JPS6132661Y2 - - Google Patents

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JPS6132661Y2
JPS6132661Y2 JP1982012979U JP1297982U JPS6132661Y2 JP S6132661 Y2 JPS6132661 Y2 JP S6132661Y2 JP 1982012979 U JP1982012979 U JP 1982012979U JP 1297982 U JP1297982 U JP 1297982U JP S6132661 Y2 JPS6132661 Y2 JP S6132661Y2
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、手術用顕微鏡、レントゲン装置、
レーザメス装置等の医療機器を上下動可能に支持
する医療機器支持装置に関し、さらに詳しくは、
落下防止装置が設けられて安全が図られた医療機
器支持装置に係る。
医療機器支持装置としては、例えば第1図に示
すようにフロアスタンド型のものがある。架台1
に中空の支柱2が支持され、この支柱2の外壁に
アーム保持体3が上下に摺動自在に嵌挿されてい
る。このアーム保持体3には、保持体3のまわり
を回動自在なアーム部4の基端が取り付けられて
おり、その先端に医療機器例えば手術用顕微鏡の
顕微鏡鏡筒部5が懸垂されている。このアーム保
持体3が支柱2内に収納されたカウンタウエイト
6と、第1プーリ8に掛けられたワイヤ7で連結
され、アーム保持体3とカウンタウエイト6とは
平衡状態が保たれている。
このような医療機器支持装置に、ワイヤ7の切
断時におけるアーム保持体3等の落下防止装置を
設けたものが種々提案されており、例えば実公昭
49−5253号公報に記載されているものがある。こ
の落下防止装置は、リフタ(アーム保持体)にバ
ネで引張付勢されたクサビを設け、このクサビを
常態でバネ付勢力に抗して、片側にカウンタウエ
イトが取り付けられたワイヤで引張し、ワイヤが
切断された場合、バネの付勢力によるクサビの落
下によりスライドピンを水平方向に押圧させ、こ
のスライドピンでブレーキ部材を支柱壁に圧接さ
せ、この摩擦力でリフタの落下を防止している。
しかしながら、このような落下防止装置を有する
医療機器支持装置にあつては、ブレーキ部材を圧
接させるスライドピンがスライド式であり、その
移動方向が支柱壁に対し垂直であつたため、リフ
タの落下を防止するには、スライドピンの押圧力
を相当強くするかまたはブレーキ部材の圧接面積
を大きくして摩擦力を大きくする必要があつた。
押圧力を強くするにはクサビを引張するバネを強
くしなければならず、バネを強くするのにともな
い、この付勢力に抗するために、カウンタウエイ
トおよびリフタを平衡を保つた状態で重くしなけ
ればならず、また、ブレーキ部材の圧接面積を大
きくすると、落下防止装置が大きくなる。従つ
て、医療機器支持装置が大型になつてしまい、ひ
にては装置の使用に不便をきたすことにもなりか
ねなかつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、アーム保持体および/または
カウンタウエイトに押圧部材を回動自在に装着
し、第2プーリによつて上方に向けられたワイヤ
を押圧部材に連結し、この押圧部材の先端が斜め
下方を向くように引張して押圧部材の先端を常態
で支柱から離間させ、ワイヤの切断等の緊急時に
押圧部材を引張して上方へ回動させ支柱に押圧部
材の先端を圧接させる弾性部材を設けて構成され
た落下防止装置を有する医療機器支持装置とする
ことにより、上記問題点を解決することを目的と
している。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第2図および第3図a,bはこの考案の第1実
施例を示す図である。
まず構成を説明する。アーム部4が回動自在に
取り付けられたアーム保持体9は、中空の支柱2
の外周壁2aを上下方向に摺動可能に支柱2に嵌
挿され、このアーム保持体9に落下防止装置10
が設けられている。
落下防止装置10は、アーム保持体9に空間部
9aが開口を外周壁2a側に有して設けられ、こ
の空間部9aにカム形状の押圧部材11が軸12
により回動自在に装着されている。この押圧部材
11は、支柱2の外周壁2aに当接可能で、しか
も当接した状態で先端11aが斜め下方を向くよ
うな長さにされている。一方、片側にカウンタウ
エイト6が取り付けられたワイヤ7は、空間部9
aの上部に設けられた第3プーリ13および第4
プーリ14に掛けられ、下部に設けられた第2プ
ーリ15によつて先端が上方向に向けられてい
る。そして、このワイヤ7の先端が押圧部材11
に連結され、押圧部材11はカウンタウエイト6
の重さにより下方に引張されて支柱2の外周壁2
aから離間させられている。また押圧部材11に
は、ワイヤ7の切断等の緊急時に押圧部材11を
引張して上方へ回動させ支柱2の外周壁2aに押
圧部材11の先端11aを圧接させる弾性部材で
あるスプリング16の一端が取り付けられ、この
他端がピン17に取り付けられている。
次に作用を説明する。ワイヤ7が切断されてい
ない状態では、第3図aに示すように、ワイヤ7
によりスプリング16の付勢力に抗して押圧部材
11の先端11aが支柱2の外周壁2aから離間
されており、アーム保持体9は支柱2に沿つて自
由に上下動させられる。
一方、老朽化等によりワイヤ7が切断してしま
つた緊急時には、ワイヤ7の引張力が解除され、
押圧部材11は第3図bに示すようにスプリング
