JPS6116661B2 - - Google Patents

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JPS6116661B2
JPS6116661B2 JP52086776A JP8677677A JPS6116661B2 JP S6116661 B2 JPS6116661 B2 JP S6116661B2 JP 52086776 A JP52086776 A JP 52086776A JP 8677677 A JP8677677 A JP 8677677A JP S6116661 B2 JPS6116661 B2 JP S6116661B2
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JP
Japan
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piston
brake
sleeve
pressure
outlet chamber
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Application number
JP52086776A
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English (en)
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JPS5327772A (en
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Shotsuperu Berunto
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Continental Teves AG and Co OHG
Original Assignee
Alfred Teves GmbH
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Publication date
Application filed by Alfred Teves GmbH filed Critical Alfred Teves GmbH
Publication of JPS5327772A publication Critical patent/JPS5327772A/ja
Publication of JPS6116661B2 publication Critical patent/JPS6116661B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/26Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/18Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution
    • B60T8/1812Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution characterised by the means for pressure reduction
    • B60T8/1831Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle weight or load, e.g. load distribution characterised by the means for pressure reduction pressure reducing or limiting valves
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/2496Self-proportioning or correlating systems
    • Y10T137/2703Flow rate responsive

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブレーキ圧力源とホイールブレーキ
シリンダとの間の第1のブレーキ回路の接続を左
右する、例えば自動車などに適用される二重回路
ブレーキシステム用ブレーキフオースデストリビ
ユータ(brake−force distributor for dual−
circuit brake system)に関し、このデストリビ
ユータは制御力に抗し第1のブレーキ回路の圧力
