JPS6135378B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135378B2 JPS6135378B2 JP54098514A JP9851479A JPS6135378B2 JP S6135378 B2 JPS6135378 B2 JP S6135378B2 JP 54098514 A JP54098514 A JP 54098514A JP 9851479 A JP9851479 A JP 9851479A JP S6135378 B2 JPS6135378 B2 JP S6135378B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ignition timing
- engine
- ignition
- rotational
- cylinders
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 4
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/145—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
- F02P5/1455—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means by using a second control of the closed loop type
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエンジンのクランク軸1回転内の回転
変動を考慮して実際の点火時期が目標点火時期に
一致するように制御する点火時期フイードバツク
制御方法に関するものである。
変動を考慮して実際の点火時期が目標点火時期に
一致するように制御する点火時期フイードバツク
制御方法に関するものである。
従来電子式に点火時期制御を行なうものでは、
エンジン回転速度および他の点火時期制御に使用
する吸気圧、冷却水温度等の各種データを検出
し、これらのデータから目標点火時期(上死点前
のクランク軸の角度で表わす)を演算して、イグ
ナイタ、点火コイル、点火プラグよりなる点火回
路を駆動し点火時期の制御を行なつている。
エンジン回転速度および他の点火時期制御に使用
する吸気圧、冷却水温度等の各種データを検出
し、これらのデータから目標点火時期(上死点前
のクランク軸の角度で表わす)を演算して、イグ
ナイタ、点火コイル、点火プラグよりなる点火回
路を駆動し点火時期の制御を行なつている。
上記構成において点火時期の演算に使用する回
転速度と実際に点火指令を出力したときの回転速
度が等しければ、演算した目標点火時期と実際に
点火した実点火時期とは等しくなる。しかしなが
ら、実際のエンジンはクランク軸1回転の間に圧
縮と爆発をくり返しているため、定常状態でエン
ジンが回転していても回転速度は大きく変化して
おり、たとえば1000r.p.m高負荷時には±10%程
度の回転変動がある。しかもその回転変動は各気
筒毎に全て異つている場合、気筒グループ毎で異
なつている場合、また全気筒類似した回転変動を
〓〓〓〓
伴なう場合があり、たとえば第1図に示すような
回転変動を伴なう4気筒エンジンで上死点
(TDC)と上死点後(ATDC)60゜の間θ1で回
転速度等を測定し、ATDC60゜とATDC120°の
間θ2で目標点火時期を演算し、ATDC120゜と
下死点(BCD)の間θ3で点火出力をする(F1
点で点火)場合には、測定した回転速度が点火す
るときの回転速度より低いため時間予測で出力し
た実際の点火時期は目標点火時期より遅れる。一
方、BCDとATDC240゜の間θ4で回転速度等を
測定し、ATDC240゜とATDC300゜の間θ5で目
標点火時期を演算し、ATDC300゜とTDCの間θ
6で点火出力をする(F2点で点火)場合には逆
に実際の点火時期が目標点火時期より進む。従つ
て定常状態でも気筒毎に点火時期が違い、前記の
条件(1000r.p.m高負荷時)では4゜〜6゜の差
がある。またエンジンの急加速、急減速時のよう
にエンジン回転速度が急激に変化するような場合
にも目標点火時期と実際の点火時期とがずれてし
まう。このような不具合のため各気筒のそれぞれ
の燃焼によつて得られるべき最大のトルクが得ら
れず、また排気ガス中の有害成分が増えるという
問題点がある。
転速度と実際に点火指令を出力したときの回転速
度が等しければ、演算した目標点火時期と実際に
点火した実点火時期とは等しくなる。しかしなが
ら、実際のエンジンはクランク軸1回転の間に圧
縮と爆発をくり返しているため、定常状態でエン
ジンが回転していても回転速度は大きく変化して
おり、たとえば1000r.p.m高負荷時には±10%程
