JPS6133637A

JPS6133637A - 内視鏡撮像装置

Info

Publication number: JPS6133637A
Application number: JP15579484A
Authority: JP
Inventors: 久雄矢部
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1984-07-26
Filing date: 1984-07-26
Publication date: 1986-02-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技　　術　　分　　野〕この発明は、内視鏡により体腔内を撮影する内視鏡撮像
装置に関する。

〔従　　来　　技　　術〕

近年、内視鏡の先端部に内蔵した固体撮像素子により体
腔内を撮影する内視鏡撮像装置が開発されている。ここ
で、固体撮像素子としてはＣＯＤが用いられるが、カラ
ー撮像の場合、このＣＯＤが１フレーム／１色で色成分
の数だけ複数フレーム撮影する色順次撮像方式であると
１次のような欠点がある。複数フレームの撮像時期が異
なっているので、この間に被写体が移動すると、画面に
レインボーカラーが生じ、画面が見にくくなってしまう
０通常のカラー撮像はＲ，Ｇ、Ｂの３色でカラー画像を
形成するので、３フレームの撮像期間内に被写体が移動
することは滅多になく、レインボーカラーが発生するこ
とも滅多にないが、内視鏡撮像装置では、対物部や体腔
内の洗浄のために、送水を行なうことがあり、この時に
は、レインボーカラーが発生しやすい。

〔目　的〕

この発明は上述した事情に対処すべくなされたもので、
レインボーカラーの発生を防止し、良好な画質の撮影が
できる内視鏡撮像装置を提供することを目的とする。

〔概　要〕

この発明によれば、複数のフレームメモリを具備し、送
水時等のレインボーカラーの発生しやすい時には複数フ
レームの画像信号の加算平均により１フレームの画像信
号を合成することにより、レインボーカラーの影響を取
除くことができる。

〔実　施　例〕

以下１図面を参照して、この発明による内視鏡撮像装置
の一実施例を説明する。内視鏡本体１０はライトガイド
１２、対物レンズ１４、固体撮像素子１６、前方送水チ
ューブ１８、送水チューブ１９を有する。ライトガイド
エ２の後端は光源ユニット２０に接続され、照明光を体
腔内に導く。

対物レンズ１４、固体撮像素子１６は内視鏡本体１０の
挿入部の先端に設けられる。固体撮像素子１６は、例え
ば、ＣＯＤからなる。前方送水チューブエ８、送水チュ
ーブ１９の先端は、それぞれ、対物レンズ１４、ライト
ガイド１２の先端付近で開口されている。前方送水チュ
ーブ１８、送水チューブ１９の後端は光源ユニット２０
内に導かれる。

光源ユニッ）２０は、ライトガイド１２に照明光を入射
させるランプ２２と、ランプ２２の前に設けられ、１フ
レームの撮影毎に切り換えられるＲ、Ｇ、Ｂのカラーフ
ィルタ２４を有する。すなわち、この実施例では、ｌフ
レーム毎に照明光がＲ，Ｇ、Ｈに着色されて撮影され、
３フレームの撮影によりｌフレームのカラー画像信号が
得られる色順次撮像方式が採用されている。送水源とし
て水槽３０が設けられ、前方送水チューブ１８、送水チ
ューブ１９の後端が、それぞれ、弁２６．２日を介して
、水槽３０・に接続される。水槽３０内の水はポンプ３
２からの圧力により、前方送水チューブ１８、送水チュ
ーブ１９に供給される。

弁２６．２８、ポンプ３２の制御のために、制御回路３
４が設けられる。制御回路３４には、内視鏡本体１０に
設けられている前方送水スイッチ３６、送水スイッチ３
８からの送水開始信号も入力される。

一方、固体撮像素子１６の出力画像信号がビデオプロセ
ッサ４０内のセレクタ４２に入力される。セレクタ４２
は画像信号を１フレームに振分け、Ｒ，Ｇ、Ｈの色成分
毎にバッファメモリ４４−１．４４−２．４４−３に供
給する。バッファメモリ４４−１．４４−２．４４−３
の出力は、マルチプレクサ４６で１つの信号に合成され
、各画素毎にＲ，Ｇ、Ｂの色成分が順次差べられた画像
信号が得られる。マルチプレクサ４６の出力がＡ／Ｄ変
換器４Ｂを介して、５つのフレームメモリ５０．５２．
５４．５６．５８に順次、入力される。すなわち、フレ
ームメモリ５８に最も以前に撮影された画像信号が格納
され、フレームメモリ５０に最も新しい画像信号が格納
される。各フレームメモリはシフトレジスタからなる。

