JP6021709B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、転写後に感光体からシート材を分離させる機構を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンター、ファクシミリなどの電子写真印刷方式の画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、ドラム型の感光体の外周面に対向するように配置された帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置などを備えている。前記画像形成装置による一般的な画像形成プロセスは以下の通りである。まず、帯電装置によって感光体の表面が所定電位(以下「帯電バイアス」ともいう。)に帯電され、その後、露光装置からレーザービームが感光体の表面に照射される。これにより、その照射された部分だけ電位が異なる静電潜像が感光体の表面に形成される。そして、前記静電潜像の電位よりも高電位に帯電したトナーが現像装置によって前記静電潜像に付着され、その後、所定の転写位置に搬送されたシート材の裏面から転写装置によって前記帯電バイアスとは逆の極性の電荷が与えられて、シート材の表面にトナー像が転写される。
この種の画像形成装置では、転写位置に搬送されたシート材は、感光体の表面電位とは逆極性に帯電している。そのため、シート材は転写時に静電気力によって感光体に密着した状態となる。この場合、転写行程においてシート材の搬送方向の上流側の後端が感光体から分離する際に所謂剥離放電が生じる。この剥離放電は、低湿環境における画像形成時や薄いシート材に画像を形成するときに生じやすい。前記剥離放電が生じると、感光体の表面電位が局所的に変化する。例えば、帯電装置によって感光体の表面に正極性の帯電バイアスが印加され、前記転写装置によってシート材に負極性の電荷が与えられてシート材が負極に帯電された場合は、前記剥離放電が生じやすくなり、前記剥離放電が生じると、前記剥離放電を受けた部分の感光体の表面電位が低下する。前記表面電位の局所的な変化は、次の画像形成プロセスによって形成される画像にハーフトーン画像や線状画像、斑状画像などの画像不良を生じさせる。
前記剥離放電を抑制する技術として、特許文献1に記載の画像形成装置が公知である。特許文献1に記載の画像形成装置は、シート材に対する転写位置よりもシート材の搬送方向下流側に電極を備えており、シート材の後端が感光体から離れるタイミングで前記電極にシート材とは逆の極性であり感光体の表面と同じ極性の電圧(以下「分離電圧」ともいう。)を印加している。
特開昭63−223768号公報
しかしながら、前掲の特許文献1に記載の従来の画像形成装置では、感光体の表面からわずかに離れた位置に前記電極が設けられているため、前記電極に前記分離電圧が印加されると、印加された分離電圧の影響を受けて、感光体の表面電位の絶対値が局部的に大きくなる。特に、前掲の特許文献1の従来の画像形成装置のように、帯電装置に帯電用の電圧を供給する電源から前記電極に分離バイアスを印加する構成では、前記電極に極めて高い分離電圧が印加されるため、感光体の表面電位の変化が大きい。したがって、従来の画像形成装置では、剥離放電を抑制できても、前記分離電圧の影響によって画像不良が生じるおそれがある。また、前記分離電圧による前記表面電位の変化は、除電装置などを設けることによりある程度を抑制できるが、除電装置によっても完全に除電しきれない場合もある。また、除電装置が設けられることにより、装置の簡素化、小型化が阻害される。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、分離用の電圧によって感光体の表面電位が部分的に変化した場合でも、簡単な構成で感光体の表面電位を均一化することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明は、感光体と、帯電部と、転写部と、電極と、電圧供給手段と、電圧変更手段と、を備える画像形成装置である。前記感光体は、回転駆動可能に構成されている。