JPH05199925A - 家具・寝台用構成骨体 - Google Patents

家具・寝台用構成骨体

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JPH05199925A
JPH05199925A JP1362492A JP1362492A JPH05199925A JP H05199925 A JPH05199925 A JP H05199925A JP 1362492 A JP1362492 A JP 1362492A JP 1362492 A JP1362492 A JP 1362492A JP H05199925 A JPH05199925 A JP H05199925A
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JP
Japan
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frame
furniture
bed
seat base
base frame
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Pending
Application number
JP1362492A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Nishizawa
清 西澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHUBU SOGYO KK
Original Assignee
CHUBU SOGYO KK
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Publication date
Application filed by CHUBU SOGYO KK filed Critical CHUBU SOGYO KK
Priority to JP1362492A priority Critical patent/JPH05199925A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】骨組み作業が簡単でかつ迅速に行なえて、しか
も、座高さの変化に関係なく垂直枠を取り付けることが
できる家具・寝台用構成骨体を提供する。 【構成】座体基枠1における後部両側に、一対の支持杆
2,2を上方へ突設させて、この支持杆2,2へ垂直枠
3を固着する。 【効果】製作上の部品点数を可及的に減少することがで
きるので、製造工程が少なくて作業性が向上すると共
に、低コストにより製作することができ、背もたれおよ
び肘掛けを支承させる部材が、座体基枠と一体的に成形
されているのでその取り付けが簡単に行なえて、しか
も、背もたれとしての強度が十分得られて安全性が高
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具業界等において簡
便かつ安価に製作し得る家具・寝台用構成骨体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、市場提供されている家具・寝台、
例えば、簡易タイプのソファーにおける骨組みは、図11
に示すようなものが知られている。
【0003】このものは、金属製丸パイプ等の構成材に
より方形状の底枠体20と座枠体21を形成し、これら20,
21を丸パイプ等の継杆22により連結して箱状の本体23を
形成すると共に、この本体23の裏側に、前記底枠体20と
座枠体21とに跨がる一対の背もたれ枠取付金具24をビス
25等により固着し、この取付金具24へ、所定の背もたれ
形状を有する背もたれ枠26の下部を挿嵌して両者を一体
化させていたものである。
【0004】しかしながら、前記した骨組みにおける背
もたれ枠26の取り付けにあっては、取付金具24がビス25
止めであるため、主体23への孔あけやねじ立てあるいは
ねじ付けと、作業工程が多くて非効率的であると共に、
この背もたれ枠26の取付金具24を前記底枠体20と座枠体
21との二箇所に亘って取り付けないと、背もたれ枠支持
としての十分な強度が得られないので、本体23の座高さ
が変わるごとその高さに見合う前記取付金具24を用意し
なければならず、当然その高さ寸法にも低限がある。し
たがって、部品点数が多くなって不経済となるばかり
か、コストダウンも計れない。
【0005】特に、前記本体23において座枠体21のみの
低座高の場合は、前記取付金具24の固着部がないので支
承させることができず、したがって、背もたれ付きのソ
ファーを提供することができない。等の様々な問題点を
有するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した問題
点を解決するためになされたもので、座体基枠における
外周側に支持杆を上方へ突設させて、この支持杆へ背も
たれ枠や肘掛け枠等の垂直枠を固着することにより、骨
組み作業が簡単でかつ迅速に行なえて、しかも、座高さ
の変化に関係なく垂直枠を取り付けることができる家具
・寝台用構成骨体を安価に提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、前後一対の横杆と左右一対の縦
杆とからなる方形状の座体基枠と、該座体基枠における
外周側において上方へ突設させた支持杆と、この支持杆
へ固着した垂直枠と、を備えさせた家具・寝台用構成骨
体の構成にある。
【0008】また、前記した垂直枠は、前記座体基枠の
後部あるいは一側または両側において、前記支持杆へ固
着した背もたれ枠と肘掛け枠である、家具・寝台用構成
骨体の構成にある。
【0009】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。前後一対の横杆と左右一対の縦杆とを方
形状に枠組みして座体基枠を形成し、この座体基枠にお
ける後部あるいは一側または両側において、その上方へ
突設させた支持杆へ背もたれ枠あるいは肘掛け枠等の垂
直枠を挿嵌すると、家具・寝台用の構成骨体が構成され
る。
【0010】この垂直枠は、前記支持杆に支承されるた
め該垂直枠に掛かる前後方向あるいは左右方向への荷重
に対して十分な支持力を発揮する。
【0011】
【実施例】次に、本発明に関する家具・寝台用構成骨体
の実施の一例を図面に基づいて説明する。
【0012】図1,図2および図4においてAは第一実
施例の家具・寝台用構成骨体を示すもので、例えば、安
価に製作される簡易形ソファーの骨組みとして利用され
るもので、方形状の座体基枠1と、一対の支持杆2,2
と、垂直枠3とにより基本的に構成されるものであっ
て、該骨組みに使用される材料は、必要に応じて、表面
