JPS6132254A - 記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は記録再生装置、特にヘリカルスキャン型の記
録再生装置においてテープとヘッドの相対速度を一定制
御する場合等に用いて好適な記録再生装置に関する。

背景技術とその問題点 従来の記録再生装置において、テープとヘッドの相対速
度を一定制御する場合、回転磁気ヘッドの取り付けられ
たドラムをある一定回転でテープをかけて回わしておき
、早送！Ｄ　（ＦＦ）時と巻き戻しくＲ１１Ｗ）時に得
られるＲＦ’波形の周期（テープの走行速度に応じて変
化する）がある一定値になるようにリールモータを制御
するようにしている。

一方、リールモータは据置き型か携帯型に応じて直接駆
動型、ベルト駆動型等の駆動方式の違いや或いは機種の
大きさ、消費電力の違い等で様々な種類が考えられ、そ
れに応じてその特性も異なったものとなる。

従って、従来の記録再生装置におけるテープとヘッドの
相対速度制御方式では、このような各種のリールモータ
に対して夫々サーが回路系を設計しなければならず、Ｉ
Ｃ化等を考えたときには極めて不利であった。

また、通常リールモータの動作が立ち上がフ、テープが
ある一定速度に達するには機械的時定数或いは電気的時
定数で決まるある時間がかがり、その間はテープとヘッ
ドの相対速度が一定にはなフ得ず、従って例えば電磁変
換系の定数を変えない限り、テープ上の例えば曲番等を
表わすサブコード等の特定情報を読むことが困難である
等の不都合があった。

発明の目的 この発明は斯る点に鑑み、リールモータにサーがヲかけ
ることなく任意の状態でテープとヘッドの相対速度を連
続的に一定制御することができる記録再生装置を提供す
るものである。

発明の概要 この発明では、ドラムモータで回転される磁気ヘッドに
より記録媒体にディジタル情報を所定の変調方式で記録
すると共に上記ディジタル情報とは別な領域に補助信号
を記録し、再生時上記記録媒体から上記磁気ヘッドによ
って再生された上記補助信号の所定ノリーンを検出し、
この所定パターンの周期に応じた信号をドラムサーボの
基準信号として上記ドラムモータを制御するようにして
いる。斯る構成により、この発明では連続的にテープと
ヘッドの相対速度を一定制御することができ、またリー
ルモータの立ち上が９の過渡的な応答時でもテープ上か
ら特定情報を読み出すことが可能となる。

実施例 以下、この発明の一実施例を第１図〜第６図に基づいて
詳しく説明する。

第１図は本実施例の回路構成を示すもので、同図におい
て、入力端子（１）からのアナログ信号はローパスフィ
ルタ（２）を通してアナログ−ディジタル変換器（３）
に供給され、ここでアナログ信号よシディジタル信号に
変換された後スイッチ回路（４）の接点Ｒ側を介して記
録信号発生回路（５）に供給される。

またスイッチ回路（４）を接点す側に切り換えることに
より端子（６）よシデイジタル信号を記録信号発生回路
（５）へ直接供給することも可能である。

そして、この記録信号発生回路（５）では１．タイミン
グ発生回路（７）からのタインング信号に基づいてデー
タの誤り訂正符号の付加やインターリ−！或いは変調を
行う等の信号処理を行った後、スイッチ回路（８）に供
給する。このスイッチ回路（８）は回転磁気ヘッド（Ｉ
ＩＡ）、（ＩＩＢ）を切シ換えるためのものであって、
タイミング信号発生回路（７）からの切シ換工信号によ
って、ヘッド（ＩＩＡ）のチーｆ当接期間を含む半回転
期間とヘッド（ＩＩＢ）のチー′ｆ当接期間を含む半回
転期間とで交互に切り換見られる。

このタイミング発生回路（７）は図示せずもノ９ルス発
生器からの回転ヘッド（ＩＩＡ）、（ＩＩＢ）の回転駆
動用モータの回転に同期して得られる回転ヘッド（ＩＩ
Ａ）。

