JPS6133954Y2 - - Google Patents

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JPS6133954Y2
JPS6133954Y2 JP9977381U JP9977381U JPS6133954Y2 JP S6133954 Y2 JPS6133954 Y2 JP S6133954Y2 JP 9977381 U JP9977381 U JP 9977381U JP 9977381 U JP9977381 U JP 9977381U JP S6133954 Y2 JPS6133954 Y2 JP S6133954Y2
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JP
Japan
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bathtub
water
volume adjustment
weight
adjustment tank
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JP9977381U
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English (en)
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JPS585434U (ja
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  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は昇降浴槽の水量調節装置に関するもの
である。従来のこの種浴槽は入浴者が入浴する時
適当な水位を保つ為に、浴槽の面積を広くして水
位の上昇を緩和するか、あるいは浴槽側面の上部
に溢水用の取水口を設け水位上昇分を溢水させる
かによつて適当なる水位を保つていた。
浴槽の面積を広く作ると、その浴槽を設置する
浴室を広くしなければならず空間の有効な利用が
できないという欠点があり、またその浴槽の体躯
も大きくなり製造経費が高くつき、湯量も多く必
要となり、かつ介助もやりにくいという欠点があ
つた。
浴槽に溢水用の取水口を設け水位上昇分を溢水
させる方法の場合は、溢水する湯量を消失するの
で湯量と熱量の損失となり頻繁に湯の補給をしな
くてはならない為大規模な湯沸し設備を必要とす
るという欠点があり、又給湯に要する時間を損失
するという欠点があつた。
本考案は前述の従来浴槽の欠点を解消する水量
調節装置に関するもので、小型浴槽に水量調節タ
ンクを設け入浴する時に浴槽から溢れ出る湯を一
時貯水し入浴が終るとその貯水した湯を再び浴槽
に還元させ、水位上昇の防止と溢水の収集還元に
よる湯量の損失防止を図る昇降浴槽を提供するも
のである。
即ち本考案は昇降可能な浴槽1の一側部上端に
通水路16を設け、該通水路16と連通する連通
口18を一側部に有する水量調節タンク2の連通
口18下端を前記通水路16と回動自在に軸支す
るとともに、上部固定面に設けた吊軸5から垂下
された吊下棒3の下端と前記水量調節タンク2の
上面適宜箇所の支軸4とを回動自在に軸支してな
る昇降浴槽の水量調節装置である。
以下図面に示す実施例により本考案を詳細に説
明する。
固定面17に逆L字型の支持コラム8を立設
し、浴槽1の上縁面が水平状態を維持しながら昇
降できるように該浴槽1を支持コラム8に装着す
る。前記浴槽1の適宜箇所に前記支持コラム8に
設けられる昇降ガイド9,10に案内される吊索
12の一端を連結する。該吊索12の他の一端は
前記昇降ガイド9,10への掛回によつて浴槽1
の装備側とは反対側に導かれ該端部におもり7を
連結懸垂させる。
該おもり7の重量は前記浴槽1内に規定量の湯
を収容した時の浴槽1装備側構成部の総重量より
もやや軽いが略々均衡する重量とする。
前記浴槽1には支持コラム8方向の側面上端に
通水路16を設け、該通水路16の先端部に可撓
カバー11を密着して取付け、該可撓カバー11
と水量調節タンク2の一側部に設けた連通口18
とを連通させる。該水量調節タンク2は前記浴槽
1の通水路16の下部に設けた連結軸6により浴
槽1に回動自在に軸支されている。さらに、前記
支持コラム8の上部に設けた吊軸5から垂下され
る吊下棒3と前記水量調節タンク2の上面適宜箇
所の支軸4とが回動自在に軸支されている。
前記おもり7に重量を付加させるためにステツ
プ15を設けている。該ステツプ15の一端はお
もり7の適宜箇所に設けた支軸19に回動自在に
装着し、他端は固定面17上を摺動する如く構成
されており、該ステツプ15の上面は介助者が該
ステツプ15上に乗降可能にしている。
前記浴槽1に入浴者13を入浴させるための入
浴者搬送用のストレツチヤ14は、該ストレツチ
ヤ14上に前記入浴者13を乗せたまま浴槽1の
上面に移送し該浴槽1が上昇すると入浴者13が
入浴できる位置に定置するものである。そして前
記ストレツチヤ14は浴槽1の昇降移動に支障無
き形状をなしている。
次に浴槽の昇降装置の作用を説明する。ステツ
プ15の上に介助者が移乗すると介助者の重量が
おもり7に付加され該おもり7装備側構成部の総
重量は浴槽1装備側構成部の総重量よりもやや重
くなつておもり7は下降し同時に浴槽1は吊索1
2を介して上昇することになる。逆に介助者が該
ステツプ15から移降すればおもり7は上昇し浴
槽1は下降する。
次に水量調節装置の作用を説明する。規定量の
湯を入れた浴槽1が下降している位置では水量調
節タンク2の下方底面は水平となり該下方底面の
高さと通水路16の高さとがほぼ等しくなり浴槽
1内の湯は水量調節タンク2の中に流入しない。