前記帯電部は、前記感光体の外周面に対向して設けられ、供給される帯電用電圧に応じて前記感光体の外周面を所定極性の電位に帯電する。前記転写部は、前記帯電部よりも前記感光体の回転方向の下流側に設けられ、予め定められた転写位置に搬送されたシート材を前記所定極性とは異なる極性の第1転写電位に帯電させて前記感光体に付着した現像剤を前記シート材に転写する。前記電極は、前記転写位置よりも前記シート材の搬送方向の下流側に設けられ、前記感光体の外周面から離間した位置に配置される。前記電圧供給手段は、前記シート材の前記搬送方向の後端が前記転写位置を通過する前後における所定区間で前記電極に前記所定極性と同じ極性の電圧を供給する。前記電圧変更手段は、前記感光体の外周面において前記所定区間に対応する部分領域が前記帯電部に対向するときに、前記帯電部に供給される前記帯電用電圧を変更する。
本発明によれば、電極に供給された電圧によって感光体の表面電位が部分的に変化した場合でも、簡単な構成で感光体の表面電位を均一化することが可能な画像形成装置を提供することにある。
図1は、本発明の実施形態に係る複合機の概略構成を模式的に示す模式図である。 図2は、図1に示す複合機の感光体ドラムの周辺の構成を示す模式図である。 図3は、図1に示す複合機の電源系統の構成を示すブロック図である。 図4は、図1に示す複合機における電源制御を示すタイミングチャートである。 図5は、図1に示す複合機の電源系統の構成の他の例を示すブロック図である。 図6は、図1に示す複合機における電源制御の他の例を示すタイミングチャートである。
以下、適宜図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[複合機1の概略構成]
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る複合機1(本発明の画像形成装置の一例)の概略構成について説明する。
図1に示されるように、複合機1は、プリンター、複写機、ファクシミリなどの各機能を備えた画像形成装置である。この複合機1は、入力された画像データに基づいてトナーなどの現像材を用いて印刷用紙などのシート材に画像を印刷する。複合機1は、原稿の画像を読み取る画像読取部10を上部に備え、電子写真方式の画像形成部22を下部に備える。なお、本実施形態では、本発明の画像形成装置の一例として複合機1を例示して説明するが、これに限られず、例えばプリンター、ファクシミリ装置、複写機も本発明の画像形成装置に該当する。
[画像読取部10]
画像読取部10は、原稿載置面を構成するコンタクトガラス11と、コンタクトガラス11に対して開閉する原稿カバー20とを備える。複合機1が複写機として機能する場合は、コンタクトガラス11に原稿がセットされて原稿カバー20が閉じられた後に、不図示の操作パネルからコピー開始指示が入力されると、画像読取部10による読取動作が開始されて、原稿の画像データが読み取られる。画像読取部10の内部には、LED光源121及びミラー122を備えた読取ユニット12、ミラー13,14、光学レンズ15、及びCCD16などの光学系機器が設けられている。モーターなどによって読取ユニット12が副走査方向45へ移動され、その移動中にLED光源121からコンタクトガラス11へ向けて照射される光が副走査方向45へ走査され、この反射光がCCD16に入力される。これにより、コンタクトガラス11上の原稿の画像が読み取られる。
なお、原稿カバー20には、ADF21が設けられている。ADF21は、原稿セット部21Aにセットされた複数の原稿を複数の搬送ローラー(不図示)によって順次搬送して、コンタクトガラス11上に定められた読取位置を副走査方向45の右向きへ通過するように原稿を移動させる。ADF21による原稿の移動時は、前記読取位置の下方に読取ユニット12が配置され、この位置で読取ユニット12によって移動中の原稿の画像が読み取られる。
[画像形成部22]
