JP3302971B2 - 救命用下降器 - Google Patents

救命用下降器

Info

Publication number
JP3302971B2
JP3302971B2 JP2000120955A JP2000120955A JP3302971B2 JP 3302971 B2 JP3302971 B2 JP 3302971B2 JP 2000120955 A JP2000120955 A JP 2000120955A JP 2000120955 A JP2000120955 A JP 2000120955A JP 3302971 B2 JP3302971 B2 JP 3302971B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
peripheral plate
reel
plate
inner peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000120955A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001299945A (ja
Inventor
久利子 池田
Original Assignee
久利子 池田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 久利子 池田 filed Critical 久利子 池田
Priority to JP2000120955A priority Critical patent/JP3302971B2/ja
Publication of JP2001299945A publication Critical patent/JP2001299945A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3302971B2 publication Critical patent/JP3302971B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Lowering Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災や震災時にビ
ル等の階段が使用できないときに、階上の窓等から地上
に降りる際に使用する救命用下降器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の救命用下降器は、ビル等
の所定の窓際に設置するものが一般的で、かなり大型で
もあって、持ち運び得るようにはなっていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、そ
の設置場所が火災の影響で下降するのに適しない状況に
なり、運搬不能なために使用できないことがあるという
問題があるほか、高価であるという問題もあった。
【0004】本発明は、前述の各問題を解消することを
課題とし、該課題を解決した救命用下降器を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の本発明は、先端を建物の設備や重い家具
などに固定するようになした索条を巻き付けるとともに
基端を固定した、リング状で外周を開放し内周板と両側
板を有するリールと、このリールを回転可能に収容しう
るように内周板、外周板及び両側板でリング状に形成
し、前記外周板に、索条先端を外部に引き出すための引
出部を設けた本体と、この本体の所定部位に設け、前記
リールの内周板あるいは側板を押圧してリールに制動力
を付与するブレーキシューを有するとともに、前記押圧
力を制御するようになし、かつ前記ブレーキシューを前
記リールの内周板あるいは側板に所定の強さで常時押圧
しうるような引張バネを設けた制動部材と、前記本体に
取り付け、下降者を支持するための身体支持部材とから
構成したものである。
【0006】また、請求項2の本発明は、請求項1に記
載した制動部材は、本体側板の、引出部を挟んだ二箇所
に設けた支持軸に、その中間部を揺動可能にそれぞれ支
持し、この支持部位より一方側を操作部となした一対の
制動レバーと、各制動レバー毎に、前記支持部分より他
方側にその一端を枢支し、その他端に、本体の内周板を
貫通してリールの内周板に接触するようにブレーキシュ
ーを設けた作動体とを備えてなり、各制動レバーの操作
部をそれぞれ本体外周板側に押して支持軸を中心に揺動
させることによって、作動体を介して、ブレーキシュー
をリールの内周板に押圧し制動力を制御する一方、各制
動レバーの操作部と本体外周板との間に引張バネを渡す
ようにそれぞれ設け、各制動レバーの操作部をそれぞれ
本体の外周板側に所定値以下の引張力で常時引き付ける
ように構成したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の形
態を添付図面の図1〜図6に基づいて詳細に説明する。
ここにおいて、添付図面の図1は正面図、図2は側面
図、図3は図1のA−A線断面図、図4は図2のB−B
線断面図、図5は停止維持部材の拡大縦断面図、図6は
使用状態図である。
【0008】図1〜図4に示すように、救命用下降器1
は、外端を建物の設備などに固定するようになした索条
たるワイヤー2を巻き付けうるようになした、リング状
で外周を開放し内周板3と側板4を有するリール5と、