にメラミン焼き付けや塗装等を施されて、所定強度を有
する金属製の中空丸パイプを採用する。
【0013】そして、前記した方形状の座体基枠1は、
所定長さに形成した前後一対の横杆4,4と、該横杆
4,4より短尺の左右一対の縦杆5,5とを溶接等によ
り連結して横長の方形状に形成してある。
【0014】前記した一対の支持杆2,2は、前記座体
基枠1における後部両側において上方へ突設させて垂直
枠3を連結するもので、図7(a)に示すように、前記座体
基枠1における縦杆5,5の端部を延長させて、上方へ
湾曲させるように設けるか、図7(b)に示すように、後側
の横杆4と前記一対の縦杆5,5との交点において、こ
れら横,縦杆4,5と同効質の材料により所定長さに形
成したものを溶接等により固着するかしてあって、この
支持杆2,2の立設する角度は、図7(a)および図7(b)に
示すように垂直か、あるいは、図7(c)に示すように所定
角度により後傾斜に設けるものである。
【0015】なお、前記した支持杆2,2は、図7(a)に
示すように、縦杆5,5の端部を延長させて設けた場合
は、該部分の湾曲加工により形成されるのでその作業性
が向上すると共に、強度も十分に得られる利点を有する
ものであり、また、この支持杆2,2は、後記する角度
調整手段cを利用する場合もある。
【0016】前記した垂直枠3は、前記座体基枠1の外
周側へ立設させて、使用にあって、身体等を支承させる
もので、例えば、ソファー等にあっては、背もたれ枠3a
や肘掛け枠3bに、更に、図示してないが、ベッド等にあ
っては前後枠や側枠等に採用される。
【0017】そして、背もたれ枠3aは、前記支持杆2,
2へ挿嵌してソファーにおける背もたれを形成するもの
で、水平杆6と該水平杆6の両端において延長させ、下
方へ湾曲させた所定長さの一対の垂下杆7,7とにより
構成されている。
【0018】また、前記した肘掛け枠3bは、前記支持杆
2,2へ挿嵌してソファーにおける肘掛けを形成するも
ので、図1および図2に示すように、前記座体基枠1の
一側または両側に設けるものであって、水平杆8と該水
平杆8の両端において延長させ、下方へ湾曲させた所定
長さの一対の垂下杆9,9とにより構成されているもの
である。
【0019】そして、これら垂直枠における背もたれ枠
3aおよび肘掛け枠3bの取り付けにあっては、図2,図7
(a),(b),図9に示すように、支持杆2,2の外周へ垂
下杆7,9の内孔7aを嵌め込むか、図7(c)に示すよう
に、支持杆2,2の内孔2aへ垂下杆7,9の外周を挿入
するもので、この場合は、垂下杆7,9における挿入部
はこの杆径太さより細径として、支持杆2,2へ挿入し
たとき該水平杆6,8との外径が概略一致することが好
ましい。
【0020】なお、前記した肘掛け枠3bは、前記した骨
組みと同様な金属製の中空丸パイプを用いてコの字状に
形成してあって、図4,図8に示すように、起伏式とす
ることもできるもので、その両端部と前記座体基枠1に
おる横杆4,4の端部とを、慣用されているギヤー式の
角度調整手段cにより段階的、例えば、6段階によりそ
の固定姿勢が可変となるように構成されている。
【0021】図8,図9においてAは第二実施例の家具
・寝台用構成骨体を示すもので、前記した第一実施例の
家具・寝台用構成骨体Aの下側に、方形状の底部枠体10
を連結して所定の座高さをもたせたものであって、方形
状の座体基枠1と、一対の支持杆2,2と、垂直枠3
と、底部枠体10とにより基本的に構成される。
【0022】なお、前記した方形状の座体基枠1と、一
対の支持杆2,2と、垂直枠3とは前記した第一実施例
の家具・寝台用構成骨体Aと同一な構成が採用されるも
のであるから詳細な説明は省略する。
【0023】そして、前記した底部枠体10は、前記した
骨組みと同様な金属製の中空丸パイプを用いて横長の方
形状で、前記座体基枠1とほぼ同径に形成してあって、
金属製角または丸パイプ等の脚部材11により、前記座体
基枠1の底部とを複数箇所において溶接等により固着し
てある。
【0024】図3および図10において12は、前記した家
具・寝台用構成骨体Aに外装した被覆体で、所定厚さの
布または合成皮革等により成形してあって、ウレタンフ
ォーム等の弾性材13を内蔵して使用時のクッション性を
もたせた外周に被着してあるもので、図3に示すよう
に、構成骨体Aの必要部のみを被覆するか、あるいは、
図10に示すように、構成骨体Aの全体を包囲するもので
ある。
【0025】なお、前記した弾性材13の支持性を高める
ために、図8に示すように、慣用のPPバンド14をそれ
ぞれの枠1,3等に掛け渡すこともある。
【0026】
【発明の効果】前述したように本発明の家具・寝台用構
成骨体は、前後一対の横杆と左右一対の縦杆とからなる
方形状の座体基枠と、該座体基枠における後部あるいは
左右両側において上方へ突設させた一対の支持杆と、こ
の支持杆へ固着した垂直枠とからなることにより、製作
上の部品点数を可及的に減少および省略することができ
るので、製造工程が少なくて作業性が向上すると共に、
低コストにより製作することができる。
【0027】特に、背もたれを支承させる部材が、座体
基枠と一体的に成形されているのでその取り付けが座高
さの変化に関係なく簡単に行なえて、しかも、背もたれ
としての強度が十分得られて安全性が高いと共に、背も
たれ枠や肘掛け枠角度の任意な設定が可能となるもので
ある。等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する家具・寝台用構成骨体の第一実
施例を示す全体の概要の分解した状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1における組み立てた状態を示す側面図であ
る。
【図3】図2において被覆体を装着した状態を示す正面
図である。
【図4】図1において角度調整手段を用いた例を示す全
体の概要の分解した状態を示す斜視図である。
【図5】図4における組み立てた状態を示す側面図であ
る。
【図6】図5における正面図である。
【図7】図1における支持杆部を拡大して示す説明図
で、(a) は縦杆と一体式を、(b)は座体基枠へ溶着した
状態を、(c) は垂直枠との挿嵌の他の例を示す。
【図8】本発明に関する家具・寝台用構成骨体の第二実
施例を示す全体の概要の分解した状態を示す斜視図であ
る。
【図9】図5における組み立てた状態を示す正面図であ
る。
【図10】本発明に関する家具・寝台用構成骨体へ被覆
体を外装した状態を示す斜視図である。
【図11】従来の家具・寝台用骨組みの分解した状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 座体基枠 2,2 支持杆 3 垂直枠 4,4 横杆 5,5 縦杆