画像形成部22は、画像読取部10で読み取られた画像データ、又は外部の情報処理装置から入力された画像データに基づいて画像形成処理(印刷処理)を実行する電子写真方式の画像形成手段である。画像形成部22は、図1及び図2に示されるように、給紙カセット25、感光体ドラム31(本発明の感光体の一例)、帯電装置32(本発明の帯電部の一例)、現像装置33、転写装置34(本発明の転写部の一例)、クリーニングブレード35、定着装置36、露光装置39、用紙排出部27、用紙検知センサー29などを備えている。
また、画像形成部22は、図2及び図3に示されるように、転写装置34の近傍に設けられた分離電極42(本発明の電極の一例)、分離電極42に電圧を供給する分離用電圧供給部50、帯電装置32に電圧を供給する帯電用電圧供給部53、転写装置34に電圧を供給する転写用電圧供給部57、これらの各電圧供給部を制御する電源制御部62などを備えている。
給紙カセット25は、画像形成部の下方に設けられている。本実施形態では3つの給紙カセット25が上下方向に配置されている。各給紙カセット25には、複数のシート状の用紙(シート材)が積層された状態で収容される。給紙カセット25に収容された用紙は、給送ローラーなどの給送手段17によって一枚ずつ取り出された後に、画像形成部22の内部の搬送路18を通って転写装置34へ向けて搬送される。
感光体ドラム31は、ドラム形状に形成された回転体であり、画像形成部22の内部のフレームなどに回転可能に支持されている。図示しないモーターなどの駆動源から駆動力が伝達されて、図1における時計回転方向へ回転駆動される。感光体ドラム31は、例えば、アルミ素管の表面にアモルファスシリコンや有機光半導体などの感光層が蒸着された単層の感光体である。もちろん、感光体ドラム31は、感光層を含む複数の層から構成されたものでもよい。感光体ドラム31の外周面に沿うように、帯電装置32、現像装置33、転写装置34、クリーニングブレード35が配置されている。
帯電装置32は、感光体ドラム31の上方において、感光体ドラム31の外周面に対向するように設けられている。帯電装置32は、帯電用電圧供給部53から供給される所定値の直流の帯電用電圧に応じて感光体ドラム31の外周面を所定の極性の表面電位となるように一様に帯電させる。帯電装置32は、感光体ドラム31の外周面に接触して回転する帯電ローラー32A(図2参照)を有している。後述の帯電用電圧供給部53(図2及び図3参照)から帯電ローラー32Aを経て感光体ドラム31に前記帯電用電圧が印加されることにより、感光体ドラム31の外周面が前記帯電用電圧に応じた所定の極性の表面電位に帯電される。
現像装置33は、感光体ドラム31の回転方向の下流側に設けられている。現像装置33は、前記表面電位よりも低いバイアス電圧が印加された現像ローラー33A(図2参照)を有している。現像ローラー33Aによって、図示しないトナーコンテナから運ばれたトナーが感光体ドラム31へ供給される。このとき、現像ローラー33Aに接触するトナーも現像ローラー33Aと同じ極性の電位に帯電される。現像ローラー34Aによってトナーが感光体ドラム31に供給されると、感光体ドラム31とトナーとの間の静電気力によって、トナーが感光体ドラム31に付着する。なお、使用されるトナーは、トナーのみ1成分現像剤であっても、キャリアとトナーとが混在する2成分現像剤であってもよい。
露光装置39は、帯電装置32と現像装置33との間から感光体ドラム31へ向けてレーザービームを照射して、感光体ドラム31の外周面を露光する。これにより、レーザービームに含まれる画像情報に応じた静電潜像が感光体ドラム31の外周面に形成される。感光体ドラム31の外周面にレーザービームが照射されると、その照射された露光部分の電位が放電し、その露光部分によって静電潜像が形成される。現像装置33によって感光体ドラム31にトナーが供給されると、そのトナーは、静電潜像とトナーとの電位差による静電気力によって静電潜像に付着する。
