JPS6135028Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 ・産業上の利用分野 本考案は、熱湯を注ぐことにより食べられるイ
ンスタントミートパイに関するものである。

・従来技術とその問題点 ミートパイの場合には、一般的に料理したもの
をその場で食べることが多く、携帯したり保存に
向き、更にインスタント化したものはない。

・本考案の目的 本考案は、携帯に便利であると共に保存性に富
んだインスタントミートパイを提案する目的であ
る。

・本考案の構成 本考案は、上記目的を達成するために、焼き上
げたパイ生地にて容器本体とこの蓋を成形し、乾
繰した具を前記容器本体内に充填して蓋を閉じて
成るインスタントミートパイを提案する。

上記インスタントミートパイは、食べるときに
蓋をとり、熱湯を注いで蓋を閉じ、３〜５分間そ
のままにして湯もどしを行つてから食べるもので
ある。

・実施例 第１図は、本考案に係るインスタントミートパ
イの斜視図にして、１は焼き上げたパイ生地を成
形することにより底の浅い容器とした容器本体、
２は同じように焼き上げたパイ生地を成形して成
る前記容器本体１の蓋である。なお、実施例の場
合、容器本体１及び蓋２の成形は焼き上げと同時
に行なつている。

３は前記容器本体１内に充填した挽肉、人参、
ポテト、スライスした玉葱、調味料などの調理済
食品であつて真空凍結乾繰した具である。

上記インスタントミートパイは、蓋２をとり、
熱湯を容器本体１内に注いで蓋２を閉じ、３〜５
分間湯もどしを行なつてから食べるものである。
なお、この湯もどしを行う際に、全体をアルミホ
イルにて包むと湯もどし効果はより促進される。

・本考案の効果 本考案は以上のように、パイ生地自体にて容器
本体１と蓋２を作り、この中に乾繰した具を入
れ、熱湯を注いで湯もどしを行うだけで簡単にミ
ートパイを食べることができる。

又、パイ生地を焼き上げて容器本体１と蓋２を
作り、この中に入れた具３は乾繰したものである
から、携帯、保存性が極めて良好である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係るインスタントミートパイ
の斜視図、第２図は中央縦断正面図である。 １……容器本体、２……蓋、３……具。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 焼き上げたパイ生地にて容器本体とのこの蓋を
   成形し、乾繰した具を前記容器本体内に充填して
   蓋を閉じて成るインスタントミートパイ。