JPS6216769Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6216769Y2 JPS6216769Y2 JP18803680U JP18803680U JPS6216769Y2 JP S6216769 Y2 JPS6216769 Y2 JP S6216769Y2 JP 18803680 U JP18803680 U JP 18803680U JP 18803680 U JP18803680 U JP 18803680U JP S6216769 Y2 JPS6216769 Y2 JP S6216769Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- washer
- elastic body
- flange
- commutator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims 1
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小型モータのスラスト装置の改善に関
するものである。
するものである。
従来のモータのスラスト装置は、第１図に図示
する如く、回転軸１′に隙間嵌めした軸受２′の端
面とコミユテータ３′に当接して装着したオイル
ストツパ４′の隙間に数枚のワツシヤ５′を挿入し
て調整しスラスト荷重を受ける構造としたものが
一般的なものであつた。そのため軸受２′に含浸
又は塗布されたオイルが回転軸１′を伝わりオイ
ルストツパ４′からコミユテータ３′へと侵入して
コミユテータ３′の表面を汚染させる等の不具合
を発生させたがそれを防止することは出来なかつ
た。又スラスト荷重や外部からの衝撃振動等を緩
衝しきれずに回転子を共振させたり、ノイズを発
生させる等の不具合も発生させた。
する如く、回転軸１′に隙間嵌めした軸受２′の端
面とコミユテータ３′に当接して装着したオイル
ストツパ４′の隙間に数枚のワツシヤ５′を挿入し
て調整しスラスト荷重を受ける構造としたものが
一般的なものであつた。そのため軸受２′に含浸
又は塗布されたオイルが回転軸１′を伝わりオイ
ルストツパ４′からコミユテータ３′へと侵入して
コミユテータ３′の表面を汚染させる等の不具合
を発生させたがそれを防止することは出来なかつ
た。又スラスト荷重や外部からの衝撃振動等を緩
衝しきれずに回転子を共振させたり、ノイズを発
生させる等の不具合も発生させた。
本考案は上記の不具合に鑑み、軸受側からコミ
ユテータ側へと侵入してくるオイルを遮断してス
ラスト荷重を緩衝するスラスト装置を提供するも
のである。
ユテータ側へと侵入してくるオイルを遮断してス
ラスト荷重を緩衝するスラスト装置を提供するも
のである。
以下本考案の実施例について図面に基づき説明
する。第２図イにおいて、１はロータの回転軸
で、２はコミユテータである。３はコミユテータ
２への圧入部４と鍔５とからなる鍔付きオイルス
トツパで、該鍔５は切欠き部６，６を有する。７
は弾性体付きワツシヤで、弾性体８は外径部でワ
ツシヤ９を挾持して、内径部１０を回転軸１への
挿着部とする。１１は外周に鍔付きオイルストツ
パ３の鍔５の切欠き部６，６に係合する突起部１
２，１２を有するワツシヤである。１３，１３は
ワツシヤである。１４は軸受である。
する。第２図イにおいて、１はロータの回転軸
で、２はコミユテータである。３はコミユテータ
２への圧入部４と鍔５とからなる鍔付きオイルス
トツパで、該鍔５は切欠き部６，６を有する。７
は弾性体付きワツシヤで、弾性体８は外径部でワ
ツシヤ９を挾持して、内径部１０を回転軸１への
挿着部とする。１１は外周に鍔付きオイルストツ
パ３の鍔５の切欠き部６，６に係合する突起部１
２，１２を有するワツシヤである。１３，１３は
ワツシヤである。１４は軸受である。
上記の部品構成において、第２図，ロに図示す
る如く、コミユテータ２の端面に当接させて鍔付
きオイルストツパ３を回転軸１に圧入固着する。
次に弾性体付きワツシヤ７の内径部１０を回転軸
１に挿着して全体を鍔５の内径部に収納する。そ
の後、ワツシヤ１１を回転軸１に挿入して鍔５の
切欠き部６に突起部１２を係合し、更にワツシヤ
１３，１３を挿入して隙間調整し、最後に軸受１
４を回転軸１に隙間嵌めする。
る如く、コミユテータ２の端面に当接させて鍔付
きオイルストツパ３を回転軸１に圧入固着する。
次に弾性体付きワツシヤ７の内径部１０を回転軸
１に挿着して全体を鍔５の内径部に収納する。そ
の後、ワツシヤ１１を回転軸１に挿入して鍔５の
切欠き部６に突起部１２を係合し、更にワツシヤ
１３，１３を挿入して隙間調整し、最後に軸受１
４を回転軸１に隙間嵌めする。
又、第３図に図示する如く、鍔付きオイルスト
ツパ３の鍔５の外周に凹部１５又は凸部１６を設
け、その凹部１５又は凸部１６に係合する凸部１
５′又は凹部１６′を設けたワツシヤ１７，１８を
係合するようにした別実施例で、第２図に図示し
た実施例に比べ切欠き部６からの遠心力による飛
散を防止出来るものである。
ツパ３の鍔５の外周に凹部１５又は凸部１６を設
け、その凹部１５又は凸部１６に係合する凸部１
５′又は凹部１６′を設けたワツシヤ１７，１８を
係合するようにした別実施例で、第２図に図示し
た実施例に比べ切欠き部６からの遠心力による飛
散を防止出来るものである。
以上の如く、本考案に係るスラスト装置は、鍔
付きオイルストツパ３の鍔５の内径部に収納され
た弾性体付きワツシヤ７のワツシヤ９は弾性体８
の変形を防止し、該弾性体８がスラスト荷重及び
外部衝撃等を緩衝し、内径部１０が回転軸１を押
圧状態にして回転軸を伝わりコミユテータ２側に
侵入してくるオイルを遮断する。尚、鍔付きオイ
ルストツパ３の鍔５の切欠き部６に突起部１２，
１２を係合したワツシヤ１１は、一体回転しなが
らスラスト荷重を受け、隙間を適当に調整するワ
ツシヤ１３，１３と共に回転ノイズを減少させ
