JPS6133736Y2 - - Google Patents

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JPS6133736Y2
JPS6133736Y2 JP4167580U JP4167580U JPS6133736Y2 JP S6133736 Y2 JPS6133736 Y2 JP S6133736Y2 JP 4167580 U JP4167580 U JP 4167580U JP 4167580 U JP4167580 U JP 4167580U JP S6133736 Y2 JPS6133736 Y2 JP S6133736Y2
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JP
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lever
switch
foot
hook
spring
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JP4167580U
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JPS56145159U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、公衆電話機におけるフツクスイツ
チ駆動機構に関するものである。
従来から、公衆電話機のフツクスイツチの駆動
機構にあつては、フツクレバーの異常な操作など
によつても電話機が誤動作したりしないよう複数
の接点で構成されるフツクスイツチの動作および
復旧を速動作で確実に行うための制御メカニズム
が用いられている。
第1図は従来のフツクスイツチ駆動機構の一構
成例を示すもので、支持軸1で回動自在に支持さ
れるフツクレバー2には支持軸1を中心とした時
計方向の回転力を付与するための復旧ばね3が装
着されており、フツクレバー2の回動範囲はスト
ツパ4および4′に規制されている。また、支持
軸5により回動自在に支持されストツパ6および
6′によりその回動範囲が規制されるフツクスイ
ツチ作動レバー7には、ばね掛け穴7′が設けて
あり、このばね掛け穴7′とフツクレバー2の一
端に設けられたばね掛け穴2′との間には作動ば
ね8がフツクレバー2でフツクスイツチ作動レバ
ー7を懸架するごとく装着されている。また、フ
ツクスイツチ作動レバー7の他端にはピン9を介
して連結レバー10が装着され、連結レバー10
の他端は支持軸11で回動自在に支持される押圧
レバー12がピン13により連結される。押圧レ
バー12にはフツクスイツチ14と対向する位置
にフツクスイツチ14の押圧ローラ15が設けら
れている。
このような構成をとる従来のフツクスイツチ駆
動機構にあつては、第1図に示すごとくフツクレ
バー2を送受器掛けなどにより復旧ばね3の張力
に抗して押下げ、フツクレバー2を支持軸1を中
心として反時計方向に回動させる。ところで、ば
ね掛け穴2′および7′で支持れる作動ばね8のフ
ツクレバー2側の支点となるばね掛け穴2′がフ
ツクスイツチ作動レバー7の支持軸5とばね掛け
穴7′との中心とを結ぶ5−7′の廷長線より左側
の領域にある第1図の実線の状態の場合は、フツ
クスイツチ作動レバー7には作動ばね6によつて
支持軸5を中心とした時計方向の回動力が作用す
るので、この回転力によつてフツクスイツチ14
は連結レバー10および押圧レバー12を介して
押圧ローラ15で押圧され閉成状態を保つている
が、フツクレバー2の回動により作動ばね8の支
点となるばね掛け穴2′が右方向第1図の鎖線で
示すように移動して上記5−7′の廷長線の右側
の領域内に入ると、フツクスイツチ作動レバー7
に作用する作動ばね8による回転力が反転し、支
持軸5を中心として反時計方向に働くようになる
ので、ストツパ6′に接触支持されていたフツク
スイツチ作動レバー7はストツパ6に接触支持さ
れる位置まで支持軸5を中心として速動作で反転
し、これによりフツクスイツチ作動レバー7と連
動する連結レバー10および押圧レバー12を反
転しフツクスイツチ14を押圧ローラ15も右方
に変位させられてフツクスイツチ14は速動作で