度の回転変動がある。しかもその回転変動は各気
筒毎に全て異つている場合、気筒グループ毎で異
なつている場合、また全気筒類似した回転変動を
〓〓〓〓
伴なう場合があり、たとえば第1図に示すような
回転変動を伴なう4気筒エンジンで上死点
(TDC)と上死点後(ATDC)60゜の間θ1で回
転速度等を測定し、ATDC60゜とATDC120°の
間θ2で目標点火時期を演算し、ATDC120゜と
下死点(BCD)の間θ3で点火出力をする(F1
点で点火)場合には、測定した回転速度が点火す
るときの回転速度より低いため時間予測で出力し
た実際の点火時期は目標点火時期より遅れる。一
方、BCDとATDC240゜の間θ4で回転速度等を
測定し、ATDC240゜とATDC300゜の間θ5で目
標点火時期を演算し、ATDC300゜とTDCの間θ
6で点火出力をする(F2点で点火)場合には逆
に実際の点火時期が目標点火時期より進む。従つ
て定常状態でも気筒毎に点火時期が違い、前記の
条件(1000r.p.m高負荷時)では4゜〜6゜の差
がある。またエンジンの急加速、急減速時のよう
にエンジン回転速度が急激に変化するような場合
にも目標点火時期と実際の点火時期とがずれてし
まう。このような不具合のため各気筒のそれぞれ
の燃焼によつて得られるべき最大のトルクが得ら
れず、また排気ガス中の有害成分が増えるという
問題点がある。
本発明は上記の問題点を解決するためになさ
れ、エンジンの回転速度および吸気圧、冷却水温
等の運転状態を表わす要素より定まる目標点火時
期にクランク軸1回転内の回転変動を補正する回
転変動補正角を加えて補正点火時期を求め、この
補正点火時期にて点火を行なうことにより、目標
点火時期と実際の点火時期とを一致させ常に最良
のトルクが得られ、排気ガス浄化も容易に行なう
ことができる点火時期フイードバツク制御方法の
提供を目的とする。
れ、エンジンの回転速度および吸気圧、冷却水温
等の運転状態を表わす要素より定まる目標点火時
期にクランク軸1回転内の回転変動を補正する回
転変動補正角を加えて補正点火時期を求め、この
補正点火時期にて点火を行なうことにより、目標
点火時期と実際の点火時期とを一致させ常に最良
のトルクが得られ、排気ガス浄化も容易に行なう
ことができる点火時期フイードバツク制御方法の
提供を目的とする。
以下本発明を図に示す実施例により説明する。
第2図は本発明になる方法を実施する装置の構成
図であり、1aはエンジンの回転速度(回転角)
を検出する回転センサであり、1b乃至1fはエ
ンジンの運転状態を表わす要素の吸気圧、冷却水
温、吸気温、加減速、EGR率をそれぞれ検出す
るセンサである。2はマイクロコンピユータを備
てた演算回路であり回転センサ1aおよび各種セ
ンサ1b乃至1fからの信号を入力し、予め定め
られたプログラムにて目標点火時期とそれに回転
変動補正角を加えた補正点火時期を演算し、点火
指令をイグナイタ3に出力する。イグナイタ3は
演算回路2の点火指令を電力増幅して点火コイル
4をON,OFFし点火プラグ5をスパークさせる
ものである。なお、本実施例では第1図に示した
ような回転変動を伴う4気筒エンジンの点火時期
を制御しており、類似した回転変動を伴う1,4
気筒を第1グループ、2,3気筒を第2グループ
としこのグループ毎に回転変動補正角の計算をす
る。またこの場合の点火順序は1→3→4→2気
筒である。
第2図は本発明になる方法を実施する装置の構成
図であり、1aはエンジンの回転速度(回転角)
を検出する回転センサであり、1b乃至1fはエ
ンジンの運転状態を表わす要素の吸気圧、冷却水
温、吸気温、加減速、EGR率をそれぞれ検出す
るセンサである。2はマイクロコンピユータを備
てた演算回路であり回転センサ1aおよび各種セ
ンサ1b乃至1fからの信号を入力し、予め定め
られたプログラムにて目標点火時期とそれに回転
変動補正角を加えた補正点火時期を演算し、点火
指令をイグナイタ3に出力する。イグナイタ3は
演算回路2の点火指令を電力増幅して点火コイル
4をON,OFFし点火プラグ5をスパークさせる
ものである。なお、本実施例では第1図に示した
ような回転変動を伴う4気筒エンジンの点火時期
を制御しており、類似した回転変動を伴う1,4
気筒を第1グループ、2,3気筒を第2グループ
としこのグループ毎に回転変動補正角の計算をす
る。またこの場合の点火順序は1→3→4→2気
筒である。
第3図は演算回路2にて処理する信号の流れを
示した説明図で、回転センサ1aよりの信号20
1および各種センサ1b乃至1fよりの信号20
2を受け今回の目標点火時期θP0を計算し信号2
03を得る。この図でZ-1はそれぞれ1点火前の
信号の記憶値であり、204は1点火前、205
は2点火前の目標点火時期θP1,θP2を表わす信
号である。また206,207はそれぞれ1点火
前および2点火前の実際の点火時期θR1,θR2を
