JPS6135450Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6135450Y2 JPS6135450Y2 JP1981159792U JP15979281U JPS6135450Y2 JP S6135450 Y2 JPS6135450 Y2 JP S6135450Y2 JP 1981159792 U JP1981159792 U JP 1981159792U JP 15979281 U JP15979281 U JP 15979281U JP S6135450 Y2 JPS6135450 Y2 JP S6135450Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sunroof
- panel
- window hole
- sealing material
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 26
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はサンルーフに係り、特にチルトアンド
スライドタイプのサンルーフに関するものであ
る。
スライドタイプのサンルーフに関するものであ
る。
チルトアンドスライドタイプのサンルーフは、
車両ルーフに設けられた窓孔にスライド自在に嵌
挿されたものであつて、スライドして該窓孔を開
口せしめると共に、窓孔閉鎖時においても上方に
若干起立（チルト）させることによつて通風を確
保できるように構成されているものである。
車両ルーフに設けられた窓孔にスライド自在に嵌
挿されたものであつて、スライドして該窓孔を開
口せしめると共に、窓孔閉鎖時においても上方に
若干起立（チルト）させることによつて通風を確
保できるように構成されているものである。
このようなチルトアンドスライドタイプのサン
ルーフにおいてはルーフパネルの窓孔端縁と、サ
ンルーフ端縁との係合部との水密性が問題とな
る。
ルーフにおいてはルーフパネルの窓孔端縁と、サ
ンルーフ端縁との係合部との水密性が問題とな
る。
第１図は従来のサンルーフ端縁と窓孔端縁との
係合部の構造を示す断面図であつて、サンルーフ
パネル１の端縁と、車両ルーフに設けられて窓孔
端縁２とは、該サンルーフパネルの端縁に固着さ
れたウエザストリツプ３を介して係合するように
なつており、このウエザストリツプ３によつて水
密性が確保されるようになつている。なおこのサ
ンルーフパネル１は図示されないヒンジによつて
起伏可能に支持されるとともに、同様に図示され
ないスライドレールに案内されてスライド自在に
窓孔に嵌挿されているものである。第２図及び第
３図はこのようなサンルーフパネルの移動を示す
図であつて、第２図はサンルーフパネル１が前記
ヒンジを中心として若干上方向に回動し起立して
いる状態（チルドアツプ状態）を示す図である。
また第３図はサンルーフパネル１が窓孔端縁２の
下面にもぐり込んでスライドし、窓孔を開口せし
めるべく移動している状態を示す図である。
係合部の構造を示す断面図であつて、サンルーフ
パネル１の端縁と、車両ルーフに設けられて窓孔
端縁２とは、該サンルーフパネルの端縁に固着さ
れたウエザストリツプ３を介して係合するように
なつており、このウエザストリツプ３によつて水
密性が確保されるようになつている。なおこのサ
ンルーフパネル１は図示されないヒンジによつて
起伏可能に支持されるとともに、同様に図示され
ないスライドレールに案内されてスライド自在に
窓孔に嵌挿されているものである。第２図及び第
３図はこのようなサンルーフパネルの移動を示す
図であつて、第２図はサンルーフパネル１が前記
ヒンジを中心として若干上方向に回動し起立して
いる状態（チルドアツプ状態）を示す図である。
また第３図はサンルーフパネル１が窓孔端縁２の
下面にもぐり込んでスライドし、窓孔を開口せし
めるべく移動している状態を示す図である。
しかるにこのように構成されたチルトアンドス
ライドタイプのサンルーフにおいは、ウエザスト
リツプ３の外側端面３ａは前記窓孔端縁２と起立
開始時或いはスライド開始時には摺動するもので
あるから、窓孔端縁２との接触面積を大きく取る
ことができず、そのためウエザストリツプ３の経
時劣化などに伴つて水密性が低下する虞れがあつ
た。
ライドタイプのサンルーフにおいは、ウエザスト
リツプ３の外側端面３ａは前記窓孔端縁２と起立
開始時或いはスライド開始時には摺動するもので
あるから、窓孔端縁２との接触面積を大きく取る
ことができず、そのためウエザストリツプ３の経
時劣化などに伴つて水密性が低下する虞れがあつ
た。
本考案の目的はこのような従来技術の問題点を
解消し、水密性に優れたサンルーフを提供するに
ある。
解消し、水密性に優れたサンルーフを提供するに
ある。
本考案はウエザストリツプを構成するシール材
を２箇所に設け、シール材の一方はもつぱらサン
ルーフのパネル端縁と当接し、他方のシール材は
窓孔端縁下面に当接するようにし、シール材と部
材との接触面積を大きくし水密性を高めるように
したものである。
を２箇所に設け、シール材の一方はもつぱらサン
ルーフのパネル端縁と当接し、他方のシール材は
窓孔端縁下面に当接するようにし、シール材と部
材との接触面積を大きくし水密性を高めるように
したものである。
以下図面に従つて本考案の実施例を説明する。
第４図は本考案の実施例の側断面図であつて、
サンルーフパネル１と、ルーフパネル４に設けら
れた窓孔の端縁２は第１のシール材５及び第２の
シール材６を介して係合されている。この第１の
シール材５と第２のシール材６とは連結部材７に
よつて連結され一体化されている。又図中８は第
１及び第２のシール材５，６に設けられた弾性質
のバツクアツプ材である。またサンルーフパネル
１、シール材５，６はそれぞれブラケツト９によ
つて支持されている。特にサンルーフパネル１は
図示されないヒンジを介してブラケツト９に連結
されており、該ヒンジを回動中心として上方にチ
ルト可能とされている。またシール材５，６、連
結部材７は支持部材１０によつて支持されてい
る。
サンルーフパネル１と、ルーフパネル４に設けら
れた窓孔の端縁２は第１のシール材５及び第２の
シール材６を介して係合されている。この第１の