によつてこの第1のブレーキ回路を遮断する方向
へ作動されるピストンと、このピストンに設けら
れており、第2のブレーキ回路が破損した場合に
は第1のブレーキ回路が遮断されるのを防止する
配置にあるとともに、一方バルブシートと協働し
て上記第1のブレーキ回路を遮断するバルブ部材
とを備えている。
この種のブレーキフオースデストリビユータは
ドイツ国公告第1961941号にすでに知られてい
る。この公知のデストリビユータにおいて、ピス
トンはハウジング内に摺動可能にシールされた同
軸方向の延出部を備え、この延出部には制御力に
抗する第2のブレーキ回路内の圧力が作用されて
いる。バルブ部材は、ピストンの中間域に直接に
形成されており、そしてこのバルブ部材はピスト
ンを囲繞してハウジング内を摺動でき、かつバル
ブシートを形成するリングシールと協働する。バ
ルブ部材の閉止位置において、ピストンは、その
中間域に第1のブレーキ回路におけるブレーキ圧
力源の圧力が制御力の方向へ作用する表面と、第
1のブレーキ回路と接続したホイールブレーキシ
リンダに付与される圧力が制御力の反対方向へ作
用する表面とを有している。この方式において、
全ての上記表面の大きさは、もし延出部に第2の
ブレーキ回路の圧力が作用されるのみであるなら
ば、ピストンをその閉止位置に至らして保持する
ように、割り当てられている。第2のブレーキ回
路が破損した場合、制御力の方向へ作用する力が
常に優位となる。この方式において、正常な動作
中に、第2のブレーキ回路の圧力が直ちにピスト
ン及びその移動中に影響を及ぼし、これにより第
1のブレーキ回路の制御圧力に影響が及ぼされる
ことは不具合となる。この結果、ブレーキ圧力源
によつて生起される2つのブレーキ回路間の差位
が第1のブレーキ回路の制御圧力に影響を及ぼす
ことになる。さらに、上記延出部があるため、ピ
ストンの中間域に適切な上記表面を形成するには
バルブシートの直径を比較的大きくしなければな
らない不具合がある。
さらにまた、ドイツ国特許第1655294号に記載
されたデストリビユータにおいては、第2のブレ
ーキ回路はピストンに直ちに影響を及ぼさないよ
うに設けられている。この特許のデストリビユー
タでは、制御力の方向にピストンに付加的に作用
する保持ばねを備えている。正常な動作中、この
保持ばねは、環状ピストンを介して上記ピストン
とは離間されており、この環状ピストンには第2
のブレーキ回路の圧力が作用されている。従つ
て、保持ばねは、第2のブレーキ回路が破損した
時のみ機能する。このような保持ばねには、ピス
トンを開放位置に保持できるように非常に高い程
度に予負荷を与えなければならず、さらに、正常
な動作中、上記保持ばねは予負荷に抗し、第2の
ブレーキ回路の圧力が作用される環状ピストンを
介してピストンから離間して保持されねばならな
い不具合を有することは明らかである。この方式
では、第2のブレーキ回路から多量の圧力流体を
流出させ、さらに、このようなブレーキフオース
デストリビユータは高い製造精度を必要とし、か
つ非常に大形化する不具合がある。
本発明の目的は、ピストンに作用する唯一の力
が制御力及び第1のブレーキ回路の圧力であり、
かつ第2のブレーキ回路が破損した場合、保持ば
ねなどによらずにバルブシートからバルブ部材を
離座させることのできるブレーキフオースデスト
リビユータを提供することにある。
第1の本発明のブレーキフオースデストリビユ
ータは、ブレーキ圧力源とホイールブレーキシリ
ンダとの間を結ぶ第1のブレーキ回路内に配置さ
れたハウジングと、上記ハウジング内に配設さ
れ、制御力に抗し上記第1のブレーキ回路内の圧
力を受けて一方向に移動可能なピストンと、この
ピストンの一端部に配設され、上記第1のブレー
キ回路を遮断するためのバルブ部材と、第2のブ
レーキ回路が故障した場合に第1のブレーキ回路
が上記バルブ部材によつて遮断されるのを防止す
る防止機構とを備えてなり、この防止機構が、上
記ハウジング内に摺動自在に配設されるととも
に、上記ピストンを同軸的に囲むことで、ピスト
ンとの間に上記第1のブレーキ回路の一部を構成
する通路を規定してなり、上記バルブ部材に近接
した一端にこのバルブ部材と協働して上記第1の
ブレーキ回路の上記通路を遮断するバルブシート
を有するとともに、一端に第1のブレーキ回路内
の圧力を受け他端に第2のブレーキ回路内の圧力
を受けている状態の下では休止位置に付勢して位
置付けられているスリーブと、上記ピストンに設
けられ、第2のブレーキ回路が故障した場合に第
1のブレーキ回路内の圧力により上記スリーブの
他端を当接させることで、上記第1のブレーキ回
路の上記通路の遮断を防止するための第1のスト
