JPS6132079Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6132079Y2 JPS6132079Y2 JP1979110552U JP11055279U JPS6132079Y2 JP S6132079 Y2 JPS6132079 Y2 JP S6132079Y2 JP 1979110552 U JP1979110552 U JP 1979110552U JP 11055279 U JP11055279 U JP 11055279U JP S6132079 Y2 JPS6132079 Y2 JP S6132079Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- mounting
- board
- piece
- metal fittings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 5
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 5
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Hinges (AREA)
- Gates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、門扉を門柱に取付けるための取付装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来、門扉を門柱に取付ける装置としては、実
開昭49−102163号公報に示されるように、門柱に
埋設される筒体と当該筒体内に嵌入される差込片
を用いて、門扉と門柱との間隔を調整するものが
公知となつており、筒体の両端が開口状態で、一
方の開口部から嵌入された差込片が他方の開口部
から突出するものとなつている。ところが、筒体
を門柱に埋設する場合、通常、セメントやモルタ
ルを埋設用にあけた穴の中へ充填することによ
り、筒体を穴の中で固定するものであるため、こ
の穴の中へ充填したセメントやモルタルが、奥側
の開口部から突出状態の差込片を固めてしまい、
その後の差込片の出入調整を行うことができない
問題点を有している。
開昭49−102163号公報に示されるように、門柱に
埋設される筒体と当該筒体内に嵌入される差込片
を用いて、門扉と門柱との間隔を調整するものが
公知となつており、筒体の両端が開口状態で、一
方の開口部から嵌入された差込片が他方の開口部
から突出するものとなつている。ところが、筒体
を門柱に埋設する場合、通常、セメントやモルタ
ルを埋設用にあけた穴の中へ充填することによ
り、筒体を穴の中で固定するものであるため、こ
の穴の中へ充填したセメントやモルタルが、奥側
の開口部から突出状態の差込片を固めてしまい、
その後の差込片の出入調整を行うことができない
問題点を有している。
又、差込片を抜いた状態でセメントやモルタル
を充填すると、奥側の開口部から筒体内部へ侵入
するため差込片を嵌入できない問題点が生じる。
を充填すると、奥側の開口部から筒体内部へ侵入
するため差込片を嵌入できない問題点が生じる。
いずれにしてでも、従来技術では現実の門扉取
付け作業に供して得ない決定点な問題を有してい
るのである。
付け作業に供して得ない決定点な問題を有してい
るのである。
そこで、本考案に係る取付装置は、これらの問
題点に鑑み、門扉の取付け位置調整用金具の調整
作業に支障をきたすことなく門柱に固定すること
のできる取付装置を提供することを目的として、
その構造に独自の工夫を凝らしたものである。
題点に鑑み、門扉の取付け位置調整用金具の調整
作業に支障をきたすことなく門柱に固定すること
のできる取付装置を提供することを目的として、
その構造に独自の工夫を凝らしたものである。
以下、本考案を図示した実施例に基づいて説明
すれば、本考案装置は門扉Dの竪框18と支柱3
の間に介在するものであり、支柱3に固設される
基板Bと取付片4,5を有する門扉Dの取付け位
置調整用L型金具Cとから成るものである。基板
Bは方形状板体の長手方向上下側縁に折曲片8,
8を備えて成るものであつて、門扉側にL型金具
Cの取付片4を取付ける取付部イ、中央部分に断
面方形状の筒体D、そして門柱側に埋設部を有す
るものである。
すれば、本考案装置は門扉Dの竪框18と支柱3
の間に介在するものであり、支柱3に固設される
基板Bと取付片4,5を有する門扉Dの取付け位
置調整用L型金具Cとから成るものである。基板
Bは方形状板体の長手方向上下側縁に折曲片8,
8を備えて成るものであつて、門扉側にL型金具
Cの取付片4を取付ける取付部イ、中央部分に断
面方形状の筒体D、そして門柱側に埋設部を有す
るものである。
上記筒部ロは基板Bに〓状に形成された受板9
を取付けることにより形成され、門扉側には、前
記取付片4の端部を嵌入せしめる開口部ハが形成
され、門柱埋め込み側は閉塞状態となつている。
又、取付部イにはL型金具Cを取付けるために円
形のボルト通入孔10,10が穿設される。
を取付けることにより形成され、門扉側には、前
記取付片4の端部を嵌入せしめる開口部ハが形成
され、門柱埋め込み側は閉塞状態となつている。