閉成状態から開放状態に変るようになる。
しかしながら、このような制御メカニズムを使
用しているフツクスイツチ駆動機構にあつては、
フツクレバー2がゆつくりと上下運動させられる
ときに、作動ばね8の支点となるばね掛け穴2′
が7′−5の廷長線を過ぎても連結レバー10部
の摩擦などのためフツクスイツチ作動レバー7が
速動作で反転しなかつたり、また、作動ばね8の
支点となるばね掛け穴2′が7′−5の廷長線上近
傍に位置しているときフツクレバー2がこきざみ
に往復運動させられる異常状態がなされると作動
ばね8の張力方向をフツクレバー2を介して利用
者が細かく制御できるので、反転しかかつたフツ
クスイツチ作動レバー7が中途で止つてしまつた
りして、フツクスイツチ14を速動作が動作ある
いは復旧させることができないことが生じる欠点
があつた。
この考案は、上記のような欠点を除去するため
になされたもので、連結レバーなどを取り去つて
摩擦の影響を受けないようにするとともにフツク
スイツチ作動レバーの反転時においては、フツク
レバー操作の影響を直接受けにくい構成としたも
のである。以下、図面に基づいてこの考案を詳細
に説明する。
第2図、第3図および第4図はこの考案の一実
施例を示すもので、第2図はフツクスイツチ駆動
機構の構成図、第3図は第2図の動作状態を示す
図、第4図は第2図の−矢視図である。
フツクレバー21は基板22のコの字状の折曲
げ部分22aと基板22とに貫通するごとく取り
付けられた支持軸23によつて、基板22のコの
字状の折曲げ部分22a内側に回動自在に保持さ
れており、フツクレバー21の一端にはフツクハ
ンガ26と一体となつたフツクアーム25が送受
器24を掛けるために取り付けてあり、また、フ
ツクレバー21の他端にはフツクスプリング27
を、基板22上に設けられたばね掛け22bとの
間に懸架するための掛け突起21aが設けられて
おり、さらにフツクレバー21のアーム部21b
にはフツクスイツチの制御メカニズムの駆動レバ
ー31と係合して駆動させるための係合溝21c
が設けられている。また、基板22には、フツク
レバーの回動範囲を規制するためのストツパ22
c,22dが設けられている。また、基板22上
にはフツクスイツチとフツクスイツチの制御メカ
ニズムと連結され、コの字状に折り曲げられた取
付板28が固着されており、この取付板28を両
側から貫通するごとく取り付けられた軸29およ
び軸30にはそぜぞれ駆動レバー31およびフツ
クスイツチ作動レバー32が、軸29および軸3
0を中心に回動自在に装着されている。しかし
て、駆動レバー31の折曲げ部31aとフツクス
イツチ作動レバー32の折曲げ部32aとの間に
は作動ばね33が挟持されており、また、フツク
スイツチ作動レバー32の回動範囲を規制するた
めのストツパ34が取付板28に固着されてお
り、取付板28、駆動レバー31、フツクスイツ
チ作動レバー32および作動ばね33によつてフ
ツクスイツチの制御メカニズムが構成される。し
かして、駆動レバー31の一端はフツクレバー2
1の係合溝21cに若干の遊隙を持つごとく係合
されている。また、取付板28の背面には接点片
35,36および復旧ばね37が絶縁板38を介
してねじ39で取り付けられたフツクスイツチが
構成されている。。しかして、フツクスイツチの
復旧ばね37および接点片35と係合するカード
40がフツクスイツチ作動レバー32に掛けられ
ており、フツクスイツチ作動レバー32がストツ
パ34と接触する状態にあつては接点片35と3
6は開放するごとく、また、フツクスイツチ作動
レバー32が反転して軸29と接触する状態にあ
つては、接点片35,36とが閉成するごとく取
り付けられている。
このような構成をとるフツクスイツチ駆動機構
において、第2図に示すようなフツクスイツチの
復旧状態にあつては、第5図aに示すよう駆動レ
バー31およびフツクスイツチ作動レバー32は
作動ばね33の圧力Pによつてそれぞれk−k方
向の圧力を受け、駆動レバー31には、M1=Pl1
なる回転力が、また、フツクスイツチ作動レバー
32には、M2=Pl2なる回動力が作用しており、
駆動レバー31はこれと係合する係合溝21cの
右内側面に支持されて停止し、フツクスイツチ作