ツパとを具備してなることを特徴とする。
したがつて、ピストンが移動変位される場合、
上記スリーブが第2のブレーキ回路の圧力を受け
ている状態でそのバルブシートが正常な位置に保
持されるときにのみ、バルブ部材はバルブシート
に着座できることになる。もしこのケース以外の
場合には、上記第1のブレーキ回路の上記通路が
閉塞されることのないように、上記ピストンとス
リーブとは一緒に働く。
スリーブはピストンに設けられた第1のストツ
パに制御力に抗して支えられ、かつピストンはハ
ウジングに堅く結合された第2のストツパに支持
可能となつている。
第2のブレーキ回路の破損の場合に、上記第2
のストツパはスリーブ及びピストンの移動を所定
量に制限する。これを達成するため、スリーブ用
の第1のストツパはピストンに形成された半径方
向の突出部で構成され、この半径方向の突出部は
ハウジングに堅く結合された第2ストツパに対し
て支持され得るようになつている。
さらに、スリーブは復帰ばねによつてバルブ部
材の方向へ付勢されている。この復帰ばねによつ
て、ブレーキ作動の始めにおいては、全ての部材
はそれらの正常な位置に位置付けられる。ピスト
ンが段付きピストンとして構成されている実施例
においては、第1のブレーキ回路と接続されたホ
イールブレーキシリンダに供給される圧力は単に
減じられる。バルブシートは、このバルブ部材に
近接したスリーブの端部の外周縁で構成されてい
る。
このような構成を特に簡単にして達成するに
は、バルブ部材側のスリーブの部位に縮径部を設
け、この縮径部に摺動可能な環状ピストンを嵌め
込むとともに、この環状ピストンと上記縮径部の
端面との間にリングシールを配設すればよい。
二重回路で作動される後車軸を有するブレーキ
システムの場合、第2のブレーキフオースデスト
リビユータはブレーキ圧力源とホイールブレーキ
シリンダとの間の第2のブレーキ回路内に設けら
れ、この第2のブレーキ回路により左右されるブ
レーキ圧力は第1のブレーキフオースデストリビ
ユータのピストンの作用にもとづいて、この第1
のブレーキフオースデストリビユータの制御力を
与える。さらに、2つのブレーキフオースデスト
リビユータは、ハウジング内に同軸的に配置され
ており、第1のブレーキフオースデストリビユー
タのピストン及びスリーブには、第2のブレーキ
フオースデストリビユータの出口室に面する作用
表面が設けられている。この結果両方のブレーキ
回路の圧力を制御することができるコンパクトな
ユニツトが提供される。この方法では、両方のブ
レーキフオースデストリビユータは、ブレーキシ
ステムが完全であるかぎり同時に機能する。第2
のブレーキフオースデストリビユータの出口室に
近接した第1のブレーキフオースデストリビユー
タのピストンの作用表面の直径が第1のブレーキ
フオースデストリビユータのバルブシートの直径
に等しいため、第1のブレーキフオースデストリ
ビユータはリミツターとして単に構成されてい
る。第2のブレーキフオースデストリビユータに
依存するその制御力によつて、第1のブレーキ回
路は第2のブレーキ回路と同じ圧力動向に追従す
る。ブレーキ圧力源の圧力の差違がブレーキフオ
ースデストリビユータを介して接続されたホイー
ルブレーキシリンダに影響を与えることはない。
もしハウジングに堅く結合された第3のストツ
パが、上記出口室内に配置されるならば、第3の
ストツパに、スリーブが当接された状態での第1
のブレーキフオースデストリビユータのピストン
が支持され得るという利点がある。従つて、もし
第2のブレーキ回路が破損した場合、第1のブレ
ーキフオースデストリビユータのピストン及びス
リーブは第2のブレーキフオースデストリビユー
タのピストンの変位よりもわずかな量だけ変位さ
れる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳
述する。
第1図において、1は段付のめくら穴2を有す
るハウジングである。上記めくら穴2は次第に先
細となるC、B及びAに区分されている。区分B
内にはスリーブ3が摺動可能に液密的に嵌合され
ているとともに、スリーブ3内にはピストン4が
摺動可能に液密的に嵌合されている。ピストン4
の区分A内に延出する一端にはバルブ部材5が設
けられている。スリーブ3にはバルブ部材5と協
働するバルブシート6が備えられている。ピスト
ン4の他端側は区分Cを通してハウジング1の外
方へ延出されている。この区分Cにおいて、ピス
トン4はリング15(第2のストツパ)を介して
液密的に摺動可能に案内されている。リング15
はめくら穴2に液密を保持して係合され、かつサ