転写装置34は、帯電装置32よりも感光体ドラム31の回転方向の下流側であり、現像装置33よりも更に前記回転方向の下流側に設けられている。転写装置34は、感光体ドラム31の下方において、感光体ドラム31の外周面に対向するように設けられている。転写装置34は、感光体ドラム31の外周面に接触して回転する転写ローラー34A(図2参照)を有している。後述の転写用電圧供給部57(図2及び図3参照)から所定値の定電流が転写ローラー34Aに供給される。感光体ドラム31と転写ローラー34Aとがニップする位置であって、トナーが転写される転写位置P1(図2参照)に用紙が搬送されると、用紙は所定の第1転写電位に帯電される。具体的には、用紙が転写位置P1で挟持された状態になると、用紙は前記定電流に応じた極性であって前記表面電位の極性とは異なる極性(前記所定極性とは反対の極性)の第1転写電位に帯電される。これにより、転写位置P1に搬送された用紙と感光体ドラム31に付着したトナーとの電位差による静電気力によって、感光体ドラム32のトナーが用紙の表面に付着する。
定着装置36は、転写位置P1よりも用紙の搬送方向の下流側に設けられている。定着装置36は、用紙に転写されたトナーをその用紙に定着させるものであり、加熱ローラー38と、この加熱ローラー38に対向配置された加圧ローラー39とを備えている。用紙に転写されたトナーは、定着装置36を通過する際に加熱されて溶融して用紙に定着する。定着装置36を通過した用紙は、用紙排出部27へ排出される。
クリーニングブレード35は、転写位置P1よりも感光体ドラム31の回転方向の下流側に設けられている。クリーニングブレード35は、用紙に転写されずに感光体ドラム31の外周面上に残存したトナーを除去するものであり、シリコンゴムなどによって形成されている。クリーニングブレード35が感光体ドラム31の外周面上に接触した状態で感光体ドラム31が回転されることで、残存するトナーがトナー受け35Aに削り落とされる。
用紙検知センサー29は、転写位置P1よりも用紙の搬送方向の上流側に設けられている。用紙検知センサー29は、転写位置P1へ向けて搬送される用紙の先端及び後端を検知するものであり、例えば、透過型の光センサーなどである。用紙検知センサー29が用紙の先端を検知すると、検知結果であるセンサー信号が後述の電源制御部62(図3参照)に出力される。
[分離電極42]
このように構成された画像形成部22においては、感光体ドラム31の外周面における未露光部分の電位と転写位置P1を通過した用紙の電位とが同極性になる場合がある。例えば、感光体ドラム31の外周面が正極性の前記表面電位(例えば+600V)に帯電され、現像ローラー33Aに前記表面電位よりも低いDC+400Vのバイアス電圧が印加されている場合は、正の極性に帯電している感光体ドラム31に対して正の極性のトナーを付着させる反転現像が行われる。この場合、転写装置34は、感光体ドラム31の前記表面電位の極性とは異なる逆極性の第1転写電位(例えば−300V程度)に用紙を帯電させて、感光体ドラム31のトナーを用紙に付着させる。このため、感光体ドラム31の未露光部分は正の極性であり、用紙は負の極性であることから、用紙と感光体ドラム31とが静電気力によって引き寄せ合い密着した状態で転写が行われる。この場合、用紙に対する転写が完了して用紙の搬送方向の後端が転写位置P1を通過しても、用紙の後端が感光体ドラム31に密着した状態がしばらく維持されるが、用紙がある程度搬送されると、用紙の後端が感光体ドラム31から剥がれるようにして離れる。このとき、上述したように互いに極性が異なるため、用紙の後端が感光体ドラム31から離れた直後に所謂剥離放電が生じる。この剥離放電を防止するために、画像形成部22には分離電極42が設けられている。
図2に示されるように、分離電極42は、転写位置P1よりも用紙の搬送方向の下流側に設けられている。分離電極42は、先端部42Aが感光体ドラム31の外周面から離間した位置になるように配置されている。本実施形態では、分離電極42は、転写装置34の近傍に設けられている。具体的には、転写位置P1よりも用紙の搬送方向の下流側に用紙を支持する搬送ガイド44が設けられており、その搬送ガイド44の搬送方向の上流側の端部44Aと転写装置34との間の隙間に分離電極42が配置されている。また、先端部42Aが搬送ガイド44の上面と転写位置P1とをつなぐ直線上に位置するように分離電極42が配置されている。分離電極42に感光体ドラム31の前記表面電位と同じ極性の電圧(分離電圧)が供給される。
