JPS6134348Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6134348Y2
JPS6134348Y2 JP939480U JP939480U JPS6134348Y2 JP S6134348 Y2 JPS6134348 Y2 JP S6134348Y2 JP 939480 U JP939480 U JP 939480U JP 939480 U JP939480 U JP 939480U JP S6134348 Y2 JPS6134348 Y2 JP S6134348Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
chute
tip
swinging
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP939480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56112127U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP939480U priority Critical patent/JPS6134348Y2/ja
Publication of JPS56112127U publication Critical patent/JPS56112127U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6134348Y2 publication Critical patent/JPS6134348Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chutes (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小物物品例えば豆等の如き穀類の搬送
に使用する物品搬送装置に関するものである。第
1図はこの種従来の物品搬送装置を示したもの
で、同図に於いて、1は適当な手段で振動が付与
される直進フイーダの樋型のシユートで、その先
端部2の底壁3は傾斜面に形成されている。4,
4はシユート先端部2の前方近傍においてベース
板5上に立設したガイド棒,6はガイド棒4,4
に摺動可能に取付けられた適当な手段で昇降動作
するバケツトで、これは下端位置時その上面開口
部6′が傾斜した上記底壁3に近接する様に構成
されている。そうして、振動せるシユート1によ
つて順次送られてくる小物物品7例えば豆等の如
き穀類は、シユート先端部2の傾斜した底壁3に
そつてシユート1より落下し、ガイド棒4,4の
下部に位置するバケツト6内にその上面開口部
6′より投入せしめられ、上記バケツト6内の小
物物品7が一定量に達すると、直進フイーダが停
止してシユート1による小物物品7の搬送は止ま
る。そしてこの直進フイーダの停止後2〜3秒の
余裕時間経過後にバケツト6がガイド棒4,4に
そつて上昇を開始する。このようにバケツト6が
直進フイーダの停止後2〜3秒の余裕時間経過後
上昇を開始するのは、その2〜3秒間に、シユー
ト先端部2の傾斜面部付近の不安定な状態の小物
物品7を完全にバケツト6内に落下搬入させるた
めである。
しかしながら、上記従来装置によれば次の様な
問題があつた。すなわち、直進フイーダの停止後
バケツト6が上昇するまで2〜3秒の余裕時間を
必要とするので、そのサイクルタイムが必然的に
長くなり、それだけ小物物品7の搬送量が少くな
る。しかも、直進フイーダの停止後2〜3秒内に
シユート1上の不安定状態の小物物品7がバケツ
ト6内に落下してしまうとは限らず、第2図に示
す如くバケツト6上昇後、当該不安定状態にある
小物物品7がシユート1より床等に落下するとい
うことが屡々あつた。また、上記2〜3秒という
余裕時間は搬送される小物物品によつてそれぞれ
調整し直さなければならず、作業性が悪いという
欠点があつた。
本考案は、上記の欠点に鑑み、これを改良した
もので、サイクルタイムの短縮が可能で、且つ小
物物品の床等への落下・飛散を完全に防止するこ
とができ、しかも作業性の向上を図り得る物品搬
送装置を提供せんとするものである。
以下本考案の構成を図面に示す実施例にしたが
つて説明すると次の通りである。
第3図乃至第6図に於いて、11は適当な手段
で振動が付与される直進フイーダの樋型のシユー
トで、これは所定の高さ位置に略水平に支持され
ている。12a,12bはシート先端部11aの
前方近傍においてベース板13上面に立設したガ
イド棒、14はこのガイド棒12a,12bに摺
動可能に取付けられて適当な手段で該ガイド棒1
2a,12bにそつて昇降動作し且つ上面に開口
部14aを有するバケツト、15はバケツト14
