JPS6131552B2 - - Google Patents

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JPS6131552B2
JPS6131552B2 JP6831879A JP6831879A JPS6131552B2 JP S6131552 B2 JPS6131552 B2 JP S6131552B2 JP 6831879 A JP6831879 A JP 6831879A JP 6831879 A JP6831879 A JP 6831879A JP S6131552 B2 JPS6131552 B2 JP S6131552B2
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JP
Japan
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load arm
head
plunger
damping
load
Prior art date
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JP6831879A
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English (en)
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JPS55160371A (en
Inventor
Hiroshi Kurokawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS55160371A publication Critical patent/JPS55160371A/ja
Publication of JPS6131552B2 publication Critical patent/JPS6131552B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデイスク・ドライブ装置におけるダン
ピング機構に関し、特にローデイング時間を大き
くしないでダンピング効果が得られるフロツピ
ー・デイスク・ドライブ装置のダンピング機構に
関するものである。
フロツピー・デイスクは、ドーナツ盤レコード
形状のマイラ上に磁性材料を塗つたもので、軽量
でかつ記憶容量が大きく、しかも安価であり、デ
イスクの回転を駆動するためのフロツピー・デイ
スク・ドライブ機構も安価に得られる。フロツピ
ー・デイスク・ドライブ機構は、フロント・ドア
を開き、フロツピー・デイスクを挿入してドアを
閉じると自動的に位置決めが行われて、360r・
p・mの回転速度で回転する。駆動モータとして
は、電源電圧、周波数の異なつた場所でも一定の
回転速度が得られる直流モータ方式が使用される
が、シンクロナス・モータを使用することもでき
る。
データの読出し、書込みを行うヘツドは、ステ
ンレス鋼で構成され、ヘツド位置決め用ステツ
パ・モータに結合されたキヤリツジ・アセンブリ
上に搭載されている。ヘツドは、ヘツド・ロード
信号によりデイスク面に圧着されたり離脱された
りするが、これはデータの読書きをしないときに
は、ヘツドをデイスク面上から離しておくことに
より、ヘツド、フロツピー・デイスクの両方の寿
命を長く保つためである。その場合、ヘツドとフ
ロツピー・デイスクが衝撃を受けないようにする
ため、デイスク・ドライブ機構にはダンピング手
段が備えられている。
従来のデイスク・ドライブ機構におけるダンピ
ング方式としては、第1図、第2図に示すよう
に、ヘツド・ロード・アクチユエータ1を動作さ
せてロード・アーム2をセツトする機構で、ロー
ド・アーム・ダンピング用スプリング3を採用す
ることにより、ロード・アーム2のフロツピー・
デイスク4への衝撃を緩和する方法がある。すな
わち、第1図、第2図において、ロード・アー
ム・セツト用マグネツト5を駆動することによ
り、ヘツド・ロード・アクチユエータ1を動作さ
せるが、そのときロード・アーム・セツト用スプ
リング6の力によりロード・アーム2が下降し始
め、約25mSでフロツピー・デイスク面に到達す
る。
ロード・アーム2のフエルトまたは表面用ヘツ
ド7がフロツピー・デイスク面に接触する際に、
その衝撃でフロツピー・デイスク面を損傷する場
合がある。また、ロード・アーム2は、接触の際
に、その衝撃でジヤンピングする場合もある。
第3図a,bは、読取りヘツドの信号およびア
クチユエータ動作指令信号のタイム・チヤートで
ある。
アクチユエータ動作指令信号(第3図b)が入
力すると、ロード・アーム・セツト用マグネツト
5は立上り時間t8の後のA点で起動され、約
25ms経過後にロード・アーム2がデイスク4に
到達する。同時に、ステツパ・モータ8の回転に
よりヘリクス・ドライブ(Helix Drive)12が
螺施状に回転すると、ロード・アーム2とともに
キヤリツジ・アセンブリ10が移動して、デイス
ク4上のヘツド9の読取位置が決定する。
ヘツド9は、デイスク4から信号Bを約80ms
あるいはそれ以上の時間だけ読取り、ロード・ア
ーム・セツト用マグネツト5の通電時間Tが終る
と、デイスク4から離れる。
このように、第1図、第2図では、ダンピング
にロード・アーム・セツト用スプリング6を採用
しているが、スプリングではダンピング効果が十
分に現われず、フロツピー・デイスクを損傷する
ことがある。また、スプリングでは、ダンピング
の度合いを調整することが難しく、かつ可変が困
難である。
一方、ロード・アームを直接マグネツトにより
セツトする方式があるが、この場合には、第4図
aに示すように、マグネツト5のソレノイドLと