表わす信号で、208は前記2点火前の目標点火
時期θP2と実際の点火時期θR2との差(θP2−θ
R2)を表わす信号である。209はこの差を表わ
す信号208が補正計算された信号で、信号20
8の関数(本実施例では1/2倍したもの)になつ
ている。210,211,212はそれぞれ今
回、1点火前、2点火前の回転変動補正角θH0,
θH1,θH2を表わす信号で、今回の回転変動補正
角θH0を表わす信号210は2点火前(つまり
クランク軸1回転につき類似した回転変動を伴う
気筒における1点火前)の目標点火時期θP2と実
際の目標点火時期θR2との差を表わす信号209
を1/2倍した信号に、同じく2点火前の回転変動
補正角θH2を表わす信号212を加えたものであ
る。213は目標点火時期θP0および回転変動補
正角θH0を表わす信号の和である補正点火時期θ
T0を示す信号で、この信号213より点火する時
点T0を予測計算し信号214を出力する。
示した説明図で、回転センサ1aよりの信号20
1および各種センサ1b乃至1fよりの信号20
2を受け今回の目標点火時期θP0を計算し信号2
03を得る。この図でZ-1はそれぞれ1点火前の
信号の記憶値であり、204は1点火前、205
は2点火前の目標点火時期θP1,θP2を表わす信
号である。また206,207はそれぞれ1点火
前および2点火前の実際の点火時期θR1,θR2を
表わす信号で、208は前記2点火前の目標点火
時期θP2と実際の点火時期θR2との差(θP2−θ
R2)を表わす信号である。209はこの差を表わ
す信号208が補正計算された信号で、信号20
8の関数(本実施例では1/2倍したもの)になつ
ている。210,211,212はそれぞれ今
回、1点火前、2点火前の回転変動補正角θH0,
θH1,θH2を表わす信号で、今回の回転変動補正
角θH0を表わす信号210は2点火前(つまり
クランク軸1回転につき類似した回転変動を伴う
気筒における1点火前)の目標点火時期θP2と実
際の目標点火時期θR2との差を表わす信号209
を1/2倍した信号に、同じく2点火前の回転変動
補正角θH2を表わす信号212を加えたものであ
る。213は目標点火時期θP0および回転変動補
正角θH0を表わす信号の和である補正点火時期θ
T0を示す信号で、この信号213より点火する時
点T0を予測計算し信号214を出力する。
第4図は演算回路2における処理手順を示すフ
ローチヤートであり、まずステツプ10にて回転
センサ1aより回転速度信号および吸気圧センサ
1b、水温センサ1c、吸気温センサ1d、加減
速センサ1e、EGRセンサ1fよりそれぞれ信
号を入力する。ステツプ11ではこれらの製御信
号を受けて今回の目標点火時期θP0を求める。こ
〓〓〓〓
の値θP0は回転速度信号と吸気圧信号とに応じ
て、予めマツプ化してROM(Read Only
Memory)に記憶されている基本値を選択し、そ
れに冷却水温補正、吸気温補正、加減速補正、
EGR率補正を行なつて決定される。ステツプ1
2では目標点火時期θP0に今回の回転変動補正角
θH0が加えられて補正点火時期θT0=θP0+θH0
が計算される。ステツプ13ではこの補正点火時
期θT0と回転速度信号とから点火時点T0が予測
される。たとえばこの点火時点T0をBTDC60のク
ランク角度からスタートするときはT0=T60(60
−θT0)と表わされる(ここでT60はクランク軸
が60゜回転するのに要した時間である)。また
T60はエンジンの1分間の回転速度をNeとすると
T60=(60/Ne)・(60/360)=10/Ne
(sec)で表わされ、T0 =(10/Ne)・(60−θT0)となる。演算回路2は BTDC60゜の信号を入力するとその時点t0を記憶
し、その時点からT0経過した後、ステツプ14
にて点火指令を出力しその時点t1を記憶する。そ
の後TDCの信号の到来を待つてその時点t2を記憶
する。ステツプ15では前記時点t0,t1,t2から
実際の点火時期θR1を計算し記憶する。この計算
式はθR1=60・(t2−t1)/(t2−t0)で表わされ
る。第5図aはこの場合の回転センサ1aよりの
信号を表わし、第5図bは演算回路2の出力を示
し時点t1で点火を行なう。次のステツプ16では
2点火前の目標点火時期θP2と実点火時期θR2と
の差θdif=θP2−θR2を計算し、この値の1/2と
2点火前の回転変動補正角θH2とから回転変動補
正角θH0を計算し記憶する。つまりθH0=θH2+
1/2〓difとなる。
ローチヤートであり、まずステツプ10にて回転
センサ1aより回転速度信号および吸気圧センサ
1b、水温センサ1c、吸気温センサ1d、加減
速センサ1e、EGRセンサ1fよりそれぞれ信
号を入力する。ステツプ11ではこれらの製御信
号を受けて今回の目標点火時期θP0を求める。こ
〓〓〓〓
