JPS6133425Y2 - - Google Patents

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JPS6133425Y2
JPS6133425Y2 JP17984781U JP17984781U JPS6133425Y2 JP S6133425 Y2 JPS6133425 Y2 JP S6133425Y2 JP 17984781 U JP17984781 U JP 17984781U JP 17984781 U JP17984781 U JP 17984781U JP S6133425 Y2 JPS6133425 Y2 JP S6133425Y2
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JP
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flow path
heat exchange
primary
passages
exhaust
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JP17984781U
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JPS5883678U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は一次流路及び二次流路を互に交叉する
ように交互に形成して成る熱交換器に係り、特に
一次流路及び二次流路の流路抵抗の比率を任意に
変え得るように改良した熱交換器に関する。
考案の技術的背景 空調換気扇に組込まれる直交流形の熱交換器に
あつては、従来、熱交換板を等間隔で多数積層し
て、排出空気用の流路と吸入空気用の流路とを交
互に形成していた。
背景技術の問題点 排出空気用の流路及び吸入空気用の流路ともに
略同一の断面積ひいては略同等の流路抵抗である
ため、換気風量の安定化を目的に、排出風量と吸
入風量とを同等にするには、換気扇本体に形成さ
れている排出空気及び吸入空気の各案内路の流路
抵抗並びに排出用及び吸入用のフアン装置の送風
能力という全体構成を加味して、排出側及び吸入
側を略同一条件に設定せねばならず、構造に制約
を与える等の問題があつた。
考案の目的 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、一次流路及び二次流路の断面積ひい
ては流路抵抗の比率を任意に変えることができ、
例えば空調換気扇に使用した場合に、換気扇本体
の排出側及び吸入側を同一条件に設定せずとも、
一次及び二次の両流路の流路抵抗の比率を変える
ことによつて、排出風量と吸入風量とを同等にす
ることができる熱交換器を提供するにある。
考案の概要 本考案は、互に断面積が異なる第一通路及び第
二通路を互に交叉するように交互に形成した複数
個の熱交換ユニツトを、夫々向きを選択して積層
するようにして、一次流路及び二次流路の総断面
積ひいては流路抵抗の比率を任意に変えることが
できるようにすることを特徴とする。
考案の実施例 図面は本考案の一実施例を示すもので、以下こ
れらに従つて説明する。まず、第1図において、
1は外筐であり、2はその図中左半部内を上下に
仕切つた主仕切板で、これには上方の吸気フアン
3と下方の排気フアン4とに共通の即ちこれら両
フアン3,4の各ケーシング5,6により囲つた
各羽根車7,8を一個にて回転せしめるモータ9
を貫着している。一方、10は外筐1の図中右半
部内の更に最右方に取着した補助仕切板で、11
は同部の最上方に取着した補助仕切板、12は同
部の最下方に取着した補助仕切板であり、これら
補助仕切板10,11,12及び前記主仕切板2
間即ち外筐1の上記右半部内の中央部に菱形直方
体状を成す直交形の熱交換器13を装填してい
る。ここで、前記フアン3は図中矢印Aにて示す
空気流を生成して一次流体たる室外空気を熱交換
器13の一次流路14を通し室内へと吸入し、他
方、排気フアン4は図中矢印Bにて示す空気流を
生成して二次流体たる室内空気を熱交換器13の
上記一次流路14と交叉する二次流路15を通し
室外へと排出する様になつており、室外空気と室
内空気とが一次流路14及び二次流路15を夫々
流通する間に、両者間で熱交換が行われる。。而
して前記熱交換器13は第2図及び第3図に示す
ように、直方体状に形成した保持枠16内に複数
個例えば四個の熱交換ユニツト17乃至20を挿
入して積層状態としたものである。上記四個の熱
交換ユニツト17乃至20は何れも同一構成にも
ので、第一波形板21及び第二波形板22をその
波状部21a,22aの指向方向が互に90度異な
るように、複数枚の熱交換板23間に交互に介挿
して積層することにより、各熱交換板23間に互
に直交する第一通路24及び第二通路25を交互
に形成している。この場合、第一及び第二の両波
形板ぬ21,22の波状部21a,22aの高さ
寸法を互に異ならせることによつて、即ち波状部
21aの高さ寸法Hを波状部22aの高さ寸法h
よりも大きく定めることによつて、第一通路24
の断面積を第二通路25のそれよりも大きく定め
ている。このような四個の熱交換ユニツト17乃
至20は、例えば第3図に示すように、向きを交
互に90度ずつ違えて保持枠16内に挿入され、熱
交換ユニツト17,19の第一通路24及び熱交
換ユニツト18,20の第二通路25が一次流路
14(第1図参照)を構成し、熱交換ユニツト1
7,19の第二通路25及び熱交換ユニツト1
8,20の第一通路24が二次通路15(第1図
参照)を構成している。斯る第3図の組合わせ構
成では、一次流路14及び二次流路15を形成す
る第一通路24及び第二通路25の数が同一であ
るため、一次流路14と二次流路15の断面積は
略同等になる。一方、四個の熱交換ユニツト17
乃至20を第4図に示すような向きに変えて保持
枠16内に挿入した場合には、一次流路14及び
二次流路15を形成する第一通路24及び第二通