又、取付部イにはL型金具Cを取付けるために円
形のボルト通入孔10,10が穿設される。
L型金具Cの上記取付片4には基板取付部イの
ボルト通入孔10,10に対応した横方向の長孔
6,6が穿設され、蝶番取付片5には円形の通孔
11,11が穿設される。
ボルト通入孔10,10に対応した横方向の長孔
6,6が穿設され、蝶番取付片5には円形の通孔
11,11が穿設される。
そして、このL型金具Cは、その門柱側端部を
上記筒部ロ内に嵌入状態として、基板Bの取付部
イに摺動自在に連動される。なお、図中20は補
強用当て板である。
上記筒部ロ内に嵌入状態として、基板Bの取付部
イに摺動自在に連動される。なお、図中20は補
強用当て板である。
このようにL型金具Cを連結した基板Bは、そ
の筒部ロ及び埋設部を門柱3に埋め込んで固定さ
れるが、筒部ロの埋め込み側奥部が閉塞状態とな
つているため、埋設にあたつて充填されるモルタ
ルやセメントが筒部ロ内に流れ込むことはなく、
L型金具Cの端部はこの筒部ロによつて常時移動
自在に保持されるのであり、門扉Dの取付け位置
の調整作業に何ら支障をきたことはない。
の筒部ロ及び埋設部を門柱3に埋め込んで固定さ
れるが、筒部ロの埋め込み側奥部が閉塞状態とな
つているため、埋設にあたつて充填されるモルタ
ルやセメントが筒部ロ内に流れ込むことはなく、
L型金具Cの端部はこの筒部ロによつて常時移動
自在に保持されるのであり、門扉Dの取付け位置
の調整作業に何ら支障をきたことはない。
なお、門扉Dは蝶番Aを介して上記L型金具C
に取付けられる。
に取付けられる。
蝶盤Aは、門扉側羽板1とL型金具側羽板2の
基部に軸挿用中空部13,14を設けて、中央部
に係止突縁12を有する回転軸15を各軸挿用中
空部13,14に挿入するようにして成るもので
あり、上記L型金具側羽根板2は上記蝶板取付片
5に重合当接するようになつており、通孔11,
11に対応する横方向の長札7,7を有してい
る。
基部に軸挿用中空部13,14を設けて、中央部
に係止突縁12を有する回転軸15を各軸挿用中
空部13,14に挿入するようにして成るもので
あり、上記L型金具側羽根板2は上記蝶板取付片
5に重合当接するようになつており、通孔11,
11に対応する横方向の長札7,7を有してい
る。
一方、門扉側羽根板1は門扉Dの支柱側竪框1
8に取付けられるが、竪框18はその支柱対向面
に対応する一対の支片22,23により上下方向
の凹溝24を形成しており、門扉側羽根板1は、
上記凹溝24内に移動自在に挿入された当板25
とともにネジ止めして、上記支片22,23を、
両者で挟着することにより、門扉Dに固定される
ものであり、ネジをゆるめることにより凹溝24
に沿つて上下に摺動できるようなつている。
8に取付けられるが、竪框18はその支柱対向面
に対応する一対の支片22,23により上下方向
の凹溝24を形成しており、門扉側羽根板1は、
上記凹溝24内に移動自在に挿入された当板25
とともにネジ止めして、上記支片22,23を、
両者で挟着することにより、門扉Dに固定される
ものであり、ネジをゆるめることにより凹溝24
に沿つて上下に摺動できるようなつている。
そして門扉Dの取付けにあたつては、蝶番Aの
羽根板2を蝶番取付片5にボルト17によつて固
着し、次いで当該羽根板2の軸挿用中空部14に
回転軸15を挿着して、当該回転軸15の上部
に、予め門扉Dの竪框18に固着した門扉側羽根
板1の軸挿用中空部13を挿着するのである。
羽根板2を蝶番取付片5にボルト17によつて固
着し、次いで当該羽根板2の軸挿用中空部14に
回転軸15を挿着して、当該回転軸15の上部
に、予め門扉Dの竪框18に固着した門扉側羽根
板1の軸挿用中空部13を挿着するのである。
このような門扉における取付状態の調整は、正
面に向つて上下方向、左右方向、及び前後方向で
行なうのであるが、まず左右方向である隣接する
門扉との間隙については、ボルト16をゆるめて
門扉D、蝶番A及びL型金具Cを一体化したまま
の状態で、L型金具Cの長孔に沿つて固定状態の
取付金具Bに対して、これらを移動させて行なう
のであり、門扉の前後の傾斜を是正するための調
整については、ボルト17をゆるめて固定状態の
取付金具BとL型金具Cに対して、連結状態の門
扉Dと蝶番Aを前後に動かすことによつて羽根板
2の長孔7,7の寸法内で調整するのであり、門
扉の上下方向の調整については、螺子26をゆる
めて門扉の竪框18と門扉側羽根板1とを相互に
上下移動可能にして行なう。
面に向つて上下方向、左右方向、及び前後方向で
行なうのであるが、まず左右方向である隣接する
門扉との間隙については、ボルト16をゆるめて
門扉D、蝶番A及びL型金具Cを一体化したまま
の状態で、L型金具Cの長孔に沿つて固定状態の
取付金具Bに対して、これらを移動させて行なう
のであり、門扉の前後の傾斜を是正するための調
整については、ボルト17をゆるめて固定状態の
取付金具BとL型金具Cに対して、連結状態の門
扉Dと蝶番Aを前後に動かすことによつて羽根板
2の長孔7,7の寸法内で調整するのであり、門
扉の上下方向の調整については、螺子26をゆる
めて門扉の竪框18と門扉側羽根板1とを相互に
上下移動可能にして行なう。
尚、通常1枚の門扉Dに対して上下2組の取付
装置が設けられるものであるから、この2組の取