[帯電用電圧供給部53]
帯電用電圧供給部53は、帯電装置32の帯電ローラー32Aに予め定められた電圧を供給する。図3に示されるように、帯電用電圧供給部53は、定電圧回路53Aと、降圧回路53Bと、切換部53Cとを有する。電源制御部62からの駆動信号を受けると、定電圧回路53Aは、高圧直流電源63から供給される高電圧を一定の電圧に変換して帯電装置32へ出力する。本実施形態では、定電圧回路53AはDC1500Vの電圧を帯電装置32へ出力する。降圧回路53Bは、定電圧回路53Aから出力される電圧を所定量だけ降圧して帯電装置32へ出力する。本実施形態では、降圧回路53Bによって定電圧回路53Aの出力電圧1500Vが直流1450Vに降圧される。つまり、前記所定量は50Vである。切換部53Cは、電源制御部62からの切換信号に基づいて、定電圧回路53Aだけによって電圧を出力するか、定電圧回路53A及び降圧回路53Bによって電圧を出力するのかを切り換える。詳細には、電源制御部62からの前記切換信号が入力されると、降圧回路53Bによって降圧された電圧が帯電装置32に出力される。前記切換信号が入力されない場合は、降圧されずに定電圧回路53Aから定電圧が出力される。
[転写用電圧供給部57]
転写用電圧供給部57は、転写装置34の転写ローラー34Aに前記第1電位の極性とは反対の極性の定電流を供給する。図3に示されるように、転写用電圧供給部57は、定電流回路57Aを有する。電源制御部62からの駆動信号を受けると、定電流回路57Aは、低圧直流電源64の電圧変動に影響せずに一定の値の電流を出力する。本実施形態では、定電流回路57Aは、転写ローラー34AにDC−15μAの定電流を出力する。
[分離用電圧供給部50]
分離用電圧供給部50は、画像形成処理において用紙の搬送方向の後端が転写位置P1を通過する前後における後端通過区間(本発明の所定区間の一例)で分離電極42に前記表面電位と同じ極性の電圧を供給する。本実施形態では、感光体ドラム31の外周面の表面電位が正の極性に帯電される場合に、分離用電圧供給部50は、分離電極42に正の極性の電圧を供給する。なお、前記後端通過区間は、図4(A)に示すタイミングチャートにおいて、時点T10よりもΔT9早い時点T9から時点T10よりもΔT11遅い時点T11までの区間である。つまり、図4(A)におけるΔTに対応する区間である。ここで、図4(A)は、転写位置P1を通過する用紙のニップ状態を示す図である。また、図4(A)中の時点T0は、用紙の搬送方向の先端が転写位置P1でニップされたタイミングである。時点T10は、用紙の搬送方向の後端が転写位置P1から抜け出たタイミングである。
図3に示されるように、分離用電圧供給部50は、帯電部装置32に供給される前記帯電用電圧を分離電極に供給するものであり、分岐電路69(本発明の分岐回路の一例)と、電磁開閉器72(本発明の開閉器の一例)とを有する。なお、分岐電路69、電磁開閉器72、及び後述の電源制御部62によって本発明の電圧供給手段が実現される。分岐電路69は、前記帯電用電圧を分離電極42に供給する。分岐電路69は、帯電用電圧供給部53から帯電装置32に前記帯電用電圧を供給する電路68から分岐され、分離電極42に接続されている。電磁開閉器72は、分岐電路69に設けられている。電磁開閉器72は、分岐電路69を遮断又は導通させることにより分岐電路69を開閉する。電磁開閉器72の開閉動作は、後述の電源制御部62からの駆動信号によって制御される。本実施形態では、電源制御部62は、前記後端通過区間に応じて電磁開閉器72の開閉動作を制御する。
