JPS6134008B2 - - Google Patents

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JPS6134008B2
JPS6134008B2 JP56088343A JP8834381A JPS6134008B2 JP S6134008 B2 JPS6134008 B2 JP S6134008B2 JP 56088343 A JP56088343 A JP 56088343A JP 8834381 A JP8834381 A JP 8834381A JP S6134008 B2 JPS6134008 B2 JP S6134008B2
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JP
Japan
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pressure
pressure control
brake
brake piston
working chamber
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Application number
JP56088343A
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English (en)
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JPS5725533A (en
Inventor
Berishu Fuorukaa
Kainaa Kaaru
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Continental Teves AG and Co OHG
Original Assignee
Alfred Teves GmbH
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Publication date
Application filed by Alfred Teves GmbH filed Critical Alfred Teves GmbH
Publication of JPS5725533A publication Critical patent/JPS5725533A/ja
Publication of JPS6134008B2 publication Critical patent/JPS6134008B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/14Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
    • F16D65/16Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake
    • F16D65/22Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake adapted for pressing members apart, e.g. for drum brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/14Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、圧力制御装置を組込んでなる液圧
作動形ホイールブレーキに係わり、特に、ハウジ
ングのシリンダ穴内に摺動自在に挿入された制動
ピストンと、この制動ピストンに形成され、シリ
ンダ穴内に2個の作動室を夫々規定するための2
個の受圧面と、ハウジングに形成され、一方の作
動室に接続された圧液の入口と、2個の作動室を
接続する通路に配置され、入口での圧力が所定の
値に達したときに、切換え作動される圧力制御弁
とを具備してなる圧力制御装置付き液圧作動形ホ
イールブレーキに関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
この種の公知の液圧作動形ホイールブレーキ
は、西独特許出願公開第1430266号の第4図に開
示されている。この公知の液圧作動形ホイールブ
レーキは、ハウジングのシリンダ穴内に摺動自在
に挿入された制動ピストンを有し、この制動ピス
トンは、カツプ形状をなしている。この制動ピス
トンの開口誕における環状の端面は、ハウジング
のシリンダ穴内に第1作動室を区画するための第
1受圧面に形成されており、また、制動ピストン