る。本考案は構造簡単にして従来のモータのスラ
スト装置の不具合要因を一挙に解決出来るもので
ある。
付きオイルストツパ３の鍔５の内径部に収納され
た弾性体付きワツシヤ７のワツシヤ９は弾性体８
の変形を防止し、該弾性体８がスラスト荷重及び
外部衝撃等を緩衝し、内径部１０が回転軸１を押
圧状態にして回転軸を伝わりコミユテータ２側に
侵入してくるオイルを遮断する。尚、鍔付きオイ
ルストツパ３の鍔５の切欠き部６に突起部１２，
１２を係合したワツシヤ１１は、一体回転しなが
らスラスト荷重を受け、隙間を適当に調整するワ
ツシヤ１３，１３と共に回転ノイズを減少させ
る。本考案は構造簡単にして従来のモータのスラ
スト装置の不具合要因を一挙に解決出来るもので
ある。
第１図は、従来のモータのスラスト装置の組付
け断面図。第２図，イは、本考案に係るモータの
スラスト装置の組付け部品斜視図。第２図，ロ
は、本考案に係るモータのスラスト装置の組付け
断面図。第３図は、鍔付きオイルストツパとワツ
シヤの係合構造の別実施例図。 １′：回転軸、２′：軸受、３′：コミユテー
タ、４′：オイルストツパ、５′：ワツシヤ、１：
回転軸、２：コミユテータ、３：鍔付きオイルス
トツパ、４：圧入部、５：鍔、６：切欠き部、
７：弾性体付きワツシヤ、８：弾性体、９：ワツ
シヤ、１０：内径部、１１：ワツシヤ、１２：突
起部、１３：ワツシヤ、１４：軸受、１５：凹
部、１５′：凸部、１６：凸部、１６′：凹部、１
７，１８：ワツシヤ。
け断面図。第２図，イは、本考案に係るモータの
スラスト装置の組付け部品斜視図。第２図，ロ
は、本考案に係るモータのスラスト装置の組付け
断面図。第３図は、鍔付きオイルストツパとワツ
シヤの係合構造の別実施例図。 １′：回転軸、２′：軸受、３′：コミユテー
タ、４′：オイルストツパ、５′：ワツシヤ、１：
回転軸、２：コミユテータ、３：鍔付きオイルス
トツパ、４：圧入部、５：鍔、６：切欠き部、
７：弾性体付きワツシヤ、８：弾性体、９：ワツ
シヤ、１０：内径部、１１：ワツシヤ、１２：突
起部、１３：ワツシヤ、１４：軸受、１５：凹
部、１５′：凸部、１６：凸部、１６′：凹部、１
７，１８：ワツシヤ。
Claims (1)
- 軸受端面と回転軸のストツパ部との間でスラス
ト荷重を受ける軸受装置において、前記回転軸に
固着した鍔付きオイルストツパの鍔の内径部にワ
ツシヤを挾持する弾性体が回転軸への挿着部とな
る弾性体付きワツシヤを回転軸に挿着して収納
し、更に鍔に設けた切欠き部又は凹凸部に係合し
て一体回動するワツシヤを回転軸に挿入して係止
したことを特徴としたモータのスラスト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18803680U JPS6216769Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18803680U JPS6216769Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57111062U JPS57111062U (ja) | 1982-07-09 |
| JPS6216769Y2 true JPS6216769Y2 (ja) | 1987-04-27 |
Family
ID=29991290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18803680U Expired JPS6216769Y2 (ja) | 1980-12-27 | 1980-12-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6216769Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-27 JP JP18803680U patent/JPS6216769Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57111062U (ja) | 1982-07-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6216769Y2 (ja) | ||
| JPS60109614A (ja) | 回転軸の軸方向固定装置 | |
| JPS6059857U (ja) | 歯付プ−リ | |
| JPS6071730U (ja) | 軸受の取付構造 | |
| JPS598438Y2 (ja) | 電動機のクリ−プ防止装置 | |
| JPS59147941U (ja) | バランサ装置 | |
| JPS588992Y2 (ja) | 電磁クラッチ | |
| JPS6059812U (ja) | Ｃ形止め輪 | |
| JPH0649841U (ja) | ダンパ | |
| JPS6325266Y2 (ja) | ||
| JPH0641361U (ja) | モータのロータ固定構造 | |
| JPH059555Y2 (ja) | ||
| JPS58120874U (ja) | 減速式スタ−タ | |
| JPS5919998U (ja) | フアンの取付装置 | |
| JPH0317460U (ja) | ||
| JPS642276Y2 (ja) | ||
| JPS6143779U (ja) | 回転軸の支持装置 | |
| JPS60150336U (ja) | 一方向クラツチ | |
| JPS6022787Y2 (ja) | クランク軸の駆動輪取着装置 | |
| JPS6336176Y2 (ja) | ||
| JPS6134839Y2 (ja) | ||
| JPH033154U (ja) | ||
| JPS60107392U (ja) | 圧縮機インペラ | |
| JPH0595169U (ja) | モータ取付フローティング構造 | |
| JPS5919260U (ja) | 小形研削といし取付け装置 |