シール材５と第２のシール材６とは連結部材７に
よつて連結され一体化されている。又図中８は第
１及び第２のシール材５，６に設けられた弾性質
のバツクアツプ材である。またサンルーフパネル
１、シール材５，６はそれぞれブラケツト９によ
つて支持されている。特にサンルーフパネル１は
図示されないヒンジを介してブラケツト９に連結
されており、該ヒンジを回動中心として上方にチ
ルト可能とされている。またシール材５，６、連
結部材７は支持部材１０によつて支持されてい
る。
このように構成された実施例においては、第１
のシール材５はもつばらサンルーフパネル１の自
由端縁１ａ下面と当接し、第２のシール材６は窓
孔端縁２の下面と当接するようになつている。
のシール材５はもつばらサンルーフパネル１の自
由端縁１ａ下面と当接し、第２のシール材６は窓
孔端縁２の下面と当接するようになつている。
第５図はこのように構成されたサンルーフがス
ライド時にあるものであり、第６図は同チルト時
のものを示す図である。第５図に示されるよう
に、スライド時においては、第２のシール材６と
窓孔端縁２の下面とが離れサンルーフが後方にス
ライドさぇる。この時サンルーフパネル１と第１
のシール材５は密着している。また第６図に示さ
れるようにサンルーフパネル１のチルト時には該
サンルーフパネル１の自由端縁１ａの下面が第１
のシール材５と離れる。この時第２のシール材６
と窓孔端縁２とは密着している。
ライド時にあるものであり、第６図は同チルト時
のものを示す図である。第５図に示されるよう
に、スライド時においては、第２のシール材６と
窓孔端縁２の下面とが離れサンルーフが後方にス
ライドさぇる。この時サンルーフパネル１と第１
のシール材５は密着している。また第６図に示さ
れるようにサンルーフパネル１のチルト時には該
サンルーフパネル１の自由端縁１ａの下面が第１
のシール材５と離れる。この時第２のシール材６
と窓孔端縁２とは密着している。
このようにチルト時及びスライド時の接離する
シール材がそれぞれ異なつているから、第４図〜
第６図に示されるようにサンルーフパネル１と第
１のシール材５との接触面積、及び窓孔端縁２と
第２のシール材６との接触面積をそれぞれ大きく
とることができ、水密性が向上される。
シール材がそれぞれ異なつているから、第４図〜
第６図に示されるようにサンルーフパネル１と第
１のシール材５との接触面積、及び窓孔端縁２と
第２のシール材６との接触面積をそれぞれ大きく
とることができ、水密性が向上される。
以上の通り本考案のサンルーフは開閉作動時に
当接個所が異なるように２箇所にシール材が設け
られているものであり、シール材の接触面積が大
きく水密性に著しく優れる。
当接個所が異なるように２箇所にシール材が設け
られているものであり、シール材の接触面積が大
きく水密性に著しく優れる。
第１図は従来のサンルーフの水密構造の説明
図、第２図及び第３図は第１図のサンルーフの作
動の説明図、第４図は本考案の実施例に係るサン
ルーフの構成を示す断面図、第５図及び第６図は
第４図のサンルーフの作動の説明図である。 １……サンルーフパネル、２……窓孔端縁、３
……ウエザストリツプ、４……ルーフパネル、５
……第１のシール材、６……第２のシール材、７
……連結部材、８……バツクアツプ材、９……ブ
ラケツト、１０……支持部材。
図、第２図及び第３図は第１図のサンルーフの作
動の説明図、第４図は本考案の実施例に係るサン
ルーフの構成を示す断面図、第５図及び第６図は
第４図のサンルーフの作動の説明図である。 １……サンルーフパネル、２……窓孔端縁、３
……ウエザストリツプ、４……ルーフパネル、５
……第１のシール材、６……第２のシール材、７
……連結部材、８……バツクアツプ材、９……ブ
ラケツト、１０……支持部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両ルーフ窓孔被蓋用のパネルと、該パネル
の一端縁とヒンジを介して連結され、該ヒンジ
によつて前記パネルを起伏可能に支持するブラ
ケツトとを備え、前記窓孔にスライド自在に嵌
挿されたサンルーフにおいて、前記ブラケツト
の他端縁上面に、前記パネル自由端縁下面に当
接する第１のシール材と前記窓孔端縁下面に当
接する第２のシール材とを設けたことを特徴と
するサンルーフ。 (2) 前記第１及び第２のシール材は、連結部材に
よつて連結されていることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第１項記載のサンルーフ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981159792U JPS5864510U (ja) | 1981-10-27 | 1981-10-27 | サンル−フ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981159792U JPS5864510U (ja) | 1981-10-27 | 1981-10-27 | サンル−フ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5864510U JPS5864510U (ja) | 1983-04-30 |
| JPS6135450Y2 true JPS6135450Y2 (ja) | 1986-10-15 |
Family
ID=29952237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981159792U Granted JPS5864510U (ja) | 1981-10-27 | 1981-10-27 | サンル−フ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5864510U (ja) |
-
1981
- 1981-10-27 JP JP1981159792U patent/JPS5864510U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5864510U (ja) | 1983-04-30 |
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