並列にコンデンサCおよび抵抗Rを挿入すること
により、その時定数によつてダンピング効果を持
たせている。すなわち、第4図bに示すように、
横軸にソレノイド電流iをとり、縦軸にロード・
アームの移動量1をとると、特性曲線Dに示すよ
うになる。
しかし、第4図において、ロード・アーム2の
セツト開始時にはロード・アーム2の移動速度は
遅いが、フロツピー・デイスク4にロード・アー
ム2が接近するにしたがい電流値iが大きくなる
ため、速度は急激に早くなる。したがつて、衝撃
は大きく、ダンピング効果が少ない。
これに対して、第5図に示すように、ロード・
アーム2をセツトするとき、ロード・アーム2に
取付けられたシリンダ状のエア・ダンパ15を動
作させる方法もある。すなわち、ロード・アーム
2がシリンダ内の空気を圧縮することにより、ダ
ンピング効果を得ている。
この場合、第1図、第2図の方法では、第3図
aに示すように、ロード・アーム2のローデイン
グ・タイムが通常20〜30msであるのに対して、
第5図のようにエア・ダンパ15を用いると、ロ
ーデイング・タイムは約50msと長くなるため、
時間の損失が大きい。
本発明の目的は、これらの欠点を除去し、ロー
ド・アームをセツトする際の衝撃を少くしてデイ
スク面の損傷を防止するとともに、ロード・アー
ムのダンピングの度合いを電流と時間の制御によ
り可変にでき、ローデイング・タイムをあまり大
きくすることなくダンピング効果を持たせること
ができるデイスク・ドライブ装置のダンピング機
構を提供することにある。
本発明によるダンピング機構は、フロツピー・
デイスク・ドライブ装置のヘツド・ロード機構に
おいて、ロードされるヘツド保持部材にプランジ
ヤー・ソレノイドの可動コアを固定し、ヘツド・
ロード時、ヘツドがフロツピー・デイスクの磁性
面に到達する直前に、コアに対して、ヘツドの到
達速度を低下させる力が加わるような電流をソレ
ノイド・コイルに流すことを特徴としている。
以下、本発明の実施例を、図面により説明す
る。
第6図および第7図は、それぞれ本発明による
フロツピー・デイスク・ドライブのヘツド・ロー
ド機構の断面図、および平面図である。
第6図、第7図において、第1図および第2図
と同じ記号は、同一のものを示している。
本発明では、ロード・アーム2の先にロード・
アーム・ダンピング用プランジヤーの心棒17の
みを取付けるとともに、そのプランジヤー16の
ソレノイド部分を保持するプランジヤー・ホール
ド用アーム18をヘリツクス・ドライブ12に取
付けられた機構19に取付ける。
プランジヤーの心棒17は、鉄または磁性体等
で構成され、フロツピー・デイスク4がプランジ
ヤー16の磁界の影響を受けないような高さの位
置に取付けられる。また、プランジヤー・ホール
ド用アーム18は、キヤリツジ・アセンブリ10
とともに移動するが、ヘリツクス・ドライブ12
に沿つて移動するのみで、高さ方向には固定され
ており、したがつてロード・アーム2の上下運動
には無関係である。
もし、ロード・アーム・ダンピング用プランジ
ヤー16が通電されていないならば、プランジヤ
ーの心棒17はロード・アーム2の先端の運動と
ともに自由に移動する。しかし、プランジヤー1
6のソレノイドが通電された場合には、発生する
磁界の力により心棒17とロード・アーム2の下
降方向の移動はブレーキがかけられる。
なお、ロード・アーム・ダンピング用スプリン
グ3は、従来どおり取付けられている。すなわ
ち、ロード・アーム・セツト用マグネツト5が駆
動すると、スプリング19に抗してヘツド・ロー
ド・アクチユエータ1がマグネツト5に吸引され
る。これによりロード・アーム・セツト用スプリ
ング6の力がロード・アーム2を下降させ、フロ
ツピー・デイスク面に表面用ヘツド7を圧着させ
るが、デイスク面にヘツド7が圧着する直前にロ
ード・アーム・ダンピング用プランジヤー16の
ソレノイドが通電されるため、ロード・アーム2
の下降速度が遅くなり、ダンピングが行われる。
第8図は、本発明による読取りヘツドの信号お
よび各部動作のタイム・チヤートであり、第9図
は本発明のヘツド・ロード機構の電気的ブロツク
図である。
第8図aは読取りヘツドの信号、第8図bはア
クチユエータ動作指令信号、第8図cはロード・
アーム・ダンピング用プランジヤーの通電時間、
第8図dは遅延時間をそれぞれ示している。
第8図bに示すように、アクチユエータ動作指
令信号ACTが入力すると、ロード・アーム・セ
ツト用マグネツト駆動回路20が立上り時間t3
後、A点で起動され、ロード・アーム・セツト用
マグネツト5を駆動するので、ロード・アーム・
セツト用スプリング6の力でロード・アーム2が
下降を始める。
アクチユエータ動作指令信号ACTが遅延回路
22に入力すると、一定遅延時間t1の後にプラン
ジヤー駆動回路23が起動し、ロード・アーム・
ダンピング用プランジヤー・マグネツト24に電
流を供給する。t2≒10ms程度、通電することに
より、プランジヤーの心棒17はプランジヤー1
6のソレノイドにホールドされようとするので、
心棒17が取付けられたロード・アーム2の下降
方向の動作に制動がかかる。
したがつて、ロード・アーム2がフロツピー・
デイスク4に少ない衝撃で接触することができ
る。
ヘリクス・ドライブ12が回転することによ
り、キヤリツジ・アセンブリ10を移動してヘツ
ド9の読取位置を設定し、デイスク4から信号B
を読取る。
Tは、ロード・アーム・セツト用マグネツト5
の通電時間である。
いま、ロード・アーム・ダンピング用スプリン
グ3の力をFS2、ロード・アーム・アクチユエ
ータ1のスプリング19の力をFS1、プランジ
ヤー16のソレノイドによる心棒17の吸引力を
S3とすると、 FS1>FS2>FS3 ……(1) にすることが必要となる。