（ＩＩＢ）の回転位相を示す３０　Ｈｚの・々ルスが供
給されている。タイミング発生回路（７）からの切り換
え信号により切シ換えられたスイッチ回路（８）からの
信号はアンプ（９Ａ）、（９Ｂ）で増幅された後、夫々
スイッチ回路（ｌ０Ａ）　、　（ｌ０Ｂ）の接点Ｒ側を
介して回転ヘッド（ＩＩＡ）、（ＩＩＢ）に供給され、
リール（６）、←埠間に巻回された磁気テープ０４に記
録される。スイッチ回路（ＩＯＡ）及び（ＩＯＢ）は記
録時は接点Ｒ側に接続され、再生時には接点Ｐ側に切り
換えられる。

なお、上述の如く記録されたトラツクノ母ターンは、例
えば第６図に示すようなものとされる。すなわち、同図
において、Ａ、Ｂは夫々アジマス角の異なるトラックを
表わし、例えばＡは＋アジマストラック、Ｂは一アジマ
ストラックを表わしている。そして、これ等の各トラッ
クの端部にはトラッキング制御用のパイロット信号等が
記録される領域Ａ、Ｔ、Ｆ　１及びＡ、Ｔ、Ｆ　２が設
けられ、これ等の領域の間に本来のＰＣＭ信号が記録さ
れる。また、サゾコーＰはこれ等のトラッキング制御用
の領域とトラックの始端又は終端との間に挿入されてい
る。

領域Ａ、Ｔ、Ｆ１及びＡ、Ｔ、Ｆ　２には所定の配列関
係で複数個の信号、例えば、４イロット信号ｆｌ、同期
信号１ｇ、消去用信号ｆ３が夫々記録される。パイロッ
ト信号ｆ、はトラッキング用で、その周波数は約２６０
ｋＨｚ程度とされる。同期信号ｆ３はノ母イロット信号
ｆ１の位置を検出するための位置出し信号として使用さ
れ、その周波数は約６００ｋＨｚ程度とされる。消去用
信号ｆ、は、以前に記録されていたテープに、特に、こ
れに重ねて前の記録情報を消去しつつ新たな記録をなす
とき、記録トラックが必ず前の記録トラックと一致する
とはかぎらないから前に記録されていたＡ？イロット信
号及び同期信号を消去する必要があるため使用されるも
ので、その周波数は約１．６　ＭＨｚ程度とされる。

そして、ノ母イロット信号ｆｌは２ブロツクにわたって
記録され、同期信号ｆ３は１ブロツクずつ記録され、消
去用信号ｆ３はノ量ターンによシ２ブロックまた１ノロ
ツクずつ記録される。ここで１ｆロツクの長さは３８．
３μＢ相当である。また、第６図において矢印Ｈはヘッ
ドの回転方向、Ｔはテープの走行方向を表わしている。

再生時トラッキング制御を行う場合には、走査中のトラ
ックに記録されている同期信号ｆ１の前縁で隣接トラッ
クの一方に記録されているパイロット信号の中央部を検
出し、これに基づいてサンノリングノ千ルスを発生させ
て、当該隣接トラックの一方のノ母イロット信号と他方
のパイロット信号のクロストークをサンプリングし、そ
のサンプリング出力の差が零になるように、つまフヘッ
ドが成るトラックを走査するとき、そのトラックの隣接
トラックの両方にそれぞれ同じ量だけまたがるように制
御される。なお、このトラッキング制御の詳細に付いて
は、必要であれば先に本出願人によって出願された特願
昭５９−１１６３０号等を参照されたい。

また、（１５Ａ）、（１５Ｂ）は再生時スイッチ回路（
ＩＯＡ）。

（ＩＯＢ）が接点Ｐ側に切り換えたとき対応する回転ヘ
ッド（ＩＩＡ）、（ＩＩＢ）からの再生出力が供給され
るアンプであって、これらのアンプ（１５Ａ）、（１５
Ｂ）の各出力はスイッチ回路αＱに供給される。スイッ
チ回路ａＱはタイミング信号発生回路（７）からの３０
　Ｈｚの切り換え信号により記録時と同様にヘッド（Ｉ
ＩＡ）のテープ当接期間を含む半回転期間と、ヘッド（
ＩＩＢ）のテープ当接期間を含む半回転期間とで交互に
切り換えられる。