ークリツプ16によつてハウジング1に対して固
定されている。矢印で示されている如く、ハウジ
ング1の外方からは、制御力Qがバルブ部材5の
方向に向つてピストン4に作用されている。この
制御力Qは、例えば予負荷が与えられたばねによ
つて加えられるものであるか、又は軸負荷に応じ
て加えられるものである。
そして、区分A内には出口室10が形成され、
この出口室10はポート7を介して自動車の後輪
ホイールブレーキシリンダ(図示せず)とそれぞ
れ接続されている。また、区分B内に開口するポ
ート8は圧力流体源の第1ブレーキ回路すなわち
縦列形マスタシリンダの第1室に接続されてい
る。該ポート8はスリーブ3内の通路11を介し
てピストン4の環状溝12と連通状態にある。環
状溝12は第1のブレーキ回路の一部を構成して
おり、バルブ部材5に至るまで延びている。事実
上、環状溝12は上記マスタシリンダの第1室と
常に連通する入口室を規定している。スリーブ3
とリング15との間には環状室13が規定され、
環状室13はポート9を介して圧力流体源の第2
ブレーキ回路すなわち上記マスタシリンダの第2
室と前輪ホイールブレーキシリンダとを結ぶ管路
に接続されている。環状溝13内には復帰ばね1
4が収納されており、この復帰ばね14はその一
端がリング15を押圧するとともに他端がスリー
ブ3を押圧している。これにより、スリーブ3は
ストツパ18と当接した通常位置に保持されてい
る。環状溝13内において、ピストン4は半径方
向に突出した突出部19(第1のストツパ)を備
えている。ピストン4とスリーブ3との間に設け
られた環状室13側のシール(図示しない)とポ
ート8つまり環状溝12側のシール(図示しな
い)との間には大気に連通した開口を有するボア
17が設けられており、これにより上記シールの
破損が容易に確かめられる。
以下に記載される動作モードに関しては、第1
図の実施例において、バルブシート6の内径がス
リーブ3内及びリング15内のピストン4の外径
と等しいことに留意すべきである。
ブレーキがかけられる前には、全ての部材は図
示された位置になる。したがつて、ポート8とポ
ート7との間には直接連通されている。この結
果、マスタシリンダが作動されると、環状溝1
2、出口室10及び環状室13の圧力は同時に増
加する。環状室13内の圧力はピストン4に影響
を及ぼさない。しかしながら、環状室13内の圧
力はストツパ18の方向に向つてスリーブ3に作
用し、これによりスリーブ3はその反対方向へ作
用する出口室10内の圧力にかかわらず、ストツ
パ18と当接した位置に留まることになる。ピス
トン4には制御力Qに抗する方向に出口室10内
の圧力が作用される。この出口室10内の圧力が
制御力Qに打ち勝つほどに十分大きくなると直ち
にピストン4は左方に移動される。これにより、
バルブ部材5がバルブシート6に着座して環状溝
12と出口室10との間の連通を遮断する。この
結果、出口室10内の圧力はそれ以上マスタシリ
ンダの圧力と独立して増加されることはない。上
記マスタシリンダの圧力が再び上記状態でのレベ
ル圧以下に降下した時のみ、スリーブ3は環状室
13内の減少した圧力に対抗する出口室10内の
圧力によつて左方に移動される。この結果、環状
溝12と出口室10との間の連通が再び確立され
る。このことは、出口室10内の圧力を直ちに降
下させることとなり、これにより制御力Q及び復
帰ばね14の作用にもとづき、ピストン4及びス
リーブ3は図示された位置に復帰される。
ポート7と8は相互にそれぞれの接続を取り換
え可能である。これにより得られる効果は、上記
マスタシリンダの圧力がレベル圧から減少される
間でも、スリーブ3が移動されないことである。
この場合、バルブシート6からのバルブ部材5の
離座は、出口室10内でのマスタシリンダの減少
圧力に対抗する制御力Qにより、ピストンが移動
されることによつて、達成される。
もし、第2のブレーキ回路が破損されるなら
ば、ブレーキ作動中に、スリーブ3を図示された
位置に保持させる圧力は、環状室13内に存在し
ない。従つて、スリーブ3は出口室10内の圧力
によつてピストン4の半径方向の突出部19と常
に当接状態に保持され、そして、この出口室10
内の圧力に応じて、スリーブ3はピストン4と一
緒に制御力Qに抗して左方向に移動される。この
スリーブ3の移動は、ピストン4の突出部19が
リング15と当接した時、最大となる。また、第
2のブレーキ回路が破損した場合、環状室13内
の圧力が急に低下される結果、スリーブ3は直ち
にピストン4の突出部19に向つて変位される。
したがつて、第2のブレーキ回路が破損した時に
は、環状溝12と出口室10との間の連通を遮断