このリール5を回転可能に収容しうるように内周板6、
外周板7及び両側板8でリング状に形成し、前記外周板
7に、ワイヤー2先端を外部に引き出すための引出部9
を設けた本体10と、この本体10の所定部位に設け、
前記リール5の内周板3あるいは側板4を押圧して制動
力を付与するブレーキシュー11を有するとともに、前
記押圧力を制御するようになした制動部材12と、前記
本体10に取り付け、下降者を支持するための身体支持
部材たるゼルプスト13とから構成する。
【0009】前記制動部材12は、本体10の、引出部
9両脇に位置する両側板8にそれぞれ設けた支持軸14
に、その中間部分を揺動可能に支持され、この支持部分
より下側を操作部となした一対の制動レバー15と、前
記制動レバー15の上端(前記支持部分より上側)に一
端を枢軸16で枢支して連繋し、他端に本体10の内周
板6を貫通してリール5の内周板3に接触するようにブ
レーキシュー11を設けた作動体17とを備え、各制動
レバー15の操作部と本体10を一緒に握ってそれぞれ
内側に押し、支持軸14を中心に揺動することによっ
て、作動体17を介して、ブレーキシュー11をリール
5に押し付け、制動力を発生させるように構成する。制
動レバー15は、板体をコの字状に折曲したもので、該
両折曲片の他方端近傍部位を前記各支持軸14に支持さ
れるものである。前記支持部分は、他方端近傍に位置す
るので、制動レバー15の操作部を本体10の外周板7
側に押して作動体17を揺動する力は、テコの力によっ
て大きなものとなる。
【0010】図3及び図4に明示したように、作動体1
7は、板材を断面コの字状に折曲形成したもので、その
両側板17aで本体10を移動可能に挟持するように嵌
め、その連繋部17bに前記ブレーキシュー11を設け
る。前記ブレーキシュー11は、本体10の内周板6に
設けた透孔18を通ってリール5の内周板3に接触する
ように構成する。この透孔18の周囲には、ブレーキー
シュー11を変位可能にガイドするためのガイド縁18
aを形成してある。
【0011】また、制動レバー15の操作部側と本体1
0の外周板7との間には、引張バネ19を掛け渡し、各
制動レバー15の操作部をそれぞれ内側に所定値以下の
引張力で常時引き付けるように構成する。この引張バネ
19には柔軟で透明なカバー19aを被せてある。
【0012】図3及び図4に明示したように、リング状
のリール5は、両側板4と前記内周板3を有し、外周を
開放した断面形状がほぼU字状であって、ワイヤー2を
複数回巻き付けてある。このワイヤー2の基端はリール
5に固定してある。
【0013】図3及び図4に明示したように、リング状
の本体10は、一方の側板8側を胴部10aとなし、他
方の側板8側を蓋部10bとなし、リール5を胴部10
aに収容した後に蓋部10bを被せ、胴部10aと蓋部
10bを溶接等して分離不能に構成するものである。
【0014】図5に明示したように、本体10の前記他
方の側板8には、リール5の回転を必要に応じて強制的
に阻止し停止状態を維持するための停止維持部材20を
設ける一方、リール5の、本体10の前記他方の側板8
に対応する側板4には、複数の係止孔21を設ける。前
記停止維持部材20は、本体10の前記側板8に設けた
透孔22と、この透孔22に挿出入可能な係止軸23を
一体形成した摘み部24と、前記係止軸23が貫通し、
係止軸23に巻き付けた押圧バネ25を収容したバネボ
ックス26とからなる。前記係止軸23の途中部分に
は、押圧バネ25の端部が係止する鍔リング27を形成
してある。このように構成した回転阻止部材20は、災
害時などで階上から下降する際に、途中で停止させ両手
を使いたいときに、ゆっくり下降しながら摘み部24を
押し込むと、回転するリール5の係止孔21縁に係止軸
23の先端が係止する。このように、係止軸23が係止
孔21縁に係止すると、体重がかかっているいるので、
該係止状態を保つことができるのである。また、この係
止状態を解除するには、摘み部24を捩じりながら所定
以上の引力で引けばよい。
【0015】図3及び図4に明示したように、引出部9
は、本体10の外周板7に設けたワイヤー孔28と、板
材を断面コの字状に折曲形成し、その両端が本体10の
両側板8より外側に突出し、該両側板で本体10を挟持
してこれに固定する取付板29と、前記両側板の各先端
間に回転可能に設け、ワイヤー2の送り出しをスムーズ
に行うためのガイドローラ30とから構成する。
【0016】図2に示すように、索条たるワイヤー2の
先端には、ワイヤー2を建物の設備や重い家具などに固
定するためのカラビナ31を設ける。例えば、ワイヤー
2を前記設備たる柱に固定するには、柱にワイヤー2先
端を一回〜複数回巻き付けた後に、前記カラビナ31を
ワイヤー2の途中部位に係合すればよい。
【0017】以上のように構成した救命用下降器1の使
用方法について説明する。例えば、火災によりエレベー
ターや階段を使用できず、建物の階上に取り残されたと
きは、救命用下降器1を下降しやすい場所に運び、ワイ
ヤー2を引き出し、柱などに巻いてカラビナ31で固定
するとともに、ゼルプスト13を自身の身体に固定す
る。
【0018】次に、各制動レバー15の操作部を本体1
0とともに強めに握って、該操作部を本体10の外周板
7側に押し、強い制動(停止する程度)をかけながら空
中に乗り出し体重をかける。このように操作部を外周板