そして、スイッチ回路０Ｑで切り換えられた出力信号は
電磁変換系を構成しているイコライデａカ、比較器０呻
及びＰＬＬ回路ＯＣ４を通して誤り訂正回路（１）に供
給され、ここで必要に応じて誤り訂正がなされる。そし
て更にディジタル−アナログ変換器０２１に供給され、
ここでディジタル信号よりアナログ信号に変換された後
ローフ４スフイルタに）を通して出力端子（ハ）に元の
アナログ信号として取り出される・ また、ディジタルデータを直接域シ出したい場合には誤
り訂正回路（社）の出力側の端子（ハ）よシ導出するこ
とができる。

また、（ハ）は比較器（ｉ樟の出力側に得られる）Ｊ？
ルス状の信号の立ち上がシと立ち下がりを検出するニッ
プ検出回路であって、このエッヂ検出回路（ハ）で検出
された信号に基づき、三角波発生回路（ハ）において三
角波が形成される。つまり、ここで時間情報より電圧情
報への変換がなされる。そしてこの三角波がｆ−）回路
（ロ）を介してピークホールド回路（ハ）に供給され、
ここでその三角波のピーク点が検出されてホールドされ
る。

また、スイッチ回路０・の出力側にエンベローゾ検波回
路翰が設けられ、この工ンベローノ検波回路（ハ）の出
力に基づき、マスク信号発生回路（ト）において、例え
ばヘッド（ＩＩＡ）、（ＩＩＢ）がテープａ４を走査し
ていない期間の如くデータの得られない期間をマスクす
るための後述するようなマスク信号が形成される。そし
てこのマスク信号がアンド回路０◇の一方の入力端に供
給され、このマスク信号の略無効期間（第５図Ｃの期間
１．相当）中、回転ヘッド（ＩＩＡ）、（ＩＩＢ）が取
シ付けられているドラム（図示せず）のｐＱ　ｉ４ルス
に同期してウィンドウ信号発生回路０埠からウィンドウ
信号がアンド回路０めの他方の入力端に供給される。な
お、このウィンドウ信号は、少くとも上述のトラッキン
グ制御用のパイロット信号を含む領域に対応するように
発生される。

すなわち、この発明ではＰＣＭ信号の記録されている領
域以外の領域に記録されている補助信号のうち、比較的
低い周波数の信号を用いて相対速度を一定制御しようと
している。そこで、上述したようにトラッキング制御用
の領域に記録されている・母イロット信号、同期信号及
び消去用信号の周波数を見た場合、少くともこのうちで
はパイロット信号の周波数が一番低いので、これを相対
速度情報として取り出すべくウィンドウ信号を設定する
わけである。

そして、アンド回路０９の出力がゲート信号として上述
のｆ−）回路（ロ）に供給される。

ダート回路（イ）はダート信号が供給されている期間中
三角波発生回路に）からの三角波をピークホールド回路
（ハ）に通す。ピークホールド回路（ハ）の出力は比較
器（ト）に供給され、ここで基準電圧ＶＢと比較される
。そしてこの比較器０１における比較誤差信号（相対速
度誤差信号）が相対速度情報としてドラムサーボ回路０
４に供給され、このドラムサーボ回路０→によって、回
転ヘッド（ＩＩＡ）、（ＩＩＢ）が取り付けられている
ドラムを回転しているモータ０→を制御するようにする
。

また、誤シ訂正回路に）の出力側にサブコード抜出し回
路（至）が設けられ、ここで曲番やタイムコードが検出
され、システムコントローラとしてのマイクロコンピュ
ータＯｆ）に供給される。このマイクロコンピュータ０
乃によって全体のシステムが制御されるようになされて
いる。