することは不可能となる。
第2図の実施例において、第1図と同じ部分に
は同一番号を付して、その説明は省略する。第1
図との実質的な相異は、スリーブ3がバルブ部材
5へ向う方向に段部を有しており、かつバルブシ
ート6がスリーブ3の最小段部の端面における外
周部によつて形成されていることにある。これに
よつて、バルブ部材5の直径がスリーブ3内のピ
ストン4の外径より大きくなるので、バルブ通路
が閉塞された状態ではバルブ部材5のシール面に
環状表面が形成され、この環状表面によつて、ピ
ストン4には出口室10へ向う方向に環状溝12
内の圧力がバルブ部材5を介して作用される。
他の相異は、スリーブ3の最小段部上に環状ピ
ストン20が摺動可能に配設されていることにあ
り、この環状ピストン20の外径はスリーブ3の
中間段部の外径に等しい。環状ピストン20は、
出口室10へ向う方向からストツパ18に支持さ
れている。環状ピストン20とスリーブ3の中間
段部との間に配設されたリング状シール21は、
スリーブ3とめくら穴2の双方の出口室10に対
するシールとなつている。これにより、環状ピス
トン20自身にシールを設ける必要がない。この
実施例において、事実上その特徴が明らかな他の
シールもまた図示されている。
第2図の実施例の動作モードは以下の如くであ
る。
マスタシリンダ内での圧力が高められるにつれ
て、圧力流体はこのマスタシリンダからポート8
及び9に送出される。このとき、バルブ通路が開
放されているから、環状溝12と出口室10内の
圧力はそれぞれ均等に高められる。また、環状室
13内の圧力も高められることから、スリーブ3
の左右に作用する圧力流体の圧力的平衡が保た
れ、したがつて、スリーブ3は復帰ばね14によ
り図示された位置に保持される。バルブ部材5の
作用表面がスリーブ3内でのピストン4のシール
直径つまりスリーブ3の最小段部の外径に相当す
るこの状態で、環状溝12と出口室10内の圧力
が、制御力Qに打ち勝つほどに十分に高くなると
直ちに、ピストン4は左方に移動され、そしてバ
ルブ部材5はバルブシート6とでバルブ通路を閉
じる。
圧力が更に立ち上げられるにつれて、環状溝1
2内の圧力は、ピストン4を右方に移動さすよう
に、スリーブ3の最小段部の外径より小さな径を
有するバルブシート6の環状表面に加えられる。
一方、バルブシート6の径で決定されるバルブ部
材5の表面に出口室10内の圧力が作用すること
により、ピストン4は左方に押圧される。この結
果、バルブ部材5は一時的にバルブシート6から
離座し、所定量の圧力流体が出口室10内に送出
される。これにより環状溝12内及び出口室10
内の圧力にもとづく力は再び制御力Qと釣り合う
ことになる。
従つて、出口室10内で生起される圧力上昇
は、環状溝12内の圧力に比較して減じられる。
圧力が上昇している全期間中、スリーブ3は、環
状室13内の圧力が適切に高められるために、常
に初期位置に保持されている。また、スリーブ3
は、圧力の減少時でも平衡に保される。しかしな
がら、ピストン4に対して右方に作用する力が減
じると、ピストン4は出口室10内の圧力作用に
よつてスリーブ3と一緒に左方へ移動される。こ
の結果、出口室10の容積が増加し、この出口室
10内の圧力は減じられる。制御力Qによりピス
トン4を右方へ変位させることができる程度にこ
の出口室10内の圧力が降下され、これによつて
バルブ部材5がバルブシート6から離座される時
のみ、ポート8とポート7との間における圧力流
体の自由な流れが回復される。それ故に、圧力減
少中のポート8とポート7との間の圧力比は、シ
ールの摩擦力によつて生じる小さな誤差を無視す
れば、圧力上昇中のその圧力比と常に同じであ
る。
第2のブレーキ回路に破損が生じた場合、この
実施例は第1図の実施例と同様に機能する。環状
室13の圧力の不足のため、スリーブ3は常に突
出部19に対して保持され、これによりバルブ通
路の閉止は不可能となる。
第3図の実施例において、本発明に係る第1ブ
レーキデストリビユータは第2のブレーキ回路用
の第2のブレーキデストリビユータと組合されて
いる。この実施例において、めくら穴2はさらに
区分Dを有する。区分AとB内に配設された部材
は第1図のそれらと同じであるので、再び説明を
要しない。しかしながら、ピストン4はハウジン
グ1から外方へ延出していないで、単に区分C内
に延出しているだけである。
区分C内には摺動可能に液密的に配設された段
付ピストン27が収容されている。この段付ピス
トン27の小径部は、区分D内に配設されたリン
グ15を介してハウジング1の外方へ延出されて
いる。また段付ピストン27には第1のブレーキ