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後一対の横杆と左右一対の縦杆とから
    なる方形状の座体基枠と、該座体基枠における外周側に
    おいて上方へ突設させた支持杆と、この支持杆へ固着し
    た垂直枠を備えさせたことを特徴とする家具・寝台用構
    成骨体。
  2. 【請求項2】 前記した垂直枠は、前記座体基枠の後部
    において、前記支持杆へ固着した背もたれ枠であること
    を特徴とする請求項1記載の家具・寝台用構成骨体。
  3. 【請求項3】 前記した垂直枠は、前記した座体基枠の
    一側または両側において、前記支持杆へ固着した肘掛け
    枠であることを特徴とする請求項1記載の家具・寝台用
    構成骨体。
JP1362492A 1992-01-29 1992-01-29 家具・寝台用構成骨体 Pending JPH05199925A (ja)

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JP1362492A JPH05199925A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 家具・寝台用構成骨体

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JP1362492A JPH05199925A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 家具・寝台用構成骨体

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JP1362492A Pending JPH05199925A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 家具・寝台用構成骨体

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2294880A1 (es) * 2005-01-12 2008-04-01 Fernando Gonzalez Querencias Sofa configurable y armable "in situ".
EP4252588A1 (en) * 2022-03-29 2023-10-04 Wai Kin Home Fashion (Hui Zhou) Company Limited Iron frame sofa with foldable hinge structure

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS537302B2 (ja) * 1974-11-16 1978-03-16
JPS5727964B2 (ja) * 1976-12-29 1982-06-14
JP3082057B2 (ja) * 1992-02-20 2000-08-28 本田技研工業株式会社 2サイクルエンジンのバランサ装置

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