JPS6132652Y2 - - Google Patents

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JPS6132652Y2
JPS6132652Y2 JP7293882U JP7293882U JPS6132652Y2 JP S6132652 Y2 JPS6132652 Y2 JP S6132652Y2 JP 7293882 U JP7293882 U JP 7293882U JP 7293882 U JP7293882 U JP 7293882U JP S6132652 Y2 JPS6132652 Y2 JP S6132652Y2
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JP
Japan
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pair
receiving
frame
insulator
bearing
Prior art date
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JP7293882U
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JPS58177109U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインシユレータに係り、重量物の弾性
支持に好適なインシユレータに関する。
床面に設置して使用する医療機器やコンピユー
タ等の重量物は、防振対策上、床面と機器底面と
の間にインシユレータを介在させ、機器を弾性支
持することがある。しかるに、従来の防振用イン
シユレータは、コイルばね等を用いており、その
構造も複雑であり、支持荷重に応じて何種類かの
コイルばねを用意しなければならないため、汎用
性に乏しい等の欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点を除去したものであ
り、相互に振動を伝えない状態に離隔すべき一対
の対象に、夫々受け板の受圧面を当接させ、各受
け板の軸を、枠体の一対の中空部内に粘弾性体を
介して弾性支持した軸受に、挿通固定することに
より、受け板どうしの組み付けが簡単で、しか
も、粘弾性体がもつ強力な粘弾性力により、重量
物どうしの防振支持を確実に行なうことができる
インシユレータを提供するとを目的とする。
以下、図面を参照して本考案の一実施例につき
説明する。第1,2図は夫々本考案になるインシ
ユレータの一実施例の側面図及び一部切截上面
図、第3図はその分解斜視図、第4図は第3図に
示した吸振ブロツクの分解斜視図に示す。
第1図乃至3図中、インシユレータ1は、医療
機器等の重量物を支える基台2と床面3と間に介
在させて使用され、床面3と基台2との間で振動
が伝わらないようにするものである。このインシ
ユレータ1は、一対の受け板4,5と、受け板
4,5どうしを接続する吸振ブロツク6とから大
略構成されており、吸振ブロツク6は、各受け板
4,5の2箇所のボルト挿通孔7を挿通する軸と
してのボルト8により支持される。
吸振ブロツク6は、第4図に示した如く、正方
形断面を有する一対の中空部9,10が、壁部1
1aを隔てて隣接する筐体状の枠体11と、この
枠体11の各中空部9,10に、夫々4箇所にボ
ルト挿通孔12をもち、枠体11よりも僅かに幅
の大なる四角柱状の軸受13と、軸受13を弾性
支持する粘弾性体としての円柱状のゴム体14と
を設けた構成とされている。軸受13は、その各
辺が中空部9,10の対角線とほぼ直交する如
く、隙間15を有して中空部9,10内に装着さ
れており、軸受13の各辺と中空部9,10の四
隅の間にできる三角柱状の隙間15に、円柱状の
ゴム体14をいつたん両側から引張つて縮径状態
で挿通し、その後引張りを解除し、隙間15の形
状に近い形状に変形復元させて介挿してある。
なお、軸受13は枠体11内でゴム体14にの
み接触し、また軸受13の両端面は第2図に示し
た如く、枠体11の両端面より僅かに外方に突出
しており、これにより受け板4,5と枠体11は
互いに電気的に絶縁される。また、本実施例の場
合、枠体11の長手方向中心線上に4個のボルト
挿通孔12が位置する。
ここで、受け板4,5に形成したボルト挿通孔
7は、受け板4,5の受圧面4a,5aに対して
角度θをなす線上に穿設してあり、このため、吸
振ブロツク6の上記4個のボルト挿通孔12を、
受け板4,5のボルト挿通孔7に合致させて組み
立てることにより、第1図に示した如く、受け板
4,5の受圧面4a,5aどうしが互いにほぼ平
行なインシユレータ1を得ることができる。
基台2を受ける受け板4に加わる荷重は、中空
部9側のボルト8からゴム体14を介して中空部
10側のボルト8に加わえられ、さらに、中空部
10側のボルト8を介して受け板5に加わり、最
終的には床面3で受けられる。従つて、基台2に
対して振動荷重が加わつても、中空部9側のボル
ト8と中空部10側のボルト8の間で、ゴム体1
