JPS6131890Y2 - - Google Patents

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JPS6131890Y2
JPS6131890Y2 JP1981086497U JP8649781U JPS6131890Y2 JP S6131890 Y2 JPS6131890 Y2 JP S6131890Y2 JP 1981086497 U JP1981086497 U JP 1981086497U JP 8649781 U JP8649781 U JP 8649781U JP S6131890 Y2 JPS6131890 Y2 JP S6131890Y2
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horizontal
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lid
opening edge
wheels
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JP1981086497U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は運搬車に係り、主としてU字溝の開口
上面を閉塞する蓋体を該U字溝にそつて運搬する
ものに関する。
(従来の技術) 一般に、コンクリート製のU字溝の開口面は塵
埃の投棄などを防止するとともに安全性を図る上
でコンクリートにてブロツク状に形成された多数
の蓋体によつて閉塞することが行われている。こ
して、この蓋体上は通路としても機能することか
ら蓋体は通常十分な強度と大なる重量を保有して
形成されている。そのため、施行にあたつては取
扱い上多くの手数と労力を要し、作業性に問題を
有している。
そこで、従来ではたとえば実公昭53−25925号
公報に記載されているように、車台の両側部に溝
の開口上面部を走行するタイヤ車輪を回動自在に
軸架するとともに、この両側のタイヤ車輪の内側
部にガイドローラを昇降自在に軸架し、上記車台
上に資材を搭載してこれを運搬する運搬車の構造
が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のような構造によると、タイヤ車輪間
の幅は一定であるため、このタイヤ車輪間の幅よ
り大きい溝幅の溝の開口縁上にそつての走行は全
く不能であり、また資材は車台上に単に搭載して
運搬するのみであつて車台上に対する資材の積込
み及び積卸しは別の荷役手段を用いなければなら
ず、荷役に多くの手数を要するという問題があ
る。
そこで、本考案はこのような点に鑑みなされた
もので、各種大きさのU字溝の溝幅の開口上縁に
十分対応して走行できるようにするとともに、各
種大きさのU字溝にそつて該U字溝を閉塞する蓋
体を簡便に運搬でき、かつまた蓋体の積込み及び
積卸しを容易に行うことができる運搬車を提供す
ることを目的としたものである。
〔考案の構成〕
(問導点を解決するための手段) 本考案の運搬車は、車台1の前後に車軸受体
2,2を固着し、この前後に車軸受体2,2の両
側部に両端部にU字溝の開口縁の上面に係合する
水平車輪6,6及び上記開口縁の内面に係合する
垂直車輪8,8を回動自在に軸架した前後の車輪
3,3を進行方向に対して左右方向進退調節自在
に取着し、上記車台1の上部に一端部上に支持片
12を突出するとともに、他端部に連結横軸21
を軸架した回動体10を水平方向回動自在に設
け、この回動体10の連結横軸21にこの連結横
軸21と上記支枝片12にて支持される荷台15
を上下方向回動自在に軸支し、この荷台15の一
端部に係止突片18を設けるとともに他端部にハ
ンドル部19を設けたものである。
(作用) 本考案の運搬車によれば、U字溝の両側の開口
縁上に運搬車の水平車輪6,6を載せるととも
に、この各水平車輪6,6が開口縁に安全走行で
きるように係合しない場合には、車軸受体2,2
に対してそれぞれの車軸3,3を進退調節し、水
平車輪6,6を開口縁の上面に係合させるととも
に垂直車輪8,8を開口縁の内面に係合する状態