16により矢印A方向に回動させられ、押圧部材
11の先端11aは支柱2の外周壁2aに圧接さ
せられる。この状態で押圧部材11の長手方向1
1bはアーム保持体9の落下方向に対し角度θ
(鋭角)で交差しているので、自己サーボ作用が
働き、アーム保持体9の自重が押圧部材11の圧
接力をさらに増大させることができ、スプリング
16はそれほど強い引張力を必要とせず、アーム
保持体9の落下が防止される。
第4図には第2実施例を示す。
この実施例は、支柱2内のカウンタウエイト1
8に、落下防止装置10を設けたものである。第
1実施例と同様に、カウンタウエイト18に空間
部18aが形成され、この空間部18aに押圧部
材11、第2プーリ15およびスプリング16が
設けられて落下防止装置10が構成されている。
この落下防止装置10の作用は第1実施例と同
様であり、カウンタウエイト18の落下が防止さ
れる。なお、落下防止装置10は、アーム保持体
およびカウンタウエイトの両方同時に設けること
もでき、また、天井懸垂型の医療機器支持装置に
も設けることもできる。
以上説明してきたように、この考案によれば、
アーム保持体および/またはカウンタウエイトに
押圧部材を回動自在に装着し、第2プーリによつ
て上方に向けられたワイヤを押圧部材に連結し、
この押圧部材の先端が斜め下方を向くように引張
して押圧部材の先端を常態で支柱から離間させ、
ワイヤの切断等の緊急時に押圧部材を引張して上
方へ回動させ支柱に押圧部材の先端を圧接させる
弾性部材を設けて構成された落下防止装置を有す
る医療機器支持装置としたため、自重が有効に作
用するので、従来と比べてスプリングの引張力を
弱く、押圧部材の圧接面積を小さくしても、十分
大きな摩擦力が得られるので、医療機器支持装置
を大型化することなく安全性が図れ、大型化によ
る操作性の悪化を防止できる。
また、カウンタウエイトの落下を防止すること
も可能となり、落下による架台内の電気回路等の
破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフロアスタンド型の医療機器支持装置
を示す斜視図、第2図はこの考案の第1実施例に
係り落下防止装置がアーム保持体に設けられた状
態を示す断面図、第3図a,bは第1実施例の作
用を示す図であつて、第3図aは常態時を示す模
式説明図、第3図bは緊急時を示す模式説明図、
第4図はこの考案の第2実施例に係り、落下防止
装置がカウンタウエイトに設けられた状態を示す
断面図である。 2……支柱、5……顕微鏡鏡筒部(医療機
器)、7……ワイヤ、8……第1プーリ、9……
アーム保持体、10……落下防止装置、11……
押圧部材、16……スプリング(弾性部材)、1
8……カウンタウエイト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 医療機器を取り付けたアーム保持体が第1プー
    リに掛け渡されたワイヤを介してカウンタウエイ
    トで支柱に平衡状態で摺動自在に装着され、かつ
    落下防止装置が設けられて安全が図られた医療機
    器支持装置において、 前記落下防止装置は、前記アーム保持体およ
    び/またはカウンタウエイトに押圧部材を回動自
    在に装着し、第2プーリによつて上方に向けられ
    た前記ワイヤを前記押圧部材に連結し、該押圧部
    材の先端が斜め下方に向くように引張して該押圧
    部材の先端を常態で前記支柱から離間させ、前記
    ワイヤの切断等の緊急時に前記押圧部材を引張し
    て上方へ回動させ、前記支柱に前記押圧部材の先
    端を圧接させる弾性部材を設けたことを特徴とす
    る医療機器支持装置。
JP1982012979U 1982-02-03 1982-02-03 医療機器支持装置 Granted JPS58117613U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1982012979U JPS58117613U (ja) 1982-02-03 1982-02-03 医療機器支持装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982012979U JPS58117613U (ja) 1982-02-03 1982-02-03 医療機器支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58117613U JPS58117613U (ja) 1983-08-11
JPS6132661Y2 true JPS6132661Y2 (ja) 1986-09-24

Family

ID=30025515

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982012979U Granted JPS58117613U (ja) 1982-02-03 1982-02-03 医療機器支持装置

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DE20019105U1 (de) * 2000-11-12 2001-05-23 Leica Microsystems Ag, Heerbrugg Stativ

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JPS58117613U (ja) 1983-08-11

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