7側に強く押すと、支持軸14を中心に制動レバー15
が所定方向に揺動し、作動体17を介してブレーキシュ
ー11がリール5の内周板3に強く押し付けられ、強い
制動力が発生するのである。
【0019】続いて、下降に際しては、制動レバー15
の操作部を本体10の外周板7に押し付ける力を緩め、
リール5の内周板3にブレーキシュー11を押圧する力
を低下させ、制動力を小さくすることによってリール5
を回転させワイヤー2を繰り出して行う。
【0020】なお、下降の途中で停止しかつその状態を
維持したいときには、一方の手での制動レバー15によ
る制動を大きくして下降速度をごく低くしておき、他方
の手で停止維持部材20の摘み部24を押し続け、リー
ル5の側板4の設けたいずれかの係止孔21に係止軸2
3が対応位置したところで、係止軸23が、図5の一点
鎖線のように、内側に変位し、さらに前記側板が回転し
て係止孔21の縁に係止する。このように係止軸23が
係止孔21縁に係止すると、体重がかかっているので、
係止軸23は係止孔21縁から外れることはない。そし
て両手を制動レバー5から離して、自由に各種作業を行
うことが可能となる。また、この停止状態を解除するに
は、一方の制動レバー15の操作部を本体10の外周板
7に強く押しつけた状態で、停止維持部材20の摘み部
24を捩じるように引き出して、前記係止状態を解除さ
せる。
【0021】なお、本発明は上記実施形態になんら限定
されるものではなく、例えば、引出部9は上記のよう
に、ワイヤー孔28と取付板29とガイドローラ30と
から構成するのではなく、図7に示すように、本体10
の外周板7に設けたワイヤー孔28に、リング状の取付
板50と筒部51とを一体形成した周知の部材であるガ
イド体52の該筒部51を、外周板7の内側から嵌合し
固定するものに変更してもよい。このガイド体52は、
取付板50と筒部51の各内面の角部分53が曲面に形
成され、かつ摩擦係数の極めて小さい特殊金属で構成さ
れているので、ワイヤー2はスムーズに筒部51から外
部に繰り出される。また、上記救命用下降器1には、所
定温度(例えば45度)以上になると、警報を発するよ
うに構成した警報器を付設し、火災で室内温度が上がっ
たときに救命用下降器の置き場所を知らせるように構成
してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1の本発明は、火
災や震災の際、構造が簡単かつ軽量で持ち運びが可能な
ので、下降場所を任意に選ぶことができるうえ、低価格
で提供できるほか、制動部材12によりブレーキシュー
11を所定の力で常時押圧する引張バネ19を設けたの
で、手を離しても急激に降下速度が上がるおそれがな
く、安全であるという効果を奏する。
【0023】また、請求項2の本発明は、請求項1の発
明の効果に加えて、制動レバーと本体を手に持ちなが
ら、制動レバーの操作部を本体の外周板側に押し付けた
り緩めたりすれば容易に制動力を制御できるとともに、
制動レバーの操作部と本体外周板との間に引張バネを渡
すようにそれぞれ設けたので、制動レバーが降下中に不
意に跳ね上がって制動が効かなくなるおそれがなく、安
全であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図。
【図2】側面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】図2のB−B線断面図。
【図5】停止維持部材の拡大縦断面図。
【図6】使用状態図。
【図7】変形例の要部を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 救命用下降器 2 ワイヤー 3 リールの内周板 4 リールの側板 5 リール 6 本体の内周板 7 本体の外周板 8 本体の側板 9 引出部 10 本体 10a 胴部 10b 蓋部 11 ブレーキシュー 12 制動部材 13 ゼルプスト 14 支持軸 15 制動レバー 16 枢軸 17 作動体 18 透孔 18a ガイド縁 19 引張バネ 19a カバー 20 停止維持部材 21 係止孔 22 透孔 23 係止軸 24 摘み部 25 押圧バネ 26 バネボックス 27 鍔リング 28 ワイヤー孔 29 取付板 30 ガイドローラ 31 カラビナ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端を建物の設備や重い家具などに固定
    するようになした索条を巻き付けるとともに基端を固定
    した、リング状で外周を開放し内周板と両側板を有する
    リールと、このリールを回転可能に収容しうるように内
    周板、外周板及び両側板でリング状に形成し、前記外周
    板に、索条先端を外部に引き出すための引出部を設けた
    本体と、この本体の所定部位に設け、前記リールの内周
    板あるいは側板を押圧してリールに制動力を付与するブ
    レーキシューを有するとともに、前記押圧力を制御する
    ようになし、かつ前記ブレーキシューを前記リールの内
    周板あるいは側板に所定の強さで常時押圧しうるような
    引張バネを設けた制動部材と、前記本体に取り付け、下
    降者を支持するための身体支持部材とから構成した救命
    用下降器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した制動部材は、本体側