デストリビユータ方向への制御力Qが作用されて
いる。段付ピストン27は第1のブレーキフオー
スデストリビユータに近接した大きな大径作用端
を備え、この大径作用端は出口室29を規定して
いる。リング15に近接した段付ピストン27の
小径作用端は入口室30を規定している。入口室
30はポート9を介して圧力流体源の第2のブレ
ーキ回路すなわち前記マスタシリンダの第2室及
び右前輪ホイールブレーキシリンダにそれぞれ連
通し、出口室29はポート31を介して第2のブ
レーキ回路と接続した左後輪ホイールブレーキシ
リンダと連通されている。この場合、ポート8は
マスタシリンダの第1室及び左前輪ホイールブレ
ーキシリンダにそれぞれ接続され、ポート7は右
後輪ホイールブレーキシリンダに接続されてい
る。機械的に作動可能なバルブ部材28によつて
閉止される通路は段付ピストン27内に形成さ
れ、この通路は入口室30と出口室29とを連通
させる。バルブ部材28は、段付ピストン27が
ピストン4と当接しているかぎり通路を解放すべ
く作動されるようになつている。
出口室29内には、またサークリツプ26によ
つて固定されたストツパリング25(第3のスト
ツパ)が収容されており、このストツパリング2
5はピストン4の突出部19と協働することによ
つて、このピストン4の左方向への動きを制限す
る。復帰ばね14はストツパリング25とスリー
ブ3との間に配設されている。
以下に、第3図の実施例の動作モードを説明す
る。
マスタシリンダ内の圧力が高められるにつれ
て、圧力流体はポート8と9に送出され、そして
この圧力体は当分、規制されることなく出口室1
0,29に達する。しかしながら、出口室29内
の圧力が、制御力Qに対して段付ピストン27を
左方に移動さすことができるほどに高められると
直ちに、バルブ部材28は閉止され、そしてこの
後の出口室29内の加圧は減じられる。このこと
から、圧力の上昇が継続されるにつれて、ピスト
ン4は左方に移動され、出口室10内に立上げら
れる圧力は出口室29内の圧力よりもわずかに高
くなる。これにより、出口室10の圧力は、出口
室29内の圧力動向に常に追従する。第1及び第
2のブレーキフオースデストリビユータにおい
て、その弁通路の閉止作動がなされる切換え値即
ち出口室10,29内の圧力制御がなされる値に
までに、これら出口室10,29内の圧力が高ま
る以前には、ピストン4は適量の圧力流体が出口
室10内に入るまで右方に変位されたままであ
る。圧力を減少させる作動が為されている間は、
ピストン4は浮動ピストンのようにしてスリーブ
3と一緒に動き、これにより出口室10の容積が
増加して、この場合出口室10の圧力は常に出口
室29の圧力に追従する。このような浮動ピスト
ンとしてのピストン4の機能は、圧力の減少作動
が生じる以前において、圧力がまだその切換え制
御圧に達せず、且つスリーブ3がまだストツパ1
8と当接されていない状態での圧力上昇中にも生
起される。
第2のブレーキ回路が破損した場合、圧力は出
口室29内で圧力が立上げられることはない。従
つて、出口室10の圧力は、常時ピストン4の突
出部19に対してスリーブ3を保持することにな
り、ポート8とポート7との間の連通が遮断され
ることはない。ピストン4に関するかぎり、この
ピストン4はまず制御力Qに対して段付ピストン
27を支持する。しかしながら、このものにおい
て、制御力Qに抗してなされるピストン4の移動
行程は、突出部19がストツパリング25に当接
することで制限される。
第1のブレーキ回路が破損しても、段付ピスト
ン27によつて構成される第2のブレーキフオー
スデストリビユータは正常な作用をする。本発明
は上記記載に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るブレーキフオースデスト
リビユータの第1実施例の縦断面図、第2図は本
発明に係るブレーキフオースデストリビユータの
第2の実施例の縦断面図、そして第3図は本発明
に係る両ブレーキ回路の圧力に影響を及ぼすよう
に設計されたブレーキフオースデストリビユータ
の第3の実施例の縦断面図である。 1……ハウジング、3……スリーブ、4……ピ
ストン、5……バルブ部材、6……バルブシー
ト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブレーキ圧力源とホイールブレーキシリンダ
    との間を結ぶ第1のブレーキ回路内に配置された
    ハウジングと、 ハウジング内の一端側に形成され、第1のブレ
    ーキ回路の一部を構成する出口室と、 ハウジング内の他端側に形成され、第2のブレ