動レバー32はストツパ34と接触して停止位置
を保つ。しかして、フツクスイツチ作動レバー3
2と係合するカード40を介して接点片35が復
旧ばね37の張力により左方に変位され(第2
図)、接点は開放の状態をとる。
次にフツクハンガ26に掛けられた送受器24
がはずされフツクレバー21がフツクスプリング
27の張力により軸23を中心として時計方向
(第3図)に回転し、フツクレバー21の係合溝
21cと係合する駆動レバー31も回転力M1
逆つて時計方向に回転され、第5図bに示すよう
に作動ばね33によ圧力Pの方向線k−kが軸3
0の中心を通る位置まで回転させられると、フツ
クスイツチ作動レバー32に作動していた反時計
方向の回転力M2は0となり、さらに駆動レバー
31が回転され、圧力Pが方向線k−kが軸30
の中心の左側へ越えるとフツクスイツチ作動レバ
ー32には圧力Pによ時計方向の回転力M2が作
用するようになり、この回転力M2がカード40
に作用する。
この力がフツクスイツチからの反力より大とな
るとフツクスイツチ作動レバー32は第5図cに
示すように軸29に接触支持される位置まで軸3
0部の小さい摩擦力に妨害されることなく速動作
で反転する。フツクスイツチ作動レバー32の反
転により圧力Pの方向線k−kは軸29を左側か
ら右側へ越えるので、駆動レバー31に作用する
圧力Pによる回転力M1も時計方向に反転し、駆
動レバー31は第5図cに示す実線の位置から係
合溝21cの遊隙長だけフツクレバー21からの
拘速も受けることなく時計方向に回転変位し、係
合溝21cの左内側面で支持される状態をとる。
この駆動レバー31の係合溝21c内における変
位によつて圧力Pの方向線k−kはk′−k′の方向
に急変しフツクスイツチ作動レバー32に作用す
る時計方向の回転M2力を急増させるので、カー
ド40を介して閉成させられたフツクスイツチの
動作状態は一層確実となる。
そして、フツクレバー21がストツパ22cと
接触する上昇停止位置にあつては、駆動レバー3
1は軸30に接触支持される位置に停止し係合溝
21cの内側面とは接触しない第5図dに示す状
態をとる。
次にフツクハンガ26に送受器24が掛けら
れ、フツクレバー21がフツクスプリング27の
張力に抗して軸23を中心として反時計方向に回
動させられる復旧時にあつては、第5図eに示す
ように係合溝21cと係合している駆動レバー3
1が回転され圧力Pの方向線k−kが軸30の中
心を通る位置まで来るとフツクスイツチ作動レバ
ー32に作用する回転力M2が0となる。
さらに駆動レバー31が回動され圧力Pの方向
線k−kが軸30の中心の右側へ越えると、フツ
クスイツチ作動レバー32に作用する回転力M2
は時計方向から反時計方向に変るので、第5図f
に示すようにフツクスイツチ作動レバー32はス
トツパ34に接触保持されるまで反転して停止
し、フツクスイツチ作動レバー32の反転によつ
て圧力Pの方向線k−kが軸29の右側に位置す
るようになり、駆動レバー31に作用する回転力
M1が時計方向から反時計方向に急変するので、
係合溝21cの左内側面に接していた駆動レバー
31はフツクレバー21の動きに妨害されること
なく係合溝21cとの遊隙長だけ変位し、第5図
fの鎖線で示すように係合溝21cの右内側面と
接し支持される状態をとる。この駆動レバー31
の係合溝21c内における変位によつて圧力Pの
方向線k−kはk′−k′の方向に急変しフツクスイ
ツチ作動レバー32に作用する反時計方向の回転
力M2を急増させるので、フツクスイツチ作動レ
バー32と係合しているカード40によつてフツ
クスイツチは接点片35を開放させられた位置を
確実に保つようになる。フツクレバー21が押下
されストツパ22dと接触停止する復旧位置にあ
つては第5図aに示す状態をとる。
以上詳細に説明したように、この考案のフツク
スイツチ駆動機構にあつては、接点片35,36
および復旧ばね37などで構成されるフツクスイ
ツチの駆動をフツクスイツチ作動レバー32と係
合するカード40で直接行うようにして摩擦発生
の少ない構成としたので、フツクスイツチ作動レ
バー32の反転運動は、フツクレバー21がゆつ
くり上昇あるいは押下させられる場合にあつても
途中で停止したりすることなく速動作で行い得