次に、第１図の回路動作を８２図〜第５図を参照しなが
ら説明する。

今、記録再生装置のモードが早送シモード或いは巻き戻
しモード時には、ヘッド（ＩＩＡ）、（ＩＩＢ）　ノ軌
跡は夫々第２図にＡ、Ｂで示すような軌跡と寿る。なお
、同図において破線は早送シ時のヘッド軌跡、実線は巻
き戻し時のヘッド軌跡を示し、又Ｈはヘッド（ＩＩＡ）
、（ＩＩＢ）の回転方向、Ｔはテープ（１４の走行方向
を表わしている。このときヘッド（ＩＩＡ）、（ＩＩＢ
）の出力は、アゾマスの合ったトラックでは出力が得ら
れ、アジマスの合わないトラックでは出力が得られない
ため第３図に示すようにいわゆるソロパン玉のような波
形の信号が得られる。この信号が電磁変換系のイコライ
ザθ′ｔ）、比較器０呻を通ることにより、その出力側
には第４図Ａに示すような矩形波の信号Ｓ１が得られる
。この矩形波の信号Ｓｌの周期は相対速度の大小に対応
して変化する。従って、後述されるようにこの比較器（
１枠からの信号Ｓｌに対応した相対速度を検出し、その
大小に応じてドラムモータ０→にサーがをかければ相対
速度を一定制御することができることが理解される。

そこでこの発明では以下のようにして相対速度の検出を
行う。先ず、比較器０→の出力信号８ｉは第４図Ａから
も分かるように所定・母ターンからなる。

この比較器ａ呻の出力信号Ｓ１の立ち上がり、立ち下が
りを夫々ニップ検出回路（ハ）において検出し、第４図
Ｂに示すような狭幅の信号Ｓ１を得る。この検出された
信号Ｓ、を三角波発生回路（ハ）に供給し、ここで信号
Ｓ３の発生時点よシ徐々に立ち上がる第４図Ｃに示すよ
うな三角波の信号Ｓ３を形成する。この三角波の信号Ｓ
ｓを、ｆ−）回路（ロ）において、後述されるように、
ウィンドウ信号に基づいて形成さ給する。ピークホール
ド回路（２）では、信号Ｓ３のピーク点をホールドして
第４図Ｅに示すような信号Ｓｓを得る。

このピークホールド回路（ハ）でピークホールドされた
電圧すなわち信号Ｓ、のレベルは、実質的にダート信号
Ｓ４の期間内で、第４図Ａの最もパルス幅の大きなノＪ
？ターンの時間長に相当する電圧であるから、相対速度
が遅くなり、出力周波数が小さくなると、ノ臂ルス幅が
長くなり、ピークホールドされた電圧は大きくなる。逆
に相対速度が速くなり、出力された周波数が高くなると
、ノ臂ルス幅は短くなり、ピークホールドされた電圧は
低くなる。従って、ピークホールドされた電圧は相対速
度と１対１に対応していることが分かる。よって、この
ピークホールドされた電圧すなわち信号Ｓ、は実質的に
相対速度情報と云える。このピークホールド回路（ハ）
の出力側に得られた信号Ｓ、を比較器０罎に供給して基
準電圧ＶＢと比較し、その比較誤差信号をドラムサーボ
回路（ロ）に供給し、このドラムサーボ回路０４からド
ラムモータ（ト）にフィードバックｌ−ければテープと
ヘッドの相対速度が一定制御されることになる。そして
、このときり−ルαｅ　、　（１１駆動用のモータ（図
示せず）はサーボをかける必要はなく、単に定電圧で駆
動するだけでよい。

ところで実際の早送９７巻き戻しモードでは、第３図で
説明したようにいわゆるソロパン玉のような波形の出力
が得られるが、そのアジマスの合わないヘッドの出力は
得られず従って、そのときには比較器０→の出力側には
矩形波は得られない。