    ーキ回路の圧力が導かれる導圧室と、 ハウジング内に出口室と導圧室とを区画するよ
    うに摺動自在に配設され、両端に出口室及び導圧
    室の圧力が夫々作用されている状態の下ではハウ
    ジングの一端側に向かつて付勢されて休止位置に
    位置付けられているスリーブと、 スリーブ内に摺動自在に嵌合され、一端が出口
    室に臨み、他端が導圧室を貫通して延びととも
    に、この他端に出口室に向かう方向の制御力が作
    用されているピストンと、 ピストンの一端側外周面とスリーブの内周面と
    の間に形成され、出口室と直列に接続されてこの
    出口室と同様に第1のブレーキ回路の一部を構成
    する通路と、 スリーブの一端面に形成されたバルブシート
    と、 ピストンの一端に配設され、ピストンが制御力
    に抗し出口室の圧力を受けて休止位置にあるスリ
    ーブに向かつて移動されたとき、スリーブのバル
    ブシートと協働して上記通路を遮断するバルブ部
    材と、 ピストンの導圧室に位置する部位に設けられ、
    第2のブレーキ回路に故障が生じたとき、出口室
    の圧力を受けてピストン及びスリーブが移動され
    る際、このスリーブの他端と当接されて、これら
    スリーブとピストンとを共に移動させ、これによ
    り、第1のブレーキ回路中の上記通路の遮断を防
    止するための第1のストツパとを具備してなるこ
    とを特徴とする二重回路ブレーキシステム用ブレ
    ーキフオースデストリビユータ。 2 前記ピストンの他端側はハウジングに堅く取
    付けられた第2のストツパによつて支持可能であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の二重回路ブレーキシステム用ブレーキフオース
    デストリビユータ。 3 前記第1のストツパは、ピストンを第2のス
    トツパによつて支持できるように、ピストンを囲
    繞する径方向に突出した突出部によつて形成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第2項に
    記載の二重回路ブレーキシステム用ブレーキフオ
    ースデストリビユータ。 4 前記第1のストツパは、ピストンを囲繞する
    径方向の突出部で形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の二重回路ブレー
    キシステム用ブレーキフオースデストリビユー
    タ。 5 前記スリーブは、復帰ばねによつてバルブ部
    材の方向に付勢されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の二重回路ブレーキシス
    テム用ブレーキフオースデストリビユータ。 6 バルブシートは、バルブ部材側におけるスリ
    ーブの端面の内周縁によつて形成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の二重
    回路ブレーキシステム用ブレーキフオースデスト
    リビユータ。 7 前記スリーブは、復帰ばねによつてバルブ部
    材の方向に付勢されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第3項又は第4項に記載の二重回路ブ
    レーキシステム用ブレーキフオースデストリビユ
    ータ。 8 前記バルブシートは、バルブ部材側における
    スリーブの端面の外周縁によつて形成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項又は第7
    項に記載の二重回路ブレーキシステム用ブレーキ
    フオースデストリビユータ。 9 前記スリーブのバルブ部材に近接した外周の
    部位は縮径されているとともに、このスリーブの
    縮径部には、この縮径部の段差に相当する径寸法
    を有した環状ピストンが摺動可能に嵌合されてお
    り、更に、縮径部の端面と環状ピストンとの間に
    はリングシールが配設されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第6項又は第8項に記載の二重
    回路ブレーキシステム用ブレーキフオースデスト
    リビユータ。 10 ブレーキ圧力源とホイールブレーキシリン
    ダとの間を結ぶ第1及び第2のブレーキ回路内に
    配置されたハウジングと、 ハウジング内の一端側に形成され、第1のブレ