各フレームメモリ５０．５２．５４．５６．５８の出力
信号は並列に加算平均回路６０にも供給される。

前方送水スイッチ３６、送水スイッチ３８からの送水開
始信号も加算平均回路６０に入力される。

また、マニュアル操作される平時フレーム相関スイッチ
６４の出力も加算平均回路６０に供給される。加算平均
回路６０は入力された５フレームの画像信号の加算平均
を求め、フレーム相関をとるものであり、その出力はビ
デオプロセス回路６２を介して、モニタ装置６６に供給
される。

次に、この実施例の動作を説明する。固体撮像素子１６
からは周期的に１フレームの画像信号が出力されている
。カラーフィルタ２４はこのフレーム周期に連動して、
１フレームの撮像期間毎にランプ２２から照射されライ
トガイド１９に入射される光にＲ，Ｇ、Ｂのフィルタを
掛ける。これにより、固体撮像素子１６からは１フレー
ム毎にＲ，Ｇ、Ｈの色成分の画像信号が出力される。セ
レクタ４２、マルチプレクサ４６もこのフレーム周期に
連動して動作し、セレクタ４２は１フレームの画像信号
毎にバッファメモリ４４−１．４４−２．４４−３に順
次供給する。マルチプレクサ４６は３フレ一ム周期毎に
バッファメモリ４４−１．４４−２．４４−３の出力を
１つの信号に合成する。これにより、ｌフレームのカラ
ー画像信号が得られる。以下、この動作が繰り返され、
マルチプレクサ４６から１フレームの画像信号が出力さ
れる度に、フレームメモリ５０．５２．５４．５６．５
８間で各フレームの画像信号が順次、転送される。

この実施例ではスイッチが３つ設けられているが、通常
時はどのスイッチも押されない。この場合は、加算平均
回路６０は加算平均は求めず、フレームメモリ５０に格
納されている最も新しい画像信をそのままビデオプロセ
ス回路６２に供給する。これにより、通常の内視像の撮
影が実行される。

前方送水スイッチ３６または送水スイッチ３８が押され
ると、制御回路３４はポンプ３２を駆動するとともに、
弁２６または弁２８を開放して、水槽３０内の水を前方
送水チューブ１８または送水チューブ１９を介して体腔
内に送水させる。これにより、対物レンズ１４または体
腔内が洗節される。前方送水スイッチ３６または送水ス
イッチ３８から送水開始信号が供給されると、加算平均
回路６０はフレームメモリ５０．５２．５４．５６．５
８からの５フレームの画像信号の加算平均（フレーム相
関）を求め、これを１フレームの画像信号としてビデオ
プロセス回路６２へ供給し、モニタ装置６６で表示させ
る。これにより、レインボーカラーの発生を防ぐことが
できる。ただし、５フレームの平均をとると、画像がポ
ケることがあるが、送水を行なうのは、内視鏡にとって
、いわば非常事態であるので、平時と違って、若干ポケ
ても実用上の問題はない。

平時フレーム相関スイッチ６４が押されると、加算平均
回路６０はフレームメモリ５０．５２からの２フレーム
の画像信号の加算平均を求め、これを１フレームの画像
信号としてビデオプロセス回路６２へ供給し、モニタ装
置６６で表示させる。これによって、パルス的外乱の影
響が弱められる。すなわち、平時フレーム相関スイッチ
６４は画面にパルス的な雑音が現われている時に押され
る。

このように、この実施例によれば、５つのフレームメモ
リを備え、レインボーカラーの発生しやすい送水時に５
フレームの画像信号の加算平均を１フレームの画像信号
とすることにより、レインボーカラーの発生を防ぐこと
ができる。

なお、この発明は上述した実施例に限定されず種々変更
可能である。例えば、送水時に加算平均求めるフレーム
の数は５に限定されないし、フレームメモリはシフトレ
ジスタではなく、Ａ／Ｄ変換器４８の出力端にセレクタ
を接続すれば通常のメモリでもよい。また、固体撮像素
子１６は内視鏡本体に内蔵しないで、ライトガイドを有
する従来からの内視鏡の接眼部に取り付けてもよい。

