JPS6135465A

JPS6135465A - 静電記録装置

Info

Publication number: JPS6135465A
Application number: JP15689984A
Authority: JP
Inventors: Katsuyuki Miyazaki; 宮崎　勝行; Yoshihiko Kudo; 工藤　良彦; Seiji Takahashi; 鷹羽司　誠二; Chiharu Kobayashi; 千春小林; Akira Sawaki; 澤木　明
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1984-07-27
Filing date: 1984-07-27
Publication date: 1986-02-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、大判原稿と通常サイズの原稿の複写が可能な
静電記録装置に関する。

（背景技術）通常のサイズの原稿以外に、Ａ２サイズ等の大判の原稿
を複写できるように静電記録装置を構成する場合には、
その大判原稿に対応した転写紙を給紙部から給紙させ、
現像剤像を転写して定着させるが、この転写紙は給紙部
から排紙部に至る経路で２種以上のプロセス部に股がる
ことがある。

例えば、先端が定着装置に進入しているのに後端はまだ
感光ドラムから分離されていないようなことがある。

このような場合、その転写紙の各部分の送り速度（ライ
ン速度）に差があると、転写や定着が不完全となったり
、紙に皺ができて、画像品質の劣化を招く。

そこで、そのライン速度を、通常のサイズの原稿の複写
モード時の感光ドラムのライン速度（周速度）に合わせ
る場合には、定着装置のライン速度もその速度となるが
、この感光ドラムのライン速度はかなり速く、このため
定着が不完全となる恐れがある。

（発明の目的）本発明の目的は、大判原稿と通常サイズの原稿の複写が
可能な静電記録装置において、その大判の原稿の複写モ
ード時にも定着が完全に行われるようにした静電記録装
置を提供することである。

（発明の構成）このために本発明では、大判原稿の複写モード時に、定
着装置のライン速度を通常サイズの原稿の複写モード時
のそれに一致させ、且つそのライン速度に感光ドラムの
ライン速度も一致させるように構成している。

（実施例）以下、本発明の実施例について説明する。図は、静電記
録装置の内、原稿自動送り装置を具備する電子写真式の
複写装置の概略を示すものである。

１は原稿皿、２は原稿給送部、３はガイド板、４は原稿
送りベルト、５は原稿ストッパ、６は原稿台ガラスであ
り、以上により原稿自動送り装置が構成されている。

原稿台ガラス６と同じかそれより小さいサイズの通常の
原稿（Ａ３或いはＢ４以下のサイズの原稿）は、原稿皿
１の上に複数枚セットされ、原稿給送部２により矢印Ａ
方向に１枚毎繰り出され、原稿送りベルト４により原稿
台ガラス６に送られ、原稿ストッパ５に当接した状態で
原稿台ガラス６にセットされて、後記するように複写さ
れる。

一方、原稿台ガラスよりも大きなサイズの大判の原稿の
場合は、引き出した原稿１１１１（図示せず）に載せら
れて、矢印Ｂ方向から原稿送りベルト４によって原稿台
ガラス６の面上を送られ、その送られる途中で複写され
る。この場合は原稿ストッパ５は原稿台ガラス６の上面
から後退している。

７は露光用の光源であり、その光源７によって得られた
原稿の光像は、ミラー８．９を経由して像形成用感光体
としての感光ドラム１０の表面に導かれる。この感光ド
ラム１０は接地された金属筒の外周面にセレン等でなる
光導電層を設けたもので、矢印す方向に回転する。

この感光ドラム１０は光像が到来する以前に、直流高圧
が印加された帯電極１１によって上記光導電層が例えば
正に一様に帯電されており、この状態の光導電層が光像
を受けると、その光を受けた部分の導電率が高くなって
その部分の帯電電荷が金属筒に逃げ、暗い部分には明暗
の程度に応じて正の電荷が残るようになり、これによっ
て光導電層の面に原稿の像に対応した静電潜像が形成さ
れる。

この静電潜像の形成された部分が現像装置１２の部分に
至ると、その感光ドラム１０における残っている正電荷
の部分に負電荷を持った現像剤が静電力で吸着される。

この結果、感光ドラムｌＯの表面には静電潜像に応じた
現像剤像が形成される。

給紙ユニット１３内の転写紙１４は給送ローラ１５によ
ってレジストレーションローラ１６方向に送り出されて
一旦停止し、その転写紙１４の先端と上記感光ドラム１
０上の現像剤像の先端とが一致するようなタイミングで
そのレジストレーションローラ１６から再度送り出され
、その送り出された転写紙に直流高圧が印加された転写
極１７によって、上記感光ドラム１０の表面の現像剤像
が転写される。

