JPS6134839Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6134839Y2
JPS6134839Y2 JP1978094129U JP9412978U JPS6134839Y2 JP S6134839 Y2 JPS6134839 Y2 JP S6134839Y2 JP 1978094129 U JP1978094129 U JP 1978094129U JP 9412978 U JP9412978 U JP 9412978U JP S6134839 Y2 JPS6134839 Y2 JP S6134839Y2
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JP
Japan
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bearing
motor frame
self
adjustment member
pressure adjustment
Prior art date
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JP1978094129U
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English (en)
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JPS5510397U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動調芯軸受を備えた電動機に関
するものである。
従来、この種の電動機においては、回転子を軸
支する軸受を自動調芯型にしているものが多い。
たとえば、実公昭36−32505号公報にみられるよ
うにケースに軸受が嵌入される凹みを形成すると
ともにワツシヤーを介在させてその軸受を保持す
る軸受押えをコイルバネにより弾撥的に取付けて
いるものが存する。このような構造によつて軸受
の調芯が行なわれるようにして偏摩耗や発熱を防
止しているものであるが、実際の組立時において
は部品精度を出しにくく、軸受の遊びがないよう
に配慮すると硬く締め付けてしまつて自動調芯の
機能を得ることができないという問題がある。そ
のため、回転軸が片当りして軸受が発熱し、焼き
付けを起したりする危険があり、とくに、電動機
が大型化したり、回転数が高くなつたりした場合
にその傾向は顕著なものである。
この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、軸受の自動調芯を確実に行なわせることがで
き、長時間の使用に耐えうる電動機を得ることを
目的とする。
この考案は、自動調芯軸受が装着されるモータ
フレームと弾性を有する軸受抑え板とを形成し、
この軸受抑え板と前記モータフレームとの間に軸
受への押圧力を選択取付けにより調節する押圧調
節部材を介在させて前記軸受抑え板を前記モータ
フレームに固着したことを特徴とするものであ
る。したがつて、部品精度もしくは部品寸法に変
化があつてもあらかじめ各種寸法に形成された押
圧調節部材により軸受に適正な押圧力を加えるこ
とができ、これにより、自動調芯を確実に行なわ
せて発熱を防止し、偏摩耗を防ぐことができるよ
うに構成したものである。
この考案の一実施例を図面に基いて説明する。
まず、1は固定子2が取付けられたモータフレー
ムで、このモータフレーム1のブリツジ状に形成
された端面3には軸孔4を中心とした凹部5が形
成され、この凹部5を中心とする対称位置には二
個のねじ孔6が形成されている。また、7は回転
子で、この回転子7の軸8には焼結合金等により
形成され外周面が球状の自動調芯軸受となる軸受
9が回転自在に嵌合されている。そして、前記軸
受9は前記凹部5に嵌着され、その軸受9の外面
は軸受抑え板10により保持されている。この軸
受抑え板10は弾性を有する金属板等よりなり、
前記軸受9との接合部には複数の切欠11により
形成された弾性片12が設けられている。しかし
て、13は所定の厚さに形成されたリング状の押
圧調節部材で、この押圧調節部材13はあらかじ
め種々の厚さのものが準備されている。また、1
4は前記軸受抑え板10を前記モータフレーム1
に固着する取付ねじで、前記軸受抑え板10の孔
に挿入される。
このような構成において、モータフレーム1の
凹部5と軸受抑え板10の弾性片12との間に軸
受9を装着するとともに、モータフレーム1と軸
受抑え板10との間に押圧調節部材13を入れて
取付ねじ14で固定する。このとき軸受抑え板1
0は弾性を有するため、ある程度撓んで取付けら
れ、これにより、軸受9が内部で遊んでしまうよ
うなことはないが、各部品の寸法によつては強く
締め付けてしまつて自動調芯の機能がなくなる場
合がある。このようなときには、押圧調節部材1
3としてやや厚いものを用いる。これにより、弾
性片12により抑える軸受9の押圧力が減少し、
自動調芯のための適正な状態が得られる。
この考案は、上述のようにモータフレームと軸
受抑え板とにより軸受を挾持させるようにしたも
のにおいて、モータフレームと軸受抑え板との間
に選択的に取付けられて軸受への押圧力を調節す
る押圧調節部材を設けたので、部品寸法に多少の
変動があつても押圧調節部材を選択することによ
り適正な保持状態を得ることができ、これによ
り、自動調芯の機能を充分に達成させる取付状態
を得て軸受部分における偏摩耗や発熱を有効に防
止することができる等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は縦断側面図、第2図は要部の分解斜視図であ
る。 1……モータフレーム、9……軸受、10……
軸受抑え板、13……押圧調節部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動調芯軸受が装着されるモータフレームと弾
    性を有する軸受抑え板とを形成し、この軸受抑え
    板と前記モータフレームとの間に軸受への押圧力
    を選択取付けにより調節する押圧調節部材を介在
    させて前記軸受抑え板を前記モータフレームに固
    着したことを特徴とする電動機。
JP1978094129U 1978-07-07 1978-07-07 Expired JPS6134839Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978094129U JPS6134839Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978094129U JPS6134839Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5510397U JPS5510397U (ja) 1980-01-23
JPS6134839Y2 true JPS6134839Y2 (ja) 1986-10-09

Family

ID=29025846

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JP1978094129U Expired JPS6134839Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07

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JPS5510397U (ja) 1980-01-23

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