JP2007198969A - 偏心配置した2つの日車を有するカレンダ時計 - Google Patents

偏心配置した2つの日車を有するカレンダ時計 Download PDF

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Abstract

【課題】部品加工がたやすく、ムーブメントが薄いカレンダ機構付き時計を提供する。
【解決手段】カレンダ機構付き時計のムーブメント100は、日付のうちの一の位を表示する第一日車512と、日付のうちの十の位を表示する第二日車522とを備える。プログラム歯車540は、駆動機構の作動に基づいて第一日車512および第二日車522を、それぞれ間欠的に回転させることができるように構成される。本発明では、リング状のプログラム歯車を用いて第一日車および第二日車を回転させることができる。第二日車522の回転中心軸線は、第一日車512の外側に位置し、かつ、プログラム歯車540の内側に位置する。第一日車512の第一日文字と、第二日車522の第二日文字によって、日に関する情報を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、日付のうちの一の位を表示する第一日車と、日付のうちの十の位を表示する第二日車とを含むカレンダ機構付き時計に関する。さらに詳細には、本発明は、第一日車と第二日車とを偏心して配置し、リング状のプログラム歯車を用いて第一日車および第二日車を回転させるように構成したカレンダ機構付き時計に関する。
(1)用語の説明:
一般に、時計の駆動部分を含む機械体を「ムーブメント」と称する。ムーブメントに文字板、針を取り付けて、時計ケースの中に入れて完成品にした状態を時計の「コンプリート」と称する。時計の基板を構成する地板の両側のうちで、時計ケースのガラスのある方の側、すなわち、文字板のある方の側をムーブメントの「裏側」又は「ガラス側」又は「文字板側」と称する。地板の両側のうちで、時計ケースの裏蓋のある方の側、すなわち、文字板と反対の側をムーブメントの「表側」又は「裏蓋側」と称する。ムーブメントの「表側」に組み込まれる輪列を「表輪列」と称する。ムーブメントの「裏側」に組み込まれる輪列を「裏輪列」と称する。一般に、「12時側」とは、アナログ式時計において、文字板の12時に対応する目盛が配置されている方の側を示す。「12時方向」とは、アナログ式時計において、指針の回転中心から「12時側」に向かう方向を示す。また、「3時側」とは、アナログ式時計において、文字板の3時に対応する目盛が配置されている方の側を示す。「3時方向」とは、アナログ式時計において、指針の回転中心から「3時側」に向かう方向を示す。また、「6時側」とは、アナログ式時計において、文字板の6時に対応する目盛が配置されている方の側を示す。「6時方向」とは、アナログ式時計において、指針の回転中心から「6時側」に向かう方向を示す。また、「9時側」とは、アナログ式時計において、文字板の9時に対応する目盛が配置されている方の側を示す。「9時方向」とは、アナログ式時計において、指針の回転中心から「9時側」に向かう方向を示す。さらに、「2時方向」、「2時側」のように、その他の文字板の目盛が配置されている方の側を示すことがある。
(2)従来のカレンダ機構付き時計:
以下に、日付のうちの一の位を表示する第一日車と、日付のうちの十の位を表示する第二日車とを含む従来のカレンダ機構付き時計の構成について説明する。
(2・1)従来の第一タイプのカレンダ機構付き時計:
従来の第一タイプのカレンダ機構付き時計は、環状ディスク孔を有する一位数字ディスクを一日毎ワンステップで駆動し、十位数字ディスクを10日毎ワンステップで駆動している。一位数字ディスクの面に0〜9の数字(すなわち、合計10個の数字)が配置される。十位数字ディスクの面に1〜3の数字(すなわち、合計3個の数字)及び空白箇所が配置される。十位数字ディスク内に切欠きが設けられる。一位数字ディスク及び十位数字ディスクが表示位置の範囲で重なって平行に配置される。十位数字ディスクの回転中心は、一位数字ディスクの環状ディスク孔の中に配置される。31個の歯を備えたプログラム駆動ホイールは31日で一回転する。一位数字プログラムホイールによって中間ホイールを回転させる。中間ホイールに結合された駆動ピニオンによって一位数字ディスクを回転させる。十位数字プログラムホイールによってピニオンを回転させ、このピニオンと一体の十位数字ディスクは回転する(例えば、特許文献1参照)。
(2・2)従来の第二タイプのカレンダ機構付き時計:
従来の第二タイプのカレンダ機構付き時計は、日付の1の位を表示する1の位ディスクと、日付の10の位を表示する10の位板とを備える。10の位板の回転中心は、1の位ディスクの外側に配置される。1の位ディスクの面に1〜9、0〜9、0〜9、0、1の数字(すなわち、合計31個の数字)が配置される。10の位板の面に0〜3の数字(すなわち、合計4個の数字)が配置される。1の位ディスクは、内周部に31個の内歯を備えている。1の位ディスクは、外周部に4個の外歯を備えている。日送り車に設けられた日送りつめによって1の位ディスクの歯を一日に1ピッチだけ前進させることができる。10の位ピニオンが10の位板に固定されている。1の位ディスクに設けられた外歯によって10の位ピニオンを回転させることができる(例えば、特許文献2参照)。
(2・3)従来の第三タイプのカレンダ機構付き時計:
従来の第三タイプのカレンダ機構付き時計は、日付のうちの一の位を表示する第一日車と、日付のうちの十の位を表示する第二日車とを備える。第一日車の回転中心と、第二日車の回転中心は同一位置に配置される。第一日車の面に1〜9、0〜9、0〜9、0、1の数字(すなわち、合計31個の数字)が配置される。第二日車の面に0〜3、0〜3、0〜3の数字(すなわち、合計12個の数字)が配置される。12個の切り欠き部が第二日車の面に設けられる。第一日車は、内歯として形成された31個の第一日車歯部と、内歯として形成された4個のカレンダ桁送り歯とを含む。それぞれのカレンダ桁送り歯は、第一日車を第一方向に送るための正転送り部と、第一日車を、前記第一方向と反対の第二方向に送るための逆転送り部とを備える(例えば、特許文献3参照)。
(3)特許文献のリスト:
特開平5−281368号公報 欧州特許出願公開第EP1296204A1号公報 特開2005−214836号公報
従来の第一タイプのカレンダ機構付き時計では、プログラム駆動ホイールは3枚の歯車で構成されているので、駆動機構の構成部品が小さくなり、部品加工に難があり、さらに、駆動機構が厚くなるという課題があった。従来の第二タイプ、第三タイプのカレンダ機構付き時計では、第一日車の表示面に31個の数字が配置されているので、日文字を大きくするのが難しいという課題があった。
本発明の目的は、駆動機構の構成部品を大きく設計することができ、部品加工がたやすいカレンダ機構付き時計を提供することにある。本発明の他の目的は、プログラム歯車を薄くすることができ、時計のムーブメント全体を薄く設計することができるカレンダ機構付き時計を提供することにある。本発明の他の目的は、カレンダ表示が大きくて見やすいカレンダ機構付き時計を提供することにある。
本発明は、2つの日車を含むカレンダ機構付き時計において、カレンダ機構付き時計を駆動するための駆動機構と、駆動機構の作動により回転して時刻情報を表示する時刻表示車と、日付のうちの一の位を表示する第一日車と、日付のうちの十の位を表示する第二日車と、駆動機構の作動に基づいて、第一日車および第二日車を、それぞれ間欠的に回転させることができるように構成されたプログラム歯車とを備えるように構成した。第二日車の回転中心軸線は、第一日車の外側に位置し、かつ、前記プログラム歯車の内側に位置するように構成される。このカレンダ機構付き時計は、互いに隣接して位置決めされた、第一日車に設けられた第一日文字のうちの1つと、第二日車に設けられた第二日文字のうちの1つとによって、日に関する情報を表示することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計では、プログラム歯車は、中心穴を有するリング形状に構成され、時刻表示車の回転中心軸線は、プログラム歯車の中心穴の内部に配置されるのがよい。この構成により、時計のムーブメント全体が薄く構成されたカレンダ機構付き時計を実現することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計では、プログラム歯車は、中心穴を有するリング形状に構成され、第一日車を間欠的に回転させるためのプログラム歯が、プログラム歯車の外周部に設けられるのが好ましい。また、第二日車を間欠的に回転させるための別のプログラム歯が、プログラム歯車の内周部に設けられるのが好ましい。この構成では、プログラム歯車が外周部および内周部にプログラム歯を備えるので、部品点数が少なく、小型で製造が容易なカレンダ機構付き時計を実現することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計では、プログラム歯車は、駆動機構の作動を受け入れるための31個の駆動用プログラム歯を有し、プログラム歯車は、第一日車を回転させるための30個の歯部を有し、プログラム歯車は、第二日車を回転させるための4個の歯部を有し、第一日車は、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「0」の順序で周方向に配列された10個の数字を含む第一日文字表示面を有し、第二日車は、「0」、「1」、「2」、「3」の順序で周方向に配列された4個の数字を含む第二日文字表示面を有するのがよい。この構成により、カレンダ表示が大きくて見やすいカレンダ機構付き時計を実現することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計は、駆動機構の作動に基づいて回転するように構成され、かつ、プログラム歯車の中心穴の内部に配置された日回し車と、日回し車の回転に基づいて回転するように構成された日回しつめと、を備えるように構成することができる。プログラム日車は日回しつめの回転に基づいて回転するように構成される。また、本発明のカレンダ機構付き時計は、プログラム日車の回転に基づいて回転するカレンダ中間車を備えるように構成することができる。カレンダ中間車の回転中心軸線は、第一日車の外側に位置し、かつ、プログラム歯車の外側に位置するように構成することができる。第一日車はカレンダ中間車の回転に基づいて回転するように構成することができる。この構成により、コンパクトに構成されたカレンダ機構付き時計を実現することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計では、カレンダ修正ができる巻真位置に巻真を引き出した状態において、巻真を回転させることにより第一日車の表示内容、及び、第二日車の表示内容のうちの少なくとも一方を修正することができるカレンダ修正機構を備える。カレンダ修正機構は日修正車を含むように構成される。カレンダ修正ができる巻真位置に巻真を引き出した状態において、巻真を回転させて日修正車の回転により、プログラム歯車を回転させることができる。この構成により、コンパクトに構成されたカレンダ機構付き時計を実現することができる。