〔発　　明　　の　　効　　果〕

以上説明したように、この発明によれば、複数のフレー
ムメモリを具備し、レインボーカラーの発生しやすい時
には複数フレームの画像信号の加算平均により１フレー
ムの画像信号を合成することにより、レインボーカラー
の影響のない内視鏡撮像装置が提供される。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明による内視鏡撮像装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。１４・・・対物レンズ１６・・・固体撮像素子２０・・・光源ユニット３６・・・前方送水スイッチ３．８・・・送水スイッチ５０．５２．５４．５６．５８・・・フレームメモリ６０・・・加算平均回路出願人代理人　弁理士　坪井　淳手続補正書昭和　　懲９．１０．ＪＪ４　　日特許庁長官　　　志　賀　学　殿１、事件の表示特願昭５９−１５５７９４号２、発明の名称内視鏡撮像装置３、補正をする者事件との関係　　特許出願人（０３７）オリンパス光学工業株式会社４、代理人東京都港区虎ノ門１丁目２６番５号第１７森ビル５、自
発補正７、補正の内容（１）明細書第３頁、第６行目、第１１行目乃至１２行
目、第１４行目に記載の「前方送水チューブ１８Ｊを「
送水チューブ１８」と訂正する。（２）明細書第３頁、第６行目乃至７行目、第１２粁目
、第１４行目乃至１５５行目記載の「送水チューブ１９
」を「前方送水チューブ１９Ｊと訂正する。（３）明細書第４頁、第５行目、第８行目乃至９行目に
記載の「前方送水チューブ１８Ｊを「送水チューブ１８
」と訂正する。（４）明細書第４頁、第６行目、第９行目に記載の「送
水チューブ１９Ｊを「前方送水チューブ１９Ｊと訂正す
る。（５）明細書第４頁、第１２行目乃至１３３行目記載の
「前方送水スイッチ３６、送水スイッチ３８」を「送水
スイッチ３６、前方送水スイッチ３８」と訂正する。（６）明細書第４頁、第１６行目に記載の「セレクタ４
２」をｒＡ／Ｄ変換器４１を介してセレクタ４２」と訂
正する。（７）明細書第５頁、第１行目、第３行目に記載の「マ
ルチプレクサ４６」を「合成回路４６」と訂正する。（８）明細書第５頁、第４行目に記載のｒＡ／Ｄ変換器
４８を介して、」を削除する。（９）明細書第５頁、第１１行目に記載の「前方送水ス
イッチ３６、送水スイッチ３８」を「送水スイッチ３６
、前方送水スイッチ３８」と訂正する。（１０）明細書第５頁、第１３行目に記載の「平時フレ
ーム相関」を「平時加算平均」と訂正する。（１１）明細書第５頁、第１６行目乃至１７行目に記載
の「画像信号の加算平均を求め、フレーム相関をとるも
のであり、その出力は」を「画像信号の加算平均を求め
るものであり、その出力はＤ／Ａ変換器６１、」と訂正
する。（１２）明細書第６頁、第８行目、第１１行目乃至１２
行目、第１５行目乃至１６行目に記載の「マルチプレク
サ４６」を「合成回路４６」と訂正する。（１３）明細書第７頁、第３行目乃至第４行目に記載の
「画像信」を「画像信号」と訂正する。（１４）明細書第７頁、第７行目、第１３行目乃至第１
４行目に記載の「前方送水スイッチ３６または送水スイ
ッチ３８」を「送水スイッチ３６または前方送水スイッ
チ３８」と訂正する。（１５）明細書第７頁、第１Ｏ行目乃至１１行目に記載
の［前方送水チューブ１Ｂまたは送水チューブ１９」を
「送水チューブ３６または前方送水チューブ３８」と訂
正する。（１６）明細書第７頁、第１７行目に記載の「（フレー
ム相関）」を削除する。（１７）明細書第８頁、第５行目、第１１行目に記載の
「フレーム相関」を「加算平均」と訂正する。（１８）明細書第９頁、第２行目乃至第３行目に記載の
ｒＡ／Ｄ変換器４８」を「合成回路４６」と訂正する。（１９）明細書第９頁、第２０行目に記載の「前方送水
スイッチ３６」を「送水スイッチ３６」と訂正する。（２０）明細書第１０頁、第１行目に記載の「送水スイ
ッチ３８」を「前方送水スイッチ３８」と訂正する。（２１）図を別紙のように訂正する。

Claims

【特許請求の範囲】

色順次撮像方式の内視鏡撮像装置において、複数個のフ
レームメモリを具備し、送水時には複数のフレームの画
像信号の加算平均により１フレームの画像信号を求める
ことを特徴とする内視鏡撮像装置。