る。また、フツクレバー21による駆動レバー3
1の駆動を遊隙を備えた係合溝21cを介して行
つているので、フツクスイツチ作動レバー32が
反転した直後に駆動レバー31も係合溝21cの
遊隙長だけ変位した作動ばね33によるフツクス
イツチ作動レバー32に付与される回転力M2
急増させることができるので、反転直後における
フツクスイツチの動作あるいは復旧状態を安定さ
せることができるほか、フツクスイツチ作動レバ
ー32の動作復旧時の運動をフツクレバー21に
よつて妨害することが極めて難しくなり、フツク
レバー21の異常操作などがなされた場合にあつ
てもフツクスイツチを速動作で動作あるいは復旧
させ得るので、動作の確実な公衆電話機用フツク
スイツチを実現する上で大きな効果を発揮でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフツクスイツチ駆動機構の構成
図、第2図はこの考案の一実施例を示すフツクス
イツチ駆動機構の構成図、第3図は第2図のフツ
クスイツチ駆動機構の動作状態を示す図、第4図
は第2図の−線矢視図、第5図a〜fは第2
図のフツクスイツチ駆動機構のスイツチ制御メカ
ニズムの動作を説明するための図である。 図中、21はフツクレバー、21aは掛け突
起、21bはアーム部、21cは係合溝、22は
基板、22aは折り曲げ部、22bはばね掛け、
22c,22dはストツパ、23は支持軸、24
は送受器、25はフツクアーム、26はフツクハ
ンガ、27はフツクスプリング、28は取付板、
29,30は軸、31は駆動レバー、31aは折
曲げ部、32はフツクスイツチ作動レバー、32
aは折曲げ部、33は作動ばね、34はストツ
パ、35,36は接点片、37は復旧ばね、38
は絶縁板、39はねじ、40はカードである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端に係合溝21cを有し、支持軸23に所定
    の角度回動自在に支持されフツクスプリング27
    により往復作動するフツクレバー21と;このフ
    ツクレバー21の係合溝21cに一端が若干の遊
    隙を有して係合し、他端が取付板28に所定の角
    度回動自在に支持されたフツクレバー21の回動
    に応じて回動する駆動レバー31と;この駆動レ
    バー31の対向する位置において取付板28に一
    端が所定の角度回動自在に支持され、カード40
    を介してフツクスイツチと連結されたフツクスイ
    ツチ作動レバー32と;駆動レバー31とフツク
    スイツチ作動レバー32とに挟持され駆動レバー
    31の往復回動に応じてフツクスイツチ作動レバ
    ー32を急速に反転変位させて往復回動し2つの
    安定状態のいずれかにするための作動ばね33と
    により構成されるフツクスイツチの制御メカニズ
    ムと;を備えた公衆電話機用フツクスイツチの駆
    動機構。
JP4167580U 1980-03-31 1980-03-31 Expired JPS6133736Y2 (ja)

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JP4167580U JPS6133736Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31

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JP4167580U JPS6133736Y2 (ja) 1980-03-31 1980-03-31

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JPS56145159U JPS56145159U (ja) 1981-11-02
JPS6133736Y2 true JPS6133736Y2 (ja) 1986-10-02

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ID=29637070

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