電源制御部62は、電用電圧供給部53の切換部53Cを制御して、前記後端通過区間に対応する部分領域が帯電装置32に対向するときに前記帯電用電圧を変更するものであり、本発明の電圧変更手段の一例である。電源制御部62は、CPU、ROM、RAM、EEPROMなどを主な構成要素とするマイクロコンピュータが実装された制御ICとして構成されている。また、電源制御部62には、図示しない内部タイマーなどの制御デバイスも搭載されている。電源制御部62の前記ROMには、用紙検知センサー29から転写位置P1までの用紙が搬送される時間や、図4(A)における時点T0から時点T10までのニップ時間、前記後端通過区間の搬送に必要な時間ΔT、紙間の搬送に必要な時間などの時間情報が記憶されている。この時間情報は、実験などによって動作させたときの実際の各時間を実測して得られたデータ、或いは、用紙の搬送速度や移動距離から算出されたデータである。電源制御部62は、用紙の先端が用紙検知センサー29によって検知されると、前記時間情報に基づいて、用紙が転写位置P1でニップされる時点T0、用紙の後端が転写位置P1を抜け出すときの時点T10、前記後端通過区間の始まりに対応する時点T9や終わりに対応する時点T11などを認識できる。
本実施形態では、電源制御部62によって電磁開閉器72の開閉動作が制御されることによって、分離用電圧供給部50から分離電極42に分離電圧が供給される。また、電源制御部62によって帯電用電圧供給部53へ切換信号が出力されることによって、帯電装置32に供給される電圧が変更される。以下、図4のタイミングチャートを参照して、電源制御部62による電磁開閉器72の切換制御、及び帯電用電圧供給部53の出力電圧の変更制御について説明する。ここで、図4(B)は、前記帯電用電圧の状態を示すタイミングチャート、図4(C)は、電磁開閉器72の開閉動作を示すタイミングチャート、図4(D)は、前記分離電圧の状態を示すタイミングチャートである。
以下においては、感光体ドラム31の外径が25mm、感光体ドラム31の回転速度が150mm/s、用紙に連続して画像が形成されるときに連続搬送される用紙の紙間の設定値が60mmである場合に、図4(A)のΔT9が用紙の搬送距離7mmに相当する時間(約47ms)であり、ΔT11が用紙の搬送距離3mmに相当する時間(20ms)であるものとする。また、図中の時点T1及び時点T2は、転写位置P1から帯電ローラー32Aと感光体ドラム31とのニップ位置P2(図2参照)までの距離(例えば39mm)や、転写位置P1から分離電極42までの距離(例えば7.5mm)を予め実測しておくことにより、その測定値と感光体ドラム31の回転速度から求められるタイミングである。具体的には、時点T1は、時点T9のときに転写位置P1に対向する感光体ドラム31の外周面上のポイントがニップ位置P2に到達したタイミングである。また、時点T2は、時点T11のときに転写位置P1に対向する感光体ドラム31の外周面上のポイントがニップ位置P2に到達したタイミングである。電源制御部62は、これらの情報から図4における各時点を判定することができる。
画像形成指示が入力されて、複数枚の用紙に対して画像形成が行われる場合に、電源制御部62は、帯電用電圧供給部53に定電圧回路53AからDC1500Vの電圧を出力させる。これにより、図4(B)に示されるように、帯電ローラー32AにDC1500Vが印加されて、感光体ドラム31の表面電位が概ね+600Vに帯電される。このとき、電源制御部62は、電磁開閉器72を開状態のままにして、分離電極42に分離電圧を供給しない。
最初の用紙が転写位置P1へ向けて搬送されると、用紙検知センサー29によって用紙の先端が検知される。このときから電源制御部62は、経過時間を内部タイマーでカウントし始める。そして、経過時間が時点T9になると、図4(C)に示されるように、電源制御部62は、電磁開閉器72を開状態から閉状態にする。これにより、帯電用電圧供給部53から分離電極42にDC+1500Vの電圧が供給される(図4(D)参照)。このときに供給される分離電圧の供給時間は、用紙の後端が前記後端通過区間に進入してから用紙の後端が前記後端通過区間を抜け出すまでの時間ΔTである。つまり、前記分離電圧の供給時間は、時点T9から時点T11までの時間ΔT(=ΔT9+ΔT11)である。言い換えると、電源制御部62は、用紙の後端が前記後端通過区間に進入したとき(時点T9)に電磁開閉器72を閉状態にし、用紙の後端が前記更新通過区間を抜け出したとき(時点T11)に電磁開閉器72を開状態にする。これにより、用紙の後端部分にDC+1500Vが印加されて、後端部分が正の極性の電位に帯電される。したがって、負の極性に帯電していた用紙の後端が分離電極42の正の電位によって感光体ドラム31から離れる方向へ引き寄せられる。その結果、転写位置P1を通過して直ぐに感光体ドラム31から用紙が離れるので、剥離放電が防止される。
