JPH0574068A - 光デイスク装置 - Google Patents
光デイスク装置Info
- Publication number
- JPH0574068A JPH0574068A JP3259893A JP25989391A JPH0574068A JP H0574068 A JPH0574068 A JP H0574068A JP 3259893 A JP3259893 A JP 3259893A JP 25989391 A JP25989391 A JP 25989391A JP H0574068 A JPH0574068 A JP H0574068A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- optical disk
- disk device
- supporting
- lubricant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型・軽量・低価格・高性能な信頼性の高い
摺動軸受構造のキャリッジを提供することを目的とす
る。 【構成】 キャリッジ１０を支持するレイル８の表面に
潤滑剤の含浸焼付処理を施し、キャリッジ１０のレイル
８との摺動嵌合部に含油樹脂製ブッシュ７を設けた構成
としている。 【効果】 レイル８をキャリッジ１０内に設けられたブ
ッシュ７との辷り摺動摩擦係数が微小のため、キャリッ
ジ１０の高速シーク動作を長時間行っても摩耗量は微小
となり、高信頼性の摺動辷り軸受構造のキャリッジ１０
が得られる。
摺動軸受構造のキャリッジを提供することを目的とす
る。 【構成】 キャリッジ１０を支持するレイル８の表面に
潤滑剤の含浸焼付処理を施し、キャリッジ１０のレイル
８との摺動嵌合部に含油樹脂製ブッシュ７を設けた構成
としている。 【効果】 レイル８をキャリッジ１０内に設けられたブ
ッシュ７との辷り摺動摩擦係数が微小のため、キャリッ
ジ１０の高速シーク動作を長時間行っても摩耗量は微小
となり、高信頼性の摺動辷り軸受構造のキャリッジ１０
が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置に関し、
特にキャリッジの支持構造に改良を施した光ディスク装
置に関する。
特にキャリッジの支持構造に改良を施した光ディスク装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、光ディスク装置においては、小型
・軽量・低価格化と共に高速シーク化の動向があり、キ
ャリッジの支持構造として、丸棒レイルでキャリッジの
嵌合穴部を支持する、いわゆる摺動辷り軸受構造を有す
る光ディスク装置が用いられている。
・軽量・低価格化と共に高速シーク化の動向があり、キ
ャリッジの支持構造として、丸棒レイルでキャリッジの
嵌合穴部を支持する、いわゆる摺動辷り軸受構造を有す
る光ディスク装置が用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構成を有
する光ディスク装置は、丸棒レイル外周とキャリッジの
嵌合穴部との摺動辷り軸受構造となっているため、キャ
リッジの高速シーク動作を長時間行うと、摺動摩擦によ
り、摩耗量が増加し、キャリッジの初期特性が失われた
り、摩耗粉が周囲に飛散して、対物レンズ上に付着し
て、情報の書込み・読出し動作に誤動作を起こす場合が
あるという欠点がある。
する光ディスク装置は、丸棒レイル外周とキャリッジの
嵌合穴部との摺動辷り軸受構造となっているため、キャ
リッジの高速シーク動作を長時間行うと、摺動摩擦によ
り、摩耗量が増加し、キャリッジの初期特性が失われた
り、摩耗粉が周囲に飛散して、対物レンズ上に付着し
て、情報の書込み・読出し動作に誤動作を起こす場合が
あるという欠点がある。
【０００４】本発明の目的は、前記課題を解決した光デ
ィスク装置を提供することにある。
ィスク装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る光ディスク装置においては、情報記録
用光ディスクを支持して回転させるスピンドル回転機構
と、前記光ディスクに対して情報の記録・再生を行う光
ヘッドと、該光ヘッドを保持して位置決めを行うキャリ
ッジと、該キャリッジを支持するレイルとを有し、さら
に、前記レイル外周部に潤滑剤の含浸焼付処理を施した
ものである。
め、本発明に係る光ディスク装置においては、情報記録
用光ディスクを支持して回転させるスピンドル回転機構
と、前記光ディスクに対して情報の記録・再生を行う光
ヘッドと、該光ヘッドを保持して位置決めを行うキャリ
ッジと、該キャリッジを支持するレイルとを有し、さら
に、前記レイル外周部に潤滑剤の含浸焼付処理を施した
ものである。
【０００６】また、前記レイルに支持される前記キャリ
ッジの嵌合部にブッシュを設けたものである。
ッジの嵌合部にブッシュを設けたものである。
【０００７】また、前記ブッシュを含油樹脂材料とした
ものである。
ものである。
【０００８】
【作用】キャリッジを支持するレイル外周部に潤滑剤の
含浸焼付処理を施し、摺動摩擦による摩耗量を低下させ
る。
含浸焼付処理を施し、摺動摩擦による摩耗量を低下させ
