JPS6132391Y2 - - Google Patents

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JPS6132391Y2
JPS6132391Y2 JP12406280U JP12406280U JPS6132391Y2 JP S6132391 Y2 JPS6132391 Y2 JP S6132391Y2 JP 12406280 U JP12406280 U JP 12406280U JP 12406280 U JP12406280 U JP 12406280U JP S6132391 Y2 JPS6132391 Y2 JP S6132391Y2
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JP
Japan
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date
gear
tooth
wheel
daily
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JP12406280U
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JPS5746884U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカレンダーの日送り機構の改良に関す
るものである。通常の時計は12時間で時針(筒
車)が1回し、1日24時間のため日車は筒車の2
回転で1日(1ピツチ)分送る必要があり筒車と
日車の間に1日で1回転する日回シ車にて1/2減
速して日車を送つている。
この場合、日回シ車、日車の歯、日回シ筒歯車
を同一断面にする事は、時計厚みを薄く出来るた
め、従来から多用されている。しかし、日回し車
の歯が、日回シ筒歯車、日車の歯と同一断面のた
め、日車を送る1歯は日回シ筒歯車と噛合う他の
歯より外径を大きくし、他の歯は日車と平面的に
係合しないようにしなければならない。
日車を送る1歯は当然日回シ筒歯車と噛合う。
日回し車と日回シ筒歯車の減速比は1:2であり
外径はほぼ2:1に考えられるが、実際はこの1
歯があるため、噛合いを考慮すると、日回シ筒歯
車の外径は大きくしなければならない。
又、筒歯車と日回シ筒歯車は同一軸にあり、筒
歯車は日回シ筒歯車よりさらに径大にする必要が
ある。何故なら筒車押エ板を筒車と旺星車の間に
配設することにより時計中心部輪列を薄くするこ
とが出来る。日ノ裏カナと筒歯車の噛合に支障が
ない。
筒車をプラスチツク成型等により一体成形する
場合、金型構造及び加工が容易である。
上記のごとく日回シ筒歯車を径大にすると筒車
が大きくなり、筒車を大きくする事はこれと噛合
う日ノ裏カナ、日ノ裏歯車、2番カナと連鎖的に
各輪列が大きくなり、時計ムーブメントの輪列占
有率が大きくなる事になり、小型の時計には大き
な欠点となつていた。
本考案は上記欠点を改良し、日回シ車の歯のピ
ツチを変える事により日回シ筒歯車の外径を従来
に比して小さくする事を可能にしたものである。
以下図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図は本考案に基づく一実施例の要部断面
図。第2図は本考案に基づく一実施例の要部平面
図。第3図は本考案に基づく一実施例の要部作動
図である。1は筒車であり通常時計輪列により2
番カナ5、日ノ裏車4により筒歯車1bを駆動し
ている。1aは日回シ筒歯車で、筒歯車1bと同
一回転軸運動をする。2は日回シ車であり、日回
シ筒歯車1aと1/2減速の歯車列をなす歯車2
a,2bを形成している。この実施例では7番:
14番にし24時間に1回転になる減速にしている。
3は日付表示印刷された日車であり、31歯のイン
ターナルギア3aと一体に構成されており、日回
シ歯車の1歯2aと係合して駆動され、他歯2b
とは平面的に係合しない様構成されている。当然
日回シ車の1歯2aは日回シ筒車1aとも係合す
る必要があり通常1/2減速の噛合では歯車外径は
2/1になる。
しかし1歯2aは他歯2bより外径が大きいた
め日回シ筒歯車1a1歯2aの噛合を考慮すると日
回シ筒歯車1aは通常の他歯2bのみの噛合より
大きくする必要がでてくる。
従来の設計例では3:5くらいが通常であつ
た。しかし日回シ筒歯車1aが径大になる事は筒
歯車1bが径大になり、これと噛合う日ノ裏車4
が径大になる。そして又これと噛合う2番カナ5
と連鎖的に径大になり全体的に大きな輪列構成と
なる。この事は時計設計上きわめて不利となつて
いた。しかし1歯2aと日回シ筒歯車1aの噛合
に注目した場合1歯2aが日回シ筒歯車と噛合う
1歯前で1歯2aが他歯2bより回転量が大きく
する事により1歯2aと日回シ筒歯車1aの噛合
は深く噛むことになり日回シ車2をスムーズに回
転する事が可能になる。
さらに詳しく説明すると第3図の如く日回シ車
のピツチをPとし、1歯2aの隣り各歯の両側の
ピツチを△Pだけ大きくした第3図の実線部の場
合と従来通りピツチをPにした場合(第3図破線
部)との比較をすると、従来通りの同一ピツチの
場合と1歯2aと1a−1との噛合は噛合点が浅
くなりマサツを考慮すると突張り状態となり、日
回シ車2を回転する力はなく場合によつては回転
不能になる。これは2b−1と1a−0との回転
量が少ないためであり、従来は日回シ筒歯車1a
の外径を大きくする事により解決していた。
この考案によれば日回シ筒歯車を大きくする事
なく、通常減速比の外径で日回シ筒歯車を製造出
来る。又筒車、日回シ車をプラスチツク成形等の
製造方法にする事によりピツチの違つた歯車を造
る事は問題なく、又コストダウンも可能である。
以上のごとく本考案によれば日回シ車のピツチを
変える事により従来にない小型の日回シ筒車を可
能に出来る。又、逆に組込み時の位相合せをする
場合は日回シ筒歯車のピツチを前記1歯2aと噛
合う歯のみ変る事も同様の効果が得られる事は言
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例のムーブメント
の要部断面図、第2図は本考案による一実施例の
カレンダー機構の要部平面図、第3図は第2図の
要部作動図である。 1……筒車、2……日回シ車、3……日車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のインターナルギヤーを備え、日付表示を
    する日車、日車を係合駆動するための1歯と日回
    シ筒歯車と係合駆動される他の複数歯からなる日
    回シ車、筒歯車と同一軸に備えた日回シ筒歯車を
    それぞれ同一断面に配した日車送り機構に於い
    て、日回シ車の日車と係合する1歯の両隣りの2
    歯と隣りの歯とのピツチを他の歯のピツチより大
    きくした事を特徴とするカレンダー機構。
JP12406280U 1980-09-01 1980-09-01 Expired JPS6132391Y2 (ja)

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JP12406280U JPS6132391Y2 (ja) 1980-09-01 1980-09-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12406280U JPS6132391Y2 (ja) 1980-09-01 1980-09-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5746884U JPS5746884U (ja) 1982-03-16
JPS6132391Y2 true JPS6132391Y2 (ja) 1986-09-20

Family

ID=29484613

Family Applications (1)

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JP12406280U Expired JPS6132391Y2 (ja) 1980-09-01 1980-09-01

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JP (1) JPS6132391Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011089847A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Seiko Instruments Inc カレンダ機構及び該機構を備えたアナログ式時計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011089847A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Seiko Instruments Inc カレンダ機構及び該機構を備えたアナログ式時計

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Publication number Publication date
JPS5746884U (ja) 1982-03-16

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