本発明のカレンダ機構付き時計は、駆動機構の構成部品が大きいので、部品の加工がたやすい。また、本発明のカレンダ機構付き時計は、プログラム歯車が薄いので、時計のムーブメント全体が薄く構成されている。また、本発明のカレンダ機構付き時計は、カレンダ機構をコンパクトに形成することができる。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(1)本発明の実施の形態の構造:
最初に、本発明の実施の形態について説明する。以下に説明する本発明の実施形態は、カレンダ機構付き時計をアナログ電子時計で構成したときの実施形態である。以下の説明は、本発明のカレンダ機構付き時計をアナログ電子時計に適用した構成について説明しているけれども、本発明は、アナログ電子時計だけでなく、機械式時計にも適用することができる。すなわち、本明細書における「カレンダ機構付き時計」という概念は、「アナログ電子時計」も、「機械式時計」も、他のすべての作動原理のアナログ時計も含む概念である。
(1・1)ムーブメントの表側の構造:
以下に、ムーブメントの表側の構造を説明する。図4、図6、図12を参照すると、ムーブメント100は、地板102を備える。巻真310が地板102の3時側に回転可能なように配置される。時計の動力源を構成する電池220が、地板102の裏蓋側に配置される。時計の源振を構成する水晶ユニット222が地板102の裏蓋側に配置される。水晶振動子が、水晶ユニット222に収容される。水晶ユニット222のリード部は、回路基板224に固定される。電池プラス端子226が、電池220の陽極と、回路基板224のプラスパターンとを導通させるように配置される。電池マイナス端子228が、電池220の陰極と、回路基板224のマイナスパターンとを導通させるように配置される。水晶振動子の振動に基づいて基準信号を出力する発振部(オシレータ)と、発振部の出力信号を分周する分周部(デバイダ)と、分周部の出力信号に基づいてステップモータを駆動するモータ駆動信号を出力する駆動部(ドライバ)とが、集積回路(IC)230に内蔵される。集積回路230は回路基板224に固定される。コイルブロック232と、ステータ234と、ロータ236とが、地板102の裏蓋側に配置される。
五番車380が、ロータ236の回転に基づいて回転するように構成される。四番車240が、五番車380の回転に基づいて回転するように構成される。三番車326が、四番車240の回転に基づいて回転するように構成される。分車324が、三番車326の回転に基づいて回転するように構成される。スリップ機構が、分歯車と、二番かなとの間に設けられる。スリップ機構を設けることより、針合わせをするときに、表輪列の回転を停止させた状態で、巻真310を回転させて、分針352及び時針356を回転させることができる。分針352は分車324に取り付けられる。
五番車380の回転に基づいて秒車382が作動するように構成される。秒車382の歯車部は、五番下かなと噛み合うように構成される。ロータ236の回転により、五番車380の回転を介して、秒車382が回転するように構成される。秒車382は1分間で1回転するように構成される。秒針386が秒車382の上軸部の先端部に取り付けられる。「秒」を表示するための文字、数字、略字などが文字板104に設けられる。秒針386と数字などによって、時刻情報である「秒」に関する情報を表示することができるように構成される。
巻真310を2段目に引き出して針合わせをするときに、四番車240を規正するために、規正レバー250が地板102の裏蓋側に配置される。巻真310を2段目に引き出して針合わせをするときに、集積回路230の動作をリセットするために、リセットレバー252が設けられる。日の裏車260が、分車324の回転に基づいて回転するように構成される。筒車354が、日の裏車260の回転に基づいて回転するように構成される。
切換機構は、地板102の裏蓋側に配置される。変形例として、切換機構は、地板102の文字板側に配置することもできる。切換機構は、おしどり370、かんぬき371を含むように構成される。時刻合わせ機構は、巻真310と、つづみ車311とを含む。巻真310を1段目に引き出した状態で、巻真310を回転させることによって、日修正を行うことが出来る。巻真310を2段目に引き出した状態で、巻真310を回転させることによって、時刻表示を修正することが出来る。
分車324は、分歯車(図示せず)と分かなとを含む。分歯車は三番かなと噛み合うように構成される。分かなと分歯車には、分かなが分歯車に対してスリップできるように構成されたスリップ機構が設けられる。三番車326の回転により分車324の回転を介して、日の裏車260が回転するように構成される。分かなは日の裏歯車と噛み合うように構成される。筒車354が日の裏かなと噛み合うように構成される。
五番車380は、地板102および輪列受362に対して回転可能なように設けられる。ロ−タ236の回転により五番車380の回転を介して、秒車382が回転するように構成される。秒車382は、地板102および秒車受384に対して回転可能なように設けられる。秒車382は1分間に1回転するように構成される。秒車382に取り付けた秒針386が「秒」を表示する。
分車324、日の裏車260、筒車354は、裏輪列を構成する。ロ−タ236の回転により、五番車380、四番車240、三番車326の回転を介して、分車324は1時間に1回転する。分車324の分かなに取り付けた分針352が「分」を表示する。分車324の回転に基づいて、日の裏車260の回転を介して、筒車354は12時間に1回転する。筒車354に取付けた時針356が「時」を表示する。巻真310を2段目に引き出すと、巻真310を回転させることにより、つづみ車311、小鉄車376の回転を介して、日の裏車を回転させることができる。巻真310が2段目にある状態で、日の裏車を回転させると、分かなおよび筒車354を回転させて、時刻表示を修正することができる。
(1・2)日車送り機構の構成:
次に、日車送り機構の構成について説明する。図1〜図6を参照すると、日送り機構は、日回し車510と、日回し車510と一体に設けられた日送りつめ511と、プログラム歯車540と、プログラム歯車躍制レバー532と、プログラム歯車躍制レバーばね534と、カレンダー中間車536とを含む。カレンダー中間車536は地板102に設けられたカレンダー中間車に対して回転可能に組み込まれる。日回し車510および日送りつめ511は、地板102に設けられた日回し車ピンに対して回転可能に組み込まれる。筒車354の日送り歯車部355は、日回し車510の歯車部と噛み合う。筒車354が回転することにより、日回し車510は24時間で1回転するように構成される。日送りつめ511は、日回し車510の回転に基づいて一体に回転するように構成される。日回し車510は、地板102と日車押さえ570との間に配置される。日回し車510の回転中心は、文字板の「2時方向」と「3時方向」との間に配置されるのが好ましい。
プログラム歯車540は、中心穴を有するリング形状に構成される。プログラム歯車540は、内周に設けられかつ日送りつめ511の回転によって回転する第一プログラム歯541と、内周に設けられかつ第二日車522を間欠的に回転させる第二プログラム歯542と、外周に設けられかつカレンダー中間車536を介して第一日車512を間欠的に回転させる第三プログラム歯543とを含む。第一プログラム歯541と、第二プログラム歯542は、積層するように配置することができる。第一プログラム歯541の先端部は、地板102に設けられたプログラム歯車案内軸部の外周に対して回転可能に組み込まれる。プログラム歯車押え572が地板102の文字板104のある側に配置される。
プログラム歯車540は、地板102とプログラム歯車押え572との間に配置される。プログラム歯車躍制レバー532の規制部は、第一プログラム歯541の2つの歯部を規制している。プログラム歯車540の回転は、プログラム歯車躍制レバー532によって規制される。プログラム歯車躍制レバーばね534は、カレンダー中間車押さえ574に一体に形成することができる。プログラム歯車躍制レバーばね534の弾性力によって、プログラム歯車躍制レバー532の規制部は、第一プログラム歯541の2つの歯部に対して押し付けられる。日回し車510は、駆動機構の作動に基づいて回転するように構成され、かつ、プログラム歯車540の中心穴の内部に配置される。
時刻表示車を構成する筒車354、分車324の回転中心軸線は、プログラム歯車540の中心穴の内側に位置するように構成される。日回し車510の回転中心軸線は、プログラム歯車540の中心穴の内側に位置するように構成される。カレンダー中間車536の回転中心軸線は、プログラム歯車540の内側に位置するように構成される。第一日車512の回転中心軸線は、プログラム歯車540の中心穴の内側に位置するように構成される。第二日車522の回転中心軸線は、プログラム歯車540の内側に位置するように構成される。
カレンダー中間車536は、カレンダー中間歯車537と、カレンダー中間かな538とを含む。カレンダー中間車536は、地板102とカレンダー中間押さえ574との間に配置される。カレンダー中間かな538は第三プログラム歯543と噛み合うように構成される。カレンダー中間歯車537は第一日車歯516と噛み合うように構成される。
図3を参照すると、第一プログラム歯541は、等しい角度間隔となるように形成された31個の歯部を含む。第一プログラム歯541の歯部の角度間隔は、360/31度である。第三プログラム歯543は、等しい角度間隔となるように形成された30個の歯部を含む。第三プログラム歯543の歯部の角度間隔は、29箇所が360/31度であり、1箇所だけが2*360/31度である。第二プログラム歯542は、4個の歯部を含む。第二プログラム歯542の歯部の角度間隔は、順番に、9*360/30度、10*360/30度、10*360/30度、2*360/30度である。
図1を参照すると、第一日車512は、日付のうちの一の位を表示するために設けられる。第二日車522は、日付のうちの十の位を表示するために設けられる。第一日車512の回転中心は、文字板104の「2時方向」と「3時方向」との間に配置されるのが好ましい。第二日車522の回転中心は、文字板104の「11時方向」と「12時方向」との間に配置されるのが好ましい。第一日車512の外径は、第二日車522の外径より大きい寸法に形成されるのがよい。第一日車512の外形の一部は、第二日車522の外形の一部と重なるように配置されるのがよい。第一日車512と第二日車522は、互いに隣接して位置決めされ、第一日車512に設けられた第一日文字のうちの1つと、第二日車522に設けられた第二日文字のうちの1つを用いることによって、文字板104の日窓105から日に関する情報を表示することができるように構成される。この構成により、カレンダ表示が大きくて見やすいカレンダ機構付き時計を実現することができる。
図1は、本発明のカレンダ機構付き時計において、文字板104の12時方向の位置に日窓105(仮想線で示している)を設け、この日窓105から第一日車512が「1」を表示し、第二日車522が「0」を表示して、日付が「01日」すなわち「1日」であることを表示する状態を示している。
図1〜図5を参照すると、第一日車512が地板102に対して回転可能に組み込まれる。第一日車512は、等しい角度間隔となるように形成された20個の第一日車歯516を有する。第一日車512の回転方向の位置を規正するための第一日躍制レバー514は地板102に組み込まれる。第一日躍制レバー514は、第一日車歯516を規制するための規正部を含む。第一日躍制レバーばね515は、カレンダー中間車押さえ574に一体に形成することができる。第一日躍制レバーばね515の弾性力によって、第一日躍制レバー514の規制部は、第一日車歯516のうちの2個を規正することができるように構成される。
第二日車522が地板102に設けられた第二日車回転軸580に対して回転可能に組み込まれる。第二日車522は、等しい角度間隔となるように形成された4個の第二日車歯526を有する。第二日車522の回転方向の位置を規正するための第二日躍制レバー524は地板102に組み込まれる。第二日躍制レバー524は、第二日車522を規正するための規正部を含む。第二日躍制レバーばね525は、プログラム歯車押え572に一体に形成することができる。第二日躍制レバーばね525の弾性力によって、第二日躍制レバー524の規正部は第二日車歯526のうちの2個を規正することができるように構成される。
図1を参照すると、10個の数字からなる第一日文字513が第一日車512の第一日文字表示面512Fに設けられる。第一日文字513は、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」の順序で円周方向に数字を含む。第一日文字513を構成する10個の数字は、等しい角度間隔、すなわち(360/10)度の間隔で第一日文字表示面512Fに配置される。図1に示す状態では、第一日文字513のうちの「1」が文字板104に設けられた日窓105に配置されているが、第一日車512が矢印で示す方向に1ピッチ回転すると、第一日文字513のうちの「2」が日窓105に配置されるように構成される。以下同様にして、第一日車512が矢印で示す方向に1ピッチ回転すると、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「0」、「1」、「2」の順序で、第一日文字513のうちの1つが日窓105に配置されるように構成される。この構成により、カレンダ表示が大きくて見やすいカレンダ機構付き時計を実現することができる。
4個の数字からなる第二日文字523が第二日車522の第二日文字表示面522Fに設けられる。第二日文字523は、「0」、「1」、「2」、「3」の順序で円周方向に数字を含む。第二日文字523を構成する4個の数字は、等しい角度間隔、すなわち(360/4)度の間隔で第二日文字表示面522Fに配置される。図1に示す状態では、第二日文字523のうちの「0」が日窓105に配置されているが、第二日車522が矢印で示す方向に1ピッチ回転すると、第2日文字523のうちの「0」の次に配置された「1」が日窓105に配置されるように構成される。以下同様にして、第二日車522が矢印で示す方向に1ピッチ回転すると、「2」、「3」、「0」、「1」の順序で、第二日文字523のうちの1つが日窓105に配置されるように構成される。或いは、第二日車522において、「0」の数字を設ける代わりに、その位置を「白紙」の部分(すなわち、何の数字も設けられていない無地の部分)とする構成も可能である。この構成により、カレンダ表示が大きくて見やすいカレンダ機構付き時計を実現することができる。
図1に示す状態は、ムーブメント100において、第二日文字523のうちの「0」が日窓105の左側の部分に配置され、かつ、第一日文字513のうちの「1」が日窓105の右側の部分に配置される状態である。第二日文字表示面522Fは、第一日文字表示面512Fよりも文字板104に近い位置に配置される。図13を参照すると、本発明のカレンダ機構付き時計のコンプリート500では、文字板104の12時方向の位置に日窓105が形成されている。コンプリート500において、日窓105の中の左側の部分には、第二日車522の第二日文字523のうちの「3」が配置され、日窓105の中の右側の部分には、第一日車512の第一日文字513のうちの「1」が配置される。したがって、図13はコンプリート500が第二日車522の第二日文字523と第一日車512の第一日文字513とによって、「31日」を表示している状態である。
図1〜図7を参照すると、筒車354が回転することにより日回し車510が回転して、日回しつめ511は、1日に1回だけ、プログラム歯車540を反時計回り方向に1歯分だけ回転させる。プログラム歯車540が回転することによって、第三プログラム歯543はカレンダー中間車536の回転を介して第一日車512を反時計回り方向に2歯分だけ回転させて、第一日車512により日窓105から表示される日文字を「1」から「2」に変えることができる。第一日車512の2歯分の回転は、第一日躍制レバー514によって規正される。
図7を参照すると、第一日車512により日窓105から表示される日文字を「9」から「0」に変えるとき、第三プログラム歯543が回転することによって第一日車512を回転させるのと同時に、第二プログラム歯542は第二日車522を反時計回り方向に1歯分だけ回転させて、第二日車522により日窓105から表示される日文字を「2」から「3」に変えることができるように構成される。第二日車522の1歯分の回転は、第二日躍制レバー524によって規正される。上記のような日送りの作動は、時針356と分針352が12時0分を表示するときに完了するように構成するのがよい。
(1・3)カレンダ修正機構の構成:
図1、図2および図4を参照すると、カレンダ修正機構は、第一カレンダ修正車590と、第二カレンダ修正車591と、第三カレンダ修正車592と、カレンダ修正車593とを含む。カレンダ修正車593は、地板102に設けられた案内穴にそって揺動できるように構成される。巻真310を0段目から1段目に引き出すと、巻真310の角部が第一カレンダ修正車590の丸穴部と係合することができるように構成される。巻真310を1段目に引き出した状態で、巻真310を第1の方向に回転させると、第一カレンダ修正車590が回転して、第二カレンダ修正車591、第三カレンダ修正車592の回転を介してカレンダ修正車593は時計回り方向に揺動して、カレンダ修正車593の歯車部が第一プログラム歯541と噛み合う位置まで回転して停止し、そのカレンダ修正位置でカレンダ修正車593は回転するように構成される。カレンダ修正車593が前記カレンダ修正位置で回転すると、カレンダ修正車593はプログラム歯車540を反時計回り方向に回転させることができるように構成される。
巻真310を1段目に引き出した状態で、巻真310を第1の方向と逆の第2の方向に回転させると、第一カレンダ修正車590が回転して、第二カレンダ修正車591、第三カレンダ修正車592の回転を介してカレンダ修正車593は反時計回り方向に揺動して、カレンダ修正車593の歯車部は第一プログラム歯541と噛み合わない位置まで回転して、空転位置で停止するように構成される。カレンダ修正車593が前記空転位置で回転しても、プログラム歯車540を回転させることができないように構成される。巻真310を1段目に引き出した状態で、巻真310を第1の方向に回転させると、第一カレンダ修正車590が回転して、第二カレンダ修正車591、第三カレンダ修正車592の回転を介してカレンダ修正車593が回転することによってプログラム歯車540が反時計回り方向に1歯分だけ回転し、第三プログラム歯543の回転によりカレンダ中間車536の回転を介して第一日車512を反時計回り方向に1歯分だけ回転させることができるように構成される。第一日車512により日窓105から表示される日文字を「9」から「0」に変えるとき、第三プログラム歯543がカレンダ中間車536を介して第一日車512を回転させるのと同時に、第二プログラム歯542は第二日車522を反時計回り方向に1歯分だけ回転させることができるように構成される。
(1・4)通常運針の作動:
次に、通常運針の作動について説明する。図4、図6、図12を参照すると、水晶ユニット222の水晶振動子の振動に基づいて、集積回路230の発振部が基準信号を出力し、分周部が発振部の出力信号を分周する。駆動部が分周部の出力信号に基づいて、ステップモータを駆動するモータ駆動信号を出力する。コイルブロック232がモータ駆動信号を入力すると、ステータ234が磁化して、ロータ236を回転させる。ロータ236の回転に基づいて、五番車380の回転を介して四番車240が回転する。五番車380の回転に基づいて、秒車382が1分間に1回転する。三番車326が四番車240の回転に基づいて回転する。分車324が三番車326の回転に基づいて、1時間に1回転する。日の裏車260が分車324の回転に基づいて回転する。筒車354が日の裏車260の回転に基づいて、12時間に1回転する。
(1・5)カレンダ送りの作動:
次に、カレンダ送りの作動について説明する。図3を参照すると、図3に示す状態は、第二日文字523のうちの「2」が日窓105の左側の部分に配置され、かつ、第一日文字513のうちの「9」が日窓105の右側の部分に配置される状態である。したがって、図3に示す状態は、コンプリート500において、第二日車522の第二日文字523と第一日車512の第一日文字513とによって、「29日」を表示している。
図1〜図8を参照すると、筒車354が回転することにより日回し車510が回転して、日回しつめ511は、1日に1回だけ、プログラム歯車540を反時計回り方向に1歯分だけ回転させる。プログラム歯車540が回転することによって、第三プログラム歯543はカレンダー中間車536の回転を介して第一日車512を反時計回り方向に2歯分だけ回転させて、第一日車512により日窓105から表示される日文字を「9」から「0」に変える。第三プログラム歯543によって第一日車512を回転させるのと同時に、第二プログラム歯542は第二日車522を反時計回り方向に1歯分だけ回転させて、第二日車522により日窓105から表示される日文字を「2」から「3」に変える。したがって、図8に示すように、上記のような日送りの作動によって、第二日車522の第二日文字523によって「3」を表示し、第一日車512の第一日文字513によって「0」を表示して、第二日車522および第一日車512によって日窓105から「30日」を表示することができる。上記のような日送りの作動は、時針356と分針352が12時0分を表示するときに完了する。
