JPS6135694B2 - - Google Patents

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JPS6135694B2
JPS6135694B2 JP52006781A JP678177A JPS6135694B2 JP S6135694 B2 JPS6135694 B2 JP S6135694B2 JP 52006781 A JP52006781 A JP 52006781A JP 678177 A JP678177 A JP 678177A JP S6135694 B2 JPS6135694 B2 JP S6135694B2
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JP
Japan
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ray
soft
wafers
rays
masks
Prior art date
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Expired
Application number
JP52006781A
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English (en)
Other versions
JPS5392669A (en
Inventor
Kayao Takemoto
Masaru Myazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP678177A priority Critical patent/JPS5392669A/ja
Publication of JPS5392669A publication Critical patent/JPS5392669A/ja
Publication of JPS6135694B2 publication Critical patent/JPS6135694B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軟X線を用いて微細なパターンを転写
する。X線リソグラフイ技術に関するものであ
り、さらに詳述すれば、軟X線を照射する装置に
関する。
X線リソグラフイは、D.L.Speas及びH.I.
Smithらによつて提案(Electronics Lett
Vol.8,No.4,P.102、(1972)あるいは特開昭48
―82778)された、微細なパターンの転写方法
で、その概要と問題点を第1図により説明する。
X線リソグラフイは、軟X線を透過し易い、例
えば3μm程度の薄いSi単結晶からなるマスク基
板3上に設けられた、Auなどの軟X線を吸収す
る材質からなる所定のマスクパターン2の、X線
源1から放射するX線9によるX線像を、X線に
感応するレジスト4に投影するものである。この
レジスト4現像処理を施すと、マスクパターン2
に応じたレジストパターンが得られ、下地のウエ
ーハ5の加工に利用できるわけである。
X線リソグラフイに用いるマスクは上記のよう
に薄く、レジスト4に接触、あるいはさらに接着
して壊れることを防ぐために、マスク10とウエ
ーハ5あるいはレジスト4との間に3〜25μmと
いつた間隙Sを設けている。マスクパターン2が
この間隙Sを介して精密に投影されるためにはX
線9の成分が平行であることが望ましいが、X線
は光と異なり曲げることができず、この結果、X
線9の成分が充分平行に近くなるよう、X線源1
とマスク10の距離Dを大きくして用いている。
距離Dは最低ウエーハ径Wの5倍以上、望ましく
は10倍程度必要とされている。X線9の強度は距
離Dの2乗に反比例するため、レジスト4へのX
線9の照射量を確保するためには、X線源1への
投入電力を増すか、照射時間を長くする他無く、
一方実用的見地より照射時間を長くすることはウ
エーハ処理能力が低下するため望ましくなく、せ
いぜい10分間程度が限度であり、この結果、X線
源1への投入電力を増す他無い。現在主として用
いられているWが76mm程度のウエーハ5に照射す
るためにX線源1に投入すべき電力は最低2〜
30KWは必要であり、さらにウエーハ径Wは増大
の傾向にあり、投入電力はWの2乗に比例して増
大することになる。
このような大電力を投入するX線源1を実現す
ることは、技術的にも経済的にも困難であり、X
線リソグラフイの実用化を妨げる重大な要困とな
つている。
本発明は以上の難点を克服し、X線源への投入
電力を低下させ、かつウエーハの処理能力を増大
させ、X線リソグラフイを実用的ならしむる手段
を提供するものである。以下本発明の詳細を説明
する。