る。
【０００９】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【００１０】図１は、本発明の一実施例である光ディス
ク装置の部分断面正面図、図２は、上記装置のキャリッ
ジ近傍の斜視図、図３は、図２のＸ−Ｘ線断面図であ
る。
ク装置の部分断面正面図、図２は、上記装置のキャリッ
ジ近傍の斜視図、図３は、図２のＸ−Ｘ線断面図であ
る。
【００１１】図１，図２および図３において、本実施例
の光ディスク装置は、フレーム１３に防振ゴム９を介し
て搭載されたベースプレート１と、ベースプレート１に
固定されカートリッジ５に収容された光ディスク６を支
持回転させるスピンドル２と、光ヘッドアクチュエータ
１１ｂを保持固定して位置決め動作を行うキャリッジ１
０と、光ヘッド光学系１１ａと、キャリッジ１０を支持
する外周部に潤滑剤の含浸焼付処理を施しているレイル
８とにより構成されている。
の光ディスク装置は、フレーム１３に防振ゴム９を介し
て搭載されたベースプレート１と、ベースプレート１に
固定されカートリッジ５に収容された光ディスク６を支
持回転させるスピンドル２と、光ヘッドアクチュエータ
１１ｂを保持固定して位置決め動作を行うキャリッジ１
０と、光ヘッド光学系１１ａと、キャリッジ１０を支持
する外周部に潤滑剤の含浸焼付処理を施しているレイル
８とにより構成されている。
【００１２】スピンドル２はスピンドルハブ３、スピン
ドルシャフト４及びモータ（図示せず）より構成され、
スピンドルハブ３上に光ディスク６を装着している。
ドルシャフト４及びモータ（図示せず）より構成され、
スピンドルハブ３上に光ディスク６を装着している。
【００１３】キャリッジ１０は、光ヘッドアクチュエー
タ１１を搭載し、光ディスク６に対して半径方向に直線
往復運動を行うが、このキャリッジ１０の直線往復運動
を駆動するため、永久磁石によって構成される磁気回路
１２がベースプレート１上に設けられており、キャリッ
ジ１０に固定されているコイル１４との共働作業により
キャリッジ１０の往復運動を行う。またキャリッジ１０
を支持するレイル８との摺動をなすキャリッジ１０の嵌
合部には含油樹脂製ブッシュ７が埋め込まれている。
タ１１を搭載し、光ディスク６に対して半径方向に直線
往復運動を行うが、このキャリッジ１０の直線往復運動
を駆動するため、永久磁石によって構成される磁気回路
１２がベースプレート１上に設けられており、キャリッ
ジ１０に固定されているコイル１４との共働作業により
キャリッジ１０の往復運動を行う。またキャリッジ１０
を支持するレイル８との摺動をなすキャリッジ１０の嵌
合部には含油樹脂製ブッシュ７が埋め込まれている。
【００１４】上述のように構成された光ディスク装置は
次のように動作する。まず、モータ（図示せず）によっ
て駆動される光ディスク６がスピンドル２と共に回転し
ているとき、光ディスク装置の上位装置から位置決めの
指令を受けると、キャリッジ１０は、位置決め制御回路
（図示せず）に指示されてシーク動作を行い、指令され
た所定位置において光ヘッド１１により光ディスク６へ
情報の記録・再生を行う。
次のように動作する。まず、モータ（図示せず）によっ
て駆動される光ディスク６がスピンドル２と共に回転し
ているとき、光ディスク装置の上位装置から位置決めの
指令を受けると、キャリッジ１０は、位置決め制御回路
（図示せず）に指示されてシーク動作を行い、指令され
た所定位置において光ヘッド１１により光ディスク６へ
情報の記録・再生を行う。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光ディスク
装置は、キャリッジを支持するレイル外周部に潤滑剤の
含浸焼付処理を施し、キャリッジのレイルとの摺動をな
す嵌合部に含油樹脂製ブッシュを設けるという簡単な構
成により、高速シーク動作を長時間行った場合にも、摺
動摩擦により摩耗量が極減し、且つ摩耗粉が周囲に飛散
することがなく、情報の書込み・読出し動作に誤動作を
起こすこともなく、極めて信頼性の高い光ディスク装置
を提供できるという効果を有する。
装置は、キャリッジを支持するレイル外周部に潤滑剤の
含浸焼付処理を施し、キャリッジのレイルとの摺動をな
す嵌合部に含油樹脂製ブッシュを設けるという簡単な構
成により、高速シーク動作を長時間行った場合にも、摺
動摩擦により摩耗量が極減し、且つ摩耗粉が周囲に飛散
することがなく、情報の書込み・読出し動作に誤動作を
起こすこともなく、極めて信頼性の高い光ディスク装置
を提供できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す光ディスク装置の部分
断面正面図である。
断面正面図である。
【図２】本実施例におけるキャリッジ近傍を示す斜視図
である。
である。
【図３】図２のＸ−Ｘ線断面図である。
【符号の説明】 ２ スピンドル ６ 光ディスク ７ ブッシュ ８ レイル １０ キャリッジ １１ 光ヘッド
Claims (3)
- 【請求項１】 情報記録用光ディスクを支持して回転さ
せるスピンドル回転機構と、 前記光ディスクに対して情報の記録・再生を行う光ヘッ