    板の、引出部を挟んだ二箇所に設けた支持軸に、その中
    間部を揺動可能にそれぞれ支持し、この支持部位より一
    方側を操作部となした一対の制動レバーと、各制動レバ
    ー毎に、前記支持部分より他方側にその一端を枢支し、
    その他端に、本体の内周板を貫通してリールの内周板に
    接触するようにブレーキシューを設けた作動体とを備え
    てなり、各制動レバーの操作部をそれぞれ本体外周板側
    に押して支持軸を中心に揺動させることによって、作動
    体を介して、ブレーキシューをリールの内周板に押圧し
    制動力を制御する一方、各制動レバーの操作部と本体外
    周板との間に引張バネを渡すようにそれぞれ設け、各制
    動レバーの操作部をそれぞれ本体の外周板側に所定値以
    下の引張力で常時引き付けるように構成したことを特徴
    とする救命用下降器。
JP2000120955A 2000-04-21 2000-04-21 救命用下降器 Expired - Fee Related JP3302971B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000120955A JP3302971B2 (ja) 2000-04-21 2000-04-21 救命用下降器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000120955A JP3302971B2 (ja) 2000-04-21 2000-04-21 救命用下降器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001299945A JP2001299945A (ja) 2001-10-30
JP3302971B2 true JP3302971B2 (ja) 2002-07-15

Family

ID=18631685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000120955A Expired - Fee Related JP3302971B2 (ja) 2000-04-21 2000-04-21 救命用下降器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3302971B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013037149A1 (zh) * 2011-09-13 2013-03-21 He Shaodun 一种绳索缓降器的压绳装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013037149A1 (zh) * 2011-09-13 2013-03-21 He Shaodun 一种绳索缓降器的压绳装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001299945A (ja) 2001-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2680593A (en) Escape device
JP4885848B2 (ja) 個人的高所救出装置
JPH02500341A (ja) 降下装置
US6374953B1 (en) Vertical plunger brake control device
US4640388A (en) Escape device
JP3302971B2 (ja) 救命用下降器
US4687077A (en) Portable manually operated rescue and lowering cable
US5682962A (en) Personal portable life-saving device
US5498011A (en) Lifeline retrieval device
US4503933A (en) Building evacuation device
US5343981A (en) Emergency cable descent system
US4632218A (en) Sliding descent device
JPH10127798A (ja) 避難用の緩降具
KR100501233B1 (ko) 비상탈출용 완강기
US2073312A (en) Fire escape
US20210228915A1 (en) Escape systems for descending a person from a window
KR101660599B1 (ko) 비상탈출용 완강기
US6868942B2 (en) Emergency escape system
JP2587298Y2 (ja) 避難梯子装置
KR200352525Y1 (ko) 비상탈출용 완강기
JP3020716U (ja) 携帯用降下具
KR102335538B1 (ko) 동력등강기
JP2007177489A (ja) オーバーヘッドドア用チェーンホイストのブレーキ装置
JPH07328132A (ja) ロープ用降下速度調整装置
JP3085912B2 (ja) 天井設置型消火栓装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees