JPH0729327A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH0729327A JPH0729327A JP17680293A JP17680293A JPH0729327A JP H0729327 A JPH0729327 A JP H0729327A JP 17680293 A JP17680293 A JP 17680293A JP 17680293 A JP17680293 A JP 17680293A JP H0729327 A JPH0729327 A JP H0729327A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- vibration
- arm
- shaft
- bearing
- Prior art date
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- Pending
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- Moving Of Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボイスコイルモータから発生する振動による
騒音の発生等を防止するものである。 【構成】本発明は、ディスク上にデータを読書きする磁
気ヘッドを、ボイスコイルモータにより駆動するアーム
により移動するものにおいて、アームをシャーシに固定
されたシャフトにベアリングを介して回転自在に枢支さ
れたスリーブにて固定すると共に、少なくともシャフ
ト、又は/及びスリーブ、ベアリングを制振鋼材で構成
して成るものである。
騒音の発生等を防止するものである。 【構成】本発明は、ディスク上にデータを読書きする磁
気ヘッドを、ボイスコイルモータにより駆動するアーム
により移動するものにおいて、アームをシャーシに固定
されたシャフトにベアリングを介して回転自在に枢支さ
れたスリーブにて固定すると共に、少なくともシャフ
ト、又は/及びスリーブ、ベアリングを制振鋼材で構成
して成るものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク上にデータを
読書きする磁気ヘッドを、ボイスコイルモータにより駆
動するアームにより移動する磁気ディスク装置に関す
る。
読書きする磁気ヘッドを、ボイスコイルモータにより駆
動するアームにより移動する磁気ディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば2.5インチ、1.8インチ等の
比較的小型の磁気ディスク装置では、は、特開平3−1
378号公報にて示される様に、磁気ヘッドを搭載した
キャリッジアームをボイスコイルにより駆動している
が、これらモータでは、シーク動作時、読取、書込動作
時等の磁極の変化により振動を発生し、この振動がアー
ムを支持するシャフト、スリーブ等と共振して騒音を発
生すると共に、読取、書込性能等に影響を及ぼすという
問題がある。
比較的小型の磁気ディスク装置では、は、特開平3−1
378号公報にて示される様に、磁気ヘッドを搭載した
キャリッジアームをボイスコイルにより駆動している
が、これらモータでは、シーク動作時、読取、書込動作
時等の磁極の変化により振動を発生し、この振動がアー
ムを支持するシャフト、スリーブ等と共振して騒音を発
生すると共に、読取、書込性能等に影響を及ぼすという
問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ボイスコイ
ルモータから発生する振動による騒音の発生低減等を目
的とするものである。
ルモータから発生する振動による騒音の発生低減等を目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスク上に
データを読書きする磁気ヘッドを、ボイスコイルモータ
により駆動するアームにより移動するものにおいて、ア
ームを、シャーシに固定されたシャフトにベアリングを
介して回転自在に枢支されたスリーブにて固定すると共
に、少なくともシャフト、又は/及びスリーブを制振鋼
材で構成して成るものである。
データを読書きする磁気ヘッドを、ボイスコイルモータ
により駆動するアームにより移動するものにおいて、ア
ームを、シャーシに固定されたシャフトにベアリングを
介して回転自在に枢支されたスリーブにて固定すると共
に、少なくともシャフト、又は/及びスリーブを制振鋼
材で構成して成るものである。
【0005】又本発明は、上記ベアリングを制振鋼材で
構成して成るものである。
構成して成るものである。
【0006】
【作用】ディスク上にデータを読書きする場合には、ボ
イスコイルモータを作動してアームをディスク上の所定
位置に移動して行う。
イスコイルモータを作動してアームをディスク上の所定
位置に移動して行う。
【0007】又、ボイスコイルモータの作動により発生
する振動を、制振鋼材で構成したシャフト、スリーブ、
ベアリングにより吸収し、振動による騒音の発生を低減
すると共に、振動による読取、書込性能への影響を防止
する。
する振動を、制振鋼材で構成したシャフト、スリーブ、
ベアリングにより吸収し、振動による騒音の発生を低減
すると共に、振動による読取、書込性能への影響を防止
する。
【0008】
【実施例】本発明による実施例を、先ず図1に基づき説
明すると、(1)は例えば2.5インチのハードディスク
ドライブ装置で、上面を開口(2)したベースシャーシ
(3)内に、2枚のディスク(4)(4)、これらのディスク
を回転するスピンドルモータ(5)、上記ディスク(4)
(4)にデータを書込み、かつ書込まれたデータを読取る
磁気ヘッド(6)(6)・・を移動するアクチェータアーム
(7)、このアクチェータアームを駆動するボイスコイル
モータ(8)等を配設している。
明すると、(1)は例えば2.5インチのハードディスク
ドライブ装置で、上面を開口(2)したベースシャーシ
(3)内に、2枚のディスク(4)(4)、これらのディスク
を回転するスピンドルモータ(5)、上記ディスク(4)
(4)にデータを書込み、かつ書込まれたデータを読取る
磁気ヘッド(6)(6)・・を移動するアクチェータアーム
(7)、このアクチェータアームを駆動するボイスコイル
モータ(8)等を配設している。
【0009】尚上記ボイスコイルモータ(8)は、アクチ
ェータアーム(7)の後端部に装着されたコイル(9)と、
このコイルに対向して配設されたマグネット(10)と、こ
のマグネットを上記ベースシャーシ(3)に固定するヨー
ク部材(11)(12)とから主に構成している。
ェータアーム(7)の後端部に装着されたコイル(9)と、
このコイルに対向して配設されたマグネット(10)と、こ
のマグネットを上記ベースシャーシ(3)に固定するヨー
ク部材(11)(12)とから主に構成している。
【0010】一方上記アクチェータアーム(7)は、先端
に上記磁気ヘッド(6)(6)・・をサスペンション(13)(1
3)・・を介して装着し、かつ中心より後端寄りに、図2
にて示す様な例えば日立金属の商品名「防振合金ZSL
28」等の制振鋼材から成るスリーブ(14)を嵌入し、か
つこのスリーブ内には、ベアリング(15)(15)を介して上
記ベースシャーシ(3)にビス(16)固定されるシャフト(1
7)を装着している。
に上記磁気ヘッド(6)(6)・・をサスペンション(13)(1
3)・・を介して装着し、かつ中心より後端寄りに、図2
にて示す様な例えば日立金属の商品名「防振合金ZSL
28」等の制振鋼材から成るスリーブ(14)を嵌入し、か
つこのスリーブ内には、ベアリング(15)(15)を介して上
記ベースシャーシ(3)にビス(16)固定されるシャフト(1
7)を装着している。
【0011】又上記ベアリング(15)(15)、及びシャフト
(17)も、スリーブ(14)と同様に制振鋼材にて構成してい
る。
(17)も、スリーブ(14)と同様に制振鋼材にて構成してい
る。
【0012】而してアクチェータアーム(7)のシーク動
作、読取、書込動作時には、ボイスコイルモータ(8)を
作動してアクチェータアーム(7)を移動し、磁気ヘッド
(6)(6)・・をディスク(4)(4)上の所定位置に移動す
る。
作、読取、書込動作時には、ボイスコイルモータ(8)を
作動してアクチェータアーム(7)を移動し、磁気ヘッド
(6)(6)・・をディスク(4)(4)上の所定位置に移動す
る。
【0013】そして上記ボイスコイルモータ(8)の作動
時には、上記コイル(9)への通電による磁極変化により
振動を生じるが、これらの振動を、シャフト(17)、ベア
リング(15)(15)、スリーブ(14)により吸収し、ベースシ
ャーシ(3)等への振動の伝達による騒音の発生、サスペ
ンション(7)(7)・・等への振動の伝達による読取、書
込性能への影響を防止する。
時には、上記コイル(9)への通電による磁極変化により
振動を生じるが、これらの振動を、シャフト(17)、ベア
リング(15)(15)、スリーブ(14)により吸収し、ベースシ
ャーシ(3)等への振動の伝達による騒音の発生、サスペ
ンション(7)(7)・・等への振動の伝達による読取、書
込性能への影響を防止する。
【0014】
【発明の効果】本発明による構成により、アームを支持
するシャフト、ベアリング、スリーブ部分に制振鋼材を
用いる事で、ボイスコイルモータにて発生する振動を該
部で吸収し、振動の他の部分への伝達による騒音の発生
を防止すると共に、振動吸収による読取、書込性能等の
向上を計る事が出来る。
するシャフト、ベアリング、スリーブ部分に制振鋼材を
用いる事で、ボイスコイルモータにて発生する振動を該
部で吸収し、振動の他の部分への伝達による騒音の発生
を防止すると共に、振動吸収による読取、書込性能等の
向上を計る事が出来る。
【図1】本発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す要部の側面縦断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 3 ベースシャーシ 4 ディスク 6 磁気ヘッド 7 アクチェータアーム 8 ボイスコイルモータ 14 スリーブ 15 ベアリング 17 シャフト
Claims (2)
- 【請求項1】 ディスク上にデータを読書きする磁気ヘ
ッドを、ボイスコイルモータにより駆動するアームによ
り移動するものにおいて、上記アームを、シャーシに固
定されたシャフトにベアリングを介して回転自在に枢支
されたスリーブにて固定すると共に、少なくとも上記シ
ャフト、又は/及びスリーブを制振鋼材で構成した事を
特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項2】 上記ベアリングを制振鋼材で構成した事
を特徴とする、上記請求項1に記載の磁気ディスク装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17680293A JPH0729327A (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17680293A JPH0729327A (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729327A true JPH0729327A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16020102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17680293A Pending JPH0729327A (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729327A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5914837A (en) * | 1995-11-21 | 1999-06-22 | Western Digital Corporation | Disk drive having elastomeric interface in pivot bearing assembly |
US6053638A (en) * | 1997-01-28 | 2000-04-25 | Nsk Ltd. | Ball bearing device for a swing arm |
KR100385326B1 (ko) * | 1999-11-12 | 2003-05-23 | 삼성전자주식회사 | 진동 단절 수단 |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP17680293A patent/JPH0729327A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5914837A (en) * | 1995-11-21 | 1999-06-22 | Western Digital Corporation | Disk drive having elastomeric interface in pivot bearing assembly |
US6053638A (en) * | 1997-01-28 | 2000-04-25 | Nsk Ltd. | Ball bearing device for a swing arm |
US6461050B2 (en) * | 1997-01-28 | 2002-10-08 | Nsk Ltd. | Ball bearing device for a swing arm |
US6634103B2 (en) | 1997-01-28 | 2003-10-21 | Nsk Ltd. | Method of stabilizing high-speed control of ball bearing device |
KR100385326B1 (ko) * | 1999-11-12 | 2003-05-23 | 삼성전자주식회사 | 진동 단절 수단 |
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