の底壁下面14bに固設した部材、16は部材1
5のシユート11側の側面に取付固定したL字型
の押え部材である。17は上記ガイド棒12aに
その所定高さ位置において固設したシユート11
より幅広なL字型の取付基板で、これは前記シユ
ート先端部11aの直下の位置に略水平に突出せ
しめ、この突出部分の長手方向両側に、所定長さ
の長穴18,18を水平方向に夫々形成した支持
板19,19を上方に向けて突設すると共に、当
該突出部の下面所定位置にブラケツト20を固設
する。21はシユート先端部11aとガイド棒1
2aとの中間位置において前記ベース板13に立
設した取付棒で、この取付棒21に昇降体22を
摺動可能に嵌挿し、その上面前端面22が前記押
え部材16の下面と衝合する様に構成する。23
は上記取付棒21に巻装して上記ベース板13と
昇降体22との間に圧縮介在させたスプリング
で、このスプリング23のバネ力により昇降体2
2に常時上方への付勢力を作用させる。24はそ
の下端をピン25を介して上記昇降体22に回動
可能に連結した所定長さのリンク、26はこのリ
ンク24をシユート11側に引張るため、前記取
付基板17下面のブラケツト20と上記リンク2
4の中間部分との間に張設した引張りスプリン
グ、27は上記取付棒21の上端に固設したリン
グ状のストツパで、このストツパ27によつて上
記圧縮スプリング23のバネ力による昇降体22
の上昇移動を規制し、リンク24の移動距離を一
定にする。
28は樋形状をした揺動シユートで、その後背
部分には底壁29につながつて立設される側壁3
0を設け、当該側壁30の外縁部分31を枢軸3
2に枢着すると共に、底壁29の下面所定位置に
はブラケツト33を固設する。上記枢軸32の両
端を前記支持板19,19の長穴18,18にス
ライド可能に且つ回動可能に嵌入支持せしめると
共に、前記リンク24の上端を揺動シユート28
のブラケツト33にピン34を介して回動可能に
連結することにより、上記揺動シユート28を、
支持板19,19に揺動可能に且つ前後移動可能
に装着支持してシユート先端部11aの外周域に
配置し、当該シユート先端部11aと揺動シユー
ト28とが適当間隔を保つた二重樋構造となる様
になし、そして、上記揺動シユート28は、バケ
ツト14の下端位置時、前記枢軸32が長穴1
8,18の前端側に位置した状態で、下方に移動
したリンク24により前方への下り傾斜に支持さ
れてバケツト14の上面開口部14aに臨み、シ
ユート11とバケツト14との間に小物物品の搬
送路35を橋渡し状態に形成し、また、バケツト
14の上昇時(シユート部を通過時)には、前記
枢軸32が長穴18,18にそつてその後端部に
バケツト14と干渉することなく後退移動して、
上方に移動したリンク24により後方への下り傾
斜に支持され、しかも、その揺動時に略水平状態
になると、バケツト14の上面開口部14aが揺
動シユート28と略同一高さ若しくはそれより下
方に位置する様に構成する。尚、36,37はリ
ンク24の抜脱防止のためピン25,34に取付
けたナツトである。
而して、バケツト14がガイド棒12a,12
bの下端に位置していない場合は、揺動シユート
28は、枢軸32が長穴18,18の後端に位置
して上述の様に後方への下り傾斜状態に支持され
ている。そして、バケツト14がガイド棒12
a,12bにそつて下降しその下端付近に到る
と、押え部材16が昇降体22に当接して、これ
をスプリング23のバネ力に抗して下方に徐々に
押し下げ、リンク24を引張スプリング26の引
張力に抗して下降させる。このリンク24の下降
移動により揺動シユート28に下方への引張力が
作用するので、枢軸32が長穴18,18にそつ
て前方にスライド移動し、これにより、揺動シユ
ート28は、下降するリンク24に支えられつつ
上記枢軸32を支点に時計方向に回動しながら前
進し、そして、バケツト14がガイド棒12a,
12bの下端に停止位置すると、上記揺動シユー
ト28は、第3図の如く、枢軸32が長穴18,
18の前端に位置した状態で、下降したリンク2
4により前方への下り傾斜に支持されてバケツト
14の上面開口部14aに臨み、シユート11と
バケツト14との間に小物物品の搬送路35を橋
渡し状態に形成する。尚、揺動シユート28が後
方への下り傾斜から略水平状態になると、下降中
のバケツト14の上面開口部14aは揺動シユー
ト28より下方に位置する。そして、搬送路35
が形成されると、シユート11に振動が与えら
れ、当該シユート11上の小物物品は揺動シユー
ト28にそつて落下しバケツト14内に順次搬入
せしめられる。このバケツト14内の小物物品の
量が一定量に達すると、直進フイーダは停止して
シユート1による小物物品の搬送は止まる。この