    ーキ回路の一部を構成する第1出口室と、 ハウジング内の中間部に形成され、第2のブレ
    ーキ回路の一部を構成する第2出口室と、 ハウジング内に第1出口室と第2出口室とを区
    画するように摺動自在に配置され、両端に第1及
    び第2出口室の圧力が作用されている状態の下で
    はハウジングの一端側に向かつて付勢されて休止
    位置に位置付けられているスリーブと、 スリーブ内に摺動自在に嵌合され、一端が第1
    出口室に臨み、他端が第2出口室を貫通するよう
    に延びるとともに、この他端に第1出口室に向か
    う方向の第1制御力が作用されている第1ピスト
    ンと、 第1ピストンの一端側外周面とスリーブの内周
    面との間に形成され、第1出口室と直列に接続さ
    れてこの第1出口室と同様に第1のブレーキ回路
    の一部を構成する第1通路と、 スリーブの一端面に形成されたバルブシート
    と、 第1ピストンの一端に配設され、第1ピストン
    が制御力に抗し第1出口室の圧力を受けて休止位
    置にあるスリーブに向かつて移動されたとき、ス
    リーブのバルブシートと協働して上記第1通路を
    遮断する第1バルブ部材と、 第1ピストンの第2出口室に位置する部位に設
    けられ、第2のブレーキ回路に故障が生じたと
    き、第1出口室の圧力を受けて第1ピストン及び
    スリーブが移動される際、このスリーブと当接さ
    れて、これらスリーブと第1ピストンとを共に移
    動させ、これにより、第1のブレーキ回路中の上
    記第1通路の遮断を防止するための第1のストツ
    パと、 ハウジング内に第1ピストンと直列にして摺動
    自在に配置され、一端が第2出口室を区画するこ
    とにより、一端に第2出口室の圧力を受け、他端
    に第2出口室に向かう第2制御力が作用されてい
    る第2ピストンと、 第2ピストンが第2制御力に抗し、第2出口室
    の圧力を受けて移動されたとき、第2のブレーキ
    回路を遮断する第2バルブ部材とを具備したこと
    を特徴とする二重回路ブレーキシステム用ブレー
    キフオースデストリビユータ。 11 前記第2ピストンは段付きピストンであつ
    て、この段付きピストンの大径作用面を有する側
    の端部は通常第1ピストンの他端部に当接された
    状態にあることを特徴とする特許請求の範囲第1
    0項に記載の二重回路ブレーキシステム用ブレー
    キフオースデストリビユータ。 12 段付きピストンとスリーブとの間における
    部位の第1ピストンの直径は、バルブシートの直
    径に等しいことを特徴とする特許請求の範囲第1
    1項に記載の二重回路ブレーキシステム用ブレー
    キフオースデストリビユータ。 13 段付きピストンとスリーブとの間のハウジ
    ングには、第1ピストンの第1ストツパを支持す
    るための第3ストツパが固定されており、更に、
    スリーブは第1ピストンの第1ストツパによつて
    支持されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第11項に記載の二重回路ブレーキシステム用ブ
    レーキフオースデストリビユータ。 14 前記スリーブの第1バルブ部材に近接した
    外周部位は縮径されているとともに、このスリー
    ブの縮径部には、縮径部の段差に相当する径寸法
    を有した環状ピストンが摺動可能に嵌合されてお
    り、更に縮径部と環状ピストンとの間にはリング
    シールが配設されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第11項に記載の二重回路ブレーキシス
    テム用ブレーキフオースデストリビユータ。
JP8677677A 1976-08-26 1977-07-21 Braking force distributor in double circuit braking system Granted JPS5327772A (en)

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JPS5327772A JPS5327772A (en) 1978-03-15
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ES (1) ES461880A1 (ja)
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