で車軸3,3を車軸受体2,2に対して固着し各
車軸3,3を位置決め係止する。これにより、運
搬車はU字溝の開口縁上にかつ開口縁を走行路と
してセツトされる。
つぎに、荷台15のハンドル部19により、運
搬車を牽引または押動してU字溝の開口縁にそつ
てU字溝の一端部における多数の蓋体を並設貯溜
した部位に移動する。そして、ハンドル部19を
押上げ連結横軸21を支点として荷台15をたと
えば反時計方向に大きく回動し係止突片18を蓋
体の下方に挿入するとともに、この傾斜した荷台
15上に蓋体を倒して載せ、ついで、荷台15を
連結横軸21を支点として時計方向に回動復帰
し、荷台15を水平状態にして蓋体を載せたまま
運搬車をU字溝の他端側の施行現場すなわち蓋体
の設置現場に移動する。そして、設置現条におい
ては、荷台15のハンドル部19が蓋体を設置す
る方向に向いている場合には、このハンドル部1
9をもつて蓋体を載せたままの状態で荷台15を
水平方向に回動することにより、蓋体が設置方向
に方向転換される。ついで、ハンドル部19を押
上げ連結横軸21を支点として荷台15を水平状
態から時計方向に大きく回動し、蓋体を係止した
係止突片18を下降し、この荷台15から蓋体を
積卸する。
実施例 つぎに、本考案の一実施例の構造を添付図面に
基づいて説明する。
1は車台で、この車台で下部の前後に両端部を
開口した角筒状の車軸受体2,2が平行状に固着
され、この前後の車軸受体2,2には外方から角
筒状の車軸3,3の内側部がそれぞれ進退調節自
在に嵌挿されている。またこの両側前後の車軸
3,3の外端部にはL型状に形成された取付金具
4,4が固着され、この前後両側の取付金具4,
4の垂直状部4a,4aに水平状に突設された横
軸5,5には水平車輪6,6が回動自在に軸架さ
れているとともに、上記取付金具4,4の水平状
部4b,4bに垂直状に突設された縦軸7,7に
は垂直車輪8,8が回動自在に軸架されている。
また上記前後の車軸受体2,2の両側に蝶ねじ
9,9が内側に向つて進退自在に取付けられ、こ
の各蝶ねじ9,9の先端部によつてそれぞれの車
軸3,3を摩擦により係止するようになつてい
る。
また10は回動体で、この回動体10は上記車
台1の上部にベアリング11を介して水平方向回
動自在に取付けられている。またこの回動体10
には一端部に支持片12が上向きに突設されてい
るとともに、回動体10の他端部における両側に
は取付片13,13が相対して上向きに突設さ
れ、またこの回動体10の他端部における下部に
はストツパー14が上記車台1の上面に対して突
設されている。
また15は荷台で、この荷台15は横長矩形状
に形成されたフレーム16を有し、このフレーム
16の中間部から一端部にかけて荷台板17が一
体に取付けられ、この荷台板17の一端部に係止
突片18が上向きに一体に形成されているととも
に、上記フレーム16の他端部にはハンドル部1
9が形成されている。また上記荷台板17の中間
部における幅方向の両側には連結片20,20が
相対して下向きに突設され、この両側の連結片2
0,20は上記回動体10の両側の取付片13,
13に対し連結横軸21を介して上下方向回動自
在に連結されている。
つぎに上記構成の作用を説明する。
使用にあたつては、U字溝Aの両側の開口縁B
上に運搬車を載せるとともに、各車輪6,6,
8,8が開口縁Bに安全走行できるように係合し
ない場合には、各蝶ねじ9,9を弛緩するととも
に前後の車軸3,3を進退し、第1図に示すよう
に水平車輪6,6は、開口縁Bの上面B1に結合
させるとともに、垂直車輪8,8は開口縁Bの内
面B2に係合させ、この状態で蝶ねじ9,9を再
び締結し、各車軸3,3を位置決め係止する。こ
れにより、運搬車はU字溝Aの開口縁B上にかつ
開口縁Bを走行路としてセツトされる。
つぎに、荷台15のハンドル部19により、運
搬車を牽引または押動してU字溝Aの開口縁Bに
そつてU字溝Aの一端部における多数の蓋体Cを
並設貯溜した部位に移動する。そして、第3図に
示すように、ハンドル部19を押上げて連結横軸
21を支点として荷台15を反時計方向に大きく
回動し係止突片18を蓋体Cの下方に挿入すると
ともに、この傾斜した荷台15上に蓋体Cを倒し
