶剤を連続的に回収す
る方法であって、有機溶剤を含んだガスを、吸着および
脱着を連続して行ない得る回転型排気処理装置に導入し
て脱着濃縮ガスとして取り出すに当たり、該回転型排気
処理装置は、連続的に回転する円筒体内部に、シート状
吸着部材を波形に折り曲げて形成される夫々独立した多
数の通気孔が前記円筒体の回転軸と平行な方向となる様
に配置して構成し、これらの開口両面側に夫々独立した
吸着用ガス導入口および排出口並びに脱着用ガス導入口
およびその取り出し口を、直接若しくは有孔円筒部材を
介して夫々対向させて構成すると共に、脱着用ガスは濃
縮ガスとして取り出し、該脱着濃縮ガスを再び他の吸着
装置に導入して有機溶剤を吸着させ、該吸着物を脱着し
て回収する様にしたことを特徴とする低濃度溶剤含有ガ
スから溶剤を回収する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60265587A JPS61167430A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 低濃度溶剤含有ガスから溶剤を回収する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60265587A JPS61167430A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 低濃度溶剤含有ガスから溶剤を回収する方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52127922A Division JPS6010772B2 (ja) | 1977-10-24 | 1977-10-24 | 低濃度溶剤含有ガスの回収方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61167430A true JPS61167430A (ja) | 1986-07-29 |
Family
ID=17419191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60265587A Pending JPS61167430A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 低濃度溶剤含有ガスから溶剤を回収する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61167430A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02194808A (ja) * | 1989-01-21 | 1990-08-01 | Morikawa Sangyo Kk | ガスの回収方法と回収装置 |
| KR100451281B1 (ko) * | 2001-05-28 | 2004-10-06 | 주식회사 나노테크닉스 | 저비점 용제의 회수방법 |
| JP2011062645A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Toyobo Co Ltd | 有機溶剤含有ガス回収処理システム |
| CN109012013A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-12-18 | 佛山市墺林环保科技有限公司 | 一种废气脱附冷凝回收的方法及装置 |
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-
1985
- 1985-11-25 JP JP60265587A patent/JPS61167430A/ja active Pending
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