図8および図9を参照すると、さらに、筒車354が回転することにより日回し車510が回転して、日回しつめ511は、1日に1回だけ、プログラム歯車540を反時計回り方向に1歯分だけ回転させる。プログラム歯車540が回転することによって、第三プログラム歯543はカレンダー中間車536の回転を介して第一日車512を反時計回り方向に2歯分だけ回転させて、第一日車512により日窓105から表示される日文字を「0」から「1」に変える。このとき、第二プログラム歯542は第二日車522を回転させない。
図11を参照すると、コンプリート500において、上記のような日送りの作動によって、第二日車522の第二日文字523によって「3」を表示し、第一日車512の第一日文字513によって「1」を表示して、第二日車522および第一日車512によって日窓105から「31日」を表示することができる。巻真310の押し引き操作と、巻真310の回転操作は、巻真310と一体に回転する「りゅうず504」を操作することによって行うことができる。
図9および図10を参照すると、さらに、筒車354が回転することにより日回し車510が回転して、日回しつめ511は、1日に1回だけ、プログラム歯車540を反時計回り方向に1歯分だけ回転させる。プログラム歯車540が回転しても、第三プログラム歯543は第一日車512を回転させることはなく、第一日車512により日窓105から表示される日文字は「1」のままである。このとき、第二プログラム歯542は第二日車522を反時計回り方向に1歯分だけ回転させて、第二日車522により日窓105から表示される日文字を「3」から「0」に変える。したがって、図12に示すように、上記のような日送りの作動によって、第二日車522の第二日文字523によって「0」を表示し、第一日車512の第一日文字513によって「1」を表示して、第二日車522および第一日車512によって日窓105から「01日」(すなわち、「1日」)を表示することができる。
さらに、筒車354が回転することにより、プログラム歯車540が回転して、第一日車512により日窓105から表示される日文字を「1」から「2」に変え、第二日車522および第一日車512によって日窓105から「02日」(すなわち、「2日」)を表示することができる。さらに、筒車354が回転することにより、プログラム歯車540が回転して、第一日車512により日窓105から表示される日文字を「2」から「3」に変え、第二日車522および第一日車512によって日窓105から「03日」(すなわち、「3日」)を表示することができる。したがって、上記のような日送りの作動によって、第二日車522および第一日車512によって日窓105から「01日」から「31日」を表示することができる。
(2)本発明を機械式時計で構成する場合
本発明を機械式時計で構成する場合において、切換機構、カレンダ送り機構、カレンダ修正機構の構造および作用は、上述した本発明の実施形態の構造および作用と同様である。構造の詳細は図示しないけれども、機械式時計では、香箱車の香箱歯車の回転により、二番車、三番車の回転を介して、四番車が1分間に1回転する。四番車の回転速度は、がんぎ車により制御される。がんぎ車の回転速度は、アンクルにより制御される。アンクルの揺動運動は、てんぷにより制御される。三番車の回転により、分車が1時間に1回転する。分車の回転により、日の裏車の回転を介して筒車は12時間に1回転するように構成される。筒車が回転することにより日回し車510が回転して、日回しつめ511は、1日に1回だけ、プログラム歯車540を反時計回り方向に1歯分だけ回転させる。このような日送りの作動によって、第二日車522の第二日文字523と、第一日車512の第一日文字513とによって、文字板の日窓から日付けを表示することができる。
本発明を適用すると、部品の加工がたやすいカレンダ機構付き時計を製造することができる。また、本発明を適用すると、ムーブメント全体が薄く構成されたカレンダ機構付き時計を製造することができる。さらに、本発明を適用すると、カレンダ表示が大きくて見やすいカレンダ機構付き時計を製造することができる。
本発明の実施形態において、ムーブメントを文字板側から見たときの第一日車、第二日車などを示す概略平面図である。 本発明の実施形態において、ムーブメントを文字板側から見たときのプログラム歯車、修正機構を示す概略平面図である。 本発明の実施形態において、「29日」を表示している状態の第一日車、第二日車、プログラム歯車の部分を示す拡大部分平面図である。 本発明の実施形態において、第一日車、プログラム歯車、カレンダ中間車の部分を示す部分断面図である。 本発明の実施形態において、第二日車、プログラム歯車の部分を示す部分断面図である。 本発明の実施形態において、プログラム歯車、秒車の部分を示す部分断面図である。 本発明の実施形態において、カレンダ機構の部分を示すブロック図である。 本発明の実施形態において、「30日」を表示している状態の第一日車、第二日車、プログラム歯車の部分を示す拡大部分平面図である。 本発明の実施形態において、「31日」を表示している状態の第一日車、第二日車、プログラム歯車の部分を示す拡大部分平面図である。 本発明の実施形態において、「01日」を表示している状態の第一日車、第二日車、プログラム歯車の部分を示す拡大部分平面図である。 本発明の実施形態において、文字板の12時方向に日窓を配置した構成で、「31日」を表示している状態のコンプリートを示す平面図である。 本発明の実施形態において、ムーブメントを裏蓋側から見たときの構造を示す概略平面図である。