発明者らは電子衝撃によつて発生するX線が広
い立体角にわたつて強度変化が小さいことを確認
した。このX線強度の方向分布は、ターゲツトの
材質、電子の加速電圧により異なる。例えば
20KeVの電子衝撃によるAlターゲツトから発生
するKの線は、ターゲツト面の垂線を軸として、
頂角約94゜の円錐内で5%以下の強度分布を示
し、実用的には均一として扱える範囲に入る。
しかるに従来の装置においては、前述のごとく
X線9の成分が充分平行に近くするために、X線
源1からみた極く小さな立体角内のX線9しか利
用していない。たとえば距離Dがウエーハ径Wの
10倍とすると、上記利用可能なX線の約250分の
1しか利用していないことになる。
したがつて、1枚のウエーハで大きな立体角の
X線を利用することはできないが、多数のウエー
ハに同時にほぼ同一条件でX線照射を行なうこと
は可能であり、X線の利用率を著しく改善するこ
とができる。すなわちウエーハの処理能力を飛躍
的に増大させることが可能である。各ウエーハの
主軸をX線源に向けされすれば、各ウエーハへX
線の照射条件は、従来の1枚のウエーハを扱う場
合と変らない。以下本発明の実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す。簡便のため
要素のみを記してある。
電子銃およびターゲツトからなるX線発生部1
1のX線源19を中心とする。例えば半径76cmの
球面の一部に相当する、多数の開口13を有する
円蓋状の試料ホルダー12を設け、該試料ホルダ
ー12を低真空チエンバ15に収め、X線発生部
11を高真空チエンバ16に収めたものである。
高真空チエンバ16と低真空チエンバ15の間に
は、軟X線を透過する材質、例えば厚さ7μmの
Al箔からなるX線窓14を設け、高真空チエン
バ16の気密を保つている。高真空チエンバ16
の内部はイオンポンプなどの排気装置により
10-7torr程度の高真空に保たれ、電力銃の寿命を
長く保ち、ターゲツトの汚染を防いでいる。低真
空チエンバ15の内部はロータリーポンプなどに
より、比較的高速で容易に得られる10-2torr程度
の真空度に保たれている。さらに全開可能なパル
ブ17を設け、試料装てん時などに低真空チエン
バ15の気密を破る場合にX線窓14の両側に圧
力差が生じ、これを破壊することを防ぐ。バルブ
17はX線を照射する時には開く。
試料であるウエーハおよびマスクは所定の設定
を行なつた後相互に固定し、試料ホルダー12の
開口13に載せる。説明するまでもなく、マスク
およびウエーハの主軸はX線源19に向く。
第3図は試料ホルダーへのマスクおよびウエー
ハの設定方法の1実施例を示す。スペーサー21
によりマスク20とウエーハ25の間隙22を保
持し、押えリング24によりマスク20を押え付
け、基板23に固定したものを、試料ホルダー1
2の開口13にはめ込んだものである。ウエーハ
25は基板23にワツクスなどにより接着してあ
る。
本発明によれば直径76cmのウエーハの場合、上
記のようなマスクとウエーハの組が最大200組程
度同時にX線照射することが可能である。すなわ
ちX線の利用率が200倍になる訳で、この結果、
X線発生部11への投入電力とウエーハ1枚当り
のX線照射時間の積を200分の1にすることがで
きる。例えば2〜3KWの投入電力でウエーハ1
枚当り1分以下のX線照射時間を得ることができ
る。この程度の投入電力のX線発生部は極めて容
易に得られ、電源などの周辺装置も極めて簡略化
する。
試料ホルダー12の曲率半径、すなわちX線源
19からの距離を大きくすると、X線の成分の平
行度はさらに改善される。X線強度はこの距離の
2乗に反比例して低下するが、照射可能なウエー
ハの枚数がこの距離の2乗に比例して増加するた
め、1枚当りの照射時間に差は無く、ウエーハ処
理能力は同じである。
第4図は本発明の装置のX線窓の他の実施例を
示す。これはX線窓30として、開口33を有す
る円蓋状の支持枠35と、開口33を覆う軟X線
を透過し易い材質からなる薄膜34、例えば厚さ
7μmのAl箔からなり、第2図で示したX線窓
14と置き換えて用いるものである。支持枠35
の形状は大むね試料ホルダー12を縮小したもの
で、縮小率を例えば1/10として曲率半径は7.6cm
で、中心がX線源19と一致すべく設置する。支
持枠35の開口33と試料ホルダー12の開口1
3をX線19より眺めて一致させるべく設置すれ
ば、X線の照射に際し、試料には前実施例の場合
と同様にX線が全面に照射される。
本実施例において、薄膜34は個々の面積が小
さくなるため強度が増し、さらにこれを細い強度
の高い金属線、例えば100μmの太さのW線で例
えば1mmのピツチで支持することにより、薄膜3
4の両側の圧力差が1気圧以上になつてもこれを
支えることができる。この結果パルブ17は不要