て載せ、ついで、荷台15を連結横軸21を支点
として時計方向に回動復帰し、荷台15を水平状
態にして蓋体Cを載せたまま運搬車をU字溝Aの
他端側の施行現場すなわち蓋体Cの設置現場に移
動する。そして、設置現場においては、荷台15
のハンドル部19が蓋体Cを設置する方向に向い
ている場合には、このハンドル部19をもつて蓋
体Cを載せたままの状態で荷台15を180度水平
方向に回動することにより、蓋体Cが設置方向に
方向転換される。ついで、ハンドル部19を押上
げて連結横軸21を支点として荷台15を水平状
態から時計方向に大きく回動し、蓋体Cを係止し
た係止突片18を下降し、この荷台15から蓋体
Cを積卸すとともに運搬車を少し後退し、この蓋
体をU字溝Aの開口縁Bにおける係止段部D上に
敷設する。
このように運搬車は、その前後両側に軸架した
車輪6,6,8,8によつてU字溝Aの開口縁B
を走行路として進退移動することができ、また荷
台15を必要応じて水平回動及び上下回動して蓋
体Cを積込みまたは積卸して多数の蓋体Cを容易
に運搬かつ敷設することができる。
前記実施例では、開口縁Bに係止段部Dを有す
るU字溝Aに対する蓋体Cの運搬及及び敷設の場
合について説明したが、係止段部Dを有しないU
字溝Aに蓋体Cを運搬及び敷設する場合も同様で
ある。
〔考案の効果〕
本考案によれば、両側前後の車輪6,6,8,
8を、各種大きさのU字溝の大小の溝幅の開口縁
に対してこれを安全かつ確実に走行できるように
1分対応設定することができる。またこの両側前
後の車輪6,6,8,8は、それぞれ走行するU
字溝の開口縁における上面に係合する水平車輪
6,6と開口縁における内面に係合する垂直車輪
8,8とからなるため、運搬車が脱線転覆するよ
うな危険性はなく安全かつ円滑に走行することが
できる。また荷台15は回動体10を介して水平
方向および上下方向回動自在に設けたので、U字
溝の開口縁上に設置する蓋体を容易に積込みおよ
び積卸しすることができ、蓋体を手作業によつて
持運ぶ必要がないので、労力の大幅な軽減と作業
性を大幅に向上することができる。したがつて、
荷役処理が円滑かつ確実で重量の大なる蓋体の設
置作業の高能率化を図ることができる汎用性の高
い運搬車を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
U字溝の開口縁に設置した状態の運搬車の一部を
切欠いた正面図、第2図は同上平面図、第3図は
同上側面図、第4図は同上車軸取付機構部の斜視
図である。 1……車台、2,2……車軸受体、6,6……
水平車輪、8,8……垂直車輪、10……回動
体、15……荷台、18……係止突片、19……
ハンドル部、21……連結横軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後に車軸受体2,2を固着した車台1と、こ
    の車台1の前後の車軸受体2,2の両側部に進行
    方向に対して左右方向進退調節自在に取着され両
    端部にU字溝の開口縁の上面に係合する水平車輪
    6,6及び上記開口縁の内面に係合する垂直車輪
    8,8を回動自在に軸架した前後の車軸3,3
    と、上記車台1の上部に水平方向回動自在に設け
    られ一端部上に支持片12を突出するとともに、
    他端部に連結横軸21を軸架した回動体10と、
    この回動体10の連結横軸21に上下方向回動自
    在に軸支されかつこの連結横軸21及び上記支持
    片12にて支持され一端部に係止突片18を有す
    るとともに他端部にハンドル部19を有する荷台
    15とを具備したことを特徴とする運搬車。
JP1981086497U 1981-06-12 1981-06-12 Expired JPS6131890Y2 (ja)

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JPS57197580U JPS57197580U (ja) 1982-12-15
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