路25の数が互に異なるようになるため、一次流
路14と二次流路15の断面積は異なり、前者の
方が後者よりも大きくなる。また図示はしない
が、四個の熱交換ユニツト17乃至20を各々第
4図の状態から向きを90度違えて挿入配置すれ
ば、逆に二次流路15の断面積を一次流路14の
それよりも大きくすることができる。従つて換気
扇本体側に形成されている吸入空気及び排出空気
の各案内路(第1図に夫々実線の矢印A,Bで示
されている。)並びに吸気フアン3及び排気フア
ン4の各送風能力等を総合して、換気扇本体の排
出側及び吸入側が互に略同一条件であれば、熱交
換ユニツト17乃至20を第3図のように組合わ
せて、熱交換器13の一次及び二次の両流路1
4,15の断面積が略同等になるようにする。こ
のようにすることによつて、一次及び二次の両流
路14,15の流路抵抗が略同等になるため、吸
入風量と排出風量とを略同等になすことができ
る。一方、換気扇本体の排出側と吸入側とが同一
条件に形成されておらず、第3図のように構成し
た熱交換器13を使用すると、排出風量の方が多
過ぎたり、或は吸入風量の方が多過ぎたりする場
合がある。この場合には、熱交換ユニツト17乃
至20を第4図に示すように組み換えたり、或は
第4図とは90度向きを変えた状態に組み換えたり
する。これにより、一次流路14の断面積の方を
二次流路15のそれよりも大きくしたり、或は逆
に二次流路15の断面積の方を一次流路14のそ
れよりも大きくしたりでき、この結果、一次流路
14と二次流路15との流路抵抗を、前者の方を
大きくしたり、或は後者の方を大きくしたりする
ことがきるので、排出風量の方が多過ぎる場合に
は、一次流路14の断面積を二次流路15よりも
大きくして、吸入風量を増大させると同時に排出
風量を減少させるようにし、逆に吸入風量の方が
多過ぎる場合には、二次流路15の断面積を一次
流路14よりも大きくして、排出風量を増大させ
ると同時に吸入風量を減少させるようにし、以て
何れの場合でも、一次及び二次の両流路14,1
5の抵抗比率を変えることによつて、吸入風量と
排出風量とを略同等にすることができる。
尚、各熱交換ユニツト17乃至20に形成する
第一及び第二の両通路24,25は、夫々同個数
としても良く、また各ユニツト17乃至20は第
一及び第二の両通路24,25を各々一個以上有
しておれば良い。
考案の効果 本考案は以上説明したように、複数個の熱交換
ユニツトの各々の向きを選択することによつて、
一次流路及び般二次流路の断面積ひいては流路抵
抗の比率を任意に変えることができ、例えば空調
換気扇に使用した場合に、換気扇本体側の空気の
案内路の流路抵抗及びフアン装置の送風能力等が
排出側と吸入側とで異なつていても、上記の如く
一次及び二次の両流路の抵抗の比率を変えること
によつて、排出風量と吸入風量とを略同等にする
ことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は空調換気扇の破断斜視図、第2図は熱交換器の
分解斜視図、第3図及び第4図は夫々異なる組立
形態で示す熱交換器の側面図である。 図中、3は吸気フアン、4は排気フアン、13
は熱交換器、14は一次流路、15は二次流路、
17乃至20は熱交換ユニツト、24は第一流
路、25は第二通路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次及び二次の両流体を、互に交叉するように
    して交互に形成された一次及び二次の両流路に流
    通させて、熱交換するものにおいて、互に断面積
    の異なる第一及び第二の通路を互に交叉するよう
    にして交互に形成した複数個の熱交換ユニツトか
    ら成り、これら熱交換ユニツトを、夫々の向きを
    選択的に変換して積層したことを特徴とする熱交
    換器。
JP17984781U 1981-12-02 1981-12-02 熱交換器 Granted JPS5883678U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17984781U JPS5883678U (ja) 1981-12-02 1981-12-02 熱交換器

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JP17984781U JPS5883678U (ja) 1981-12-02 1981-12-02 熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5883678U JPS5883678U (ja) 1983-06-06
JPS6133425Y2 true JPS6133425Y2 (ja) 1986-09-30

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ID=29975911

Family Applications (1)

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JP17984781U Granted JPS5883678U (ja) 1981-12-02 1981-12-02 熱交換器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60238684A (ja) * 1984-05-11 1985-11-27 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器
JP5261868B2 (ja) * 2005-07-28 2013-08-14 パナソニック株式会社 除湿装置

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JPS5883678U (ja) 1983-06-06

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