4が弾性変形して振動を吸収してしまい、これに
より受け板4に加わる振動が受け板5に伝わるこ
とはない。又、受け板4と枠体11、枠体11と
受け板5との間は、ゴム体14により電気的な絶
縁状態にあるから、例えば基台2上に電動機(図
示せず)を載置したような場合、電動機を床面3
に対して電気的に二重絶縁することができる。
このように、上記構成になるインシユレータ1
は、吸振ブロツク6にコイルばね等の機械的変位
を伴なうばね手段を用いず、粘弾性をもつゴム体
14を用い、ゴム体14自体の弾性変形により荷
重を支持する構成としているため、コンパクトな
構成で、しかも、小荷重から大荷重まで良好に弾
性支持することができる。また、ゴム体14は円
柱状のものを用意すればよいから、安価に入手可
能である。
なお、上記実施例において、軸受13に固定す
る軸としては2個のボルト8に限らず、他の、例
えば非円形断面をもつ軸でもよく、要は軸受13
の軸周りの回動を許容しないような軸であればよ
い。また、軸受13は、四角柱以外の、例えば三
角柱或いは五角柱以上の多角柱でもよい。
また、上記実施例において、ボルト挿通孔12
を結ぶ線が受圧面4a,5aとなす角度θを変え
ることにより、受け板4,5の受圧面4a,5a
間の間隔を変えることが可能であり、軸受13に
穿設したボルト挿通孔12の位置を変えることで
も、同様のことが可能である。
以上説明したように、本考案になるインシユレ
ータによれば、相互に振動を伝えない状態に離隔
すべき一対の対象間に、夫々受圧面を圧接してな
る一対の受け板を介在せしめ、各受け板に固定し
た軸を、枠体の一対の中空部内に粘弾性体を介し
て弾性支持した軸受に挿通固定した構成としてい
るため、受け板どうしを枠体を用いて接続するだ
けで、簡単に構成することができ、受け板に作用
させる弾発力は、軸受と枠体の間の隙間に介挿し
た粘弾性体によつて得るから、機械的変位が必要
なコイルばね等の弾性を用いるものと異なり、粘
弾性体自体の変形により、小荷重から大荷重まで
の種々の荷重に対し、対象間での振動を良好に断
つことができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は夫々本考案になるインシユレータ
の一実施例の側面図及び一部切截上面図、第3図
はその分解斜視図、第4図は第3図に示した吸振
ブロツクの分解斜視図である。 1……インシユレータ、2……基台、3……床
面、4,5……受け板、4a,5a……受圧面、
6……吸振ブロツク、8……ボルト、9,10…
…中空部、11……枠体、13……軸受、14…
…ゴム体、15……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相互に振動を伝えない状態に離隔すべき一対の
    対象間に介在され、夫々受圧面が対応する対象に
    当接する一対の受け板と、該各受け板に固定した
    軸と、一対の中空部をもつ枠体と、該枠体の各中
    空部内に夫々隙間を有して設けられ、前記軸が挿
    通固定される一対の軸受と、前記隙間に介挿さ
    れ、該各軸受を弾性支持する粘弾性体とから構成
    してなるインシユレータ。
JP7293882U 1982-05-19 1982-05-19 インシユレ−タ Granted JPS58177109U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7293882U JPS58177109U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 インシユレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7293882U JPS58177109U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 インシユレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58177109U JPS58177109U (ja) 1983-11-26
JPS6132652Y2 true JPS6132652Y2 (ja) 1986-09-24

Family

ID=30082470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7293882U Granted JPS58177109U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 インシユレ−タ

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JP (1) JPS58177109U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58177109U (ja) 1983-11-26

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