内の盲端面は、制動ピストン内に第2作動室を区
画するめの第2受圧面に形成されている。一方、
第1作動室と第2作動室との間を液密に区画する
ため、制動ピストン内には、仕切り壁部材が配置
されている。この仕切り壁部材は、ハウジングに
固定されているとともに、仕切り壁部材の外周面
に対して制動ピストンの内周面が液密に摺動案内
されるようになつている。
このような公知のホイールブレーキにおいて
は、ハウジングのシリンダ穴内に、制動ピストン
を高精度でもつて同心的に組込まなければなら
ず、また、制動ピストン内にも仕切り壁部材を同
様に高精度でもつて同心的に組込まなければなら
ない。このため、公知の液圧作動形ホイールブレ
ーキにおいては、製造及び組立てが複雑になるば
かりでなく、ブレーキ作動の信頼性を高めること
ができない。
一方、ホイールブレーキ内に圧力制御装置を組
込むことで、ブレーキシステム全体の重量を軽減
し、また、その部品の組立てを容易にすることが
長い間望まれているが、しかしながら、これを実
現した公知の液圧作動のホイールブレーキは広く
採用されていない。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、製造が容易で、且つ、作動
の信頼性を高めることのできる圧力制御装置付き
液圧作動形ホイールブレーキを提供することにあ
る。
〔発明の概要及び効果〕
この発明によれば、長手方向の軸線を有するハ
ウジングと、このハウジング内に軸線と同心的に
形成されたハウジング穴と、このハウジング穴内
に摺動自在に挿入され、車輪の制動をなすための
制動要素を作動させる少なくとも1個の制動ピス
トンと、ハウジング穴内に、制動ピストンの外面
に形成された第1受圧面によつて区画されてなる
第1作動室と、ハウジング穴内に、制動ピストン
の外面に第1受圧面とは軸方向に離間して形成さ
れた第2受圧面によつて区画されてなる第2作動
室と、制動ピストンの外周面に形成され、上記第
1及び第2受圧面の一方を規定する段差面を有し
てなる段部と、ハウジングに形成され、第1及び
第2作動室の一方に直接接続された圧液の入口
と、第1及び第2作動室間を接続する通路に設け
られ、上記入口での圧液の圧力が所定の値に達し
たときに切換え作動される圧力制御弁とを具備し
てなる圧力制御装置付き液圧作動形ホイールブレ
ーキが提供される。
この発明の液圧作動形ホイールブレーキにおい
ては、公知のホイールブレーキと同様に、入口で
の圧力が所定の値に達するまでは、入口での圧力
の上昇に伴い、制動力は直線的に上昇し、入口で
の圧力が所定の値に達してからは、緩やかに上昇
されることになる。しかしながら、この発明のホ
イールブレーキは、公知のホイールブレーキに比
べ製造が容易である。その理由は、この発明のホ
イールブレーキの場合、ハウジングの穴の内面に
対すし制動ピストンが摺動案内されるだけである
から、ハウジングの穴においては、制動ピストン
が摺接されるその内面の部位のみを案内面として
高精度に加工すればよく、また、制動ピストンに
おいても、上記穴の内面に摺接される外周面の部
位のみを高精度に加工すれば済み、これにより、
製造を容易にすることができる。このような制動
ピストンは、通常のピストンであるから、この制
動ピストンがハウジングの穴内で常時円滑に摺動
でき、ブレーキ作動の信頼性を高めることができ
る。
この発明の第1実施例において、一方の受圧面
を形成する前記段部の段差面は、他方の受圧面と
同一の方向を向くように配置されており、また、
圧力制御弁は、入口での圧力が所定の値に達する
と、閉じるように構成されている。この第1実施
例において、上記段部における段差面の外径、即
ち、一方の受圧面の外径は、他方の受圧面の外径
よりも大きく設定されており、また、圧力制御弁
が閉じられると、段部に形成された一方の受圧面
によつて区画される作動室は、上記入口との連通
が遮断されるようになつている。
この発明の第2実施例において、前記段部にあ
る一方の受圧面は、他方の受圧面に対し反対の方
向を向いており、圧力制御弁は、入口での圧力が
所定の値に達すると開くように構成されている。
この第2実施例の場合、段部にある一方の受圧面
の有効受圧面積は、他方の受圧面の受圧面積より
も小さく設定されている。上記段部の受圧面によ
つて区画される作動室は、圧力制御弁が開いたと
きにのみ、上記入口と接続されるようになつてい
る。
また、第2実施例においては、段部の受圧面に
よつて形成される一方の作動室は、弾性付勢され
た可動壁を有する接続されている。この場合、圧
力制御弁が閉じられていても、上記一方の作動室
から補償室に圧液を移動させることができる。
尚、この第2実施例の場合、制動ピストンに逆止
弁として機能する環状のリツプシールを取付け、
これにより、圧力制御弁をバイパスするバイパス
路を形成するのが好ましく、この場合、リツプシ
ールは、圧力制御弁とは反対向きに開くように設
定されている。
更に、ハウジングのシリンダ穴内面に対して摺
接される制動ピストン外周面部位は、制動ピスト
ンの軸線でみて、上記段部の両側に配置されてい
る。この場合においても、制動ピストンの加工は
その外周面に対して行なえばよいので、加工が別
段困難になることはない。
また、制動ピストン内に圧力制御弁を配置すれ
ば、即ち、この圧力制御弁を構成する弁座及び閉
子素子を制動ピストン内に制動ピストン内に配置
するようにすれば、ホイールブレーキ全体の小形
化を図ることができる。
一方、圧力制御弁は、シリンダ穴の外側に配置
することもでき、この場合においては、例えば、
ハウジング内におけるシリンダ穴の外側部位に、
圧力制御弁を収容するようにすればよい。
ハウジングのシリンンダ穴内に、互いに反対の
方向に摺動する2個の制動ピストンを配置し、こ
れら制動ピストンの段部により夫々形成される2
個の作動室を共通の圧力制御弁を介して入口に接
続するようにすれば、ホイールブレーキ全体の構
造を更に簡略化することができる。即ち、この場
合には、1個のシリンダ穴と1個の圧力制御弁を
設けるだけで済む。
〔発明の実施例〕
第1図において、1はハウジングを示し、この
ハウジング1内には、段付きの円筒形状なしたシ
リンダ穴が形成されている。即ち、このシリンダ
穴は、ハウジング1の一端側から大径穴部4及び
この大径穴部4に段部3を介して接続された小径
穴部2からなつている。制動ピストン5は、ドラ
ムブレーキのブレーキシユーやデイスクブレーキ
の摩擦ライニングなどの制動要素を、タペツト6
aを介して作動させる。通常、上記制動要素は、
後輪のブレーキのものである。制動ピストン5
は、小径ピストン部6とこの小径ピストン部6に
接続された大径ピストン部10とを有している。
小径ピストン部6は、小径穴部2内にシール7を
介して液密に挿入されている。また、大径ピスト
ン部10は、段部8,9を有しているとともに、
大径穴部4内にシール11を介して挿通されてい
る。シールスリーブ12は、ほこりの進入を阻止
している。制動ピストン5は、中間支持リング1
3を介して調整ばね14の力を受けることができ
る。制動ピストン5の空所15内には、圧力制御
弁18の閉止素子17が収容されている。この閉
止素子17は、ばね16によつて開方向に付勢さ
れており、閉止部材17は、空所15に形成され
た弁座19と協働して圧力制御弁18を閉じるこ
とができる。閉止素子17は、その延長部20及
びシール21が制動ピストン5の穴22内に案内
されている。マスタシリンダから圧力Pの圧液が
入口23に供給される。入口23は、第1作動室
24に開口しており、この第1作動室24側の小
径ピストン部6の断面Q1は、第1受圧面として
働く。第1作動室24は、圧力制制御弁18及び
径方向孔25を介して第2作動室26に連動され
ている。この第2作動室26側の大径ピストン部
10の段差面は、第2受圧面として働く。この第
2受圧面の面積は、大径ピストン部10の断面積
Q2と小径ピストン部6の断面積Q1との差に相
当する。ブレーキ作動中、圧液の圧力Pが連続的
に上昇すると、この圧力Pは、まず、第1及び第
2作動室24,26の両方に伝達される。つま
り、圧力Pは、第1及び第2受圧面の双方(全体
として断面積Q2)に作用する。この結果、タペ
ツト6aは、第4図中ラインIに沿つて上昇する
力を受ける。圧液の圧力Pが所定の値P1に達す
ると、ばね16が圧縮されることから、圧力制御
弁18は閉じられることになる。この圧力制御弁
18が閉じた直後において、第1及び第2作動室
24,26内の圧力は同一であるから、制動ピス
トン5に作用する力は、Fは次の式で表わされ
る。
F=P1Q1+(Q2−Q1)P1 第2作動室26内には、非圧縮の圧液が閉じ込
められているので、制動ピストン5は、第1図に
おいて右方向に移動することはできない。圧液の
圧力PがP1よりも僅かに上昇すると、制動ピス
トン5は僅かに左方向に移動され、第2作動室2
6内の第2受圧面に作用する圧力は減少される。
従つて、制動ピストン5を左方向に移動させる力
は減少されることになる。それ故、第1作動室2
4内の圧液の圧力Pが更に上昇されても、制動ピ
ストン5を更に左方向に移動させるのに充分な力
が制動ピストン5に働くことはなく、制動ピスト
ン5は、第1作動室24内の圧液の圧力PがP2
に上昇するまで停止した状態となる。
しかしながら、第1作動室24内の圧液の圧力
PがP2になると、制動ピストン5は左方向に移
動し始めることになり、また、この制動ピストン
5の移動により、第2作動室26内の圧液の圧力
は更に減少し、これにより、第2作動室26内の
圧液は非加圧状態となる。つまり、第2受圧面に
働く力は、Oになる。従つて、このとき、制動ピ
ストン5を移動させる力Fは、次の式によつて表
わすことができる。
F=P2Q1 ここで、第2作動室26内の圧力は、大気圧よ
り低くなることはない。何故なら、シール11の
の側に働く大気圧とシール11の右側に働く第2
作動室26内の圧力とは、シール11に次のよう
な機能を働かせる。即ち、制動ピストン5が大き
く移動する場合、シール11は、制動ピストン5
の移動に拘らず停止したままに保持され、また、
制動ピストン5が小さく移動する場合、シール1
1は、第2作動室26の容積変化を補償するよう
に弾性変形されることになる。従つて、上述の説
明から明らかなように、第2作動室26内の圧力
が大気圧よりも小さな負圧になることはない。
上述したように第1作動室24内の圧力PがP
2に達した後においては、この第1作動室24内
の圧液の圧力Pは、Q1で示される第1受圧面の
みに作用することから、制動ピストン5に働く力
は、第4図中ラインに示されるように、ライン
よりも緩やかな勾配で上昇し続ける。これによ
り、第4図中曲線に示される理想的な制動特性
が得られる。圧液の圧力Pが低下すると、制動ピ
ストン5は、タペツト6a側の復帰力でもつて図
示の位置に復帰され、また、圧力制御弁18は、
ばね16の力で同様に図示の位置に復帰する。
第2図の実施例によれば、ハウジング31に
は、2個の制動ピストン33,34のための貫通
穴32を有している。制動ピストン33,34内
には、2個の圧力要素37,38のタペツト3
5,36が夫々挿通されている。これら圧力要素
37,38は、2個の制動要素を表わしている。
ダストブーツ39,40は、一方においてハウジ
ング31に係合されており、他方においては、対
応する圧力要素37,38に係合されている。制
動ピストン33は、大径ピストン部41を有して
おり、この大径ピストン部41は貫通穴33内に
案内されている。また、制動ピストン33の小径
ピストン部42は、シール43によつて囲まれて
いるとともに、リング45に支持されている。こ
のリング45は、サークリツプ44によつてその
軸方向の保持がなされている。制動ピストン33
は、第1受圧面46を有しており、この第1受圧
面46は、第1作動室48側に位置する制動ピス
トン33の端面によつて形成されている。第1受
圧面46は、カツプ形状のシールスリーブ46a
によつて覆われている。上記第1作動室48は、
圧液の入口47に接続されている。また、制動ピ
ストン33は、第1受圧面46とは反対側、つま
り、第2作動室50側に第2受圧面49を有して
おり、この第2受圧面49は、制動ピストン33
における大径ピストン部41と小径ピストン部4
2との間の段差面によつて形成されている。第1
作動室48は、径方向孔51、弁52、傾斜孔5
3を介して第2作動室50に接続されている。制
動ピストン33の移動量が最大値を越えたとき、
制動ピストン33の移動行程は、ストツパ54a
によつて制限されるようになつている。制動ピス
トン34の構造は、制動ピストン33と同様であ
る。圧力制御弁52においては、ボール54を備
えており、このボール54は、ばね53aによつ
て付勢されており、そして、弁座55と協働して
圧力制御弁52を閉じる。この弁座55は、ハウ
ジンング31に形成されている。ボール54の後
側には、補償室56が配置されており、この補償
室56は、ばね57で付勢された可動壁としての
補償ピストン58によつて区画されている。2個
のシールスリーブ46aにおけるばね板間には、
ばね59が配置されており、このばね59は両制
動ピストン33,34を付勢している。
ブレーキ作動中において、入口47における圧
液の圧力Pが徐々に上昇すると、両制動ピストン
33,34は、第4図中のラインにより示され
る力でもつて外側に移動される。これに伴い、第
2作動室50内の圧液は、補償室56に移動し、
一方、補償ピストン58は外側に移動される。第
1作動室48内の圧液の圧力PがP1に達する
と、弁52が開かれ、そして、第2作動室50の
圧液は、第1作動室48の圧液に対し対抗するよ
うに働く。圧液の圧力Pが上昇すると、制動ピス
トン33,34には、第4図中ラインによつて
示される力が働く。圧液の圧力Pが減少したと
き、制動ピストン33,34は、制動要素の復帰
力により図示された休止位置に戻り、また、圧力
制御弁52は、ばね53aの復帰力でもつて、同
様に図示された休止位置に戻る。圧力制御弁52
が閉じられた後、補償室56から第2作動室50
に圧液が戻される。この場合、第2作動室50内
には、第1作動室48よりも高い圧力が存在して
いるが、第2作動室50内の圧液が逆止弁として
機能するスリーブシール46aを介して第1作動
室48内に流れることにより、第2作動室50の
圧力は減少される。
第3図に示された実施例においては、制動ピス
トン60のみが第2図の制動ピストン33,34
に対し構造的に異なつている。制動ピストン60
の大径ピストン部61の前部には、環状溝62が
形成されており、この環状溝62には、環状のリ
ツプシール63がはめ入れられている。リツプシ
ール63は、圧力制御弁52をバイパスする逆止
弁として機能する。即ち、圧力制御弁52が閉じ
たとき、第2作動室50内の圧力が第1作動室4
8内の圧力よりも高いと、この第2作動室50の
圧液がリツプシール3を介し第1作動室48に供
給されることにより、第2作動室50の圧力は低
下される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の第1実施例に係わる圧力
制御装置の断面図、第2図は、この発明の第2実
施例に係わる圧力制御装置の断面図、第3図は、
この発明の第3実施例に係わる圧力制御装置の一
部断面図、第4図は、圧力制御装置の入力圧力に
対する出力Fを示す特性図である。 1……ハウジング、2……小径穴部、3……大
径穴部、5,33,34,60……制動ピスト
ン、8,9……段部、18,52……圧力制御
弁、23……入口、24,48……第1作動室、
26,50……第2作動室、56……補償室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長手方向の軸線を有するハウジングと、この
    ハウジング内に軸線と同心的に形成されたシリン
    ダ穴と、このシリンダ穴内に摺動自在に挿入さ
    れ、車輪の制動をなすための制動要素を作動させ
    る少なくとも1個の制動ピストンと、シリンダ穴
    内に、制動ピストンの外面に形成された第1受圧
    面によつて区画されてなる第1作動室と、シリン
    ダ穴内に、制動ピストンの外面に第1受圧面とは
    軸方向に離間して形成された第2受圧面によつて
    区画されてなる第2作動室と、制動ピストンの外
    周面に形成され、上記第1及び第2受圧面の一方
    の受圧面を規定する段差面を有してなる段部と、
    ハウジングに形成され、第1作動室及び第2作動
    室の一方の作動室に直接接続された圧液の入口
    と、第1及び第2作動室間を接続する通路に設け
    られ、上記入口での圧液の圧力が所定の値に達し
    たときに切換え作動される圧力制御弁とを具備し
    たことを特徴とする圧力制御装置付き液圧作動形
    ホイールブレーキ。 2 第1及び第2受圧面の一方を規定する前記段
    部の段差面は、第1及び第2受圧面の他方と同一
    の方向を向いており、前記圧力制御弁は、入口で
    の圧液の圧力が所定の値に達したときに閉じられ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の圧力制御装置付き液圧作動形ホイールブレー
    キ。 3 前記制動ピストンは、軸線方向でみて段部の
    両側に位置する外周面がハウジング穴内で摺動案
    内されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項に記載の圧力制御装置付き液圧作
    動形ホイールブレーキ。 4 前記圧力制御弁は、制動ピストン内に同心的
    に形成されてなる空所に配置された閉止部材と、
    制動ピストン内に上記空所を規定する内面によつ
    て形成された弁座とを具備してなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の圧
    力制御装置付き液圧作動形ホイールブレーキ。 5 第1及び第2受圧面の一方を規定する前段部
    の段差面は、第1及び第2受圧面の他方と反対の
    方向を向いており、前記圧力制御弁は、入口での
    圧液の圧力が所定の値に達したときに開くことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の圧力制
    御装置付き液圧作動形ホイールブレーキ。 6 前記制動ピストンは、軸線方向でみて段部の
    両側に位置する外周面がシリンダ穴内で摺動案内
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第5
    項に記載の圧力制御装置付き液圧作動形ホイール
    ブレーキ。 7 第1及び第2作動室間には、圧力制御弁をバ
    イパスするように逆止弁が設けられており、この
    逆止弁は、前記入口に直接接続されてなる一方の
    作動室内の圧力よりも他方の作動室の圧力が大き
    くなつたときに、開かれることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項又は第6項に記載の圧力制御装
    置付き液圧作動形ホイールブレーキ。 8 前記逆止弁は、制動ピストンに設けられた環
    状のリツプシールであることを特徴とする特許請
    求の範囲第7項に記載の圧力制御装置付き液圧作
    動形ホイールブレーキ。 9 圧力制御弁は、ハウジング内において、シリ
    ンダ穴の外側に配置されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第5項又は第6項に記載の圧力制
    御装置付き液圧作動形ホイールブレーキ。 10 長手方向の軸線を有するハウジングと、こ
    のハウジング内に軸線と同心的に形成されたシリ
    ンダ穴と、このシリンダ穴内に摺動自在に挿入さ
    れ、車輪の制動をなすための制動要素を作動させ
    る少なくとも1個の制動ピストンと、シリンダ穴
    内に、制動ピストンの外面に形成された第1受圧
    面によつて区画されてなる第1作動室と、シリン
    ダ穴内に、制動ピストンの外面に第1受圧面とは
    軸方向に離間して形成された第2受圧面によつて
    区画されてなる第2作動室と、制動ピストンの外
    周面に形成され、上記第1及び第2受圧面のうち
    の一方の受圧面を規定し、且つ、他方の受圧面と
    は反対の方向を向く段差面を有してなる段部と、
    ハウジングに形成され、第1及び第2作動室の一
    方の作動室に直接接続された圧液の入口と、第1
    及び第2作動室間を接続する通路に設けられた圧
    力制御弁と、この圧力制御弁と他方の作動室との
    間の上記通路に接続された補償室と、この補償室
    を区画するように設けられ、この補償室の容積を
    可変可能に弾性付勢された可動壁とを具備し、上
    記圧力制御弁は、上記入口での圧液の圧力が所定
    の値に達したときに開かれることを特徴とする圧
    力制御装置付き液圧作動形ホイールブレーキ。 11 前記制動ピストンは、軸線方向でみて段部
    の両側に位置する外周面がハウジング穴内で摺動
    案内されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第10項に記載の圧力制御装置付き液圧作動形ホ
    イールブレーキ。 12 第1及び第2作動室間には、圧力制御弁を
    バイパスするように逆止弁が設けられており、こ
    の逆止弁は、前記入口に直接接続されてなる一方
    の作動室内の圧力よりも他方の作動室の圧力が大
    きくなつたときに、開かれることを特徴とする特
    許請求の範囲第10項に記載の圧力制御装置付き
    液圧作動形ホイールブレーキ。 13 前記逆止弁は、制動ピストンに設けられた
    環状のリツプシールであることを特徴とする特許
    請求の範囲第12項に記載の圧力制御装置付き液
    圧作動形ホイールブレーキ。 14 圧力制御弁は、ハウジング内において、シ
    リンダ穴の外側に配置されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第10項に記載の圧力制御装置
    付き液圧作動形ホイールブレーキ。 15 前記圧力制御弁の弁体部材は、補償室内に
    配置されており、これら圧力制御弁及び補償室
    は、ハウジング内において、シリンダ穴の外側に
    配置されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第10項に記載の圧力制御装置付き液圧作動形ホ
    イールブレーキ。
JP8834381A 1980-06-18 1981-06-10 Fluid pressure actuating controller of wheel built-in pressure controller Granted JPS5725533A (en)

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GB2084272B (en) 1985-02-27
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