ドと、 該光ヘッドを保持して位置決めを行うキャリッジと、 該キャリッジを支持するレイルとを有し、 さらに、前記レイル外周部に潤滑剤の含浸焼付処理を施
したことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項２】 前記レイルに支持される前記キャリッジ
の嵌合部にブッシュを設けたことを特徴とする請求項１
に記載の光ディスク装置。 - 【請求項３】 前記ブッシュを含油樹脂材料としたこと
を特徴とする請求項１に記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3259893A JPH0574068A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 光デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3259893A JPH0574068A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 光デイスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574068A true JPH0574068A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=17340405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3259893A Pending JPH0574068A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 光デイスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0574068A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11279649B2 (en) | 2016-05-27 | 2022-03-22 | Corning Incorporated | Fracture and scratch resistant glass articles |
| US11584681B2 (en) | 2019-11-26 | 2023-02-21 | Corning Incorporated | Ion exchangeable alkali aluminosilicate glass compositions having improved mechanical durability |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6089668U (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-19 | アルプス電気株式会社 | フロツピ−デイスク・ドライブのキヤリツジ |
| JPS63129570A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-06-01 | Nec Corp | 磁気デイスク装置 |
| JPS63184967A (ja) * | 1987-01-27 | 1988-07-30 | Toshiba Corp | 光学ヘツド駆動装置 |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP3259893A patent/JPH0574068A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6089668U (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-19 | アルプス電気株式会社 | フロツピ−デイスク・ドライブのキヤリツジ |
| JPS63129570A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-06-01 | Nec Corp | 磁気デイスク装置 |
| JPS63184967A (ja) * | 1987-01-27 | 1988-07-30 | Toshiba Corp | 光学ヘツド駆動装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11279649B2 (en) | 2016-05-27 | 2022-03-22 | Corning Incorporated | Fracture and scratch resistant glass articles |
| US11584681B2 (en) | 2019-11-26 | 2023-02-21 | Corning Incorporated | Ion exchangeable alkali aluminosilicate glass compositions having improved mechanical durability |
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