直進フイーダの停止と同時に、バケツト14は適
当な手段によりガイド棒12a,12bにそつて
上昇する。この上昇開始により、押え部材16に
よる昇降体22への押圧が徐々に解除されて昇降
体22はスプリング23の蓄勢弾力により、上方
に移動しはじめ、リンク24を押し上げる。する
と、傾斜支持されていた揺動シユート28に押圧
力が作用し且つ引張スプリング26によりリンク
24に後方への引張力が作用するので、長穴1
8,18の前端に位置していた枢軸32は当該長
穴18,18にそつて後方にスライド移動し、こ
れにより、揺動シユート28は、上昇するリンク
24に支持されつつ枢軸32を支点に反時計方向
に回動しながらバケツト14と干渉することな
く、且つ略水平状態になるまではバケツトの上面
開口部14aより上部側に位置した状態で後退す
る。そして、押え部材16による昇降体22への
押圧が完全に解除されると、圧縮スプリング23
のバネ力により昇降体22がストツパ27に当接
することにより、揺動シユート28は、第4図の
如く、枢軸32が長穴18,18の後端に位置し
た状態で、上昇したリンク24によりその前端が
少し持ち上げられて後方への下り傾斜に支持され
る。したがつて、直進フイーダの停止後、不安定
な状態にある小物物品が仮に揺動シユート28上
に落下しても、当該揺動シユート28は略水平状
態になるまではバケツト14の上面開口部14a
より上方に位置するので、揺動シユート28上の
小物物品は上昇中のバケツト14内に確実に搬入
される。そして、揺動シユート28が後方への下
り傾斜に支持された後は、シユート11上の不安
定状態の小物物品が揺動シユート28上に落下し
ても床に落ちることはなく、又その傾きにそつて
転がつても前記側壁30の存在により揺動シユー
ト28から落下することはない。
そうして、小物物品が搬入されたバケツト14
は上昇し、所定位置で小物物品を搬出した後、再
び下降する。このバケツト14の下降時における
揺動シユート28の動作は前述の通りである。そ
して、上述の如く揺動シユート28が後方への下
り傾斜から略水平状態になると、下降せるバケツ
ト14の上面開口部14aは揺動シユート28よ
り下方に位置するので、前記残留した小物物品は
バケツト14の下降動作時に当該バケツト14内
に落下搬入せしめられ、床等へ落下することはな
い。以下上記装置は同一動作を繰り返す。
以上説明した様に、本考案は、物品を水平方向
に搬送する直進フイーダのシユート先端部の前方
に昇降移動するバケツトを配置し、前記シユート
から当該バケツト内に一定量の物品が投入される
と、当該バケツトが上昇する物品搬送装置におい
て、上記シユート先端部と昇降するバケツトとの
間を橋渡しするために該シユート先端部に、該シ
ユートの長手方向に沿つて前進後退可能に連結さ
れ、かつ、後端の枢軸を中心として上下に揺動可
能とされた樋状の揺動シユートと、前記バケツト
の昇降路に沿つて立設された取付棒に昇降可能に
嵌挿され、常時、スプリングにより上方へ弾圧さ
れ、前記バケツトの降下動作時、その一部に封止
して該スプリングに抗して降下され、かつ、該バ
ケツトの上昇と共に該スプリングの蓄勢弾力によ
り上昇復帰せしめられる昇降体と、前記揺動シユ
ートと昇降体とを連結するリンクとよりなり、上
記昇降体の上昇動作でリンクを介して揺動シユー
トの先端を後端よりも上方へ押し上げつつバケツ
トの昇降路から後退させ、該昇降体の降下動作で
リンクを介して揺動シユートの先端を後端よりも
下方へ引き下げつつバケツトの昇降路上へ前進さ
せるようになしたから、バケツト内に所定量の小
物物品が落下搬入されて直進フイーダが停止する
と同時に、バケツトを上昇させることができる。
したがつて従来の如くバケツト上の上昇開始まで
余裕時間を必要とせず、それだけサイクルタイム
を短縮することができ、単位時間当りの小物物品
の搬送量が多くなる。また、不安定状態の小物物
品は揺動シユート上に落下し、床等に落下して飛
散することがない。更に、従来の如くバケツトの
上昇開始までの余裕時間の調整は全く不必要であ
り、それだけ作業性の向上を図ることができる。
また、揺動シユートの上下揺動動作を、バケツ
トの昇降動作を利用して純機構学的に関連作動さ
せたから、装置が簡単安価に得られ、高速化も容
易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の物品搬送装置の概略説明図、第
2図はそのバケツト上昇時の概略説明図である。
第3図は本考案に係る物品搬送装置の側面図、第
4図はその動作要領を示した側面図、第5図は第
4図のA−A線にそつて切断した断面図、第6図
は第4図のB−B線にそつて切断した断面図であ
る。 11……シユート、11a……先端部、14…
…バケツト、28……揺動シユート、35……物