分離電極42に感光体ドラム31の表面電位(+600V)よりも高い分離電圧(+1500V)が印加されると、分離電圧が表面電位に影響して、表面電位が局部的に上昇する。このように局部的に上昇した部分領域は、感光体ドラム31の外周面において軸方向に帯状に広がっている。この部分領域は、次の用紙に形成される画像に不良を生じさせる。具体的には、次の用紙の画像の濃度が局所的に濃くなったり或いは薄くなる。このように電位が上昇した部分領域は、感光体ドラム31の外周面において前記後端通過区間に対応する領域である。この部分領域の電位が上昇しているため、本実施形態では、電源制御部62は、前記部分領域が帯電装置32に対向する位置まで回転されたときに、帯電装置32に供給される前記帯電用電圧を変更している。具体的には、次の用紙の先端が転写位置P1でニップされてからカウントした経過時間が時点T1になったときに、帯電用電圧供給部53に前記切換信号を出力して、定電圧回路53Aから出力されていたDC+1500Vを50Vだけ降圧してDC+1450Vに変更する。ここで、降圧回路53Bによって降圧される50Vは、分離電極42に感光体ドラム31の前記表面電位と同じ極性の電圧が印加されたときに、その電圧によって感光体ドラム31の表面電位が変動したときの変動量に応じた数値である。この数値は、予め実験などによって実測されたデータである。
そして、経過時間が時点T2になったときに、帯電用電圧供給部53に出力していた前記切換信号を停止する。これにより、降圧回路53Bによる降圧が停止され、定電圧回路53AからDC+1500Vの電圧が帯電装置32に出力される。
このように、上述の実施形態の複合機1では、分離電極42に電圧が印加されたときに感光体ドラム31の外周面において電位が上昇した前記部分領域だけが他の領域よりも低い帯電用電圧で印加される。そのため、第電装置32による帯電量が少なくなるが、帯電前に電位が上昇していたため、感光体ドラム31の外周面全体としては、前記部分領域の電位が他の領域よりも大きくならず、ばらつきのない均一な電位に一様に帯電される。
なお、上述の実施形態では、帯電用電圧供給部53から分離電極42に前記帯電用電圧を供給する例について説明したが、このような例に限られない。例えば、別の電源回路を設けて、帯電用電圧供給部53とは別の経路から必要な電圧を分離電極42に供給するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、感光体ドラム31の外周面を正の極性の電位に帯電させ、同じ極性に帯電されたトナーを反転現像によって付着される例について説明したが、このような例に限られない。例えば、感光体ドラム31の外周面及びトナーを負の極性の電位に帯電させて反転現像によってトナーを付着させるようにしてもよい。例えば、前記帯電用電圧がDC−1500Vであって、これによって感光体ドラム31の表面電位が−600Vに帯電される場合は、前記分離電圧が−1500Vであるため、前記部分領域は他の外周面よりも電位が高くなる。この場合は、前記部分領域を帯電させるときの前記帯電用電圧は、所定量50Vだけ高いDC−1450Vとすることが好ましい。つまり、帯電用電圧供給部53は、帯電装置32に供給される前記帯電用電圧の絶対値を所定量50Vだけ低下させるものであればよい。
また、上述の実施形態では、転写用電圧供給部57の定電流回路57Aから定電流を出力して、用紙を前記第1転写電位(−300V程度)に帯電させる例について説明したが、このような例に限定されない。例えば、図5に示されるように、定電圧回路57B及び切換部57Cを設けて、定電流を供給するタイミングと定電圧を供給するタイミングとを切り換えて供給してもよい。