の値θP0は回転速度信号と吸気圧信号とに応じ
て、予めマツプ化してROM(Read Only
Memory)に記憶されている基本値を選択し、そ
れに冷却水温補正、吸気温補正、加減速補正、
EGR率補正を行なつて決定される。ステツプ1
2では目標点火時期θP0に今回の回転変動補正角
θH0が加えられて補正点火時期θT0=θP0+θH0
が計算される。ステツプ13ではこの補正点火時
期θT0と回転速度信号とから点火時点T0が予測
される。たとえばこの点火時点T0をBTDC60のク
ランク角度からスタートするときはT0=T60(60
−θT0)と表わされる(ここでT60はクランク軸
が60゜回転するのに要した時間である)。また
T60はエンジンの1分間の回転速度をNeとすると
T60=(60/Ne)・(60/360)=10/Ne
(sec)で表わされ、T0 =(10/Ne)・(60−θT0)となる。演算回路2は BTDC60゜の信号を入力するとその時点t0を記憶
し、その時点からT0経過した後、ステツプ14
にて点火指令を出力しその時点t1を記憶する。そ
の後TDCの信号の到来を待つてその時点t2を記憶
する。ステツプ15では前記時点t0,t1,t2から
実際の点火時期θR1を計算し記憶する。この計算
式はθR1=60・(t2−t1)/(t2−t0)で表わされ
る。第5図aはこの場合の回転センサ1aよりの
信号を表わし、第5図bは演算回路2の出力を示
し時点t1で点火を行なう。次のステツプ16では
2点火前の目標点火時期θP2と実点火時期θR2と
の差θdif=θP2−θR2を計算し、この値の1/2と
2点火前の回転変動補正角θH2とから回転変動補
正角θH0を計算し記憶する。つまりθH0=θH2+
1/2〓difとなる。
ところで、上記実施例では4気筒エンジンにお
いてグループ毎に類似した回転変動を伴なつてい
たため2点火前の目標点火時期と実際の点火時期
との差および2点火前の回転変動補正角で今回の
回転変動補正角を求めていたが、各気筒がすべて
異なつた回転変動を伴なうときは気筒数の数だけ
前(たとえば4気筒エンジンなら4回前)の各値
を用いて今回の回転変動補正角を求める。また、
第6図に示すように全気筒が類似した回転変動を
伴なうときは一点火前の各値を用いて今回の回転
変動補正角を求める。
いてグループ毎に類似した回転変動を伴なつてい
たため2点火前の目標点火時期と実際の点火時期
との差および2点火前の回転変動補正角で今回の
回転変動補正角を求めていたが、各気筒がすべて
異なつた回転変動を伴なうときは気筒数の数だけ
前(たとえば4気筒エンジンなら4回前)の各値
を用いて今回の回転変動補正角を求める。また、
第6図に示すように全気筒が類似した回転変動を
伴なうときは一点火前の各値を用いて今回の回転
変動補正角を求める。
以上詳細に説明したように本発明は、エンジン
の回転速度および他の運転状態を表わす要素より
定まる目標点火時期にクランク軸1回転内の回転
変動を補正する回転変動補正角を加え補正点火時
期を求め、この補正点火時期にて点火を行なつて
いるので、目標点火時期と実際の点火時期とが一
致し常に最良のトルクが得られ、容易に排気ガス
の浄化を行なうことができるという優れた効果が
ある。
の回転速度および他の運転状態を表わす要素より
定まる目標点火時期にクランク軸1回転内の回転
変動を補正する回転変動補正角を加え補正点火時
期を求め、この補正点火時期にて点火を行なつて
いるので、目標点火時期と実際の点火時期とが一
致し常に最良のトルクが得られ、容易に排気ガス
の浄化を行なうことができるという優れた効果が
ある。
第1図はエンジンの気筒毎の回転変動を示す特
性図、第2図は本発明になる方法を実施する装置
の一実施例を示す構成図、第3図は第1図中の演
算回路の信号の流れを示した説明図、第4図は演
算回路における演算処理手段を示すフローチヤー
ト、第5図a,bはそれぞれ回転センサよりの信
号、演算回路よりの出力信号を示す信号波形図、
第6図は全気筒が類似した回転変動を伴なうとき
の回転変動を示す特性図である。 1a…回転センサ、1b,1c,1d,1e,
1f…それぞれ吸気圧センサ、水温センサ、吸気
温センサ、加減速センサ、EGRセンサ、2…演
算回路、3…イグナイタ、4…点火コイル、5…
点火プラグ。 〓〓〓〓
性図、第2図は本発明になる方法を実施する装置
の一実施例を示す構成図、第3図は第1図中の演
算回路の信号の流れを示した説明図、第4図は演
算回路における演算処理手段を示すフローチヤー
ト、第5図a,bはそれぞれ回転センサよりの信
号、演算回路よりの出力信号を示す信号波形図、
第6図は全気筒が類似した回転変動を伴なうとき
の回転変動を示す特性図である。 1a…回転センサ、1b,1c,1d,1e,
1f…それぞれ吸気圧センサ、水温センサ、吸気
温センサ、加減速センサ、EGRセンサ、2…演
算回路、3…イグナイタ、4…点火コイル、5…