品搬送路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 物品を水平方向に搬送する直進フイーダのシユ
    ート先端部の前方に昇降移動するバケツトを配置
    し、前記シユートから当該バケツト内に一定量の
    物品が投入されると、当該バケツトが上昇する物
    品搬送装置において、上記シユート先端部と昇降
    するバケツトとの間を橋渡しするため該シユート
    先端部に、該シユートの長手方向に沿つて前進後
    退可能に連結され、かつ、後端の枢軸を中心とし
    て上下に揺動可能とされた樋状の揺動シユート
    と、前記バケツトの昇降路に沿つて立設された取
    付棒に昇降可能に嵌挿され、常時、スプリングに
    より上方へ弾圧され、前記バケツトの降下動作
    時、その一部に封止して該スプリングに抗して降
    下され、かつ、該バケツトの上昇と共に該スプリ
    ングの蓄勢弾力により上昇復帰せしめられる昇降
    体と、前記揺動シユートと昇降体とを連結するリ
    ンクとよりなり、上記昇降体の上昇動作でリンク
    を介して揺動シユートの先端を後端よりも上方へ
    押し上げつつバケツトの昇降路から後退させ、該
    昇降体の降下動作でリンクを介して揺動シユート
    の先端を後端よりも下方へ引き下げつつバケツト
    の昇降路上へ前進させるようになしたことを特徴
    とする物品搬送装置。
JP939480U 1980-01-28 1980-01-28 Expired JPS6134348Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP939480U JPS6134348Y2 (ja) 1980-01-28 1980-01-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP939480U JPS6134348Y2 (ja) 1980-01-28 1980-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56112127U JPS56112127U (ja) 1981-08-29
JPS6134348Y2 true JPS6134348Y2 (ja) 1986-10-07

Family

ID=29606042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP939480U Expired JPS6134348Y2 (ja) 1980-01-28 1980-01-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6134348Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56112127U (ja) 1981-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2006096154A1 (en) Streamlined pallet handling apparatus and method
JPH09136715A (ja) 箱搬送装置
JPS6134348Y2 (ja)
KR101697312B1 (ko) 양끝절단 포장 적재장치
JP2014008972A (ja) 包装袋供給装置
JP2007112549A (ja) 無動力降下搬送装置
US2894648A (en) Stacking device
JPH0750391Y2 (ja) 物品吊持搬送装置
JPH0117546Y2 (ja)
JP2000177711A (ja) 袋詰め包装機における被包装物投入装置
US2797003A (en) Poultry handling device
JPS6041110Y2 (ja) 型詰め装置
JP4454624B2 (ja) ボール送り装置
JPH08318914A (ja) 物品搬送装置
JPS626068Y2 (ja)
JPH0792426B2 (ja) ペレットの圧潰強度測定装置
JPH07157062A (ja) 上昇リフト装置及びそれを備えた搬送装置
JP2008105000A (ja) キュウリ選別装置
JPH0235780Y2 (ja)
JPH02169409A (ja) バケットコンベア式選別機のバケット
JPH078190Y2 (ja) 積層体貼り合わせ装置
JPS6347978Y2 (ja)
JPS63203507A (ja) 包装機における供給品受台上への品物の位置決め装置
JPH0631583Y2 (ja) 自動販売機の商品搬送装置
JPS5817751Y2 (ja) 物品の搬送装置