JPS6135087Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6135087Y2
JPS6135087Y2 JP16452981U JP16452981U JPS6135087Y2 JP S6135087 Y2 JPS6135087 Y2 JP S6135087Y2 JP 16452981 U JP16452981 U JP 16452981U JP 16452981 U JP16452981 U JP 16452981U JP S6135087 Y2 JPS6135087 Y2 JP S6135087Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
frame
seat
diameter
crushing
Prior art date
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Application number
JP16452981U
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English (en)
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JPS5870166U (ja
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Publication date
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、リクライニングシート等のシート
バツクフレーム構造に係り、殊に鋼管フレームの
シートバツクフレームにおいて、各部の応力に応
じてバランスの取れた設計により所定の強度を保
持し、かつ軽量に製造されたシートのパイプフレ
ーム構造に関するものである。
従来、この種の鋼管フレームにおけるシートの
パイプフレーム構造は、第1図に示す如く、パイ
プによりシートのバツクフレーム形状に曲げ加工
したメインフレーム1と、ロアフレーム2で構成
されている。
上記メインフレーム1のリクライニング装置取
付側である一側端には、インサートパイプ3を挿
入して、端面に潰し加工3aを形成した後穿孔
し、ウエルドナツト等をスポツト溶接するととも
に、他側端のヒンジ側には潰し加工1aを形成し
た後穿孔し、その後両側の潰し加工3a,1a間
にロアフレーム2をセツトして全周溶接した構造
のもの、又は第2図に示す如く、パイプの曲げ加
工により、シートのバツクフレーム形状に成形さ
れたフレーム4を下側中央部でフラツシユパツト
等により溶接し、その後両側部下方にそれぞれ別
体のブラケツト5及び6を溶着した構造のものが
一般的であつた。
しかしながら、上記いずれの構造も、ヒンジ側
とリクライニング装置取付側が同一径のパイプで
取りまわされているために、ヒンジ側の剛性が必
要以上に高くなり、しかも捩り力も働らかないア
ツパー部も同一径パイプを使用しているなど、最
も剛性が必要である部分のパイプ径にて全体が構
成されることになり、過剰品質となり、重量も増
し、バランスのとれた設計とはいえないものであ
つた。
この考案は、上述した従来構造の欠点を改善す
るためになされたものであり、特に鋼管フレーム
のシートバツクフレームにおいて、シート各部の
剛性の必要程度に応じてパイプ径の異なるフレー
ムにより、所定の強度を保持し、軽量で安価に製
造できるシートのバツクフレーム構造を提供する
ものである。
以下、この考案による実施例を第3図イ,ロ,
ハないし第7図にもとづいて詳細に説明する。
図において、シートバツクフレームのリクライ
ニング装置取付側及びロア側には捩り剛性の高い
ものが必要であるから、パイプ径の太いパイプ1
0を曲げ加工して使用し、アツパー側及びヒンジ
側は、捩り剛性が低く、パイプ径の小さいパイプ
11を曲げ加工して使用される。上記パイプ10
と11とは捩りが発生しないアツパー部で潰し加
工により接続される。すなわち、上記パイプ10
と11との接続は第5図イに示す如く、大径のパ
イプ10に小径のパイプ11を挿入して溶接する
か、第5図ロ,ハに示す如く、潰し加工するか、
或いはコーナー部での同時曲げ加工によつて固定
される。
また、上記パイプフレームのアツパー部にヘツ
ドレストサポート用の取付孔13を形成するため
の潰し加工12は、第6図イ,ロに示す如く、両
端をコの字状に曲げるか、或いは両端部に中空部
を残したパイプ潰しにし、荷重負荷時の変形を防
止するようになつている。
さらに、上記パイプ10のロア側端部は、第7
図イ,ロに示す如く、パイプ11の下方側を成形
した潰し加工11aの面に突き当て、全周溶接に
より固着される。
このとき、パイプ11の未完全潰し加工部11
a部がロアパイプ上端より下方に位置するように
設定される。
上記パイプフレームの両パイプ10,11間に
はバツクパネル14が固着されており、このバツ
クパネル14の両端部は、第3図ハに示す如く、
パイプ10及び11の径の違いによる左右形の違
いをなくすために、大径のパイプ10側に合わせ
た湾曲14aを有し、小径のパイプ11とバツク
パネル14とは接点部にて溶接される。
図中15は、リクライニング装置等の取付用ブ
ラケツトである。
第4図イ,ロ,ハは、この考案による他の実施
例であり、大径のパイプ20と小径のパイプ21
を剛性が低くてよいアツパー部で潰し加工22に
より接続されるものであり、潰し加工部22は、
ヘツドレストブラケツト23,24の左右形状を
合わせるため、第4図ロ,ハに示す如く、パイプ
20及び21が潰されて抜け止け防止の役目を有
して接続される。
以上詳細に説明したように、この考案によるシ
ートのパイプフレーム構造は、リクライニング装
置取付側、及びロア側の剛性を必要とする部分
と、ヒンジ側及びアツパー側の比較的剛性を必要
としない部分とで、それぞれ使用するパイプの径
が異なり、剛性を必要とする側の大径パイプに小
径パイプをアツパー側で挿入して潰し加工により
抜け止めを防止した接続であり、シートバツクフ
レームの構造が簡単になり、従来のアンバランス
な応力分布をよりバランスのとれた状態に設計で
きるものである。
従つて、過剰品質を避けて、重量軽減を図るこ
とができるとともに、所定の強度を保持したシー
トバツクフレームを安価で容易に製造することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第2図は従来の実施例を示すシー
トのパイプフレーム構造を示す正面図、第3図イ
はこの考案による一実施例を示すパイプフレーム
の正面図、第3図ロは第3図イの上面図、第3図
ハは第3図イのA−A線断面図、第4図イはこの
考案による他の実施例を示す正面図、第4図ロ,
ハは第4図イのB−B線断面図及びC−C線断面
図、第5図イ,ロ,ハはこの考案による接続部の
形状を示す説明図、第6図イ,ロは、この考案に
よるパイプフレームのアツパー部における実施例
を示す断面図、第7図イ,ロはこの考案によるパ
イプフレームのロアー部の接続部を示す斜視図で
ある。 10……大径のパイプ、11……小径のパイ
プ、12……潰し加工、13……取付孔、14…
…バツクパネル、15……ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートのパイプフレームにおいて、フレームの
    リクライニング装置取付側及びロアー側に捩り剛
    性の高い大径のパイプを使用し、フレームのヒン
    ジ側及びアツパー側には小径のパイプを使用し、
    上記大径のパイプと小径のパイプをアツパー側で
    挿入した後潰し加工により接続し、ロアー部はヒ
    ンジ側下方の潰し加工部における未完全潰し部が
    ロアーパイプ上端より下方に位置するよう設定し
    て溶着してなることを特徴とするシートのパイプ
    フレーム構造。
JP16452981U 1981-11-04 1981-11-04 シ−トのパイプフレ−ム構造 Granted JPS5870166U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16452981U JPS5870166U (ja) 1981-11-04 1981-11-04 シ−トのパイプフレ−ム構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16452981U JPS5870166U (ja) 1981-11-04 1981-11-04 シ−トのパイプフレ−ム構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5870166U JPS5870166U (ja) 1983-05-12
JPS6135087Y2 true JPS6135087Y2 (ja) 1986-10-13

Family

ID=29956771

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16452981U Granted JPS5870166U (ja) 1981-11-04 1981-11-04 シ−トのパイプフレ−ム構造

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Publication number Publication date
JPS5870166U (ja) 1983-05-12

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