JP5925156B2 - 画像形成装置、感光層の膜厚測定方法 - Google Patents
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Description
また、本発明の感光層の膜厚測定方法は、以下の第1ステップ乃至第4ステップを含む。第1ステップは、感光体を帯電させる帯電部材に前記感光体の感光層を帯電可能な第1直流電圧を供給する。第2ステップは、前記第1ステップによって前記第1直流電圧を供給した後に前記第1直流電圧とは逆極性で前記感光層を帯電可能な第2直流電圧を前記帯電部材供給する。第3ステップは、前記第2ステップによって前記第2直流電圧が供給された状態で、前記感光層に流れる直流電流値を検出する。第4ステップは、前記第3ステップによって検出された検出値に基づいて前記感光層の膜厚を決定する。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態に係る複合機1(本発明の画像形成装置の一例)の概略構成について説明する。
画像読取部10は、原稿載置面を構成するコンタクトガラス11と、コンタクトガラス11に対して開閉する原稿カバー20とを備える。複合機1が複写機として機能する場合は、コンタクトガラス11に原稿がセットされて原稿カバー20が閉じられた後に、不図示の操作パネルからコピー開始指示が入力されると、画像読取部10による読取動作が開始されて、原稿の画像データが読み取られる。画像読取部10の内部には、LED光源121及びミラー122を備えた読取ユニット12、ミラー13,14、光学レンズ15、及びCCD16などの光学系機器が設けられている。モーターなどによって読取ユニット12が副走査方向45へ移動され、その移動中にLED光源121からコンタクトガラス11へ向けて照射される光が副走査方向45へ走査され、この反射光がCCD16に入力される。これにより、コンタクトガラス11上の原稿の画像が読み取られる。
画像形成部22は、画像読取部10で読み取られた画像データ、又は外部の情報処理装置から入力された画像データに基づいて画像形成処理(印刷処理)を実行する電子写真方式の画像形成手段である。画像形成部22は、図1及び図2に示されるように、給紙カセット25、感光体ドラム31(本発明の感光体の一例)、帯電装置32(本発明の帯電部材の一例)、現像装置33、転写装置34、クリーニングブレード35、除電装置40、定着装置36、露光装置39、用紙排出部27などを備えている。
帯電圧供給部52は、制御部62からの制御信号に応じて帯電ローラー32Aに直流電圧を供給する。帯電圧供給部52は、複合機1が印刷用紙に画像形成可能な画像形成モードにあるときに、感光層が所定の基準電位(例えば+500[V])となるように直流電圧を供給する。一方、複合機1が後述の膜厚測定モードにあるときに、感光体ドラム31の感光層を帯電可能な負極性の直流電圧−Vc(第1直流電圧)を帯電ローラー32Aに供給した後に、前記直流電圧Vcとは逆極性(正極性)であって、前記感光層を帯電可能な直流電圧+Vc(第2直流電圧)を帯電ローラー32Aに供給する。なお、前記膜厚測定モードとは、感光体ドラム31の感光層の膜厚を測定する後述の膜厚測定処理が実行されるときに移行される複合機1の動作モードである。本実施形態では、複合機1は、前記膜厚測定モードと前記画像形成モードとのいずれかの動作モードで動作する。
同様に、折れ線92において、負極側の放電開始電圧が−Vaであり、正極側の放電開始電圧が+Vaである場合に、直流電圧−Vcを印加して感光層を−Vfa(=−Vc+Va)に帯電させ、その後、直流電圧+Vcを印加すると、2Vc−2Vaの大きさの電位が感光層に帯電されることになる。
このため、直流電圧−Vcを印加した後に更に直流電圧+Vcを印加したことによる各感光層の帯電電位の差は、2(Vb−Va)となる。これは、一方の極性(例えば正極性)の電圧だけを印加したときの電位差Vb−Vaに比べると、電位差は2倍となる。したがって、本実施形態では、前記電位差2(Vb−Va)に対応する帯電電流の範囲内で前記最小膜厚から前記最大膜厚を対応付けた対応情報(図4の直線81参照)が用いられることにより、高い分解能で感光層の膜厚を測定することが可能となる。
また、従来の同じ測定分解能で感光層の膜厚を測定する場合は、印加電圧Vcの大きさ(絶対値)を従来の半分にすることができる。このため、画像形成時以外の感光層への帯電ストレスを軽減することができる。これにより、感光層の寿命の低下を防止することができ、また、膜厚が薄い状態でピンホールが発生する危険性を低減することができる。
10:画像読取部
22:画像形成部
31:感光体ドラム
32:帯電装置
33:現像装置
34:転写装置
39:露光装置
40:除電装置
52:帯電圧供給部
53:直流電圧供給回路
56:切換回路
59:電流値検出部
62:制御部
Claims (7)
- 表面に感光層が設けられた感光体と、
前記感光層を帯電させる帯電部材と、
前記感光層を帯電可能な第1直流電圧を前記帯電部材に供給した後に前記第1直流電圧とは逆極性であって前記感光層を帯電可能な第2直流電圧を前記帯電部材に供給する直流電圧供給部と、
前記直流電圧供給部によって前記第2直流電圧が供給された状態で前記感光層に流れる直流電流値を検出する電流値検出部と、
前記電流値検出部によって検出された検出値に基づいて前記感光層の膜厚を決定する膜厚測定部と、を備える画像形成装置。 - 前記直流電圧供給部は、前記感光層の全域が前記帯電部材によって帯電されるまで前記第1直流電圧を前記帯電部材に供給し、その後、前記第2直流電圧を前記帯電部材に供給する請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記電流値検出部によって検出された最小膜厚を有する感光層に流れる第1電流値から前記電流値検出部によって検出された最大膜厚を有する感光層に流れる第2電流値までの電流範囲において前記最小膜厚から前記最大膜厚までの各膜厚と電流値との対応関係を示す第1対応情報を記憶する第1記憶部を更に備え、
前記膜厚測定部は、前記電流値検出部による検出値に対応する前記膜厚を前記第1記憶部の前記第1対応情報から抽出する請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記膜厚測定部によって決定された膜厚が予め定められた閾値以下になった場合に前記感光体が交換時期であることを判定する交換時期判定部を更に備える請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記感光層の膜厚と画像形成時に前記感光層に印加される直流電圧の電圧値との対応関係を示す第2対応情報を記憶する第2記憶部と、
前記膜厚測定部によって決定された膜厚に対応する前記電圧値を前記第2記憶部の前記第2対応情報から抽出して前記画像形成時における前記感光層への印加電圧に設定する電圧設定部と、を更に備える請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記直流電圧供給部は、前記第1直流電圧の電圧値の絶対値以下の大きさの前記第2直流電圧を前記帯電部材に供給する請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 感光体を帯電させる帯電部材に前記感光体の感光層を帯電可能な第1直流電圧を供給する第1ステップと、
前記第1ステップによって前記第1直流電圧を供給した後に前記第1直流電圧とは逆極性で前記感光層を帯電可能な第2直流電圧を前記帯電部材供給する第2ステップと、
前記第2ステップによって前記第2直流電圧が供給された状態で、前記感光層に流れる直流電流値を検出する第3ステップと、
前記第3ステップによって検出された検出値に基づいて前記感光層の膜厚を決定する第4ステップと、を含む感光層の膜厚測定方法。
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