符号の説明
100 ムーブメント
102 地板
104 文字板
240 四番車
324 分車
326 三番車
354 筒車
500 コンプリ−ト
510 日回し車
511 日回しつめ
512 第一日車
522 第二日車
536 カレンダ中間車
540 プログラム歯車
542 第二プログラム歯
543 第三プログラム歯

Claims (7)

  1. 2つの日車を含むカレンダ機構付き時計において、
    カレンダ機構付き時計を駆動するための駆動機構と、
    前記駆動機構の作動により回転して時刻情報を表示する時刻表示車(324、354)と、
    日付のうちの一の位を表示する第一日車(512)と、
    日付のうちの十の位を表示する第二日車(522)と、
    前記駆動機構の作動に基づいて、前記第一日車(512)および前記第二日車(522)を、それぞれ間欠的に回転させることができるように構成されたプログラム歯車(540)とを備え、
    前記第二日車(522)の回転中心軸線は、前記第一日車(512)の外側に位置し、かつ、前記プログラム歯車(540)の内側に位置するように構成され、
    互いに隣接して位置決めされた、前記第一日車(512)に設けられた第一日文字のうちの1つと、前記第二日車(522)に設けられた第二日文字のうちの1つとによって、日に関する情報を表示することができるように構成される、
    ことを特徴とするカレンダ機構付き時計。
  2. 請求項1に記載のカレンダ機構付き時計において、前記プログラム歯車(540)は、中心穴を有するリング形状に構成され、前記時刻表示車(324、328)の回転中心軸線は、前記プログラム歯車(540)の中心穴の内部に配置されることを特徴とするカレンダ機構付き時計。
  3. 請求項1に記載のカレンダ機構付き時計において、前記プログラム歯車(540)は、中心穴を有するリング形状に構成され、前記第一日車(512)を間欠的に回転させるためのプログラム歯(543)が、前記プログラム歯車(540)の外周部に設けられ、前記第二日車(522)を間欠的に回転させるための別のプログラム歯(542)が、前記プログラム歯車(540)の内周部に設けられることを特徴とするカレンダ機構付き時計。
  4. 請求項1に記載のカレンダ機構付き時計において、前記プログラム歯車(540)は、前記駆動機構の作動を受け入れるための31個の駆動用プログラム歯を有し、前記プログラム歯車(540)は、前記第一日車(512)を回転させるための30個の歯部(543)を有し、前記プログラム歯車(540)は、前記第二日車(522)を回転させるための4個の歯部(542)を有し、前記第一日車(512)は、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」、「0」の順序で周方向に配列された10個の数字を含む第一日文字表示面を有し、前記第二日車(522)は、「0」、「1」、「2」、「3」の順序で周方向に配列された4個の数字を含む第二日文字表示面を有することを特徴とするカレンダ機構付き時計。
  5. 請求項2に記載のカレンダ機構付き時計において、前記駆動機構の作動に基づいて回転するように構成され、かつ、前記プログラム歯車(540)の中心穴の内部に配置された日回し車(510)と、前記日回し車(510)の回転に基づいて回転するように構成された日回しつめ(511)とを備え、前記プログラム日車(542)は前記日回しつめ(511)の回転に基づいて回転するように構成されることを特徴とするカレンダ機構付き時計。
  6. 請求項3に記載のカレンダ機構付き時計において、前記プログラム日車(542)の回転に基づいて回転するカレンダ中間車(537)を備え、前記カレンダ中間車(537)の回転中心軸線は、前記第一日車(512)の外側に位置し、かつ、前記プログラム歯車(540)の外側に位置するように構成され、前記第一日車(512)は前記カレンダ中間車(537)の回転に基づいて回転するように構成されることを特徴とするカレンダ機構付き時計。
  7. 請求項3に記載のカレンダ機構付き時計において、カレンダ修正ができる巻真位置に巻真(310)を引き出した状態において、前記巻真(310)を回転させることにより前記第一日車(512)の表示内容、及び、前記第二日車(522)の表示内容のうちの少なくとも一方を修正することができるカレンダ修正機構を備え、前記カレンダ修正機構は日修正車(593)を含み、カレンダ修正ができる巻真位置に巻真(310)を引き出した状態において、前記巻真(310)の回転に基づいて前記日修正車(593)が回転することにより前記プログラム歯車(540)を回転させることができるように構成されることを特徴とするカレンダ機構付き時計。
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