従ってこのときにはダート信号Ｓ４は発生させ彦いよう
にする必要がある。そのためにスイッチ回路ＯＱの出力
側に得られた第５図Ａに示すような信号Ｓ＠にエンベロ
ープ検波回路−に供給し、第５図Ｂに示すような信号Ｓ
７を得る。そしてこのエンベロープ検波回路−の出力信
号Ｓ７をマスク信号発生回路（ト）に供給し、ここでエ
ンペローゾ検波出力をあるスレッショルドレベルＴｈヲ
基準にして波形整形し、第５図Ｃに示すようなマスク信
号Ｓ８を得る。

そして、このマスク信号Ｓ自と、ウィンドウ信号発生回
路（３埠からの第５図りに示すような信号８．をアンド
回路０心に供給して、その出力側に第５図Ｅに示すよう
なダート信号Ｓａ　（第４図りの信号Ｓ４相当）が得ら
れる。これによって、マスク信号Ｓ８の期間１、はマス
クを行い、期間１．のりちの特定区間のみダート信号Ｓ
４を発生するようにする。すなわち、ＲＦ比出力出る期
間のうちの特定区間つ１り比較器α→の出力後にパイロ
ット信号のノＪ？ターンに相当する矩形波が出る区間で
のみデート信号Ｓ４を発生して相対速度検出を行うよう
にする。これによって、精度の高い相対速度検出が可能
に々る。

このようにしてテープとヘッドの相対速度がドラムモー
タにサーがをかけることによって一定制御され、リール
モータは定電圧等で駆動されているので、マイクロコン
ピュータＧｆＪは、リールモータの立ち上が９の過渡応
答時でも、サブ・コード抜出し回路０→を介してサシコ
ード等の特定情報をテープ上から読み出すことができる
。

なお、上述の実施例では相対速度情報としてｉｊイロッ
ト信号を利用した場合であるが、これに限定されること
なく、ＰＣＭ信号以外の領域に記録されている比較的周
波数の低いその他の補助信号を用いてもよい。

発明の効果 上述のごとくこの発明によれば、回転磁気ヘッドの補助
信号の所定・リーンを検出し、この所定パターンの周期
に応じた信号をドラムサーボの基準信号としてドラムモ
ータを制御するようにしたので、テープとヘッドの相対
速度を常に一定制御することができ、また、相対速度情
報に比較的周波数の低い補助信号を使用しているので回
路構成も簡略化される。また、リールモータに対するサ
ーがは不要で単に定電圧等で駆動するだけでよいので、
各種のリールモータに対するサーが回路系を設計する必
要がなくなり、汎用性があり、またＩＣ化の点でも有利
となる。

更に、テープ速度がＯの状態からある値になる間連続的
にテープとヘッドの相対速度を一定値に制御することが
できるので、例えばリールモータの立ち上が９時等の過
渡状態でもテープ上からサブコード等の特定情報を読む
ことが可能となる０

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
〜第５図は第１図の動作説明に供するための線図、第６
図は記録トラツクノ臂ターンの概要を示す図である。 （ＩＩＡ）、（ＩＩＢ）は回転磁気ヘッド、０のはイコ
ライザ、（１１、０１は比較器、（ハ）はニップ検出回
路、（ハ）は三角波発生回路、（イ）はｒ−）回路、（
ハ）はピークホールド回路、（ハ）はエンベローゾ検波
回路、（至）はマスク信号発生回路、Ｏｐはアンド回路
、０埠はウィンドウ信号発生回路、０◆はドラムブー２
回路、０→はドラムモータである。 特開昭Ｇ１−３２２５４（力 ζ二　　　二　　　二 第６図 −一至一

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ドラムモータで回転される磁気ヘッドにより記録媒体に
   ディジタル情報を所定の変調方式で記録すると共に上記
   ディジタル情報とは別な領域に補助信号を記録し、再生
   時上記記録媒体から上記磁気ヘッドによつて再生された
   上記補助信号の所定パターンを検出し、該所定パターン
   の周期に応じた信号をドラムサーボの基準信号として上
   記ドラムモータを制御するようにしたことを特徴とする
   記録再生装置。