となり、取扱いが容易になる。
また低真空チエンバ15内にX線を吸収しにく
い気体、例えばHeを容れることにより、マス
ク、ウエーハそれぞれおよび相互の保持、固定に
真空チヤツクを導入することが可能となり、作業
性を著しく改善することができる。
なお、第2図で示した大きな容積の低真空チエ
ンバ15内を高真空に保つ労をいとわなければ、
以上に述べたX線窓14、パルブ17、あるいは
X線窓30を除くことができる。言うまでもな
く、この場合、真空チヤツクを用いることはでき
ない。
第5図は本発明の他の実施例を示す。マスクお
よびウエーハからなる試料を大気中に置きX線を
照射することを可能にするもので、すでに述べた
効果に加え、試料の取扱いが著しく容易になると
いう効果を有する。
これは円蓋状の試料ホルダー42を大気中に置
き、そのすぐ内側に、第4図に示したX線窓30
と類似の形状を有する第2のX線窓50、すなわ
ち、試料ホルダー42の開口43に合わせた開口
53を有する支持枠55と、開口53を覆うX線
を吸収しにくい材質からなる薄膜54、例えば厚
さ7μmのAl箔からなる窓を設けてX線束拡大
室45を気密化し、その内部47に1気圧、ある
いは大気の圧力に合わせた圧力のX線を吸収しに
くい気体、例えばHeを容れたものである。第1
のX線窓44は第4図で示したX線窓30と同様
で、高真空チエンバ46内の高真空に対するX線
束拡大室45内47のHeの圧力を与える。
薄膜54と図に示していないマスクとの距離が
数mm、望ましくは1〜2mmとなるべく、試料ホル
ダー42および第2のX線窓50を設定する。X
線リソグラフイに利用する軟X線は大気に吸収さ
れ易いが、大気中を通過する距離が小さければ当
然影響は小さい、例えばこれが2mmの場合、Al
のKα線の減衰は25%程度であり、実用上大きな
問題とはならず、作業性の向上の効果の大きさと
比ぶべくも無い。
以上説明したごとく、本発明により、容易に得
られるX線源を用いてウエーハの処理能力の大き
なX線転写が可能となり、従つてX線リソグラフ
イを実用性の高いものとすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はX線リソグラフイの説明図、第2図か
ら第5図は本発明の実施例の説明図である。 図中、1,19,49はX線源、2はマスクパ
ターン、3はマスク基板、4はレジスト、5,2
5はレジスト、9はX線、10,20はマスク、
11,41はX線発生部、12,42は試料ホル
ダー、13,43は試料ホルダーの開口、14,
30,44,50はX線窓、15は低真空チエン
バ、16,46は高真空チエンバ、17はバル
ブ、21はスペーサー、22はマスクとウエーハ
の間隙、23は基板、24は押えリング、33,
53は支持枠の開口、34,54は薄膜、35,
55は支持枠、45はX線束拡大室である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軟X線を用いてマスクの微細なパターンをウ
    エーハに転写する軟X線転写装置において、複数
    組のウエーハおよびこれに対向するマスクを、各
    組の主軸が高真空チエンバ内に収められた軟X線
    源に向くべく設置する機構を有し、かつ該複数組
    のウエーハおよびマスクに同時に前記高真空チエ
    ンバに設けられた軟X線を透過する材質のX線窓
    を通して軟X線を照射する機構を有し、前記複数
    組のウエーハおよびこれに対向するマスクが、低
    真空チエンバ内に収められてなることを特徴とす
    る軟X線照射装置。 2 軟X線を用いてマスクの微細なパターンをウ
    エーハに転写する軟X線転写装置において、複数
    組のウエーハおよびこれに対向するマスクを、各
    組の主軸が高真空チエンバ内に収められた軟X線
    源に向くべく設置する機構を有し、かつ該複数組
    のウエーハおよびマスクに同時に前記高真空チエ
    ンバに設けられた軟X線を透過する材質のX線窓
    を通して軟X線を照射する機構を有し、前記複数
    組のウエーハおよびこれに対向するマスクが、前
    記高真空チエンバに密接して大気中に設置されて
    なることを特徴とする軟X線照射装置。
JP678177A 1977-01-26 1977-01-26 Soft x-ray transcribing device Granted JPS5392669A (en)

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JPS5392669A JPS5392669A (en) 1978-08-14
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