次に浴槽1を上昇させた位置において入浴者13
が浴槽1内に侵入するので入浴者13の体積分だ
け湯が排除され水位が上昇する。この水位上昇分
の湯は浴槽1の通水路16を通つて水量調節タン
ク2の中へ流入する。この時水量調節タンク2の
連通口18の下端は浴槽1の連結軸6により引き
上げられるので該水量調節タンク2は貯水可能に
位置している。次に浴槽1を下降させた位置では
入浴者13は浴槽1から脱出するので浴槽1内の
水位は下がろうとするがこの時、水量調節タンク
2の連通口18の下端は浴槽1の連結軸6により
引き下げられ該水量調節タンク2の下方底面は水
平となり、該水量調節タンク2内に溜つた湯は浴
槽1の通水路16を通つて浴槽1の方へ流出す
る。従つて前記水量調節装置は入浴者13が入浴
する時は溢れる湯を水量調節タンク2に溜め入浴
者13が入浴を終える時該水量調節タンク2に溜
めた湯を浴槽1に戻すという作用を自動的になす
ものである。さらに前記浴槽1装備側構成部の総
重量が入浴者13の入浴の始めから後りまでの間
で殆んど変化が無い様に水量調節装置は作用す
る。即ち入浴者13が入浴する時は入浴者13の
体積相当の湯の重量が浮力として浴槽1の上昇を
抑制する方向に働くが、入浴者13が浴槽1の湯
中へ侵入する動作と併行して入浴者13の体積相
当の湯を水量調節タンク2に移動させ浴槽1の上
昇を妨げる方向に動く力を除去する。入浴者13
が浴槽1の湯から脱出する時は湯中にあつた入浴
者13の体積相当の湯が浴槽1から出ており浴槽
1の重量が軽くなつているが、入浴者13の浴槽
1の湯からの脱出に併行して水量調節タンク2か
ら入浴者13の体積相当の湯が除々に浴槽1に流
れ込んでくるので、浴槽1の湯量は入浴前とほぼ
同じだけの湯量に戻り浴槽1の重量は入浴前より
軽くならずほぼ同じ重量を維持する。該入浴者1
3が浴槽1に侵入したり脱出したりする一連の動
作中に水量調節タンク2には湯が入つたり出たり
しており、その動作期間中に該水量調節タンク2
の総重量は該水量調節タンク2の支軸4及び浴槽
1の連結軸6に分散して掛つているが、水量調節
タンク2の総重量は殆んどが該支軸4に集中して
掛り、連結軸6に掛る重量は下向きの微少な重量
となるよう支軸4の位置を設定している。この支
軸4の設定位置は浴槽1の上昇動作に支障をきた
さない範囲の重量を受ける位置にする事により、
入浴者13が入浴しても浴槽1に付加される浮力
相当の重量は殆んど支軸4で支える事になる。従
つて入浴の始終の期間中に浴槽1の重量及び該浴
槽1装備側構成部の重量がほぼ変化しない様に水
量調節装置が作用するのである。
以上述べた様に本考案の昇降浴槽の水量調節装
置は入浴する際に溢れ出る湯を自動的に再び浴槽
に還元できる為、浴槽の小型軽量化が可能となり
介助がしやすく、小量の湯の使用で多数の入浴者
を短時間に入浴させる事を可能にしており、病院
その他の施設の入浴装置として優れた効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案の側面図、第2図は平面図、第3図は第2
図のA−A断面図、第4図は斜視図である。 1……浴槽、2……水量調節タンク、3……吊
下棒、4……支軸、5……吊軸、6……連結軸、
7……おもり、8……支持コラム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降可能な浴槽1の一側部上端に通水路16を
    設け、該通水路16と連通する連通口18を一側
    部に有する水量調節タンク2の連通口18下端を
    前記通水路16と回動自在に軸支するとともに、
    上部固定面に設けた吊軸5から垂下された吊下棒
    3の下端と前記水量調節タンク2の上面適宜箇所
    の支軸4とを回動自在に軸支してなる昇降浴槽の
    水量調節装置。
JP9977381U 1981-07-04 1981-07-04 昇降浴槽の水量調節装置 Granted JPS585434U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9977381U JPS585434U (ja) 1981-07-04 1981-07-04 昇降浴槽の水量調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9977381U JPS585434U (ja) 1981-07-04 1981-07-04 昇降浴槽の水量調節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS585434U JPS585434U (ja) 1983-01-13
JPS6133954Y2 true JPS6133954Y2 (ja) 1986-10-03

Family

ID=29894495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9977381U Granted JPS585434U (ja) 1981-07-04 1981-07-04 昇降浴槽の水量調節装置

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JP (1) JPS585434U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6066685U (ja) * 1983-09-13 1985-05-11 本田技研工業株式会社 抵抗溶接機における整流器付トランス装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS585434U (ja) 1983-01-13

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