また、回路定数を適当に選ぶことにより、t1
t2を最適値に設定することができるから、ダンピ
ング機構の程度を簡単に変えることができる。ま
たt1の時間はスプリング6の力でロード・アーム
2が下降するので、ローデイング・タイムは比較
的遅くならない。したがつて、従来のエア・ダン
パに比較して、ローデイング・タイムを短かくで
きる。さらに、本発明では、プランジヤー16の
電流によりダンピング機構の度合を設定すること
ができる。すなわち、プランジヤー16の電流を
増加すると、t2を短縮できるので、ローデイン
グ・タイムを大きくすることなく、ダンピング効
果が得られる。この場合、(t1+t2)がローデイン
グ・タイムとなるようにt1を選択する。
以上説明したように、本発明によれば、ロー
ド・アームのダンピング機構の度合いを電流と時
間の制御によつて可変にでき、短いローデイン
グ・タイムで十分なダンピング効果を得ることが
できるので、無駄な時間を少くして、デイスク面
の損傷を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来のフロツピー・デイス
ク・ドライブのヘツド・ロード機構の平面図およ
び断面図、第3図は第1図の動作タイム・チヤー
ト、第4図、第5図はそれぞれ従来における他の
例を示すデイスク・ドライブ機構のダンピング方
式を示す概略図、第6図、第7図は本発明の実施
例を示すフロツピー・デイスク・ドライブのヘツ
ド・ロード機構の断面図および平面図、第8図は
第6図、第7図の動作タイム・チヤート、第9図
は第6図、第7図の電気的ブロツク図である。 1……ヘツド・ロード・アクチユエータ、2…
…ロード・アーム、3……ロード・アーム・ダン
ピング用スプリング、4……フロツピー・デイス
ク、5……ロード・アーム・セツト用マグネツ
ト、6……ロード・アーム・セツト用スプリン
グ、7……フエルトまたは表面用ヘツド、8……
ステツパ・モータ、9……裏面用ヘツド、10…
……キヤリツジ・アセンブリ、11……軸、12
……ヘリツクス・ドライブ、13……ドライブ・
ハブ、15……エア・ダンパ、16……ロード・
アーム・ダンピング用プランジヤー、17……プ
ランジヤーの心棒、18……プランジヤー・ホー
ルド用アーム、19……スプリング、20……ロ
ード・アーム・セツト用マグネツト駆動回路、2
2……遅延回路、23……プランジヤー駆動回
路、24……プランジヤー・マグネツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 キヤリツジ・アセンブリ上のヘツドに対向し
    て、フロツピー・デイスクを挟み、ロード・アー
    ムを下降してヘツドをセツトするフロツピー・デ
    イスク・ドライブのヘツド・ロード機構におい
    て、ロード・アームのヘツド保持部材にプランジ
    ヤー・ソレノイドの可動コアを固定するととも
    に、該プランジヤーのソレノイド部分を前記キヤ
    リツジ・アセンブリに固定し、ロード・アームが
    フロツピー・デイスクの磁性面に到達する直前に
    前記プランジヤーに通電することを特徴とするデ
    イスク・ドライブ装置におけるダンピング機構。
JP6831879A 1979-06-01 1979-06-01 Damping system of disk drive mechanism Granted JPS55160371A (en)

Priority Applications (1)

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JP6831879A JPS55160371A (en) 1979-06-01 1979-06-01 Damping system of disk drive mechanism

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JP6831879A JPS55160371A (en) 1979-06-01 1979-06-01 Damping system of disk drive mechanism

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Publication Number Publication Date
JPS55160371A JPS55160371A (en) 1980-12-13
JPS6131552B2 true JPS6131552B2 (ja) 1986-07-21

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ID=13370344

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JP6831879A Granted JPS55160371A (en) 1979-06-01 1979-06-01 Damping system of disk drive mechanism

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6129438A (ja) * 1984-07-19 1986-02-10 Sony Corp 磁気記録光再生装置
JP2726249B2 (ja) * 1995-10-25 1998-03-11 ソニー株式会社 磁気記録光再生装置

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JPS55160371A (en) 1980-12-13

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