定電圧回路57Aは、低圧直流電源64から供給される電圧を一定の電圧に変換して転写装置34へ出力する。本実施形態では、定電圧回路57Bは、前記第1転写電位よりも絶対値の小さいDC−200Vの電圧を転写装置34の転写ローラー34Aに出力する。切換部57Cは、電源制御部62からの切換信号に基づいて、定電圧回路57Bから定電圧を出力するか、定電流回路57Aから定電流を出力するかを切り換える。具体的には、図6に示されるように、最初の用紙に対する画像形成時の時点T0から時点T9の区間、及び時点T11から次の用紙に対する時点T9までの区間は、定電流回路57Aから転写ローラー34AにDC−15μAの定電流を出力する。一方、時点T9から時点T11のΔTの前記後端通過区間は、定電圧回路57BからDC−200Vの定電圧を転写ローラー34Aに供給する。
これにより、前記後端通過区間以外の区間では、用紙に比較的大きな第1転写電位を帯電させることができ、前記後端通過区間では、用紙の後端に前記第1転写電位よりも小さな第2転写電位を帯電させることができる。その結果、用紙の後端が転写位置P1を通過する前後の後端通過区間では、分離電極42に大きな電圧が印加されるものの、転写ローラー34Aには小さい第2転写電位が帯電されることとなり、これにより、分離電極42が前記第2転写電位に干渉して、画像不良を引き起こす問題が軽減する。
1:複合機
10:画像読取部
21:ADF
22:画像形成部
29:用紙検知センサー
31:感光体ドラム
32:帯電装置
33:現像装置
34:転写装置
39:露光装置
50:分離用電圧供給部
53:帯電用電圧供給部
57:転写用電圧供給部
62:電源制御部

Claims (1)

  1. 回転駆動される感光体と、
    前記感光体の外周面に対向して設けられ、供給される帯電用電圧に応じて前記感光体の外周面を所定極性の電位に帯電する帯電部と、
    前記帯電部よりも前記感光体の回転方向の下流側に設けられ、予め定められた転写位置に搬送されたシート材を前記所定極性とは異なる極性の第1転写電位に帯電させて前記感光体に付着した現像剤を前記シート材に転写する転写部と、
    前記転写位置よりも前記シート材の搬送方向の下流側に設けられ、上面に前記シート材を支持する搬送ガイドと、
    前記転写位置よりも前記シート材の搬送方向の下流側において、前記搬送ガイドの前記搬送方向の上流側の端部と前記転写部との間の隙間に設けられ、前記感光体の外周面から離間した位置であって前記搬送ガイドの前記上面と前記転写位置とをつなぐ直線上に先端部が位置するように配置された電極と、
    前記シート材の前記搬送方向の後端が前記転写位置を通過する前後における所定区間で、前記帯電部に供給される前記帯電用電圧を前記電極に供給することにより、前記電極に前記所定極性と同じ極性の電圧を供給する電圧供給手段と、
    前記感光体の外周面において前記所定区間に対応する部分領域が前記帯電部に対向するときに、前記感光体の前記外周面の全体が均一な電位となるように、前記電極に供給された電圧によって前記感光体の表面電位が変動した変動量に応じて、前記帯電部に供給される前記帯電用電圧の絶対値を低下させる電圧変更手段と、
    前記転写部に定電流を出力して前記シート材を帯電させる定電流回路、及び前記転写部に定電圧を出力して前記シート材を帯電させる定電圧回路を有する転写用電圧供給部と、を備え、
    前記電圧供給手段は、前記帯電部に供給される前記帯電用電圧の電路から分岐して前記帯電用電圧を前記電極に供給する分岐回路と、前記分岐回路を開閉する開閉器と、前記シート材の前記後端が前記所定区間に進入したときに前記開閉器を閉状態にし、前記シート材の前記後端が前記所定区間を抜け出たときに前記開閉器を開状態にする開閉制御部とを有し、
    前記転写部は、前記シート材の前記後端が前記所定区間以外の区間にあるときに前記定電流回路から前記定電流を受けて前記第1転写電位に前記シート材を帯電させ、前記シート材の前記後端が前記所定区間にあるときに前記定電圧回路から前記定電圧を受けて前記第1転写電位よりも絶対値の小さい第2転写電位に前記シート材の後端を帯電させる画像形成装置。
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