付装置において適宜調整量を加減することによ
り、門扉を正確且つ適正に取付けることができる
のである。
装置が設けられるものであるから、この2組の取
付装置において適宜調整量を加減することによ
り、門扉を正確且つ適正に取付けることができる
のである。
又、第3図中、19は施錠装置取付け用箱体で
りあ、当該箱体19は門扉竪框18に螺子止めさ
れるものであるが、その螺子の螺着を容易にする
ために、箱体19の側面に螺着孔21内へ螺軸を
ガイドするための傾斜面ニが設けられる。
りあ、当該箱体19は門扉竪框18に螺子止めさ
れるものであるが、その螺子の螺着を容易にする
ために、箱体19の側面に螺着孔21内へ螺軸を
ガイドするための傾斜面ニが設けられる。
以上のように、本考案装置は、門扉取付け位置
調整用金具を、門柱への埋め込み側を閉塞した筒
部内に嵌入した状態で基板に取付けるものである
から、当該基板と門柱へ埋設固定する際に、固定
用のセメントやモルタルが筒部内に流入すること
がなく、常に、金具を移動可能状態で保持するも
のであり、門扉の取付けにあたり、又、門扉取付
け後においても円滑で確実な位置調整作業を可能
にする効果を有しているのである。
調整用金具を、門柱への埋め込み側を閉塞した筒
部内に嵌入した状態で基板に取付けるものである
から、当該基板と門柱へ埋設固定する際に、固定
用のセメントやモルタルが筒部内に流入すること
がなく、常に、金具を移動可能状態で保持するも
のであり、門扉の取付けにあたり、又、門扉取付
け後においても円滑で確実な位置調整作業を可能
にする効果を有しているのである。
第1図は本考案装置の分解斜視図、第2図は使
用状態を示す断面図、第3図は門扉の正面図であ
る。 符号、A……蝶番、B……基板、C……門扉取
付け位置調整用金具、D……門扉、イ……取付け
部、ロ……筒部、ハ……筒部の開口部。
用状態を示す断面図、第3図は門扉の正面図であ
る。 符号、A……蝶番、B……基板、C……門扉取
付け位置調整用金具、D……門扉、イ……取付け
部、ロ……筒部、ハ……筒部の開口部。
Claims (1)
- 門扉取付け位置調整用金具を連結支持する取付
け部と当該取付け部側に開口し、且つ門柱への埋
め込み側を閉塞した上記金具嵌入用筒部を有する
基板を、上記筒部の開口部を外へ向け且つ取付け
部を突出した状態で門柱に埋設し、上記金具を上
記基板の取付け部に沿つて移動自在に連結すると
ともに、当該取付片の端部を上記筒部内に嵌入し
て成ることを特徴とする門扉取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979110552U JPS6132079Y2 (ja) | 1979-08-11 | 1979-08-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979110552U JPS6132079Y2 (ja) | 1979-08-11 | 1979-08-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5629198U JPS5629198U (ja) | 1981-03-19 |
JPS6132079Y2 true JPS6132079Y2 (ja) | 1986-09-18 |
Family
ID=29343080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979110552U Expired JPS6132079Y2 (ja) | 1979-08-11 | 1979-08-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6132079Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446074Y2 (ja) * | 1985-01-25 | 1992-10-29 | ||
JP6061120B2 (ja) * | 2011-05-13 | 2017-01-18 | 日立化成株式会社 | バックドア |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4819429B1 (ja) * | 1970-03-03 | 1973-06-13 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4819429U (ja) * | 1971-07-14 | 1973-03-05 | ||
JPS54106632U (ja) * | 1978-01-12 | 1979-07-27 |
-
1979
- 1979-08-11 JP JP1979110552U patent/JPS6132079Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4819429B1 (ja) * | 1970-03-03 | 1973-06-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5629198U (ja) | 1981-03-19 |
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