点火プラグ。 〓〓〓〓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンの回転速度および他の点火時期の決
定に必要な前記エンジンの運転状態を表わす要素
を検出し、この回転速度および運転状態を表わす
要素から目標点火時期を演算すると共にこの目標
点火時期に前記エンジンのクランク軸1回転内の
回転変動を補正する回転変動補正角を加えて補正
点火時期を演算し、この補正点火時期を受けて前
記エンジンの点火を行なう点火時期フイードバツ
ク制御方法であつて、前記回転変動補正角は前記
エンジンのクランク軸1回転につき類似した回転
変動を伴う気筒における1点火前の前記補正点火
時期の演算に用いた前記回転変動補正角の値に、
前記1点火前の目標点火時期と実際の点火時期と
の差の関数である値を加えたものであることを特
徴とする点火時期フイードバツク制御方法。 2 前記類似した回転変動を伴う気筒は、前記エ
ンジンの全気筒が全て異つた前記回転変動を伴う
場合は同一の気筒であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の点火時期フイードバツク制
御方法。 3 前記類似した回転変動を伴う気筒は、前記エ
ンジンが気筒グループ毎に類似した前記回転変動
を伴なう場合は同一の気筒グループ内の気筒であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
点火時期フイードバツク制御方法。 4 前記類似した回転変動を伴なう気筒は、前記
エンジンの全気筒が全て類似した前記回転変動を
伴なう場合は1点火前に点火を行なつた気筒であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
点火時期フイードバツク制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9851479A JPS5623565A (en) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | Method for feedback control of ignition time |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9851479A JPS5623565A (en) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | Method for feedback control of ignition time |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5623565A JPS5623565A (en) | 1981-03-05 |
JPS6135378B2 true JPS6135378B2 (ja) | 1986-08-13 |
Family
ID=14221750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9851479A Granted JPS5623565A (en) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | Method for feedback control of ignition time |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5623565A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2777613B2 (ja) * | 1992-08-28 | 1998-07-23 | レオン自動機株式会社 | パン類の短時間焼成方法 |
JPH06294371A (ja) * | 1993-04-12 | 1994-10-21 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関点火装置 |
JPH09271314A (ja) * | 1996-04-03 | 1997-10-21 | Ajinomoto Co Inc | ベーカリー製品の製造法 |
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-
1979
- 1979-07-31 JP JP9851479A patent/JPS5623565A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5623565A (en) | 1981-03-05 |
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