この後、交流高圧が印加された分離極１８によって感光
ドラム１０から転写紙が分離され、搬送ベルト１９で定
着装置２０に送られて現像剤像が定着され、排紙皿２１
に排出される。

２２は感光ドラムｌＯに残っている帯電電荷を除去する
除電極、２３は感光ドラム１０の表面に残留した現像剤
を除去するクリーニング装置である。

さて、この複写装置においては、原稿のサイズが通常の
場合には、上記したように原稿台ガラス６の上にその原
稿がセットされる。そして、このときの複写は、光源７
が矢印ａ方向に移動して原稿を走査し、その走査と同期
して感光ドラム１０が矢印す方向に回転する。

一方、原稿のサイズが大判の場合には、光源７を特定の
位置に固定した状態で、上記したように原稿を移動させ
て光学走査し、その原稿の移動速度に同期して感光ドラ
ム１０が矢印す方向に回転する。

上記表は、ｉｍ常のサイズの原稿の複写の場合の主なプ
ロセス条件と大判の原稿の複写の場合の主なプロセス条
件を示すものである。

大判の原稿の場合には、前記したように、その原稿が感
光ドラム１０から分離して、先端が搬送ベルト１９によ
り定着装置２０に進入しても、後端がまだ感光ドラムＩ
Ｏから分離していない場合がある。

このようなときには、定着装置２０のライン速度と感光
ドラム１０のライン速度とが異なると、前記したように
種々の不都合が起こる。

そこで、本実施例では、このような大判の原稿の複写モ
ードの場合には、定着装置２０におけるライン速度を、
通常サイズの原稿の複写モード時のライン速度と同一に
し、つまり定着装置２０のライン速度を変化させず、感
光ドラム１０のライン速度及び原稿の送り速度を、その
定着装置２０のライン速度に合わせている。

このようにした結果、大判原稿複写モード時には、感光
ドラム１０のライン速度や原稿の送り速度は低下してい
る。

そこで、大判の原稿の複写モード時の場合には、通常の
サイズの原稿の複写の場合に比較して、帯電極１１の放
電電流を下げ、露光用の光源の電圧を下げている。転写
極１７や分離極１８の放電電流は同じである。ただ、分
離極１８については、分離後の感光ドラム１０における
電位を零にする目的で、正バイアスが加えられ、この直
流バイアスは、通常原稿の場合は４０μ八であるが、大
判の原稿の場合は２０μ八と少なくする。

なお、上記では拡大・縮小等の変倍率複写につ、いては
説明しなかったが、大判原稿を縮小成いは拡大して複写
する場合には、原稿の送り速度を変化させる。例えば拡
大の場合にはその速度を低下させ、縮小の場合には増大
させる。

（発明の効果）以上から本発明の静電記録装置によれば、大判原稿の複
写モード時に、定着装置のライン速度を通常サイズの原
稿の複写モード時のそれに一致させ、且つそのライン速
度に感光ドラムのライン速度も一致させるようにしてい
るので、大判原稿の複写時でも定着が安定し、転写画像
が確実に定着されるようになる。

【図面の簡単な説明】

図は原稿自動送り装置を有する複写装置の概略構成図で
ある。 ■・・・原稿型、２・・・原稿給送部、３・・・ガイド
板、４・・・原稿送りベルト、５・・・原稿ストッパ、
６・・・原稿台ガラス、６・・・センサ、７・・・露光
用光源、８．９・・・ミラー、１０・・・感光ドラム、
１１・・・帯電極、１２・・・現像装置、１３・・・給
紙ユニット、１４・・・転写紙、１５・・・給送ローラ
、１６・・・レジストレーションローラ、１７・・・転
写極、１８・・・分離極、１９・・・搬送ベルト、２０
・・・定着装置、２１・・・排紙皿、２２・・・除電極
、２３・・・クリーニング装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、大判原稿と通常サイズの原稿の複写が可能な静
電記録装置において、上記大判原稿の複写モード時に、
定着装置のライン速度を上記通常サイズの原稿の複写モ
ード時のそれに一致させ、且つそのライン速度に感光ド
ラムのライン速度も一致させるようにしたことを特徴と
する静電記録装置。